オープン目前!バンコク地下鉄試し乗り 



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やっと工事も終わり、試運転&試乗会を始めたともっぱらの噂だったバンコクの地下鉄。通りかかると駅入口にはいつもシャッターが下りていて、実際どうなってるのかと思っていたら……。

ありゃ、今日は白昼堂々シャッターが上がってエスカレーターが動いています。利根川さん利根川さん、ここから潜入するですよ。
日本よりはるかにスピードの速いエスカレーターで下りていくと、いきなり目の前にこんなプレートが。

『この碑板は、MRTチャルームラチャモンコン線の建設に際し、日本国政府が国際協力銀行を通してタイ高速度交通公社に行った資金協力に対する感謝の意を表して設置されました。


なんだかよくわからないけど、仲良きことは美しき哉。よかったよかった。感謝ついでに、昨今の滞在VISAに絡む「日本人いじめ」もなんとかしてもらいたいと思うのは私だけでしょうか?一方で、東アジア某国のみなさんには随分便宜が図られているらしいと聞いたけど、本当すか?あ、地下鉄の話題と関係ないですね。
チケット販売機は未完成。どうやら現時点では、事前に試乗申し込みをしていた人だけが乗れるようです。予約なんか当然していないけど、やっぱり乗ってみたい……ものほしそうな顔で壁の路線図をながめていると、白いワイシャツ姿の職員らしき好青年がにこやかに話しかけてきました。聞けば、今日は試乗のために11:30〜13:30だけ運行しているとか。異国の鉄オタもどきに哀れを感じたのか、青年はポケットからもぞもぞと本日分の試乗用チケットを取り出し、気前よく手渡してくれるのでした。なんていい人なんでしょう。こんな親切な職員さんがいるなんて、バンコク地下鉄の未来は明るいぞ!
改札付近。なんかもう東京の地下鉄駅みたいですね。ゴミ箱のぞくと、痰のこびりついた日刊ゲンダイとか見つかりそうな気がします。

ホームは一つだけという駅が多いですが、シーロム駅は、バンスー行きと逆方向のホアランポーン行きとでホームが上の階と下の階に分かれていました。従って、かなり地下深くまで高速エスカレーターで下ります。
乗降は南北線さながらの二重扉で安全確保。車体はデザインも内装もBTSスカイトレイン(高架鉄道)そっくりなので、新鮮味はあまりありません。

しゅっぱーつ、しんこー。プシューン、スルスルスルー。

車内アナウンスは、くぐもったBTSのやつより口調が力強いような気がしました。たぶん、「掘るの大変だったけど、本当に完成したぞ!どうだまいったか!」という気持ちが込められているのでしょう。
乗車率120パーセント。無料ゆえか、なかなか盛況です。試乗しているのは招待チケットを入手した「それなりの方」が中心なので、いきなり車内で宝くじやカノムチンを売り始めるような人もいませんし、だれもが淡々とクールに乗り心地を確認しています。うれしそうにキョロキョロしながらはしゃいでいるのは、私ぐらい。BTSが開通したときは、次から次に自動改札にはさまれ照れ笑いしていたタイのみなさんも、地下鉄に関しては当たり前のように落ち着いた乗りっぷりで、なんとも寂しいかぎりです。みんなぁ、こういうときはもっと素直に盛り上がろーよ!

ついでですが、初乗り12バーツで一駅ごとに2バーツずつ上がる料金体系といい、ホアランポーン〜シーロム〜アソーク〜ラチャダ〜チャトチャという超画期的なルート設定といい、この地下鉄、BTSより使い勝手のいい便利な交通手段になると個人的には思います。

【オフィシャルサイト】
http://www.mrta.com/
MRTA↑とは「大量高速交通公社」の略ですが、いきなりドメイン名売却の案内がでてきて笑えます。
正解はこちら↓のよう。ただし英語ページは放置状態です。
http://www.bangkokmetro.co.th/


【追記】
2004年7月3日、バンコク地下鉄は正式にオープン。開店記念大安売りということなのか、8月12日までは、どれだけの区間乗っても一律10バーツの特別料金です。