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街は闇に包まれ、人の気配はしない。時折聞こえる犬の遠ぼえが あたりの静けさを一層際立たせていた。 繁華街から少し離れたこの場所では、丑三つ時と言われるこの時刻に 人が出歩いている事など普通はありえない。 が、例外もあるようだ。 「はぁはぁ.....。」
黒づくめのコートを着、闇に溶け込むように歩く人物は何かから逃げる 「何で、この俺様が、こんな目に.....。」
言い忘れていたが、ここはある街に幾つか存在する住宅街の一つだ。 「.....こっちでいいんだよな。」
黒コートの男は自分の手首に着いている腕時計大のモニターを覗き込むと、
「キーザ・カガマ博士でいらっしゃいますね。上からの御命令です。
代表らしき男が一人、ずいと前に出てコートの男と向かい合った。
「ひぇ〜、俺様一人にこんな奴ら使うなよ。ま、その気持ちは
緊張のかけらも感じられない言葉を漏らすと、先程のモニターを見る。 「Dr.キーザ、こちらへ。」 右の男がカガマを連行しようと近づく。瞬間、わずかだがカガマの眉が動いた。
「邪魔だ、このうすらとんかち。俺様の前に立つな雑魚が。」
男達の手が懐に、同時にカガマもポケットからパラボナアンテナが先に付いた 「消えろっ。」
一瞬の輝きの後、場のは溶けたアイスクリームの様な物体が三つ残っていた。 「くそっ。無駄な時間くっちまった。」 コートが風にあおられ、ばたばたと音がする。 「ちっ、まずいな。.....目標まで、最短300か。どうする。」
モニターに映る目の前の敵の数は11、多少とは言いがたい数である。
目の前に黒服が現れた。戦闘開始だ。黒服が銃を構える。 「はぁはぁ、やっと着いたぜ。運動不足かね、最近。」
彼は空き地の前に立っていた。雑草が自由気ままに伸び、背の低い木と 「あったあった、俺様のかわい子ちゃん。」
湿気をふんだんに含んだ土の上、一人がやっと乗り込む事できるであろう
「よしよし、燃料OK。酸素OK。システム異常なし。噴射口は少しつまってるが、
赤いボタンを押す。すると機体が激しく揺れだした。
「おし、航路上に敵機、および障害物全くなし。オートパイロットに移行。」
着々と準備を進めていくカガマ。作業終了の確認をしたシャトルのメイン
『発射マデ、アト十五秒、カウントダウンスタートシマス博士。
黒服達が駆け付けた時、シャトルは既に空高く飛び立っていた。 それは追っ手から逃げる為なのか、それとも、ただの省エネなのだろうか.....。 |
カガマ:は〜っはっはっは!俺様の活躍をみろ!敵をばったばったと倒して逃げる!
まさに芸術!
勝七:いや、てかね。あんた主人公じゃないのよ。それに今から始まるのが
実は単に本スト−リ−を読む上で知っておいて欲しいことをつらつら
述べていくだけのものなのよね。
カガマ:なに〜!?じゃあ、俺様の活躍は!?
勝七:あ〜、あることにはあるよ。ただ、主人公にはなれないけど。
ま〜、そのうちに短編でも書いてやるよ。
カガマ:はっはっは!いまから戦いの準備だ〜!
勝七:なんか、違う。ま〜、いいか。なるようになるわな。
さて、これはオリジナル小説の方のメインになる予定です。
下手すると、世界核より更新はやいです。んでもって、次回から第一部
が始まります。お楽しみに〜!(ちなみにこのストーリーは長いっぽい。)