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 <資料>
 一高校生の詩

 8月のある日、スタッフのもとに、古い知人から次のようなメールが届きました。
「皆さん今日は。連日、猛暑が続いていますが、皆様にはお変わりありませんか。添付ファイルでお送りする詩は、今年6月23日、摩文仁の丘で行われた沖縄戦の犠牲者を慰霊する追悼式で発表されたものです。書いたのは沖縄県立首里高校三年金城実倫君です。彼は昨年、開戦前のイラクを訪れた平和団体の講演を聞きました。以来、友達と笑い合っている時にも、世界の別の場所で戦闘が繰り広げられていることが頭をよぎるようになりました。糸満市の平和記念資料館で戦争体験者の証言をむさぼり読み、塾の自習室でこの詩を書き上げました。
過去は大人のしたこと。未来は子供たちのすること。未来に生きる若者の心の叫びを読んで下さい」
 一読して「いい詩ですね」と感想を返信したのですが、その後、ぜひ〈60年目の証言〉サイトの(資料)として転載したいという気持ちが心の底から湧き上がってきました。そこで、メールをくれた知人の了解を得て、次に紹介することといたします。

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世界のどこかで
「戦争」が起きている
人は何を求め
何を奪うために
「戦争」をするのか

私たちは
生きている
私たちは
生きている
だから
目をそらさずに
見つめていこうではないか
今世界で何が起きているかを!

「命の」尊さ
自然のすばらしさを!
そして
「平和」の真の意義を!
戦争をしないと決めたこの国で……

                   沖縄県立首里高校三年 金城 実倫

日本軍・沖縄県民合せて20万人以上の犠牲者を出した沖縄戦は昭和20年6月23日、終結しました。
右の詩は今年の6月23日、摩文仁の丘で行われた慰霊式で発表されたものです。



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