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ステップ3:最重要動詞の現在人称変化

→3つの重要な動詞の変化について覚えよう! 



不定詞
人称

sein [イン]
(〜である:英語のbe)

haben [ーヴェン]
(〜を持つ:英語のhave)

werden [ヴェーアデン]
(〜になる:英語のbecome)

基本語尾変化

ich[イッヒ] 

bin  [ン] habe   [ーヴェ] werde  [ヴェーアデ] ―e
du[ドゥー] bist  [スト] hast   [スト] wirst   [ヴィルスト] ―st
er/sie/es[ァ/ズィー/ス] ist  [スト] hat   [ット] wird    [ヴィルト] ―t

wir[ヴィーア]

sind [ズィント] haben  [ーヴェン] werden [ヴェーアデン] ―en
ihr[ーァ]  seid [ザイト] habt   [ープト] werdet  [ヴェーアデット] ―t
sie[ズィー]  sind [ズィント] haben  [ーヴェン] werden [ヴェーアデン] ―en
Sie(敬称)[ズィー]  sind [ズィント] haben  [ーヴェン] werden [ヴェーアデン] ―en

 



 スッテプ3では、「最重要動詞の現在人称変化」についてお話します。何だか難しいことを言っていますが、要は、「sein[イン]」は英語で言えば「I am〜」の「am」のようなbe動詞(〜である)であり、「haben[ーヴェン]」は英語の「I have a pen.」の「have」(〜を持つ)であり、「werden[ヴェーアデン]」は英語の「I become a teacher.」の「become」(〜になる)のことであって、この3つの動詞は英語でもそうですが、重要なので頭に入れていこうということです。
 残念ながらこの3つの重要動詞は、ステップ2で習った基本語尾変化とは違います。つまり不規則変化ということです。残念ですね。英語で考えますと、主語が私「I」の時は「I am」で、あなた(you)の時は、「you are」、彼「he」の時は「he is」のようになりますね。実は英語も人(人称)によって、動詞(この場合はbe動詞)が不規則に変化(不規則変化)しています。ドイツ語はこれが少し複雑になった感じです。

 ただし、上図の一番右側にもステップ2で習った、「基本語尾変化」をのせておきました。これには意味があります。というのも必ずしも完全に不規則なわけではなく、これらの動詞の語尾に注目すると、何となく基本語尾変化の特徴を残していますね。と、このように希望を持って勉強するとやる気がでますよね。でもこれは本当です(笑)。
あと、注意して欲しいところは赤文字で書きました。この赤文字で書いたところは、私もドイツ語を習いたての頃、覚えるのに苦労しました。でもこれらは徐々に覚えることができました。だから難しいところは徐々にでいいんです。まずは通読するのが大切なんです。下の表で例をあげてきました。

不定詞 例文 発音 日本語訳
sein[イン] Ich bin Student.
Wir sind Studenten.
[イッン シュトゥント]
[ヴィーア ズィント シュトゥンテン]
私は大学生です
私たちは大学生です
haben[ーヴェン] Du hast ein Auto.
Sie haben ein Auto.
[ドゥスト イン ウト]
[ズィーヴェン イン ウト]
君は(一台の)車を持っている
あなたたち(彼ら/彼女ら)は(一台の)車を持っている
werden[ヴェーアデン] Er wird Student.
Ihr werdet Student.
[ヴィルト シュトゥント]
[ーァ ヴェーアデット シュトゥント]
彼は大学生になる
君たちは大学生になる

 まだ習っていなこともたくさんこの上の表に含まれてますね。でも習ったところを理解して頂ければいいですよ。まずは新しい単語について説明します。「Student 〔シュトゥント]」は、「大学生」という意味の名詞です。英語だと「student」は中学生くらいから大学生くらいまでを「student」といいますが、ドイツ語だと大学生のことをいうので、ちょっと英語と違いますね。でも単語は似てるからそのまま頭に入れてくださいね。そして「Autoウト〕」は、「車、乗用車」という意味です。英語では「car」や「automobile」ともいいますね。これも英語と無理して似せてみました(笑)。これでここに出てくる新しい単語については解決しました。ではここで、先ほど説明した二つの単語をみてください。よく見ると両方とも頭の文字が大文字になってますね。これはドイツ語の特徴で、ドイツ語は名詞の頭文字はとにかく大文字で書くという決まりがあります。だからドイツ語では名詞の頭文字は大文字で書いてくださいね。これは大原則になります。

 では、はりきって上の表の例文について解説をしたいと思います。まずは「seinイン〕」からです。一番上の「Ich bin Student. [イッン シュトゥント]」の意味は「私は大学生です。」です。まず「私」をあらわす「Ichイッヒ〕」(これを1人称単数といいます)がくるので、人称が「Ich(私)」の時は、説明1から「sein〔イン]」は「bin [ン]」に変化します。それに「大学生」という意味の「Student 〔シュトゥント〕」をくっつけて、「Ich bin Student. [イッン シュトゥント] (私は大学生です)」となります。同じように、「 Wir sind Studenten. [ヴィーア ズィント シュトゥンテン]」も「私たち」をあらわす「Wir 〔ヴィーア〕」(これを1人称複数といいます)がくるので、「sein 〔イン〕」は「sind 〔ズィント〕」に変化します。それに「大学生」をあらわす名詞「Student〔シュトゥント〕」をつければできあがり!って、ちょっとまった。ここでは「Student」ではなく、「Studenten シュトゥンテン] 」になっていて、ちょっと型が違いますね。実は「Student」というのは単数形で、これを複数形にすると「Studenten」となるのですが、これについては、今はちょっと型が変わるんだなって程度で頭のすみに置いといてください。英語で例を出すと、「student」が「students」になった感じです。よって、「Wir sind Studenten. [ヴィーア ズィント シュトゥンテン](私たちは大学生です)」となります。どうですか?そんなに難しくはないと思います。難しかったらゆっくり理解していってくださいね。

 次は「haben[ーヴェン]」について説明します。まず一つ目の例文「Du hast ein Auto.[ドゥスト イン ウト]君は(一台の)車を持っている)」についてですが、まず「君」をあらわす「Du [ドゥー〕」(2人称単数)をおきます。そうすると「haben(持つ、持っている)」は説明1より、「hast〔スト〕」に変化します。だから「Du hast. [ドゥスト〕」となり、それに「車」をあらわす「Autoウト〕」をつけてできあがりです。でもここで細かい人は(笑)「ein 〔イン〕」にひっかかるんではないでしょうか?これは英語の「a (an)」みたいなものです。これについては、名詞の格変化のステップでお話します。ですので今は無視してください。 同じように「 Sie haben ein Auto.[ズィーヴェン イン ウト] あなたたち(彼ら/彼女ら)は(一台の)車を持っている)」も考えることができます。ここでこの「Sie [ズィ〕」について考えみたいと思います。「sie」っていろいろな意味を持ちますよね。「彼女」や「彼ら(彼女ら、それら)」はもちろん「sie」ですが、敬称の「Sie(あなた、あなたたち)」も頭文字は大文字ですけど「Sie」です。しかもこの例文のように、「Sie」が文の頭にくると、英語と同じように、文の頭の単語は大文字で書かなきゃならないので、小文字で「彼女」や「彼ら(彼女ら、それら)」をあらわす「sie」なのか、敬称の大文字の「Sie」なのかわかりませんね。これは仕方がないことなんです。だから文章の中だったら文脈などから判断するしかないので、細かいことは気にしないでください。 いつも無視しろとか、気にしないでくださいって言うのは、適当に流したいからじゃありません笑。こういう細かいことまでいちいち勉強していたら、途中であきてしまったり、効率がわるかったりしますから、知りたい人は、私にメールしても良いですし、、この講座が終わったころには、文法一通りできるようになりますので、他の文法書でもうまく見つけられると思います。

 最後に不定詞(基本形のことですよ〜)「werden[ヴェーアデン](〜になる)」について説明します。「Er wird Student. [ヴィルト シュトゥント]彼は大学生になる」となりますが、まず「彼」をあらわす「Er[〕」が頭にきたら、「werden[ヴェーアデン]」は説明1より「w」の次の「e」が「i」にかわって、「wird ヴィルト]」という型になります。そしてさきほどお話した、「大学生」という単語「Student 〔シュトゥント]」をくっつけて出来上がりです。「Er wird Student.[ヴィルト シュトゥント](彼は大学生になる)」となります。同じように考えれば、「 Ihr werdet Student.ーァ ヴェーアデット シュトゥント]君たちは大学生になる)」もわかると思います。
 こんな感じです。これからこれらの単語は本当によく使うのでしっかり頭に入れてくださいね。あと、気づいたでしょうか??「sein [イン], haben〔ーヴェン〕, werden〔ヴェーアデン〕」はタイトルにも書いてあるように「動詞」ですよね。上の例文が書いてある表を見て頂ければわかると思いますが、動詞は文章の第二番目にきていますね。これはドイツ語の規則で、定動詞第2位の原則とかいう名前がついています。とにかく文を書いたとき、動詞を2番目においてください。第2番目に置けばいいだけなんです。ということは、英語と違い主語になる人称の「ich, er, wir」などが別に一番にこなくてもいいってわけです。それについては下の表で詳しく説明します。


 下の表では、上の表で勉強した例文を使ってみました。だからすぐに文の意味はわかると思います。ここでは、ちょっと前にも言いましたが、英語でいう「文型」が問題になっています。英語では主語が一番最初にきて、次に動詞がきて、そのあとに目的語がきてという感じで、「SVO」などを習ったと思います。これをドイツ語ではどう表すんでしょうか?? まず最初の文は、スタンダードな型ですね。その次の文は「du [ドゥ〕」と「ein Auto イン ウト〕」の場所がかわっています。これでも正解です。この二つの文を比較して、何が共通してるかわかりますか?そうです、動詞が二番目にきてます(定動詞第2位の原則)ね。とにかく柱となる動詞「hast〔スト〕」が二番目にきていれば、主語が後ろにあってもオッケーなんです。これは重要なので頭に入れておいてくださいね。そう考えると英語は「SVO」とかを守らなきゃいけないのに比べて、ドイツ語はちょっと自由がききますね。確かに、「be動詞」などの不規則変化は覚えるの大変だけど、ドイツ語では文型はあまり重要ではなく、大原則である、定動詞第2位の原則さえ守れば、比較的自由に書くことができます。日本語もこの面では、同じことがいえるんじゃないでしょうか。例えば、「私は今日学校の図書館でドイツ語の勉強をする」を、少しブロークンですが、「ドイツ語の勉強を私は図書館で今日する。」と言っても通じますね。このように、ドイツ語も比較的単語の順番を気にしないで書くことができる言葉であるといえます。 3つ目の例文では「Was ヴァス〕]」という単語がでてきてますね。これは英語の「What」という疑問詞で「何」という意味です。しかしこれは、「Du hast was.〔ドゥスト ヴァス〕」とはあまり言いません。だから疑問詞は文頭に持ってきて、動詞は第二番目に置くということから、「Was hast du? 〔ヴァスト ドゥー〕」となります。

  最後の文では動詞が1番目にきてるって?!すみません、そうなんです。これは決定疑問文といって、「君は車を持っていますか」という質問があったら、「はい(いいえ)」で答えられますよね?でも「Was hast du?」(君は何を持っていますか?)の質問には「はい(いいえ)」では答えられず、例えば「私は赤い車を持っています」という応答文になります。このように、「Yes, No」ドイツ語では「Ja [ヤー]、Nein [ナイン]」で答えられる疑問文→疑問詞のない疑問文(決定疑問文)の場合は動詞が1番目(定型第1位)にきますんで、気をつけてくださいね。

jjj 動詞が2番目にきている! jjj jjj jjj jjj
Du(主語) hast ein Auto jjj . 君は車を持っている。
Ein Auto hast du(主語) jjj . 君は車を持っている。
Was [ヴァス] hast du(主語)jjj? 君は何を持っていますか?

jjj
Hast
du(主語) ein Auto ? 君は車を持っていますか?


 

定動詞第2位の原則・・・ 動詞を文章の2番目に置くという決まり。
決定疑問文・・・ 疑問詞のない疑問文で、「Ja[ヤー]、Nein[ナイン]」で答えられる疑問文。

 

単語帳 日本語訳 英語
Student 〔シュトゥント] 大学生 student
Auto ウト〕車、乗用車 automobile






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