遊山・・・

観光紀行記

沖縄本島


クリスマスは南国で、という事でこの年末も沖縄に。
年は本島にした。

たかだか己の経験と自論に過ぎないが、夏は離島で泳ぐのに適しているのに対して、
曇天の多い冬は本島で街ぶらとドライブが的確と考える。

今回、初日は那覇にてゆっくりし、翌日からレンタカーで北上、本部半島中心に観光で
二泊の後、また那覇に一泊という短い日程のプランだ。

初日、閑散とした神戸空港から午前の便に搭乗。
近日、日本航空が拠点としても完全に撤退するらしいので行く末が心配だか、
何についても列に並んだり待たされたり等のストレスが無くすこぶる快適だ。

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そんな空港から飛び立つシップも130人位の機種だが、ガラガラ。
北上とは異なり、南下するにしたがって空の風景が明るく変化して行く様は
目にも優しく気分も高揚し、素敵だ。


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定刻前に晴れ渡る那覇空港に到着。
今日は国際通りの丁度中心に宿泊。
気温は多分25度位あっただろうか、汗が噴出す。
南国特有の湿気と排気ガスのコラボレーションにテンションが上がる。


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必死で観光をする事は避け、とにかく所在無くぶらぶらする。
タイ古式マッサージで足裏をぐりぐりされたり…。あぁバカンス。

やちむん(焼き物)通りや公設市場など既に那覇ルーティン?が出来上がっているので
特に新鮮さは無いものの、数ヶ月でも店舗の淘汰や入れ代わりが激しいので飽きる事は無い。
毎度訪れる店も建物自体が無くなっていたりするのだ。

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また、今日はクリスマスイブという事もあって、イベントなどをそこそこ見かける。
夜は結構冷えるので、それなりに雰囲気はあるものの何となくクリスマス気分が希薄なのは
否めない。



沖縄本島 その2

翌日は生憎のひどい雨だ。
県庁前からレンタカーで北上。
読谷村、西海岸を通り、本部半島の宿を目指す。
これも毎度の事ながら、読谷のやちむんの里、西海岸でのランチ。

国頭半島にあるコンドミニアム形式のホテルにインをした後、ちゅら海水族館に。
丁度16時になり、格安の[4時からチケット]で入場可能だ。

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時間的欠点としてはイベント類がほぼ全滅という点。
しかし17時からの大水槽でのえさやり等は楽しめる。
整然としていた大水槽がこの時間だけえらい事になるのは必見かもしれない。

ホテルでは自炊が出来るので、予め那覇の国際通りで仕入れておいたアグーという豚肉
などで夕食である。身近な食材は近所のスーパーで調達する。

今時なのは部屋には32型の薄型テレビに始まり、デスクトップパソコン、無線LAN、
浄水器、洗濯機に乾燥機、アイロン、上質な石鹸類などが完備されている点。
決して不便ではない。

さて、翌日も雨だ。残念だが仕方ない。
これが離島なら途方に暮れるものの本島でしかも車がある。
なので北部やんばるへのドライブに出かけた。
北上する際の西海岸線の海は悪天候のため波が高いものの、
例えば日本海のそれとは異なり、どこか優しい風景だ。

そもそも海の色が異なる所がやはり南国だ。
最北端の辺戸岬に到着して雨も上がっていたので北端のモニュメントへ歩いた。
到着した瞬間に波をかぶった。顔は潮パック状態である。

その後は東海岸を南下するが、まぁこれがひどく退屈である。
確かに原生林を観てのドライブは悪くないが、いかんせん曇天で緑も映えない事ったらない。
眠気と闘いつつアンニュイな午後のドライブとなった。

途中でくじけ、ならばと横断をして古宇利島を目指す。
本島観光の折は毎度行くのだが、ジュゴンが生息するというここの海は飛び切り美しいので
外せない。この辺りから幸い天候が回復して来た。
しばし風景の見とれつつ散策をする。

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その後、備瀬のフクギ林に向かう。この時点で天候は回復し大変結構。
ここの美しい風景にしばし呆然としていた。

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翌日、那覇に向かう。
天候は悪くないので、南を左回りにドライブすることに。
名護から南風原までは高速で一気に南下する。

本島の魅力のひとつはその地域で風景が完全に異なる点。
美しい海の景色が次々に変化していく。

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満喫しつつ那覇空港のすぐ南の位置する瀬長島に。
ここは地モティにも人気の場所だが、航空機が通常ファイナルアプローチをする位置に
至近なため、数箇所から迫力のある航空機の着陸シーンを見ることが出来る。

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その後、車を返却し、またまた那覇中心部を闊歩した。

帰宅する日はどしゃ降り。
知ったことではない。
ホテルからタクシーに乗るが「禁煙」と書かれた車内はとてもタバコ臭い。

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ホテルのベランダからはうっすらと慶良間諸島が

那覇空港に到着して荷物を預けるデスクは長蛇の列。
真昼間の神戸便に関わらず満席で機嫌の悪い赤ちゃんが叫び続ける機内。

到着の神戸空港でターンテーブルで待つわ待つわで殆ど最後に出てきた自分のスーツケース。
何となく現実に戻されている帰宅の途、という気がする。
およそ20度近い気温さに震えつつ、来年こそが良い年となりますようにと祈りつつ
リフレッシュを実感出来た楽しい旅行となりました。




09晩夏のミュンヘン 


この頁の趣旨からは少々逸脱する感があるものの、今夏、フランクフルト在住の古楽演奏家と
室内楽グループを結成した都合、ダルムシュタットにてコンサートを開催した折にふわふわと
そこそこ小旅行をしたのでその一側面を掲載します。

まず、関西空港というのは日本唯一の24時間空港のくせに使い勝手が悪いため、
渡航に色々と障壁が立ちはだかる。
例えば就航している会社が少ないために、直行渡独にはルフトハンザしか無い訳である。
極めてつまらないし、経験上ここの邦人クルーは極めて冷たくて嫌いなのだ。

ならば、韓国の仁川空港経由で飛ぼうと今回はアシアナ航空を利用した。
もちろんマイレージも考慮しての選択だ。

恐ろしく時代遅れな日本の航空行政とは反対に、アジアのハブ化に成功し今や日本の旅客を
ごっそり奪い、乗り継がせることに大成功しているだけのことはある。
この仁川空港のホスピタリティや機能的かつ豊富な設備、合理性は素晴らしい。
何より美しくて清潔だ。

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広大な仁川国際空港と乗り込む旧塗装のシップB777-200



関空から仁川空港には定刻発定刻前に到着し、トランジットゲートを抜けてフランクフルトに
向かう便に乗り継ぐ。トランジット時間も2時間以内で無駄が少ない。

シップは定刻に出発。時間にルーズな事が苦手な私にはすこぶる快適である。
クルーは全く丁寧で申し分なかった。

そこそこ快適にフランクフルトに到着し、市内に向かう。
明日からの小旅行に備え、友人宅にスーツケースを預ける。
この晩はフランクフルト在住の主に古楽演奏家の皆さんが集まってくれて大宴会。

ドイツ音楽事情やら皆さんのビジョンやら現状等、実りある会話の中、結局午前様になろうかという
時間まで楽しいひとときを過ごした。

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翌日は国鉄にてミュンヘンに向かう。目的はアルテピナコテークだ。
美術に造詣が深いわけではないものの、やはり世界の主要な美術館には出向いておいても障壁には
ならないだろう。ここのデューラー作品は必見。

さて、列車座席指定派としては当然この日の列車をおさえていたのだが、北方から到着する列車は
駅の掲示板に指定されたホームの反対側に入線するわ、乗り込んだら自分たちのシートには
前の客が残していったごみの山はあるわで、ほとほと残念なひとときとなった。
マナー低下は世界的兆候なのだろう。

P1020229.JPGマナーの悪さに立腹!P1020231.JPGちゅ~


天候ももうひとつな中、定刻にミュンヘン中央駅に到着。
駅に近いホテルにチェックインし、荷物を置く。
最上階の部屋からはアルプスの山々が見える。

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身内からの情報で同日、兄がミュンヘンに到着すると聞き、異国での勢いもあって
初めて知った携帯電話の番号に連絡を試みる。

相手こそが知らない番号からの通知でよくとったもんだが、何でも仕事を終えた後、期せずして先ほど
ウィーンから到着したところらしい。
私の連絡に驚いていたものの、まぁせっかくなので1時間後に会おうか、ということに。
とりあえずその日は連れ立って市立博物館に詣で、楽器部門を中心に見学の後、食事。

翌日は共にアルテピナコテークに出向く。
ドイツに在住していたこともあり、また幸い専門が美術史なため、解説付きで大変結構な
美術鑑賞となった。

P1020395.JPGシンメトリーな館内の階段P1020398.JPGデューラーP1020410.JPGおっさん…



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アルテピナコテーク全景


翌日はニュルンベルク再訪のために移動。
去年出向いた折にゲルマン国立博物館のショップにて資料を求めんとするも、売り子のやたらと
長い休憩時間にバッティングしてしまったため一切の購入が不可能という苦い経験が
あるための再訪だ。

今回はお陰でリコーダーに特化した新しい貴重な資料を手に入れる事が出来た。
そうそう訪れようとも思わないだけに、まずはめでたしである。

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ノンアルコールドイツビールである(本当)


二泊の後、フランクフルトに移動してお仕事モードとなった。
後は現場リハーサルに本番と忙殺の日程を過ごし、慌しく帰国する事になる。

欧州での演奏会は夜八時に始まる。
約二時間の本番の後、片付けて駅に向かう。
ダルムシュタットからフランクフルトに移動する国鉄は1時間に一本しかない。
結局23時30分の列車で約半時間の移動をし、零時から打ち上げパーティとなった。
世界的街中中心部開店中国料理店感謝!

frankfurt party! - 090909.JPG
駆けつけてくれた若手音楽家達との打ち上げ!


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フランクフルト中心部には古い建物など微塵もありません…  


まずはフランクフルトの空港から韓国に飛ぶ。
ここで、ありそうで結構無い奇跡のショットだ!

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タキシング中の自分のシップが写っている!(byフィルムカメラ)

到着前、ウランバートルや北京などの上空なのだろうが、
快晴の眼下にはゴビ砂漠に続く万里の長城がはっきりと見えた。
しかもその西の果てを確かに確認。
そして延々と続いていた。九千キロ弱もあるんですってね。

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万里の長城

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後は仁川国際空港にて快適に乗り換えをし、無事に自宅に帰り着きました。










沖縄県久米島町 09夏


毎度お馴染み? (お前の事なんて知るかっ!)
感性を高めるための研修に??(知るかっ!)
今夏は沖縄県は久米島町を訪ねた。
この季節の沖縄は梅雨が明けて、良い天気に恵まれる確率が高い。

しかしながら忙殺の合間ゆえ、取り敢えず一日目は関空から19時のANAで那覇へ飛ぶ。

関西は凄まじい湿度で不快な梅雨らしい天候。

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この便は米国から日本に到着する便からの乗り継ぎ客が多い上、
最終便で観光に出掛ける人はそうそういないためか、機内の半分以上は
恐らく米軍の男性及びその家族で、到底ドメスティックなフライトとは思えないのが興味深い。

国際線 international
国内線  domestic


那覇空港には定刻に到着し、タクシーでホテルに向かい、空腹もありすぐに国際通りに詣でた。

今回もそれなりの研究の成果で、普段にはあまり縁の無いような比較的高額な
ホテルに定額給付金記念価格で宿泊。今まででは到底考えられない価格設定だ。
まぁ今後も無いだろうが…。

小さい話だが、出掛けた飲食店ではホテルの部屋にあった無料の「るるぶ」のクーポンで食事時の生ビールが無料に
なっちゃったりする。沖縄のホテルでは部屋に入ったら備品の冊子を必ずチェックしませう。


翌朝は快晴。昨日の関西とは全く違う。
雑然とした町並みからも空の青さにわくわくしてしまう。

ロンドン留学中に味わった、それはそれはえげつない曇天日の連続に、
陰々欝々したトラウマがあるだけに、人間の脳内環境の於ける天候の左右は私には重要なのだ。

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ホテルをアウトし、荷物を預けて強烈な陽射しの中、マキシ公設市場周辺を闊歩する。
曇天の雑然と快晴の雑然では意味が全く異なるから不思議だ。

11時半頃に公設市場の二階にある食堂街の「*食堂」にて食事を。
この時点ですっかり沖縄気分だ。
食事の後、ホテルに戻り、空港へ向かう。
今から久米島に飛ぶのだ。

13時30分発のRAC(琉球エアーコミューター)にて久米島に飛ぶ。
わずか30分のフライトで到着してしまう。



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機体がJALカラーのせいで極めてつまらない外見のRAC…

定刻に久米島空港に到着後、予約済みのレンタカーを借りる。
いたって簡素な説明の後、鍵のみ受け取り空港の駐車場に配備されている
指定の車に乗り込む。(*消光の頁を参照されたい)

早々に走り出すが、やはり南国…。強烈亜な太陽で非常に熱い。

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15時前にはイーフビーチ際のホテルにチェックイン。
部屋からの眺めは海と空のみ。

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ビーチにてしばしの海洋学研修の後、島を一周する環境科学ドライブに出た。

途中の丘から臨む空と海と「はての浜」が美しい。

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二日目 

今日は島の沖合7kmに横たわる砂州、全長7~11kmにおよぶ浜は
東洋一と言われ、真っ白い砂とコバルトグリーンの世界が広がっている
「はての浜」への実地研修だ。

9時20分にビーチクラブハウス前に集合。
手続きや説明、準備の後、港の船に移動し10時に出航。
美しさに圧倒されているのか、はしゃぐ人はおらず、ほとんどが
海と空を黙って見ているのが印象的だった。

はての浜に到着しシュノーケルの簡易講習を受け、ボートでポイントへ。
石垣島の珊瑚に比べれば、深刻度は低いものの、やはり白化は否めない。

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最近は防水のデジカメが安価で手に入るが、ここぞ使用する時だ。
しかし、波で身体が揺れるため、意外とぶれるので注意が必要。

はての浜に戻りしばしの時間を過ごすが、グラデーションが何とも言えない。

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研修から戻った後、やはりそれなりに疲労したので糖分の補給だ。
幸い、沖縄県内では店舗数の多いコンビニエンスストア、二件を確認済みである。
この店にいる限りは物凄く日本の南の西にある島にいる感はしない。
チェーン展開する店舗は時として安心感を与えてくれるので不思議だ。


元気回復の後、昨日と同じく島一周の環境科学ドライブに出かける。
しかし今日は反対周りだ。

同じ島でも周回する方角を変えると風景が一変する。
島旅の魅力と言えようか。

さて、こういう土地での夕食はホテルではなく、出来るだけ
地元の居酒屋(ほとんどが:兼レストラン)を訪ねる。
ジモティが多いかどうか~が見極めのポイントだ。

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吟味して入ったお店は、経験上大抵は正解なのだが、
赤ちゃんの絶叫と所在のなく人をじろじろ見る一人客のおっさんには
正直閉口する。
これが二日続いた…

食事中に猛烈なスコールが来て、稲光こそあったものの店を出た時には
一滴の雨も降ってはいない。
これも南国の醍醐味だろう。温度が下がって過ごしやすくなる。



翌日

天気が怪しい。
晴れ間も見えなくは無い程度に曇り。
午前中は折角だからとビーチで研修。しかし途中二回のスコールにやられる。

ホテル前のビーチは砂州あり、珊瑚あり、そこそこ魚あり、で悪くない。

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 石に付いた「アオサ」


昼食は昨日の夜と同じ店にてそばを食す。
無料でご飯をつけてくれる、というか「ごはんも食べます?」と聞かれる。
テーブルの上には「沖縄そば」と「ご飯」のコラボレーション…
合わないが…美味しかったりする。

ホテルに戻り釣り道具を借りて海洋生物の研究のためドライブに出かける。
今日も西回りだ。
しかしポイントとなる港にて豪雨も豪雨。

他の主要ポイントを巡り釣りをしようと試みるも結局は
雨で断念せざるを得なかった。




翌日

起床、チェックアウトの後にレンタカーを返却しに街中の営業所に向かう。
興味深いのはそこで清算のみ済まし、また自分で運転して空港に向かう点。

荷物を降ろして送迎バスに乗り換える必要はなし。
空港の端っこ駐車場に鍵をかけたまま放置する。

チェックインの後、RACの小型機DHC-8の100に乗り込む。
尾翼のシーサーが何とも可愛い飛行機だ。
日本航空に統合されてしまって残念この上ないものの、かろうじて
機体カラーがオリジナルのままで嬉しい。

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高度は低空の2千メートル以下で景色は良好。
一昨日訪ねたはての浜が眼下に見下ろせる。

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那覇には定刻到着。
今日からは本島で研修である。



本島については次の機会に譲るとしよう。


キーワードは
西海岸、読谷村、座喜美城址、備瀬、古宇利島、うに解禁、
そして完成間近の「那覇空港自動車道」!

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