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ブタ眼球の解剖



 自分の眼球の構造がどうなっているか知っていますか。
眼は光を受容する器官であり、きれいな構造をしています。 
今回はブタの眼球を解剖しました。勉強の参考にして下さい。

道具

解剖に用意するもの

カッター、ハサミ、ピンセットのみ
ブタの眼球は教材屋さんから注文しました。

眼球

眼球を拡大したものです。

まぶたまで付いていて、解剖実験にはよいです。 牛と比べると小さいので器用さが要求されます。

眼球裏

視神経

眼球の裏側を見ると、視神経がついているのが分かります。 5mmくらいの太さがあり、色は白いです。
この視神経の位置で右目か左目かが分かります。

肉切除

眼球の周りの肉を取る

一通り観察した後、まわりの肉を切除します。

眼球のみ

切除後

まわりの肉を取り除いた状態です。

眼球切断

切断

眼球を前部と後部を分けるように切断します。
注意して切らないと網膜が剥がれてしまいます。内部構造を壊さないように慎重に切ります。

眼球後部

眼球後部

眼球を内側から見た状態です。強膜、脈絡膜、網膜の3層構造になっているのが分かります。 血管もはっきり見えています。視神経が貫いている部分が盲斑になります。

網膜剥離

網膜をはがした状態

網膜は簡単に剥がれてしまいます。剥がれて垂れ下がっている様子が見えます。黒い部分が脈絡膜です。

眼球前面

内側から見た前部

グミ状の水晶体が綺麗にみえます。水晶体のまわりの筋はチン小帯で、水晶体の厚さを変えるのに関係しています。 ゼリー状のガラス体が外側に出てきています。

のぞいた様子

外から内側をのぞいた様子

水晶体を通してみるとハサミが逆さまに見えます。 網膜には外界の映像が逆さまに映っていることが確認できます。

水晶体

水晶体

文字の上に水晶体をのせると、文字が拡大されます。レンズとして働いているのが分かります。

水晶体を除く

水晶体を取り除いた様子

水晶体も簡単に取り除くことができます。チン小帯や虹彩が観察できます。 虹彩はピンセットで引っ張ることができます。

上図の半分

上図を半分に切断

切断することで、角膜の厚さが良く分かるようになります。


解剖はできるだけ新鮮なうちに行うとよいで
す。一晩立つだけでも綺麗さが違います。

解剖が終わったら、肉片などはしっかり処分しましょう。
解剖後すぐに眼の構造を教科書等で見直すと理解しやすいですよ。

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