小林古径邸

牧水歌碑/多摩川・兵庫島
若山牧水歌碑/多摩川・兵庫島

 多摩川の砂にたんぽぽ咲くころは
   われにもおもふ人のあれかし              

 小田急線から田園都市線にかけての多摩川の左岸は、昔々、自転車で通勤した道だ。久しぶりでそこを歩いてみた。11月の末、小春日和で散策にはもってこいの日だった。
 多摩川支流のひとつ野川が合流する所に兵庫島がある。正平13年の昔、新田家再興のため鎌倉へ向かう新田義興一行が、矢の口の渡しから多摩川を渡る途中、敵軍の罠にはまり、殺されたり自害したりして全滅、義興の従者の1人、由良兵庫助の死体が流れ着いたのが、現在の兵庫島で、その遺骸を土地の人が葬り供養したことからこの名がついた、多摩川はしばしば洪水を起こしたが、この中州は以後流失することがなかった、と言い伝えられているという。
 昭和63年には「兵庫島河川公園」が完成、若山牧水歌碑が建ち、「多摩川ドナウ川友好河川の碑」なども建った。兵庫島橋を渡った田園都市線二子玉川駅近くに、兵庫島一帯を見下ろすように高層マンションも建っていた。

多摩川河原のススキ原▲
兵庫島の標識▲
兵庫島から対岸の川崎方面を見る▲
サギの姿も見える(岩の上はゴイサギか)、橋桁は新二子橋▲
多摩川ドナウ川友好河川の碑▲
牧水歌碑と標識▲
紅葉も見られる多摩川左岸、前方は新二子橋▲
兵庫島橋の前方の森が兵庫島▲