朗読会

桜の奏でにのせて

2006/4/1

in Yokohama Ryokuentoshi

 

          「私が参加できそうな朗読会があったら、教えてね。」

            「自分で開けばいいのよ。一緒にやってあげる。開きましょう。」

 

                          霞さんの頼もしい言葉に誘われて、

                          生まれて初めての朗読会を開くことになりました。

 

            【読むことと私】

            小さい頃から、本を声に出して読むことが好きでした。

            学生時代の勉強も国語に限らず、社会も理科も英語も、そして数学も

            テスト直前には大きな声を出して教科書を読んでいました。

            声に出すと、それまでには気づかなかったことに気づく。

            見えなかった言葉、通りすぎていた言葉が急に立体的に浮かびあがる。

            僕はここにいるよと、私はこんな形よと、

            言葉たちが私に向かってくる。

            その瞬間が大好きです。

            人に本を読んであげる仕事に就きたい。

            それを真剣に考えていた時期もありました。

            教育テレビの「お話の国」がとっても好きで、

            いつか、お話の国のお姉さんになる。

            そんなことも考えていました。

            (かなり本気でした。)

            「読むこと」に携われるいろんな可能性を探していましたが、

            霞さんとの出会いでそれが急激に具体的になりました。

            

【プログラム】

                                   第1章  霞     霞の彩り

                                   第2章  千里   「葉桜と魔笛」  太宰治

                                   第3章  千里   「花咲く時」

                                   第4章  霞    「simpie - ∞」

 

 

                【葉桜と魔笛】

                 まだ高校生だった頃、この作品をドラマ化したものを見ました。

                    その美しく不思議な世界に心を奪われました。

                    最後、葉桜の影から聞こえてくる口笛に、姉妹がしっかり抱き合っている姿。

                    その姿が脳裏に焼き付いています。

                    「走れメロス」の授業を終えたあとは、必ずこの作品を読みます。

                    今回の朗読会では、この作品を暗唱しようと思っていました。

                    深夜、ぶつぶつと暗記していました。

                    暗記がほぼ完了した頃、会場が会議室からホールに変更になりました。

                    また、出版社の取材が入ることも決まり、暗唱で行うことに少し不安を覚えました。

                    その時、霞さんから「無理しなくていいのよ。」という言葉をいただきました。

                    そうだ、私はじめての朗読会なのに、いろいろ欲張って。

                    そんなにいっぺんに理想を求めなくてもいいんだ。

                    気持ちが楽になりました。

 

                    それからは、作品の台紙を和紙で工夫したり、途中登場する手紙を  

                    別の紙で作り、本当の手紙風にしたり、

                    お姉さんと妹の会話だけなら、見なくてもできるだろう、と

                    そこはほんの少しお芝居みたいにしたり。

                    とっても楽しく準備や練習をしました。

                    練習の時から、口笛が聞こえてくる場面では鳥肌がたちました。

                    本番でもそうでした。

                    *「葉桜と魔笛」は作品の一部を略して朗読いたしました。

 

                 【詩とエッセイ】

                     第3章の詩とエッセイのコーナーでは、まず

                     構成を考えました。

                     いろいろとお話させていただきたいことも多く、

                     でも、その全部を話していたら、朗読会ではなくなってしまします。

                     そこで立てた構成は・・・・

                     ◆ 子どもへの思い  曲 LOVELAND,ISLND

                             エッセイ 「桃の花」

                             詩     「これから咲く桃の花」

                                   「赤いコーラのベンチ」

                                   「いつか」          3編とも 詩集『揺れるカーテンの下で』より

 

                          ◆ イラストレーターの方々とのコラボついて     曲 SOMETHING

                             詩     「バンビ」  *「七つの詩による迷子の女の子の話」を改題

                                             kiiさん、 yukiさんとの作品。

                                   「その鍵を」  *ヨシミさんとの作品

                                   「雨」      *kiiさんとの作品

                              3人の方々が、これからますま広く大きな世界に羽ばたかれることを願います。

 

                          ◆ 夢について      曲  未来予想図

                             詩     「跳ね橋をあげよ」

                     

 

                     当初予定していたCDがアクシデントで、別のものに変わりましたが、

                     それでよかったと心から思いました。

                     使わせていただいた曲はすべて、神山純一さんの「Crystal dew Best selection」からで

                     ガラスを思わせる音色で作られたものです。

                     神山さんは、今回の会に曲を使用することを快く承知してくださり、

                     またあたたかい応援のメッセージを送ってくださいました。

                     *・・ 透き通ったクリスタルの響きが言葉の世界を広げてくれました ・・*

 

 

◇・◇・◇

 

         

 私は一番に到着。

紙袋には原稿。

前日メールマガジンを通して仲良くさせて頂いてる方から届いた花は

ピアノの上に置くことに決めました。

 

フロントでぼんやりしていたら、お花屋さんが来ました。

文芸社の方からのお花です。これは受付に置きました。

 

  着付けをして頂いたお部屋からは緑の竹とその向こうに桜、光。

                              着物の世界に志を持つある方からの声かけで

                              着物を着ることにしました。

                              私が着物を着ることが、その方の夢へのお手伝いにつながるというのです。

                              ありがたく、うれしいことでした。

 

    

 

    

 

                     3人のイラストレーターの方々のことを一人でも多くの方に知っていただくため、

                     そして、お客様をあたたかくお迎えするため、こまごましたものを作りました。

 

 

    

 

                       ピアノの上にはいただいた黄色いフラワーアレンジと、ピンクのガーベラ。

                   作品を置く譜面台には、前日速達で届いたkiiさんお手製のコサージュ。

 

  ステージそでのテーブル

 

  もうすぐ本番だよ〜。

 

 

◇・◇・◇

 

出番がすべて終わり。霞さんの朗読を聞きながら、お寿司をぺろり。

 

 

ふと見ると、早くも花束が届けられていました。

 

                         最後の挨拶のとき、抱えきれないほどのお花をいただきました。    

                         読んでいるときは、そんなに多くのお花が会場に潜んでいる思わず、

                         次から次へとまるで浮かび上がるように、ステージにやってくる花束に驚いて、

                         言葉も出ませんでした。ありがとうございます。            

 

 

霞さんと二人、近くのファミリーレストランに行き、乾杯!

 

◇・◇・◇

 

                                        おみやげ用のポストカード 「いばらの道」

                                        どうぞご自由にダウンロードしてください。

                                        こちらをクリックして出てきた画像を右クリックで保存してください。

                                        ぜひこれでポストカードを作って見てくださいね。

                                        会では、光沢の印刷用紙(ハガキ大)で作成しました。

                                        おうちでもぜひどうぞ。

                                        お知り合いに差し上げる際は、私と写真のスイさんのことを

                                        一言添えていただけると嬉しいです。

photo by SUI

 

 ◇・◇・◇

 

                                 会場入り口に立てたkiiさんのイラスト

                                         こちらはダウンロードせず、このままお楽しみ下さいね。

 

 

◇・◇・◇

 

ステージにて

 

◇・◇・◇

 

 たくさんの方々のあたたかさを受けとめて

貴重な時間を過ごすことができました。

感謝の気持ちでいっぱいです。

お時間をさいて来て下さった方々

ありがとうございます。

またこのような会でお目にかかれたら幸せです。

 

◇・◇・◇

 

 

                              言葉を届ける方法はここにも あそこにも

                         私の言葉はこれからまた どんな形で放たれるのでしょう。

 

 

home