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100%オーガニックコットンのクロス
ukuleleを拭きましょう!


1 はじめに

ウクレレを弾いた後、そのままケースに突っ込んでおくと、腕の汗や手垢がこびり着いてしまいます。
また、これからの季節、裸でウクレレを弾く(こういう人はあまりいませんが・・・)と汗まみれになり、男くさいウクレレになってしまいます。
やはり、可愛いウクレレには、いつも清楚でいてもらいたいです。

ウクレレはシャワーを浴びることはできませんから、布で拭くことが一般的です。
さて、どんな布で拭くといいのでしょうか?


2 今までのクロス

■シリコンクロス

最も使われているクロスです。ある程度の値段がするウクレレを買うと、おまけで付いてきます。たいてい、お店の名前と電話番号入りです。

シリコン加工されたこのクロスで磨くと、汚れを落とすだけでなく、ウクレレの表面に薄いシリコンの皮膜を形成し、光沢を生むとともに、ウクレレの表面を保護する優れものです。

値段も安いですし、ほとんどのウクレレに向いていますが、オールドのウクレレや薄いラッカー塗装のウクレレには、シリコンが悪影響を及ぼすと言われる方もいらっしゃいます。

また、汚れたときに洗濯は可能ですが、周辺から糸がほつれてきます。


洗濯すると端から糸がほつれてくる

シリコンクロスと同じ素材で、シリコン加工がないクロスもあります。これは、ポリッシュをつけて楽器を磨き上げるときに使いますが、乾拭きにも向いています。


ノン・シリコン加工のクロス

■超極細繊維のクロス


左:眼鏡拭き(カネボウ クラウセン)、右:YAMAHAクロス(帝人ミクロスター)

超極細の化学繊維をハイテク技術で織り上げたクロスです。
目に見えないマイクロ繊維が、ゴミの微粒子や油膜の汚れを絡め取ってくれます。

このクロスはハイテク眼鏡拭きとして有名ですが、最近は毛穴の汚れがきれいに取れると言うことで、ご婦人方の洗顔タオルとしても使われています。

眼鏡拭き用は小さくて細かい部分を磨くには適していますが、やはり、楽器用の大きなものの方が、拭きやすいです。

値段は高いですが、繰り返し洗濯できます。
しかし、繊維の特に細かいものは、表面がツルツルのウクレレだと、貼りついてしまい、滑らかに拭けない場合もあります。


鏡面加工したウクレレだと、くっつく場合がある

■その他

ウクレレを拭く布は、柔らかくて糸くずが出なければよいので、おしゃれなハンカチでもOKです。
また、ナースの方は、ガーゼを使ってもいいでしょう。しかし、白いホウタイは巻かないでください。誤解されます。


3 100%オーガニックコットンのクロス

 (1) オーガニックコットンとは

この度、フロロカーボン弦でお馴染みのWorth Creationさんで、100%オーガニックコットンを使用した楽器用クロス Worth Instrumental Cloth が開発されました。

さて、オーガニックコットンとは何でしょうか?ネットで調べましたら、次のようなことが分かりました。

■オーガニックコットン 【organic cotton】

化学肥料や農薬を使わない農地で栽培され,加工の過程でも化学処理をせずにつくられた綿。ベビー服や肌着,タオルなどに使われる。有機栽培綿。
goo 辞書>


無農薬野菜のような綿のようです。しかし、食べ物でないのに、なぜ、無農薬にこだわるのでしょうか?さらに、調べてみますと、

【一般的な綿】

  • 綿は虫がつきやすく、非常に大量の農薬が使われている。
  • 綿を刈り取るときは、枯葉剤で枯らしてから機械で刈り取る。
  • 農薬まみれ、化学物質まみれの綿を使っていると、皮膚や口から有害物質が人体に取り込まれる

【オーガニックコットン】

  • オーガニックコットンは、たい肥で栄養を与え、天敵で害虫を駆除している。
  • 収穫の時は、水を止め、自然に枯れるのを待つ。
  • さらに、漂白も染色も行っていない
  • 世界中でまだ0.4%しか作られていない貴重な布。

という事が分かりました。
大切なウクレレを拭くには、どちらが適しているかは自明の理だと思います。

Worth Creationの高橋さんに伺ったところ、このWorth Instrumental Clothは、3年間かけて無農薬畑を作り、そこから取れる綿花を手紬で糸にして、それを手織りで織り込んでいるそうです。

 (2) オーガニックコットンでウクレレを拭いてみて

Worth Instrumental Clothの大きさは、48cm×48cmで、スタンダードウクレレをすっぽりと包み込む大きさがあります。

これだけの大きさがありますと、広い面積も一気に拭くことができます。
また、縁にはほつれないように、最小限の縫製が施されています。

手織のため、繊維の太さはまちまちですが、これが布に適度なでこぼこを与え、汚れが落ちやすくなっています。
また、このオーガニックコットンの吸水率は127%で、ウクレレに着いた汗などを確実に除去してくれます。
ボディに付着した手の脂も、サッと軽く拭くだけでOKです。

感触はフワフワとしていて、綿花で拭いているようで、とても官能的です。
このように、柔らかいので、楽器をやさしく拭くことができます。


4 まとめ

ウクレレを拭くためのクロスは、必需用品です。弾いた後、いつも拭く習慣をつければ、ウクレレはいつまでも輝きを失いません。

ウクレレを買うと、おまけでついてくる物ですから、そんなにも気にすることはないですが、色々な種類のクロスがあります。

大切なウクレレを拭くのには、どんなクロスが良いのかを少し考えてみてはいかがでしょうか。

【参考HP】 


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