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ステップ1:付加語(Attribution)と冠飾句(1)



1、付加語(Attribution)と冠飾句(1)

1、付加語と冠飾句について

 付加語とは簡単に説明しますと、名詞の前後について名詞を修飾するもののことをいいます。また冠飾句
は付加語の一種で、ドイツ語に特徴的な修飾方法です。例えば英語なら、名詞の後ろから修飾するところを、冠飾句は名詞を前から修飾します。つまり冠飾句とは、冠詞と名詞の間にあり、名詞を前から修飾している付加語形容詞をのことをいいます。



2、LinksattributとRechtsattributについて

冠詞 Linksattirbut   名詞 Rechtsattribut
 der  antike  Brunnen  am Marktplatz
 der  vergessene  Brunnen  der Altstadt
 der  plaetschernde  Brunnen  der aus den Mittelalter Stammt

 上の例のように付加語とはderなどの冠詞と名詞の間や、名詞の後に置き、名詞を詳しく説明する時に用います。名詞を中心に、Linksattirbut(Linkserweiterung)(左側付加語)とRechtsattribut(右側付加語)に分けることができます。どちらが重要であるかというと、左側にあるLinksattirbuteの方が重要になります。つまりこれがよくいわれる「冠飾句」のことですね。また、これはder antike Brunnenだけを考えた時、antikeはderとBrunnenに挟まれた、一種の枠構造となっています。だからこれを名詞の枠構造(die Nomminalklammer)といいます。みなさんがよく聞く枠構造は、動詞の枠構造(die Verbenklammer)ですが、この形も枠構造といいます。


3、Lechtsattributの種類

 Linksattributの種類として、主なものとして、形容詞が名詞を修飾している、Adjektivesattributや、不定形の動詞が過去分詞、現在分詞に派生したPartizipesattribut、Linkasattributの位置に前置詞句が挿入されているPraepositionalesattributがあります。他にも副詞に関係するadiverviales Attributなどがあります。

4、動詞の枠構造(die Verbenklammer)について

Die Kinder haben Laerm gemacht.
Ich muss wenn ich zu Hause komme noch kochen.
Reg dich doch nicht ueber das schlechte Wetter auf.

 ドイツ文法を勉強していると、よく枠構造という言葉を聞くと思います。このよく言われる枠構造とは、前にも説明したように、動詞の枠構造(die Verbenklammer)のことです。例えば上の例のように、青い文字がその間にある黒い太字を両側から挟んでいるので、枠構造といいます。最後に置かれた単語(上の例では、gemacht, kochen, auf)が重要(wesentlich)な言葉といえます。上の例のように、動詞の枠構造は完了、話法の助動詞、命令形などによって成り立っています。


5、冠飾句(Linksattribut)の重要性の順位について(1)

die sich aus der neuen Wirtschaftslage zwangslaeufig ergehende Entwicklung.
A B C D E F G

 上の例を見てください。青文字dieEntwicklungの間にものすごく長い付加語(冠飾句)が書かれていますね。この時この中で、名詞との関係において重要になるのはどの言葉か、そしてそれに順位をつけるとしたらどうなるかというのを考えてみましょう。
 まず一番重要なのは、直接名詞を修飾している付加語であるFのergehendeになります。それと熟語のように扱われる再帰動詞であるBのsichも一番重要となりますので、,箸靴泙后F麋嵬椶暴斗廚文斥佞鬮△箸垢襪函↓,ergehendeを修飾しているEのzwangslaeufigが重要になります。H嵬椶箸靴討蓮直接GのEntwicklungと関係がない、の括弧でくくったaus der neuen Wirtschaftslageとなります。


die von den fuer die Volkszaehlung zustaendigen Beamten ausgearbeiten Frageboegen
A B C D E F G

 二つ目の例として上の例文をあげてみました。基本的な構造は赤の括弧の両側にあるdie Fragebogenとなります。ここで,箸靴董GのFragebogenを修飾しているF ausgearbeitenが一番重要になります。△箸靴Gに近い名詞E Beamtenがあります。Beamtenの冠詞を含んでいる、Bのvon denも同じく△箸覆蠅泙后つまり緑の枠ですね。そしてとして、EのBeamtenを修飾しているDのzustaendigenとなります。そして最後にい箸靴董Cのfuer die Volkszaehlungがきます。


6、冠飾句(Linksattribut)の重要性の順位について(2)

a, die erfreuliche und guenstige Entwicklung.
A B C D E
b, die erfreuliche wirtschaftliche Entwicklung. jjj

 次にaとbの例文について考えたいと思います。aではCにundが入っています。この際、BのerfreulicheとDのguenstigeは両方とも同時にEの名詞Entwicklungにかかっているので、同等の順位(eine gleichwertige Reihung von Attributen)となります。bではundがないので、CのwirtschaftlicheはDのEntwicklungにかかっているといえますが、BのerfreulicheはDにかかっているのではなく、Cのwirtschaftlicheにかかっているといえます。よって、BとCの重要性の順位は同じではなく、DのEntwicklungを修飾しているCのwirtschaftlicheの方が重要になってきます(eine nicht gleichwertige Stufung von Attributen)。
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