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アイコン はじめに
 登山を始めてみよう、そう思ったら、まずは経験者に同行してもらうか、山岳会に入会、または登山教室などに通うのが上達への近道です。これを読んで、「上達?雪山に登る訳でもないのに、山を歩くのに技術があるの?」と思われた方、実は、登山には知っておかなければならない知識が、数多くあるのです。
 四季山想会では、周りに登山経験者がいない・・・、厳しい山岳会に入るのは気が進まない・・・、登山教室に通う時間が無い・・・という方のために、「青年向け初心者登山サークル」として、20代・30代の仲間と、楽しく山歩きをしています。ここでは、四季山想会の初級・中級レベルで最低限必要な装備と、知識について簡単にまとめてあります。体験参加をされる前に、目を通していただけると幸いです。

アイコン 登山に必要な装備
 以下は、日帰り登山で、当会の初級・中級レベル企画の標準的な目安です。体験参加される方は、各自責任を持ってご用意ください。

【靴】
・登山靴(総革製)、又は軽登山靴(革+布製)。
・必ずハイカット(くるぶしの上まで保護する高さ)のものを。
・家から集合場所までの街中を登山靴で移動するのは疲れますから、袋に入れて持ってくると良いでしょう。

【服装】
・山では、暑くなれば脱ぎ、寒くなれば着るという、重ね着が基本です。
・下着、上着、ズボンなど、直接肌に触れるものは、吸汗性・速乾性のあるものが良いでしょう。
・ジーンズなどの綿素材は、汗が乾きにくいので登山には不向きです。
・ズボンはなるべく長ズボンで、伸縮性のあるものを。ジャージでも良いでしょう。
・靴下は厚手のハイソックスを。登山用として売られているものが良いでしょう。

【防寒着】
・どんなに真夏でも、フリースや中綿の入った上着などの防寒着は、必ず用意してください。
・平野部が真夏でも、山の上では真冬並みに冷え込みます。

【雨具】
・どんなに晴れていても、山は天候が変わりやすいものです。雨具は必ず持参してください。
・セパレートタイプ(上下分離)のレインスーツ(雨ガッパ)が良いでしょう。
・ビニールのレインスーツは汗で内部が結露し、体の熱を奪ってしまいます。
・できれば、透湿防水素材(ゴアテックスなど)のものを用意してください。
・山で雨に濡れると、初心者の皆さんが想像する以上に体力を消耗します。

【帽子】
・夏は陽射しから、冬は寒さから頭を保護するものを選びましょう。
・蜂の気が荒い夏〜秋は、攻撃されやすい黒色の帽子は避けましょう。

【手袋】
・転倒して手をついた時や、木の枝を払いのける時などに、素手では怪我をする可能性があります。登山用手袋や、軍手を用意してください。ただし、軍手は濡れると乾きにくく、指先を冷やすことになるので、予備があると便利です。

【ザック】
・日帰り登山なら、デイパックか、小型(20〜40L)のもので良いでしょう。
・縫製のしっかりしたものを選んでください。

【飲料水】
・汗で失われた成分を補給するためには、スポーツドリンクが最適です。
・飲用に用いるだけでなく、他にも用途がある(目に入ったゴミを洗うなど)ので、水も用意した方が良いでしょう。
・季節や登山時間、体質によっても違いますが、全飲料で1.5L〜2Lあれば十分でしょう。自分に必要な飲料水の量は、経験を重ねると分かってくるものです。

【食料】
・昼食は、腐りにくいものを。その他に、行動食(登山途中の休憩時に口にするもの)と、非常食2食分(賞味期限の永いもの)を用意してください。

【その他の個人装備】
・タオル、常備薬、ファーストエイドキット(絆創膏など)、ゴミ袋など。

【入浴セット】
・四季山想会では、下山後に入浴施設に立ち寄ります。
・入浴セットと着替え、タオルなどを用意してください。入浴セットは車の中に置いて登山します。

【その他の団体装備】
・地図、磁石、計器類、調理器具等は四季山想会会員が持参していますので、体験参加者は持ち合わせていなくても結構です。

【あると便利な個人装備】
・スパッツ(ズボンの裾を汚れから守り、小石や雨などが入らないようにするもの)、時計、ストック、ビニールシート、新聞紙、地図、磁石、計器類、調理器具、ツェルト、ロープ等

※これらの装備は、日帰り登山で最低限必要なものをピックアップしたものです。あらゆる場合の絶対安全を確保するものではありません。季節、山小屋泊、テント泊など、登山形態によって装備は変わります。

山の歩き方
【準備体操】
・登山を始める前は、特に下半身の準備体操を念入りにする必要があります。
・屈伸、伸脚、アキレス腱伸ばし、足首回しなど、念入りに準備体操しましょう。
・もちろん、下半身だけでなく、全身のストレッチも大切です。

【パーティー(登山グループ)での歩き方】
・四季山想会の企画では、企画代表者が先頭を歩き、ベテランが最後尾を守って隊列を組んでいます。
・体験参加の方や初心者は、企画代表者のすぐ後ろを歩いていただくことになります。
・なお、歩く速度が早い時や、疲れた時、写真を撮りたい時などは、遠慮なく企画代表者に声をかけてください。
・四季山想会は山歩きの速さを競うことはなく、のんびり、ゆったり山を楽しむ会です。

【登り道の歩き方】
・背筋を伸ばし、3mくらい先を見る姿勢がよいでしょう。歩幅は街を歩く時より小さくして、脚を上げすぎないようにします。
・呼吸のリズムと同じ速度で脚を進めると疲れません。元気だからといって早足で歩くと、膝を痛める原因になります。
・登山道は、石車(地面に固定していない石)や、木の根などで、転倒する恐れがあります。不意の転倒で他人を巻き込まないために、前を歩く人から1.5m以上の間隔をあけましょう。

【下り道の歩き方】
・下りでは、少し前屈みの姿勢をとります。3mくらい先と、足元と、交互に確認しながら下ると良いでしょう。
・少し腰を落とし、膝のクッションをきかせて、小さな歩幅で歩きましょう。脚にガンガンと衝撃を与えるような下り方をすると、膝を痛める原因となります。

【その他の歩き方のマナー】
・登山道で反対方向から来た人とすれ違う時は、下山者より、登山者が優先です。もし、自分達が下山者なら、道を譲りましょう。
・また、パーティーの後ろに、歩く速度の速い登山者が追いついてきた場合は、道を譲って追い越してもらいましょう。
・すれ違う登山者には、「こんにちは」と挨拶をしましょう。

【落石について】
・山では、いつ何時、落石があるか予想できません。落石の音を文字では表現しにくいですが、「カラカラ・・・」というような音がした時は、上方から石が落ちてくる危険があります。落石に気づいたら、大きな声で「ラク!」と叫んで、落石を避ける体勢を作ってください。
・また、自分が落石を起こしてしまった際も、下方の人に向かって「ラク!」と知らせましょう。

休憩について
【登山道での休憩】
・登山途中、または下山途中での休憩は、約30分〜60分に1回です。初心者の体力に合わせますので、疲れたらリーダーに声を掛けてください。
・登山道での休憩は、他の登山者の邪魔にならない場所で行います。休憩中はザックを下ろし、座るのがよいでしょう。
・脚を伸ばして座ると、再び行動し始めた時に膝が動き辛くなるので注意してください。

【山頂での休憩】
・四季山想会の日帰り登山企画では、山頂で昼食を摂ることがほとんどです。休憩時間は、約1時間です。

【トイレ休憩】
・多くの人が訪れるような有名な山でない限り、登山道や山頂ではトイレが無いと思ってください。登山口に着く前に、サービスエリアや道の駅などに立ち寄りますので、そこでトイレは済ませておきましょう。
・どうしても、登山道で我慢できなくなったら、男性なら「キジ撃ちに行く」、女性なら「お花摘みに行く」という隠語があります。これは、草むらでしゃがんでいる格好が、キジ撃ちの猟師やお花摘みに似ているからついた隠語です。もちろん、正直に「トイレを我慢できない」と、おっしゃってくださってもかまいません。
・離れた場所に移動して待っていますので、登山道から少し入った危険の無い場所で、用を足してください。その際に使用したティッシュは、必ず持ち帰りましょう。トイレが近い方は、携帯用のトイレが山用品店やレジャー用品店に売っていますので、持参するとよいでしょう。

下山後について
・下山したら、ストレッチをして疲れた筋肉をほぐしましょう。
・四季山想会では、下山後に入浴施設に立ち寄ります。入浴時間は、約1時間です。
・四季山想会では、帰宅が遅くなりそうな場合は、帰り道でレストランなどに入り、夕食を共にする場合があります。

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