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日本バーナード・ショー協会
The Bernard Shaw Society of Japan

  会長:森川 寿 和歌山工業高等専門学校名誉教授

 事務局:大浦 龍一方 〒353-0007 志木市柏町3-3-31-203 

           Tel: 048-473-1303                                                                                                
     
            email: obssj@yahoo.co.jp

目 的: 本会は我が国におけるバーナード・ショー及び同時代の演劇・思想等の研究を促

進し、会員相互の親睦を図ることを目的とする。

 

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次回行事

2018年度 日本バーナード・ショー協会春季大

 

日 時69日(土)13:00 16:30

場 所:十文字学園女子大学巣鴨サテライト

 http://js.jumonji-u.ac.jp/articles/-/5

   サテライト教室は十文字中学・高等学校の敷地内にあり、

   構内図の「カフェテリア」と書かれた部分の5階にあります。

   大塚ルートは急坂があるので、巣鴨ルートをお勧めします。

土足のままの入室不可のためスリッパ要着用。スリッパは

サテライト入口(1階)の下足箱の中にあるものをご利用ください。

役員会12:00 13:00    

総 会13:00 13:30

研究発表13:30 16:30

 

Nicholas R. Williams氏:The Millionairess is a serious comedy

about the modern obsession with money.

 

森岡 稔氏:『アンドロクレスとライオン』をユング心理学で読み解く:

ユングの「個性化理論」の見地から

A Jungian Approach to Androcles and the Lion

From the view point of Jung's “Individuation Theory”

 

森川 寿氏:ショーの作品に見るアイルランドへの愛憎

Shaw’s Ambivalence toward Ireland

 

懇親会を大会終了後17:0019:00に開催します。会費は6,000円です。

出欠61()までに、Eメールもしくは葉書で下記にご連絡ください。

大浦 龍一:〒353-0007 志木市柏町3-3-31-203 

E-mailobssj@yahoo.co.jp

 

お知らせ】

4回バーナード・ショー・セミナー2018922()熱海市

 開催します。現在、テーマおよびパネラー希望者を募集中です。皆様か

 らのご提案をお待ちしています。

2018年度会費を納入してください5,000円、ただし学生及び年金生活者は

 3,000円)。協会の領収書をご入用の方は、払込取扱票通信欄にその旨を御

 記入ください。
ゆうちょ銀行振替口座:00800-7-118554

  加入者名:日本バーナード・ショー協会

 

【発表概要】

 

The Millionairess is a serious comedy about the modern obsession with money. 

                     Nicholas R. Williams                     

 

 The Millionairess is a comedy about our attitudes to money. The very

 clever Epifania stands for the chaos that the modern obsession with

 money can cause. Shaw has created a kind of pantomime-like story

 of this very unhappy woman who has the ability to make money

 under any circumstances, but whose forcefulness makes her impossible

 to live with. Epifania’s proposed marriage to a devout Muslim doctor

 is Shaw’s way of suggesting that money in itself is not wrong if it is

 used for the common good.

 

 『アンドロクレスとライオン』をユング心理学で読み解く:

 ユングの「個性化理論」の見地から

  A Jungian Approach to Androcles and the Lion

From the view point of Jung's “Individuation Theory”

                                  森岡 稔      

    

バーナード・ショーは寓話劇として『アンドロクレスとライオン』を

書いた。寓話とは擬人化された動物などを主人公に、教訓や風刺を織

りこんだ物語のことであるが、主人公が遭遇する出来事の問題を解決し

ていく内容の寓話の表現方法は、「なぞなぞ」と同様な文学的構造を持

ち、面白く、不可解な印象を与えることによって読者の興味を引き、解

釈の方向を道徳的な訓話に向ける特性を持っている。では、『アンドロ

クレスとライオン』の「なぞなぞ」の「謎」とは何か。それは、他でも

ない「本質的な『生』の意識とは何か」である。その「生についての認

識」の糸口はキリストなのか、神なのか、ショーの「創造的進化論」な

のか、はたまたユングの「個性化理論」なのか。本発表は、ユング心理

学を駆使して、それぞれの登場人物に割り当てられた劇における役割を

観察し、{生の謎」の解明を試みる「大冒険」である。

 

 

ショーの作品に見るアイルランドへの愛憎

Shaw’s Ambivalence toward Ireland

                            森川 寿           

 

ショーの膨大な作品の中で、アイルランドが舞台となったり、アイルラ

ンド人が登場したりするケースはあまり多くない。その少数の例におい

ても、同国人を否定的に扱うことがよくある。実際、少年期のショーは

ダブリンの閉鎖的な雰囲気を嫌っていたし、20歳になる直前にロンドン

に出た後、約30年も故郷の土を踏むことはなかった。しかし、彼はドー

キー湾を眺めてアイルランドの自然美に目覚めたと回想し、アイルラン

ドのナショナル・ギャラリーには遺産を寄贈した。政治的にも、祖国へ

の関心を強く持ち続け、ホーム・ルール法案やイースター蜂起、それに

続く独立闘争など、折りある毎に積極的に発言した。本発表では、

ImmaturityJohn Bull’s Other IslandO’Flaherty V.C.などを通して、

ショーの祖国への愛憎半ばする態度を分析したい。