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ステップ10:過去人称変化



過去基本形語尾 te
過去分詞 get
「手(te)でget(ge―t)する」と覚えよう!

j 現在
―en
基本語尾変化
te
過去分詞
get
ich ―e te■ get
du ―st test
er
sie
es
―t te
wir ―en ten
ihr ―t tet
sie ―en ten
Sie ―en ten

→過去人称変化:「-te + 現在人称変化」
→1人称・3人称単数の-te以下の語尾なし(四角で表示)



 このスッテプではいよいよ過去形についてお話したいと思います。普通に日本語で会話をしている時も過去形は重要ですよね。例えば「今日は何をしたの?」とか。だからドイツ人と話していても過去形をたくさん使うので、ここでしっかり過去形の基本を覚えましょうね。
 過去形には英語の過去形と同じように、規則動詞と不規則動詞があります。でもここでは規則動詞だけを勉強します。基本をまずは覚えることが大切ですからね。でも不規則動詞があるということだけ頭にいれておいてくださいね。上の表を見てください。上の2つ目の表には「現在、過去基本形、過去分詞」とあります。これを動詞の3基本形といいます。すでに「現在」にあたる「人」による動詞の語尾の変化、現在人称変化についてはお話しましたね。だからこのステップでは、「過去基本形」と「過去分詞」についてお話したいと思います。
 では本題に入りましょうか。まず一番上の表ですが、過去基本形の基本的な語尾は「語幹+te」で過去分詞の形は「ge+語幹+t」になります。これを簡単に「手(te)でget(ge―t)する」と覚えましょう。でもこれを覚えたからってどうやって使うのって感じですよね。そういう疑問を持つわたしたち(?)に、lernenを例にして考えてみましょう。下に一つの図があります。lernenの過去基本形と過去分詞の形を表した表です。不定形は「lernen」ですね。これはすでに習ったように、「語幹+語尾」になっていて、「lern + en」という構造になっています。この語尾-enが過去形では-teになるということです。だからlernenは過去形だと「lern + te」でlernteとなります。次に過去分詞ですが、これは主に完了形の時に使われる形なんです。だから詳しくはあとのステップでお話したいと思いますが、少しだけお話すると、英語にも過去形と完了形がありますね。使い方に関してドイツ語と英語では違いますが、2種類あるという点では同じなので少しわかってもらえるんじゃないかと思います。もう一度言うと、その完了形で使われるのがこの「過去分詞」です。この基本形が「ge-t」となります。だから、「ge」と「t」の間にlernenの語幹である「lern」をはさめば出来上がりです。よって「gelernt」になります。下の図でもう一度確認してみてください。

不定形 lernen ―en
過去基本形
te
過去分詞
get

lernte

gelernt


 過去基本形と過去分詞を覚えていただけたでしょうか。これが基本の形になります。まずこれをしっかり頭にたたき込んでください。そして次に過去基本形を「ich, er, es, sie.......」の順に人に応じて変化させていきます。そうです・・・、不定形を使った現在人称変化でも「人」によって基本の「−en」という語尾が変化したように、この過去形についても「人」に応じて語尾「−te」を変化させなければなりません。めんどくさ・・・。でももちろんめちゃくちゃに変化するのではなくて、現在人称変化と似ていますんで安心してくださいね。まずは下の表をみてください。下の図に書いておきましたが、あくまでも基本は「−te」です。だから「人」がかわり変化しても「te」という形は基本となっています。下の赤い文字のところをみて確認してみてください。erの時も-teがあり、wirの時も-tenがあり、過去人称変化の語尾には「-te」がありますよね。そしてその「-te」に、基本的に現在人称変化で習った語尾をつけていきます。つまり「-te + 現在人称変化の語尾」ということになります。ここで注意するのは1人称単数のichと3人称単数のer (sie, es)はの語尾変化は同じ形であり、-teのあとにはその他の語尾は不要ということです。
 これらを頭において一つずつ見ていきましょうか。まずichの場合ですが、この時は-teのあとはその他の語尾は不要なので、語尾は-teだけになります。だからここでまたlernenを例に出すと、「語幹+語尾」で、「lern + te」になり、lernteとなります。次にduの場合ですが、あくまでも基本は「-te」です。そのteに現在人称変化の「st」をつけて、duの過去人称変化は「-test」になります。だから「lern + test」で、lerntestとなります。次にer (sie, es)ですが、これは1人称単数であるichと語尾は同じになります。つまり語尾は「-te」だけで、その他の語尾は不要ですのでこれも「lern + te」でlernteとなります。
 次は1人称複数wirについてですが、ちょっと注意が必要です。基本どおりにまずは「-te」がきます。そしてそのあとに、現在人称変化に従うと「-te」のあとには「-en」がきます。でもそうすると「-te + en」で、くっつけると「-teen」となってしまいます。これだと「e」を2回発音しなきゃならなくなるので、言いにくいですね。だからこの2つのうち1つのeをなくして、「-t + en」となり、wirの過去基本形は「-ten」となります。下の図でも色をかえて説明してあるように、「-t + en」となります。だからlernenの過去形は「lern + ten」となり、lerntenとなります。これは3人称複数のsieにも同じことがいえます。次にihrですね。ihrの場合ですが、まずは基本の「-te」がきます。そして現在人称変化の活用語尾である「-t」をつけて「-te + t」で、答えは「-tet」になります。だからlernenの過去も「lern + tet」でlerntetになります。次にsieですが、これはwirと同じく、eが2つ続いてしまうので、1つを省いて「t + en」で「-ten」となります。だからlerntenとなりますね。同様に敬称のSieも3人称複数のsieと同様に、「- t + en」でlerntenとなります。
 わかってもらえたでしょうか?このような規則で覚えるとわかりやすいと思います。下にlernenの過去人称変化について表にしておいたので、参考にしてみてください。lernenの過去人称変化の語尾は、青の文字で書かれているように、みんな「te〜(テ ホニャララ)」となっているので、「te」から後ろを一気に覚えましょう。

j 不定形―en 不定形 lernen
j 過去基本形
te
過去分詞
get
過去基本形
lernte
過去分詞
gelernt
ich te get lernte gelernt
du test lerntest
er
sie
es
te lernte
wir ten lernten
ihr tet lerntet
sie ten lernten
Sie ten lernten

 最後に、過去分詞の変化について気になるところですが、過去分詞は変化しません。詳しいことは完了形でお話しますが、とにかくこのスッテプでは過去分詞は変化しないから、「手(te)でget(ge―t)する」という言葉から、過去分詞は「ge―t」になりますから、lernenの過去分詞は、「ge + lern + t」となり、gelerntとなることだけを頭にいれておいてください。
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