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2001/02

「吹雪を呼ぶ女 初めての美瑛の冬 二泊三日」    

厳冬の美瑛は、あいにくの荒れたお天気でした。
とはいえ氷点下10℃の気温も思ったより寒くなく、屋根に積もった綿のような雪長〜いつらら粉雪はサラサラで、雪道を「きゅっきゅっ」と音を立てて歩くのも楽しいし、
北海道の冬 「しばれ体験」 充分に堪能してきました。

とっても期待していた ダイアモンドダスト霧氷、冬晴れの空に十勝岳連峰と雪の美瑛の丘
冬ならではの風景には残念ながら出会えませんでした。

それどころか いきなり「暴風雪警報」です(T_T)

それでも… 美瑛はやっぱりすばらしい。
粉雪舞う中、たまに顔を覗かせる太陽の光で表情をくるくる変化させる丘。
初夏や初秋の景色とはまったく違った 丘一面 白銀の世界幻想的な風景をたくさんみせてくれます。



                                                      2001/02
 ■ 1日目 旭川空港→美瑛→東神楽 
◇走行距離 約110km  ◇天気 一瞬晴れ(上川地方:暴風雪警報) ◇気温 −10℃ 〜 −12℃ 
  
* 画像上にポイントを置くとコメントが見られます
 
◆ よりにもよって暴風雪警報    

旭川空港、雪、−10℃、今日は暖かいほう、だそうです(^^ゞ  
 というわけで、低気圧の影響で「暴風雪警報」がでている北海道へ。
 晴天の羽田では
 「旭川空港、雪の影響によっては、千歳空港に変更もあります」
 というアナウンス。(^_^;)
 今までで一番、不安な旅立ちとなりました。
 とりあえず、なんとか無事に旭川空港に辿り着きましたが……




美瑛・パノラマロード 雪道だか、丘だか、空だか、一面真っ白っ!
 いやぁ〜 もう、スゴイです。  一面真っ白です。 
 空だか大地だか道だか、なんだかわかんない。
 あまりにすごすぎて、笑っちゃうほど。ものすごく豪快で繊細な雪景色です。

 夏や秋に走った、あんなに広くて快適な道が、
 ドカドカ積み上げられた雪の山せいで 狭い、狭い。
 覚悟はしていたけれど、怖いというより緊張します。



 冬に来てみてようやくわかりました。道路の両端の「↓」の標識も、赤と白のシマシマ棒も、
 縦向きの信号も……雪のための必須アイテムですな。走って初めて実感する冬仕様。さすが北海道。

 さて、気温。いちおう氷点下12℃前後だということです。それでも暖かいほうだとか……(ーー;)
 写真で見ても、非常に寒く思えますが、そんなに寒くないです。そういうの、通り越して、
 どちらかというと冷たいんです。(苦笑)
美瑛・拓真館の看板 落ちそうで落ちない雪のかたまり(笑) 雪を食べるshin(笑) 美瑛・四季の交流館、駐車場にて
 雪はサラサラで踏むと「きゅっきゅっ」と可愛い音がします。
 粒が細かくて、払い落とすと「ぱらぱら」と落ちて、まとわりつきません。
 暖かい車内からみると、まるで砂糖菓子でつくられたような除雪の山々。
 屋根には50pほどの雪が綿を重ねたように盛り上がっています。
 風雪は立ち上る湯気のように、広大な丘を、舞うように駆けめぐります。
 雪景色なのに暖かささえ感じるくらい。いや、ホントに。
美瑛・新栄の丘展望公 雪で駐車場に入れない! おまけに、すごい吹雪っ! あんなに荒れていた空が、一瞬晴れたっ! これだから美瑛って、目が離せないのよ。
 そして何よりスゴイのが、吹きすさぶ新栄の丘で車を停めること暫し、
 まるで待っていたように雲の切れ間から太陽が現れ、頭上に青空が現れたのです。
 雪の丘に写し出される、光と影。その上を粉雪が舞い上がる風景。
 すばらしい自然の風景を目の前で見ることができました。
 クルクルと表情を変える子供のように、ひとときも目が離せない美瑛の冬も、ステキ。


 …………とはいっても、狭い雪道。
 おまけに風雪で視界が悪く、ホテルの場所が良くわからない。1時間近く迷ってしまいました。
 途中で交通事故も見ちゃったし(^^ゞ  相変わらずお天気大荒れだし、明日も安全運転だね。

 

 

 ■ 2日目 東神楽→旭川市内→美瑛 
◇走行距離 約90km  ◇天気 雪 (上川地方:暴風雪注意報) ◇気温 −12℃ 
  
 
◆ 引き続き荒れたお天気  

昨日からの「暴風雪」は引き続き今日も吹き荒れそうです。
ダイアモンドダストも樹氷も一切諦めて 今回は温泉に浸かってゆっくり過ごすことに決めました!
というわけで朝風呂は露天風呂。 −12℃、風で木の枝が揺れ、粉雪舞い上がり、けっこうワイルド
でも、ほどよい温度の露天風呂に浸かれば、ん〜 気持ちいい〜 幸せっ!
チェックアウトぎりぎりまで、のんびりするぞぉー これで、お天気が良ければ最高なんですけど(ーー;)
お部屋の露天風呂です。朝6:30頃 雪、ガンガン降ってます。風でつららがまがってます。今日は一日、こんな天気でしょう。 雪かき初体験っ! 車に積もった雪、一晩で12〜3pくらいかな。結構楽しい。
チェックアウトをすませ、いざ、ホテル前の野ざらしの駐車場へ。 一晩で車に積もった雪は10pほど。
レンタカーに装備されていた雪かき用のブラシ雪かき初体験。(笑)
これがけっこう面白いんですよう〜 雪質がサラサラで力を入れなくてもパラパラ落ちていく。
キャッキャッ笑いながら雪払いをしてました。

というわけで、チラチラ粉雪舞う中、旭川市内へ。
交通量の激しい市内も路肩には除雪の山が胸の辺り程の高さで積み上げてありました。
もちろん路面のアスファルトなど、まったく見えません。歩道も車道も真っ白です。
さすがに土曜日ですし買い物客もチラホラ数人みかけましたが、ひっそりした旭川駅前(^^ゞ
お目当ての店でラーメンを食べていたら、激しい降雪。 そそくさと美瑛に戻ることにしました。

美瑛パノラマロード 雪でデコレーションした木々が延々と続く
 不思議と美瑛に近づくと、雪はコナコナのサラサラで
 外にでることもそれほど苦にならない。
 またまた不思議に薄日がさしてきたので、
 パノラマロードをドライブ。
 雪は身の丈ほどに積もり、道路の左右は雪の壁状態。
 まるでボブスレーのコースのような感じです。
 4回目の美瑛。
 見慣れたはずの丘は全然違うモノクロームの世界。


美瑛パノラマロード 厚い雲から幻想的な陽光射す雪の丘。どこまでが丘でどこからか空か全然わかりません。全てが白の世界。
 外に出て雪を踏む「きゅっきゅっ」という音の面白さ。
 積もった雪は、上質の生クリームをたっぷりのっけたケーキのようで
 とっても美味しそう。思わず舐めてみたくなるほど。
 つかめば砂糖菓子のように、しゅわしゅわっと溶けてしまう雪の繊細さ。
 身体についた粉雪は払えばぱらぱらっと落ちていく
 まっ、そういうのも、また楽しいわけで……(^^ゞ

 

 

 ■ 3日目 美瑛→富良野→旭川空港 
◇走行距離 約140km  ◇天気 午前中晴れ→午後雪→夕方晴れ ◇気温 −11℃ 
  
 
◆ 真冬のラベンダー    

 昨年初夏にお世話になったペンションへ再び。丘を眺めながらのジャグジーバスが最高なんですよ〜。
 ふと明け方4時に目が覚めて外を見ると、オレンジ色の点滅が左右に移動しています。
 思わず「UFO?」と思ったら、丘の上を行き交う除雪車のランプでした。(笑)
 街灯のない真っ暗なはずの丘も、ほんのり雪明かりで青白く幻想的な風景、
 そして空を見上げると、なんとっ! チラチラまばたく多数の星がっ!  

 明日のお天気を確信して、もう一眠り。6時過ぎには、日の出を見るべく車を出していました。
 小一時間、拓真館新栄の丘美馬牛小学校…と、パノラマロードを走ること、なんと20q(笑) 
 朝焼けが雲を赤紫に染め、厚い雲の間から顔を見せる朝日が、雪の丘に光と影を映しだしていきます。
 朝4時から仕事をしている除雪車のおかげで、路肩の雪の壁もシャープに削られているし、
 まっさらな雪の道を走る爽快さ。昨日のお天気がウソのように雪は止み、空は青くなっていきます。
 やっぱり早起きは三文の得です。

美瑛の丘 お部屋からの景色 朝日に照らされた雪の丘の光と影が美しい
 冷えた身体をジャグジーで癒して、
 写真のような丘の風景を見ながらの朝食の後、
 このお天気に便乗して
 スノーモービルにチャレンジしようと思ったのですがぁ……
 あいにく故障で断念(^^ゞ 
 ところが、そのあとお天気が悪くなってきたし、
 心と体の準備もできてなかったし(笑)
 結果オーライでしょうか(^^ゞ



 最終日、いよいよ富良野に向けて出発です。
 途中、パッチワークの丘にいきましたが、あちこち雪で閉ざされていて、
 ケンとメリーの木だけ見てきました。(^^ゞ
パッチワークの丘 ケンとメリーの木 美瑛から富良野へ また雪が降ってきた! 深山峠でシェー(笑) 秋に来た時とぜんぜん違う風景っ!

 富良野へ行く途中の「深山峠」も、雪だらけ。  おもわずshinがシェーしてました。(笑)
 ここのトイレ、暖房完備なので、よかった、よかった。

 お昼になり富良野では雪が降り始めました。美瑛に比べると建物も多く交通量も激しく、
 道路は走りやすい分、泥にまみれた雪が汚いんですよね(^^ゞ
 やっぱ私たちは美瑛が好きだなぁ〜
雪に埋もれた富田ファーム 急にお天気になったりするんだよね(^^ゞ 温室ではラベンダーが見れます 富田ファームの温室に咲く、ラベンダー ちょうど見頃。ラッキー 雪に埋もれた富田ファーム。係りの人から貴重な温室ラベンダーをいただきました。<m(__)m>
 さて、ラベンダーを始め数々のお花畑で楽しませてくれる富田ファーム。当然ですが雪で埋もれていました。
 入り口がわからないほど、雪が積もってはいても年中無休。ちゃんと温室でお花もみられます。
 しかも7月が見頃の、あの「ラベンダー」が! 
 温室は小さなものですけれど、中ではラベンダーがまさに見頃の状態。
 ラベンダーの香りにつつまれ暖かい室内で間近に花を見ることが出来ました。
 それに、係りの方が丁寧に説明して下さり、この季節の盛りのラベンダーとは、ほんと貴重な体験でした。
 こんどは盛りの頃に絶対見に行くぞっ!

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