ネットワークのテスト方法
(pingコマンドについて)

ネットワーク上のほかのコンピュータとの通信テストを行う手法として、pingコマンドがあります。
(このコマンドは、LAN配線工事の後に、各コンピュータの疎通試験の際によく使用するコマンドです。)

pingコマンドを実行した後、replyのメッセージが返ってくる場合、ネットワークは正常につながっています(試験OKです)
もし、pingコマンドを実行しても、reply以外のメッセージが帰ってきた場合、何らかの原因で通信ができておりません。
たいてい、ケーブルの不良、LANカードが認識していない、HUBのカスケードスイッチがOFFになっている場合が多いです。

では、ためしに自分自身(127.0.0.1)にむかって、pingコマンドを実行してみましょう。
(自分自身のIPアドレスのことを、「ループバックアドレス」とよびます。
全てのホストで固定で「127.0.0.1」です。LANカード等の試験用のアドレスです。)


では、MS−DOSの画面から、コマンドを実行しましょう。

C:\WINDOWS>ping 127.0.0.1


以下のメッセージが返ってくれば正常です。(ループバックアドレスなのでまず問題ないはずですが…(笑))

Pinging 127.0.0.1 with 32 bytes of data:

Reply from 127.0.0.1: bytes=32 time<10ms TTL=128
Reply from 127.0.0.1: bytes=32 time<10ms TTL=128
Reply from 127.0.0.1: bytes=32 time<10ms TTL=128
Reply from 127.0.0.1: bytes=32 time<10ms TTL=128



続いて、インターネット上のホストにpingをとばしてみましょう。

C:\WINDOWS>ping 61.114.24.59


同じように以下のメッセージが返ってくれば正常です。

Pinging 211.11.147.194 with 32 bytes of data:

Reply from 61.114.24.59: bytes=32 time=69ms TTL=240
Reply from 61.114.24.59: bytes=32 time=150ms TTL=241
Reply from 61.114.24.59: bytes=32 time=45ms TTL=241
Reply from 61.114.24.59: bytes=32 time=58ms TTL=241



次に、ドメイン名でpingをとばして見ましょう。

C:\WINDOWS>ping www.katuo.com



Pinging www.katuo.com [61.114.24.59] with 32 bytes of data:

Reply from 61.114.24.59: bytes=32 time=99ms TTL=241
Reply from 61.114.24.59: bytes=32 time=94ms TTL=241
Reply from 61.114.24.59: bytes=32 time=219ms TTL=241
Reply from 61.114.24.59: bytes=32 time=184ms TTL=241


以下のメッセージが表示されれば正常です。

この状態であれば、ブラウザを起動すればホームページが問題なく表示されます。
(ドメイン名で、pingを実行した場合に、エラーとなる場合、参照するDNSサーバのIPアドレス
を再確認する必要があります。)

ルーター(192.168.0.1)へのpingが正常で、インターネット上のホストへのpingが異常であれば、
相手のコンピューターもしくはルーターの故障が考えられます。(tracert ホスト名で追跡調査も可能です)

ループバックアドレス(127.0.0.1)へのpingが異常な場合、LANカードがうまく認識できていないか、
もしくはTCP/IPプロトコルの構成上の問題が考えられます。

ルーター(192.168.0.1)へのpingが異常な場合、かつ、ループバックアドレス(127.0.0.1)へのpingが正常な場合、HUBの結線がうまくできていないことが考えられます。この場合、HUBのカスケードや、LANケーブル(クロスとストレートのケーブル間違いや、断線など)をチェックしてください。


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