G180Wエンジンオーバーホールリポート  その2

by show1

2. エンジンの分解
 エンジンを加工に出すため全部ばらします。
ヘッドのオーバーホールは経験があるのですが,ブロック側のバラシは始めてです。
全部ばらして,部品やボルト類は整理してしまっておきます。
 ヘッドはスタッドボルトを全部外します。
 シリンダブロックも全部ばらして…・
 加工は八王子にあるナプレックさんに依頼しました。あるコネで安く加工していただけるということで…
 加工に出したのは2002年の、えーいつだっけ?
2002年はいろいろ公私共に忙しく,そのまま預けっぱなしになっていました。
また、加工に出したシリンダヘッドもそのままでは問題があって使えないと言うことで別のヘッドを入手することになりました。
(バルブシートが沈んでいて,ノーマルカムとバルブの組み合わせでは使えない+カムキャップが欠品のため
→シリンダヘッドとカムキャップは製造時に一体で加工するため、別のエンジンのものを使うと芯が合わず,
問題あり,と言うことだそうです。ちなみに、oku氏のエンジンや私のエンジンは別のエンジンのカムキャップを
使っていますが特に問題は出ていません。まあ、そのせいでトラブルが出て,加工屋さんの責任にされるのを嫌っている
ということでしょうか?)

そんなわけで、2002年の年末にモリテクさんにヘッドを譲っていただき,分解,ポート加工をしていたら2003年の春が来ていました。
ヘッドはオイルまみれだったので、洗浄にはマジックリンを使いました。結構油汚れが落ちます。
ただし手が荒れます。
カーボンがたっぷりついたバルブはボール盤にくわえ、サンドペーパーで落とします。
バルブの掃除1バルブの掃除2

ポートの加工は、ボール盤にフレキシブルシャフトをつけ、超硬の刃でガスケットのあとにそって削ります。
ポート

そして、気がつけばもうすぐ5月連休、というタイミングになり、なんとか5月連休中に加工を依頼したブロック、ヘッド、ピストンを
受け取りました。しかし、受け取って家に帰って来て気付いたらクランクシャフトを受け取るのを忘れていました。
連絡してクランクは佐川急便で送ってもらいました。
■教訓  加工屋さんのフォローはしっかりしよう!

5月3日、組み付け開始と言いたいところですが、
・中古ピストンのカーボン落とし
・シリンダーブロック洗浄
・バルブ擦り合わせ
・シリンダーブロック塗装
という下準備が待っていました。
ブロックの洗浄は、家の水道ホースを使い洗いました。
洗浄後にはサビ防止にCRC556をたっぷり吹いておきます。
エンジンブロックの掃除
ブロックを日向に干しておいて、バルブのスリ合わせをしこしこと行います。
シリンダーブロックはシンナーで脱脂し、缶スプレーで塗装します。
色は、インプレッサのブルーマイカです。
ピストンはカーボンがびっしり。これはクレのエンジンコンディショナーをスプレーし、
一晩置いてから落としました。こうすると結構落ちやすくなります。
今回、カーボン落としや、あとはガスケットをはがす時にエンジンコンディショナーが非常に
役に立ちました。オススメです。
どっかで買ったガスケットリムーバーは全然ガスケットがはがれませんでした。
しかしエンジンコンディショナーは強力です。なお、塗装もはがしてしまいますので要注意!
ピストンの掃除
↑ピストン掃除中

5月4日
・バルブ組みつけ
・クランク、ピストン組みつけ
(クランク親メタルクリアランス測定-→0.05mm)
(子メタルクリアランス測定-→0.025mm)
・レイシャフト組みつけ
・1次タイミングチェーン組みつけ
安物のピストンリングコンプレッサーを使ってピストンをシリンダに挿入しようとしましたが、
全然使い物にならず、結局指や爪でリングを縮めて組み付けました。
おかげで爪がバリバリになってしまいました。



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