小島生物学御研究室
〜利己的遺伝因子の世界〜トランスポゾン、ウイルス、プラスミド〜

English version
このホームページについて
研究自己紹介研究活動報告基礎知識
研究紹介論文リスト学会発表リスト
話題最近の話題控え室(ブログ)CANIMALS
資料学会大会情報資料集@Wiki
リンク学術雑誌データベースその他

If you find the characters garbled (unreadable), please change the encode to UTF-8(Unicode).
多くのファイルがPDF形式になっています。AdobeReader、PreView等をご利用ください。
JavaScriptを使用しています。JavaScriptを有効にしてご覧ください。


このホームページについて

染色体外因子(extrachromosomal factor)という用語があります。染色体外因子とは、ウイルス(virus)、ファージ(phage)、プラスミド(plasmid)、トランスポゾン(transposon)などの総称です。自己スプライシングイントロン(self-splicing intron)、ホーミングエンドヌクレアーゼ(homing endonuclease)、ウイロイド(viroid)などもその仲間と言えるでしょう。これらの因子は存在様式が違うので別々に分類されますが、実際にはさまざまに関わりあって進化してきました。例えば、逆転写酵素を持つことで関連付けられるレトロエレメントには、ウイルス、トランスポゾン、プラスミド、自己スプライシングイントロン、ファージなどさまざまな形態のものが含まれます。ここでは、これらを総称して利己的遺伝因子と呼ぶことにします。更にこれらの因子は生物の進化にも大きく関わってきました。真核生物の線状染色体、スプライシング、脊椎動物の抗体の多様化、性の起源などさまざまな事象の誕生にこれら利己的遺伝因子が関わってきたと考えられています。

リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」によると、遺伝子は利己的であり、自分のコピーを増やすべく努力する。もちろん擬人的な比喩であり、自己をより多く複製する機会を得たDNA配列が現在まで残っていることを示す表現です。ほとんどの遺伝子は自身を持つ生物個体の繁殖率を最大にすることで、つまり、生物個体の役に立つことで数を増やす。しかし、他にも自己のコピー数を増やす方法はあります。同じ個体内でコピー数を増やす転移因子のような方法もあるし、生物個体を渡り歩くことでコピー数を増やすウイルスのような方法もあります。このホームページで強調したい点は、転移因子やウイルスのような"利己的遺伝因子"と、生物の"必須遺伝子"とは、手段こそ異なるものの、目的は共通して未来に自己の複製を残すことなのだという点です。

このホームページでは、制作者の専門であるレトロエレメント(retroelement:逆転写酵素をコードする可動性遺伝因子)を中心に、ウイルス(virus)、ファージ(phage)、プラスミド(plasmid)、トランスポゾン(transposon)、自己スプライシングイントロン(self-splicing intron)、ホーミングエンドヌクレアーゼ(homing endonuclease)、ウイロイド(viroid)など様々な形の可動性遺伝因子を紹介していくつもりです。また、可動性遺伝因子がどのようにして生物の進化に関わってきたのかについても最新の話題を伝えていきたいと思います。

自己紹介

Curriculum vitae (履歴書)/ LinkedIn/ ResearchGate/ Google Scholar Citations/ Microsoft Academic Search
製作者情報
氏名小島 健司 (こじま けんじ)
所属Genetic Information Research Institute, USA
National Cheng Kung University, Taiwan
国際科学振興財団, Japan
学位博士(生命科学)
専門分野転移因子、利己的遺伝子、分子進化、バイオインフォマティクス、ゲノム進化、種分化
所属学会日本進化学会、日本分子生物学会
Author Information
NameKenji K. KOJIMA
AffiliationGenetic Information Research Institute, USA
National Cheng Kung University, Taiwan
Foundation for Advancement of International Science, Japan
DegreePh. D. in Life Science
InterestsMobile Elements, Selfish Gene, Molecular Evolution, Genome Evolution, Speciation
SocietiesSociety of Evolutionary Studies, Japan; Molecular Biology Society of Japan

研究活動報告

現代用語の基礎知識〜利己的遺伝因子編

作成中

研究紹介

私、小島健司はレトロエレメント(逆転写酵素を持つ利己的遺伝因子)を中心として利己的遺伝因子自身の進化と利己的遺伝因子がもたらす生物の進化の両者を研究してきました。究極的にはすべからく利己的である遺伝子同士がどのようにして共生して生命体を作り上げているのか、その根本原理を知りたいと思っています。

Too selfish, or Not too selfish: that is the question.

研究内容を以下のように関連するテーマごとにまとめてみました。

論文リスト&リンク

PubMed Search/ GoogleScholar Search/ Google Scholar Citations/ Microsoft Academic Search/ PublicationList.org/ BioInfoBank

学会・研究会発表リスト

英語のタイトルは英語での発表、日本語のタイトルは日本語での発表です。発表者のもののみ。

セミナー・講義リスト

ワークショップ・シンポジウム・研究集会オーガナイザー

最近の話題

ここでは利己的遺伝因子に関係する複数の論文をまとめて紹介します。

ブログ

CANIMALS 北加の動物たち

渡米後なかなか記事を増やす時間が取れないので北カリフォルニアで見られる動物を紹介するページを作ってみました。
  1. シロナガスクジラ Balaenoptera musculus 2010/11/11

学会大会情報

Conference on Transposition and Genome Engineering 20172017/11/()-11/()Toront, Canada
The Mobile Genome: Genetic and Physiological Impacts of Transposable Elements2017/10/11(Wed)-10/14(Sat)Heidelberg, GermanyEMBL Heidelberg
FASEB: Mobile DNA in Mammalian Genomes2017/06/18(Sun)-06/23(Fri)Big Sky, MT
Second International Scientific Conference on Human Endogenous Retroviruses (HERV) and Diseases2017/03/13(Mon)-03/14(Tue)Washington DCMarriot at Metro Center
18th International Conference on Human Retrovirology "HTLV and Related Viruses Tokyo 2017"2017/03/07(Tue)-03/10(Fri)Tokyo, JapanHotel Grand Arc Hanzomon
第11回日本ゲノム微生物学会年会2017/03/02(Thu)-03/04(Sat)藤沢慶応大学湘南藤沢キャンパス
第39回日本分子生物学会年会2016/11/30(Wed)-12/02(Fri)横浜パシフィコ横浜
Transposable Elements2016/11/02(Wed)-11/05(Sat)New York, NYCold Spring Harbor Laboratory
日本遺伝学会第88回大会2016/09/07(Wed)-09/09(Fri)三島日本大学国際関係学部 三島駅北口校舎
日本進化学会第18回大会2016/08/25(Thu)-08/28(Sun)東京東京工業大学(大岡山)
第10回日本エピジェネティクス研究会2016/05/19(Thu)-05/20(Fri)大阪千里ライフサイエンスセンター
International Congress on Transposable Elements (ICTE) 20162016/04/16(Sat)-04/19(Tue)Saint Malo, France
International Symposium on Genome Microbiology2016/03/06(Sun)東京東京工業大学(大岡山)70周年記念講堂
第10回日本ゲノム微生物学会年会2016/03/04(Fri)-03/05(Sat)東京東京工業大学(大岡山)70周年記念講堂
International Plant & Animal Genome XXIV2016/01/09(Sat)-01/13(Wed)San Diego, CATown and Country Hotel
2015年以前▼

生物学者のメモ帳

コドン表(HTML) 2006/06/15
コドン表(PDF) 2006/06/15
アミノ酸の構造一覧(PDF) 2006/06/15
ゲノムが解読された真核生物一覧2010/06/18
(2010年, 2009年, 2008年, 2007年, 2006年, 2005年, 2004年, 2003年以前)

@Wiki

生物学者のリンク集〜学術雑誌

生物学者のリンク集〜データベース

RepBaseRepetitive DNA Elements
GyDB - Gypsy DatabaseLTR-type retroelements
retroBaseTransposable Genetic Elements
TEfamTransposable Elements in mosquitoes
IS FinderInsertion Sequences
REBASERestriction Enzymes and Homing Endonucleases
InBaseInteins

生物学者のリンク集〜その他


Counter (from 2005/10/08)

禁無断複写転載/リンクフリー