祝・新装開店!泰国義徳善堂



=>B級ネタを羅列した目次はこちら…メイドインタイランドHOME

=>ローカルパワースポットからチンコの祠まで…現地バンコクより発信中のBLOG

=>タイ在住者の滞在&生活情報・裏表…皿井タレーDIARY



Date: 2000年6月


捨て身の救命活動でおなじみの泰国義徳善堂。
隊員が現場に向かう勇姿を偶然見たことがある。

疾走するピックアップトラックの荷台でぎゅうぎゅう詰めの若い衆が、
奇声をあげつつ握りこぶしを宙に振りかざし、なんかすごかった。

ストレス発散じゃなくて、ホントに功徳を積むためにやってるんだよね?

本部前にはノーカット・ノートリミングの事故写真てんこもり掲示板。
あんなふうに、そうなっちゃってるとこが、
これでもかっていうぐらい、あれしてる...

この印象派フォトギャラリーのインパクトは、
個人的にはシリラートの死体博物館なんかより、はるかにスゴイと思う。

で、この義徳善堂本部の横には、ワット・ホアランポーンという立派なお寺がある。

1年以上前になるか。
ずいぶん長くかかった改修工事が終わり、きらびやかな寺院が完成した時、
寺の前には立派な塀と門も作られた。

しかし、すぐにお寺の入口のとこで地下鉄工事が始まり、
工事に邪魔だからという事で、
できて1ヶ月もしない新品だった塀も門も壊したのだ。

なんという理不尽。
なんという無駄使い。
なんという計画性の無さ。
なんという連絡不行き届き。

地下鉄建設予定地のこと、誰も聞いてなかったのか?

塀も門もないまま月日が流れた。

ようやく最近、門を作り直す気になったらしい。
地下鉄建設の邪魔にならないような、以前よりも道路から奥まった位置に建て直してる。



作ってる人達は、以前と同じ人達なんだろうか?


Date: 2001年1月

寝起きの老人の小便みたいにダラダラやってるようにみえた工事も、いつかは終わる。
そう、ついにその時が来たのだ。



去年6月に撮ったのと同じ位置から撮った写真である。
リノベーション見事に完了。いやあ、美しい。
一進一退の工事の進み具合を、半年間暖かく見守ってきた日本人がいたなんて、
きっとお釈迦さまでも気がつかなかっただろうな。

もちろん、門だけじゃない。本堂だってこの通り。キンキラキンのリニューアルだ。



それにしても大繁盛だ。1日じゅう、お参りしてる人が切れることがない。
みんな、衆生救済とか世界平和とか家内安全とかを祈願してるんだろうか?
残念ながら、そうではない。
自分だけに跳ね返ってくる現世のゴリヤクを、好き勝手にお願いしてるのだ。

たとえば、宝クジ当たりますように、なんてね。
というわけで、本堂の真ん前には、この人達が待ち構えてる。



多い日でも安心、「超薄型」木製カバンでおなじみ、宝クジ売りのおばちゃん達だ。

他に、スズメを籠にいれたおじさんなんかも本堂の周りをうろうろしている。
おじさんにお金を払ってスズメを籠から解き放ってやると、
善行をして功徳を積んだ事になるという合理的な自己満足システムだ。
それにつけても、この商売、開業資金がほとんどなくても始められるのが素晴らしい。
スズメだったら、そこらじゅうでチュンチュンしてるし。
原価計算も死ぬほど簡単そうだから、会計監査報告作るのもきっと楽だろう。

本堂の斜め前のとこには、歩道に机だしてタロット占いの商売をしてる兄ちゃんもいた。
それ、宗教が違うんじゃないの?とツッコミを入れたくなったが、
接客中の兄ちゃんの顔がこわかったので何も言えなかった。

おっと、いけない。義徳マニアの皆さんのための、重要なレポートを忘れていた。
例の印象派フォトギャラリーだ。

旧本堂の取り壊しに合わせて、なくなったんじゃないかと気が気でなかった御同輩よ、
安心されたし。



ねっ、ちゃんと復活してるでしょ。
やっぱり、これがなきゃね。トムヤムクンにエビが入ってないようなものだもんね。

でも、気のせいだろうか、写真1枚あたりのインパクトが落ちているような感じがする。

以前のラインナップの衝撃度をマイク・タイソン級とすれば、
リニューアル後のそれは、ミッキー・ローク級といったところだろうか。