6922使用 ヘッドフォン用 ミニチュアアンプ

有名なYAHAアンプです

 

先日、秋葉原の近くに行く用事がありふらりと立ち寄ったのは、
以前に、お友達の快さん、goroさんと一緒に行った、クラシックコンポーネンツという真空管屋さん。

かねてより作ってみたかった「真空管アンプ」 なるものにチャレンジしてみようと、
急遽、「6DJ8」という真空管の購入を決意、お店の優しいマスター?に色々と教えてもらいながらワクワクと物色。

 

球の種類

「コレとコレとコレは差し替えて使えるよ〜。」

「これが6DJ8。現生産品でチェコ製。」

「これも6DJ8の上位機種で、軍用品の6922。USA製。もう作ってないんだよね。」

「こっちももう作ってないからあまり本数無いんだけどね。なんとかかんとか・・・(失念)」

 

マスター?のおすすめで、やっぱりミリタリースペックというのが性能折り紙つき&格好イイ6922ってのをチョイス。
(本当の理由は値段がお手ごろだったから)

ちょっと高い稀少品の球はもっと適切で良い使い方が出来る人のために取っておくものとか言ってちょっと自信無い逃げ口実。

 

自作ヘッドホンアンプ 6DJ8+NE5532
http://www.sky.sannet.ne.jp/tossi/yaha/yaha1.html

製作にあたり上記のサイト様を超参考にさせて頂きました。
というよりもYAHAを理解するのに完全に頼っちゃった。色々と勉強させて頂き大感謝です。



実態配線図のようなもの


スゲー手抜き図


入力のコンデンサーは最終的に0.1uF。 上の図には無いがついでにラインアウト端子も増設。
電源には秋月製の12V ACアダプターを使用。真空管用にデカップリングとして120Ωの抵抗と2200uFを挿入。



〜完成後〜

出音は、回路や定数もそうだが、とにかく見た目がかなり影響する(色んな意味、第一印象は大事)ので、
コンセプト、イメージ的には、いかにも 「真空管アンプ」 のような形を構想。(でも斬新なレイアウトとか言われちゃったり)

一見ミニチュアアンプ。でもちっちゃいけれどいっちょまえに真空管。
外部アンプ用の「真空管プリアンプ」として使ってみたんだけどこれがまた良かった。
見た目なんか真空管アンプっぽくていい。今までの作品ではなかなかのお気に入り。

手のひらの部分に余裕で収まる。可愛い。見てて楽しいー。
面積的には、タバコの箱の半分強位。手のひらの部分に余裕で乗る位のサイズ。




シャーシ部分。
実際には、無駄に大きく作るのも箱が勿体無いので、未完成のままで余っている小さなタカチのYM箱を使用。

快さんコンデンサーと7806だけは安全上?ハンダしてあって取り外せない。他の部分は全てネジで分解可能。
ベース色をシルバーとブラックで統一すると音のコントラストが向上した。(嘘)
(こういう雰囲気を重視する事こそ作品を大切にするコツとか思う)
オペアンプソケットの中にはいつもの積セラたん。ヒキコモリ。

 

「小さいくせ無駄にゴージャス」 にしたかったので、
後ろはちょっと本格的にラインアウトも装備。こいつに外部アンプを挿せば真空管プリアンプという目論見。

そびえたつ茶色の渋いコンデンサーは、快さんにお土産で頂いた50V/2200uF。
茶色は、いかにも「通」な音が出そうで渋くてよい。
しかし調べてみたら我らの秋月製。個人的には秋月製のコンデンサーは大好き。良いものをありがとう!>快氏
予想通り、温もりのような深みのある音に。(嘘)

 

ヒートシンクは12V→6Vの7806レギュレーター用。ヒートシンクが着くだけでそれはゴージャス。
これがしっかりとほんのり暖まるところがいかにも、いかにもっぽくてグッド。
触ってあたたかさを楽しめるのも音の良さには重要なスパイス。音の温かみが増す。(嘘)

 

入力のコンデンサーはちょっと高級なポリプロピレン 0.01uF。@100円。
ここのコンデンサーの色と値段は出音にモロに影響する。
それはちょっと嘘だが、とにかく容量では当たり前に相当変わるので注意が必要。
真空管のヒーターのオレンジ色に合わせてやることで、音に命が宿る。(これも嘘)

 

出力のコンデンサーはMUZE。色々なコンデンサーを試すもやっぱりMUZEっていい。
通常品を使用すると、音がぼやけるような、音の角が丸まってしまうような感じ。
あんまり重要視しちゃいないけど、やっぱりコンデンサーって音変わっちゃうんだなーと。
性能の良し悪しとか良くわかんないけど、音では味付けが若干違ってくる感じ。あーやっぱり音響用ってちがうのかなー

 

6922のロゴの緑と合わせる事で、先のオレンジと緑で、
果実にも似たみずみずしくフレッシャブルで甘酸っぱい十代のきらめきの(キンモー)

 

細かい部分も含め、加工は現物合わせの無計画だったが、オペアンプのソケットもうまく面イチになった。

脱いでもらう。アッー!

こんな感じで色々と差し替えて遊ぶ。部品の色には特に重点を置く。(雰囲気)
コンデンサー、オペアンプ、真空管を載せ換え、着るものが変わると印象はガラリと変わる。性格も変わるので面白い。
人形でも本物でも着せ替えの出来ないものはつまらんものとか。(なんのことだい)

今回は真空管とオペアンプのハイブリット回路だけど、
そのうち真空管のみの構成のものを作ってみたい。

このままで大きかったら迫力あるんだろうけどな〜・・・
デカ球一発 なんてヘンテコなアンプで格好良い。いつか作ってみたいgoroさん案:手あぶりアンプ。

おまけ

オペアンプ、入出力のカップリングコンデンサーを吟味。

 

 

いやー聴き飽きた。

現在はフィルムの0.1uF/MUZEの470uF。
音はやはり通常品とは多少違って聴こえる気がする。
オペアンプはNJM4580DDをチョイス。が、ちょっと再度他のも試したい。


 

〜12AU7Aを挿してみよう〜 (動くかしらないけど)

12AU7A使用時の主要部分の配線図。

 

単純に6922から差し替えただけではヒーターの片チャンネルが動かない。

球の不良かと思ってgoroさんに聞いたらそりゃ動かないよとのご指摘で無事解決。

goroさんによると、この球は6.3Vのヒーターが二個入っていて、

その6.3Vのヒーターを、2個を直列にして12Vで使うか、2個を並列で6.3V×2で使うか。な〜るほど〜。

4,5ピンと9ピンの配線が変わります。

 

6922 : 4ピン、5ピン=片方に6V、もう片方にGND (どちらでもいい) 9ピン=GND

12AU7A : 4ピン、5ピン=6V  9ピン=GND

 

ピポッ♪ 
MEMORY 640KB +1024KB
OK (PC-9801か)
懐かしいロゴ NECの12AU7Aが動きだす。

6922とはまた全然違う音。
このNECのロゴ。PC-98好きにはたまらない。それだけで感動。

「これが真空管の音の差なんですね コレが真空管の音の差なんですね」
(どちらもまともな使い方じゃないけど一応これも差ということにしておくとすごく面白い。)

真空管ってスゴイ。動いてるというだけですごく楽しい。「石とは違うのだよ石とは。」

 

12AU7Aをつけると、スッキリカッチリした6922に比べて、

多少広がりがあり、音が響く感じでいながら柔らかく、なんとも言えない聴き心地になります。

若干低音域が弱いのは、「まさにシングルアンプじゃないか!」とか思える。


「やはり真空管は違うな〜」

なんていう風に、そういう事にしておくと更に気持ちが良いです。
(そういうマインドコントロールで音に酔うと気持ちがいい。)

真空管おもしれぇ〜。

真空管の扉の前まで案内してくれたgoroさんと快さんに感謝!!