酔酩の革命家、笠置華一郎にこの冥福の辞を捧ぐ。


2005年9月12日
メキシコ南東部サンクリストバル・デ・ラス・カサス
笠置華一郎、歿す。


ずいぶんと永かったような気がする。
笠置さんと、カサ・カサと、共に刻んだ一年。
ぼくはそこで多くの人々と出会い、つながり、笑いあった。
そして、彼の酩酊する革命論を聞き、世界への憂いを聞き、
戦闘的で想いのこもった「糞」という言葉を聞いた。

ぼくらはそこで何を得たのだろう?
あの闘いの世代を象徴した、いや、ちがうな、
世代なんて象徴していない、
笠置華一郎はいったい何を残したのだろう?
ぼくらは彼から何を受け取ったのだろう?

もちろん、答えはある。
ぼくは彼の語った多くの言葉を記すことができる。
そこにある想いを記すことができる。
酒でできた泥の中から、想いを拾いあげることができる。
「ちがいますよ、笠置さん」と言うことができる。
今でもできる。
彼の目の前で言うことができなくなったというのに。




笠置華一郎の闘争するその魂を、
彼の神であったエルネスト・チェ・ゲバラのもとに祈る。
日本人宿カサ・カサ
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笠置さんの訃報を聞きたくさんの本当にたくさんの旅人が冥福の辞を送ってくれました。
その言葉を多くの人に、そして笠置さんに・・      ●そして●