
| スケーティングが必要な場所はここだ! 蔵王が他のスキー場と異なるのは、スポーツのために適度な斜面を拓いたのではなく、樹氷観光のためにコースが作られたということです。 大正時代、日本にスキーが伝来すると蔵王にも持ち込まれ、登ってみたところ樹氷が発見されました。そこでまず大平コースが作られ、樹氷鑑賞が始まりました。 戦後はいくつものリフト会社がそれぞれ勝手にゲレンデを作ってリフトをかけ、それらが繋がってできたのが今の蔵王です。それだけに、スケーティングが必要なところが存在するのです。 しかし、ちょっとしたコツで回避できることがありますし、あらかじめ知っていれば心理的負担も少ないものです。
|
●中央ゲレンデ→パラダイスリフト乗り場
05シーズンNEWS!
パラダイス第3リフト(コタンゲレンデにかかっているリフト)の乗り場を60m下げ、コタンゲレンデを経由することによって、樹氷原コースへのアクセスが多少楽になりました。

04年秋撮影。元の小屋は2本目の支柱あたりにありました。

以下04シーズンまで・・

蔵王最大のスケーティング難所がここです。片貝トリプルリフト沿いのコースを直滑降しても、片貝リフト乗り場のずっと手前、写真のあたりで止まってしまいます。目指すは写真奥に見えるパラダイスリフトの乗り場まで。その距離はワックスが悪い時で300m、ワックスが合っていても200mです。(はひー)

時々こんな車に追いかけられます。上部エリアの宿と中央ロープウェイ降り場を繋ぐ送迎車。

パラダイスゲレンデまで来ると、この三宝荒神山(さんぽうこうじんさん)の雄大な景色が癒してくれます・・が・・

最後のトドメに上り坂!(はひー)
ここのリフトに乗る以外、樹氷原コースや3Rエリアのベースには行けません。

上りきって疲ると、こんな看板が。ドリンクも100円らしいです。06シーズンは無料休息所に変わりました。
ちなみに隣の「樹氷の家」ではケーキ+ドリンクで480円。まぁ、ゆっくりしていきましょうや。
蔵王では他にも500円でカレー、ラーメンが食べられるところが何箇所かあります。
攻略法は、シャトルバスを使ったり、2日で滑るならそれぞれのエリアを滑るというように、ゲレンデを大きく2つに分け、北から南に移動しないことが一番です。
その逆のルートは、この部分を滑りません。ユートピアゲレンデ上部から連絡コースを滑り、菖蒲沼リフトに乗り、片貝リフトに乗れば中央ゲレンデ、大平コースへ共にスムーズにアクセスできます。
●コタンゲレンデ
こちらも05シーズンからアクセスが楽になりました。
![]() |
コタンゲレンデ上部。写真では見ずらいけど、レール、ボックス、Wキッカーがあります。 |
![]() |
下部には大キッカーがあります。 詳細はユトリアのサイト内パラダイスゲレンデ案内へ。 |
パラダイスゲレンデの一部、東側にコタンゲレンデという穴場があります。ここにかかるパラダイス第3リフト乗り場まではもっと大変なので、実に空いている穴場でした。私も5年くらい滑ってなかったです。(^^;) ここへは山頂からザンゲ坂、パラダイスゲレンデ涸沢(からさわ)の壁を滑り降りれば楽にアクセスできます。コタンゲレンデには03シーズンから「ボーダーズパラダイス」というミニパークができ、滑る人が増えました。
「ボーダーズ」とは言うものの、スキーヤーも滑れます。だってリフトに乗ると「スキー先にご注意ください」という看板が(笑)・・・。しかしその辺の案内が不十分で、スキーヤーは滑っていいものか迷いますよね。
●樹氷原コース

蔵王の看板コースですが、はじめに樹氷ありきのため斜度が緩く、斜度調整も最小限です。パラダイスリフト降り場付近から直滑降しても、赤いネットからNo.60の看板のあたりで止まってしまいます。対処法はワックスを入念にかけるしかありません。
この先、人が溜まっているところがユートピア第2リフト降り場。その先に左に分岐するコースがあります。左に曲がるとユートピア第1リフト降り場までの近道、更に黒姫ゲレンデ上部までの近道がありますが、ほとんど平らで大変なだけです(スキーマップルの平面図では「快適な中斜面」と書いてありますが、間違いです)。ただし景色がいいので、コース脇でピクニックをするには最高な場所です。
普通に黒姫ゲレンデまで行きたい場合は、百万人ゲレンデ上部からトラバースするか、黒姫コネクションコースを滑る方が楽です。
●ユートピアゲレンデから百万人方面に行こうとしても…
連絡コースとの分岐点から、フォールラインに沿って行くとフニテル乗り場のどん詰まりに行ってしまいます。
樹氷原コースの続き、百万人方面に行きたい場合は、ユートピア第1リフトの下をくぐる細いコースへ行かなければいけません。

画面左ユートピア第1リフトをくぐり、とどまつヒュッテ(青い三角屋根)の左側を滑りましょう。
百万人ゲレンデ下の「廊下」も、大森クワトロ降り場付近で止まってしまうところがあるので、危険のない程度にスピードを乗せましょう。
以上3箇所まとめてマップ。緑色が北エリア→南エリアへ。オレンジ色が南エリア→北エリアへのおすすめルート。


●ドッコ沼周辺

中央ゲレンデからダイヤモンドゲレンデに抜ける近道。夏は美しい散策路ですが、ほとんど平らで冬は大変です。ただし、中央からダイヤモンドへはいくらかマシです。
中級者以上なら中央第1ペアに乗って見返りコースを滑った方が楽です。しかし狭い急坂のため、初心者はドッコ沼を通った方が安全でしょう。その場合は途中の分岐で右へ曲がり、ダイヤモンド第1ペア降り場へ抜けた方が楽です。

ドッコ沼周辺の途中の分岐点の看板。
どっちもイヤという場合は、大平コースを降りてスカイケーブルに乗るという手もあります。
その逆、ダイヤモンドゲレンデから中央ゲレンデへ歩くのは無駄な努力というもの。見返りリフトに乗りましょう。 
ダイヤモンド第2ペア降り場から中央ゲレンデを見る。
●ダイヤモンドゲレンデ
ダイヤモンド第1ペアリフト沿いは快適な初級コースですが、第1リフト降り場から別のゲレンデに脱出するには歩かなければいけません。脱出する時はダイヤモンド第2ペアリフトに乗りましょう。ただし、初心者にとっては第2ペア降り場付近がちょっと急です。
ダイヤモンド第1リフト降り場。ここから見返りペア、高鳥コースへは歩きになります。
第2リフトに乗って脱出するのが吉。写真とらなかったけど、ダイヤモンドにミニパーク(レール、連続ミニキッカー、中キッカー)がありました。

ダイヤモンド第2リフトの降り場から高鳥コースへのちょっと急な坂。この坂が初心者にとってちょっときつい。
●国体リフト→中央ゲレンデ
マップを見ると双方向に移動できるようですが、中央ゲレンデから見返りコースへは比較的スムーズに滑れます。ハーネンカムのコブ斜面に行くにはほんの少しだけ登ります。
国体リフトから中央へは上り坂になります。中級以上で急いでいない時は見返りコースを滑って見返りリフトに乗ったほうが、楽なことは楽です。

中央ゲレンデから見返りコースへ。こっち方面はいいけど、反対側、国体ペアから中央ゲレンデへは上りになります。
以上3箇所まとめてマップ。
●大平コース

菖蒲沼リフトを降りて左に行くと大平コースですが、しばらく平坦な斜度が続きます。片貝トリプルリフトに乗って中央ゲレンデからアクセスしたほうがずっと楽です。
その合流点(写真)からスピードをつけないと、その先で止まってしまいます。

しばらく進むと、サンライズゲレンデの手前に分岐点が現れます。右に進むとちょっと急で、日によっては午後コブができることも。左が迂回コースです。また、この写真の右にハーネンカムCコースから滑る近道があり、合流注意ですが、共に案内がないのでちょっと不親切です。写真A地点。
●上の台ゲレンデ→サンライズゲレンデ
基本的には温泉第4クワッド乗り場の上下からトラバースしますが、サンライズペアリフト乗り場の手前で止まってしまいます。
そこでマップを見ると、高鳥コースからハーネンカムABCコースを横切ってサンライズ上部へ抜けるルートがあるのですが、まず細いケモノミチなので発見しにくいです(筆者は一時廃止されたと思ってました)。そしてハーネンカムCコースを横切る時に、Rの小さい板で思いっきり切り上がらないとたどり着けません。なんでこんな微妙な高さに。(^^;) やっと発見しても、プルークボーゲンすら困難なあまりの細さにびっくりするでしょう。

高鳥Cの写真B地点からハーネンカムCコースを望む。
ちなみに手前の観音様は、大会で亡くなられたお子さんのために建てられたものだそうです。衝突事故が多いので充分注意してください。
ここは温泉第4クワッドに乗り、ハーネンカムCコースの途中から大平コースへ抜けると楽です。

写真A地点このボーダーさんの上を斜めに横切っているのがそのコースなんですが、ゲレンデマップに載っていません。
●サンライズゲレンデ←→中森ゲレンデ

かもしか大橋を渡ります。「どこが大橋!倍率ドン、更に倍!なんちゅうか本中華、はっぱふみふみ」とツッコミたくなりそうな橋です。
サンライズから中森へ移動する場合は、サンライズリフトの南側、通称「裏サンライズ」ゲレンデを通るとスケーティングが少なくて済みます。ただし裏サンの上部は急で荒れていることがあるため、初級者は表サンの途中から裏サンに抜けるといいでしょう。
![]() |
橋の上から巨きな泉・・ではなく有名な大露天風呂が見えます。冬季休業中。 ここから見えるのはもちろん男湯です。 侵入する人が後をたたないため、有刺鉄線が張り巡らされています。(^^;) |
以上3箇所のマップ
●上の台ゲレンデ→竜山

シングルリフトの下をくぐり、一番北まで行くと「ヤマコー高速ペア」というリフトがひっそりと佇んでいます。
その下、写真で人が見えるところを通ると簡単にアクセスできます。あまりにも地味で伊東家の食卓に出そうかと思うくらいの裏技的ルートです。ちなみに温泉観光協会の会長さんは伊東さん。
逆に竜山から上の台へも03シーズンまでは大変でしたが、04シーズンに上ノ台第3シングルリフトの改札ゲートが増え、アクセスが楽になりました。

ちなみにこのヤマコー高速ペアは、スカイケーブルとほぼ同じコースが滑れて、スカイケーブルよりずっと空いています。ただし降りる時ダイヤモンド第1ペア沿いコースや高鳥コースを滑る場合、また見返りリフトに乗る場合はスケーティングが入ります。ダイヤモンド第2ペアリフト沿いコースへのアクセスは楽です。
天気が悪い時は寒くて寂しいリフトです。
●竜山→総合グラウンド

竜山から総合グラウンドに帰るコースの案内図。以前の青いのがあまりにも目立たなかったので、コース中央に黄色いのがでんと構えるようになりました。

お帰りコースは正真正銘クロスカントリーコースの一部です。当然スケーティングするところも。タダなんだから我慢して歩きましょう。って感じ。
●スケーティングの魅力にハマってしまった人へ(爆)

中央ロープウェイ山頂駅から大平コース、パラダイスゲレンデへダイレクトに抜ける「紅葉峠」
夏の車道なんですが、ほとんど平らでスケーティングの嵐です。
ほとんど雪上車しか通らず、滑っている人はあまり見かけません。いい汗かけます。