クーポン食堂 2004




どうも。久しぶりにクーポン食堂の話題です。
つっても、オーソドックスなやつとは違う新種のフードコート。
おしゃれすぎて引いてしまいそうですが、下の写真がそうです。



1年ほど前、セントラルデパート・チッドロム店7階にオープンした『FOOD LOFT』。
多国籍なフードブースが売りで、
ベトナム料理コーナーでは生春巻き、
イタリア料理コーナーではピザやパスタ、
日本料理コーナーでは寿司やサバ照り、
インド料理ブースではタンドーリチキン...などなど、
タイ屋台料理が集う普通のクーポン食堂とはメニューが全く違います。



システムも変わっていて、入店時に1人1枚、こんなカードが渡されます。
「このカード1枚で1000バーツ分食べられます」って書いてありますが、
普通のクーポン食堂で1000バーツ食ったら、間違いなく胃が張り裂けることでしょう。

各ブースでなにか料理を取るたびにこのカードを提示し、
バーコードリーダーで料金がたくわえられていく仕組みです。

食べたいものを一通りトレイに取ったら、
どっかのホテルのラウンジみたいなダイニングエリアに行って食事開始。
食事後、駅の改札みたいなところを通ってカードを返却しないと
外に出られないつくりになっています。
改札にある端末にカードのバーコードで記録された食事代が表示され、
利用者は最後の改札のところでその金額を支払って帰るシステムです。

料金もレストランで食うのとあまり変わらない金額になっちゃうし、
厳密には、もうこれクーポン食堂とは呼べないのかもしれません。

2003年末、伊勢丹筋向いのBig Cラチャダムリ店の5〜7階に、
タイ最大のスクリーンがあるというシネコン・EGVメトロポリスがオープンしましたが、
その中にある『The Resto』」も、同様のインターナショナルフードコートになっています。

また、同時期に改装されたマーブンクロンセンター最上階フードコートも、
「あんたはマーブンクロンなんだから、そんなイメチェンしなくていいだろっ!」
とつっこみたくなるような、多国籍なラインナップ&おしゃれな内装にお色直ししています。

どうやら、2004年バンコククーポン食堂のキーワードは、
「インターナショナル」みたいです。
若干の疑問は残りますが、暖かい気持ちで応援してあげましょう。





さて、クーポン食堂といえば、以前、日記にこんなこと書いたんですが...

【クイズ】
タイの人がわんさかいて混雑してるクーポン食堂に
日本人が一人紛れ込んでメシ食ってます。
あなたなら、どうやって見分けますか?

【サンプル解答】
食べてる人たちのトレイに注目します。
トレイに器をのせたまま食事してるのが日本人。
タイの人だったら、
まず皿や丼をトレイからテーブルへと移し、
トレイはテーブルの隅やイスの上などに片付けてから食べ始めるはずです。


これについて、シンガポールからこんなメールをいただきました。





日記のクイズのサンプル解答に思わずうなずきました。
私の住んでいるシンガポールにもクーポン食堂風のフードコートがあります。
こぎれいなところはエンポリのクーポン食堂なみですが、
そうでないところは、
国際線から国内線への渡り廊下にあるドンムアン空港のクーポン食堂なみです。

こちらのフードコートでも
ローカル(シンガポール人)は殆どトレーをどかして飯を食っています。
私はというとそのままトレーを敷いたままでした。

思うにこれは、スペースのせいじゃないかと。
シンガポールの場合、
フードコートの前身であるホーカース・センター(屋台村、原則屋外でエアコンなし)には
サイズの小さな固定丸テーブルに固定丸イスが6個、等間隔に付属しています。
テーブルは6人で座ると少々狭く、
大きなトレーにのせたままではかなり窮屈、というか6人分はのりません。
従って、
各屋台からテーブルまで料理を運んだらトレーはいちいち元に戻しているのです。

横着な奴は隣の空いたテーブルにどけています。
ここらあたりは、自分の事さえ良ければ他の事には構わないという
中国系の合理主義をいかんなく発揮しています。





やっぱりタイにしても、スペースの関係であんな習慣になったのかな……
などと適当に納得しましたが、いただいたメールにはオマケがついていました。





話はころっと変わりますが、
先日訪タイした際、スクンビット・ソイ26のカーフールのクーポン食堂で
豚の脂身の煮込みをご飯にかけた料理
(いつまでたっても料理の名前が覚えられません)を食っていた時の事です。
あっ、もちろんトレーは敷いたままでした。

連れのタイ人が、「あれ、あれ」と眼で私の背後を指し示します。
さりげなく振り返ると、クーポン食堂には不似合いな、というか
めちゃくちゃ浮きまくった格好の日本人女性でした。

年の頃は子育ても一段落した30代後半ぐらいでしょうか、
全身から日本人駐在員の奥様オーラが出まくっていました。

一方、連れのぞうり履きタイ人男性は、
50がらみのうだつの上がらなさそうな風采で、
カンパニー・カー(もしくは家族車)の運転手さんのようです。

駐在員の奥様が運転手を連れてカーフールに買い物に来て
クーポン食堂で何かを召し上がっている...のとは少々状況が違うようでした。

彼らはアイスクリームか何かを食べていたのですが、
一つのアイスを奥様がタイ人の男にスプーンで「あ〜ん」って。
とても親密なご様子でした。

割と近くに座っていたのですが、私が日本人に見えなかったのでしょうか、
それとも誰に見られたって二人の愛を全うするご決意なのか...
全く頓着する様子はありませんでした。

カラオケのねぇちゃんに入れ込んでいる亭主への面当てで
運転手とできてしまう駐妻がいるという話は聞いていましたが、
実際に現場を見たのは初めてです。

んでも、カーフールはまずいよ奥さん。
日本人もたくさん来るし、誰に見られるか分からんじゃないですか。





心臓に剛毛の生えた奥様と50代ゾウリばき……
フジスーパーで枝豆シャモジですくって買うだけでも、なんとなくこっぱずかしくて、
あたりに知ってる人がいないかキョロキョロしてしまう小心者の私には、
カルフールのクーポン食堂で「あ〜ん」なんて夢のような世界です。
あっぱれ。

そういえば、シ●ィ●ゾ●●アネ●ク●のロビーで人を待っていたら、
駐妻軍団が私のすぐそばで井戸端会議してて、
「●階の●●さんの奥さん、シーローの運転手とべたべたしすぎよねぇ。
注意してあげたほうがいいかしら。
だんなさんずっと工場だし、きっと淋しいのよぉ...」
なんて、カンナクズのようなやりとりが次から次に聞こえてきたのを思い出しました。
とほほ。



(メールは転載了承いただいたものです)




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