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石川県在住のbakaponさんから、福井県鯖江市の西山公園のウクレレ地蔵探訪の旅のレポートと写真が届きましたので、ご紹介いたします。

ウクレレ地蔵探訪の旅 by bakaponさん

ウクレレ地蔵探訪の旅に行って来ました!
場所は福井県鯖江市の西山公園です。
ここは公園いっぱいにつつじが植えられていて5月のはじめには
満開になり、それはみごとなものです。
さてさて、こんなところに本当にウクレレ地蔵はいらっしゃるのか?

園内はかなり広いので、まずは公園の案内図を見てみます。
やはり、ウクレレ地蔵なんてどこにも書いてありません。
しかたがないのでウクレマニアの感にたよって進みます。
精神を集中してウクレレ地蔵は・・・こっちかなっと階段を上がっていくと
なにやら「祈りの道」の標識が・・・あっ、なんだこの道は〜〜!

祈りの道 音楽地蔵全体
祈りの道 音楽地蔵全体
道沿いには何十ものお地蔵さんが並んでいるではありませんか!
無我夢中でお地蔵さんの顔を見ながら坂道を上っていくと
少し広くなっていて、たくさんのお地蔵さんが並んでいる中に、
ありました!スチールギター地蔵、その隣にウクレレ地蔵です!
サックスを吹いている地蔵、太鼓を叩いている地蔵、
なにやら本を広げている地蔵、マイクを持って歌っている地蔵
全部で6体です。地蔵たちの端に「音楽地蔵」の石柱が。

奇跡的にもまったく迷うことなく最短距離でお地蔵さんたちに会うことが
できました。これはお地蔵さんが引き寄せてくれたに違いありません。

お地蔵さんの背中にまわってみます。

スチールギター地蔵と、その隣の本を広げている地蔵には
「山口軍一」の名前が、さらにスチールギター地蔵には「不滅布哇琴」
本の地蔵には「早津敏彦を偲ぶ」の文字が。
ウクレレ地蔵の背中には「山口銀次」の名前が。
サックス地蔵には「秋本薫」、太鼓地蔵には「樋口宏治」の名前が。
マイク地蔵には「黒い花びらの水原弘さん」の文字が書かれています。

MATTさんの股弾き、いや膝弾き地蔵も探しましたがありませんでした。(笑)

お地蔵さんたちの前でへたくそな「クレイジーG」を弾いてから帰ってきました。

音楽地蔵石柱 サックス地蔵 太鼓地蔵
音楽地蔵石柱 サックス地蔵
背中に「秋本薫」の名前
太鼓地蔵
背中に「樋口宏治」の名前
 
スチールギター地蔵&本を広げた地蔵 スチールギター地蔵アップ
スチールギター地蔵&本を広げた地蔵 スチールギター地蔵アップ
 
スチールギター地蔵の背中 本を広げた地蔵の背中
スチールギター地蔵の背中
「不滅布哇琴」「山口軍一」の文字
本を広げた地蔵の背中
「早津敏彦を偲ぶ」「山口軍一」
 
ウクレレ地蔵&Famous FU-250
ウクレレ地蔵&Famous FU-250 ウクレレ地蔵の背中
「山口銀次」の文字
 
マイク地蔵 膝弾き地蔵
マイク地蔵
「黒い花びらの水原弘さん」
膝弾き地蔵
Copyright(c) 2000-2001 bakapon-san レポート及び画像の著作権はすべてbakaponさんに帰属します。
無断転用はご遠慮願います。

bakaponさん、ありがとうございました。

続きまして、MATTさんからゲストブックへ「ukulele地蔵」の秘密について教えていただきましたので、ご紹介します。
MATTさん、ありがとうございました。

 
ukulele地蔵の秘密 by MATTさん
bakaponさん 素晴らしいレポートありがとうございました!

NUAの掲示板でもウクレレ地蔵山口銀次さんの一番弟子の岩本さんがbakaponさんに感謝されていました!

この一連のお地蔵さん建蔵の仕掛け人はNUA名誉会員の山口軍一さんで、お兄さんの銀次さんと一緒に、あるきっかけで鯖江のお地蔵さん広場?を知りました。
その場所はどのようなお地蔵さんも大歓迎ということを知った山口さんご兄弟が「音楽地蔵」というアイディアを思いつき、地元の方に相談したところ「祈りの道」の中の「一等地!」を「音楽地蔵コーナー」として提供して貰えることになり、まずスチール・ギター地蔵とウクレレ地蔵を建蔵したとのことでした。その際ハワイでスチール・ギターがすたれていくのを悲しみ「不滅布哇琴」と刻んだのだそうです。

もちろん「ウクレレ地蔵」を建蔵したときは銀次さんもご健在で、当時の記事によると「これを機会にたくさんの音楽関連のお地蔵さんが建つことを期待」されていたようですが、現在のところ六体のすべてが山口さんご兄弟関連ということがちょっと残念ではあります。

水原弘さんはNUA掲示版に岩本さんが書かれているように、山口銀次とルアナ・ハワイアンズの歌手としてデビューし、その後歌謡曲の歌手に転進した方で、当時はハワイアン出身の歌謡曲歌手は大変たくさん居たようです。
古い話ですが、今は形骸化してしまった「日本レコード大賞」の第1回大賞を「黒い花びら」で受賞した歌手水原弘さんはわが国音楽史を飾る人物でした。

樋口宏治さんはルアナ・ハワイアンズのメンバーで、大変ヒョウキンな行動で人気を博したかたです。たとえばステージでコンガを叩きながら当時ナット・キング・コールの唄で大ヒットをしていた「キサス・キサス」をとぼけた声で唄っているうちに、「キサス・キサス」が「突き刺す・突き刺す!」になり、最後に「グサリ!」と息を引き取るしぐさをするので聴衆は大喜びをしました。

早津敏彦さんはハワイアン音楽評論家の第一人者で、NHK−FMのハワイアン音楽番組「メレ・ハワイ」を長期間担当されるとともに、レコードの解説やハワイを含む南太平洋の音楽・文化に関する研究に基づいた著書もたくさん上梓されていた方でした。それでこのお地蔵さんは本を開いているのです。
早津さんはパーティーなどではご自分でもウクレレを弾き、灰田有紀彦さんの「こりゃさの音頭」などを楽しそうに唄う姿が今でも思い出されます。

秋本薫さんはポリドール専属のアレンジャーで、ルアナハワイアンズが演奏するアルバムの中で「日本の音楽」のようにハワイアン音楽ではない分野のアレンジを担当した方なのです。秋本さんは現在でもお元気に活躍されているそうです。

すでに六体のうち四体のお地蔵さんが物故者のお地蔵さんとなりましたが、毎月NUA例会で素敵なスチール・ギターをご披露いただいている山口軍一さんから、次の例会でさらに詳しいお話をうかがえるのではと期待しております。

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