| サンボの歴史 |
| ■ サンボの歴史 |
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サンボとは、旧ソ連に誕生した近代格闘技です。 ロシア革命以降、広大な多数民族のソ連を統一するため、新政府は言語・文化・教育を政治の支配によって統一しなければならない必要が出てきました。 そして、スポーツに関しても同じような考えを持ちました。そこで、国内各地の民族格闘技の利点を統合・改良して、「国技」を創造しようとしました。 全ての国民が納得する格闘技であるためには、「世界最強」でなければなりません。しかし、国内の民族格闘技だけでは不十分でした。 そこで1938年、国内に古くからあったとされる23種類の民族格闘技に加え、他国からの格闘技である、柔道や柔術、近代レスリングやボクシング等の技術を研究し、 新しい格闘技体系を誕生させ、「サンボ」と名付けられました。 旧ソ連にあった民族格闘技には寝技のある競技がほとんどなく、関節技や絞め技もほとんどありませんでした。 そのため、現在にあるような「サンボ」の独特の関節技は、日本の柔道や柔術、近代レスリングの技術に影響を受けたものと言われています。 サンボは1968年に国際アマチュアレスリング協会(FILA)の正式管理種目となるほど世界に普及しました。 そして、FILAはサンボを「ジャケット・レスリング」と呼称させ、1980年のモスクワオリンピックの正式種目として採用するよう国際オリンピック委員会(IOC)に諮問するまでに至りました。 しかしIOCは、レスリング競技のメダル数が多くなりすぎるという理由から採用を見送ったのでした。そこで、これを機に国際サンボ連盟が設立されたのです。 そして現在では、国際サンボ連盟主催の国際大会が各国で開催され、毎年世界選手権も行われ、国際的なスポーツとして発展してきています。 |
| ■ サンボの語源 |
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サンボ(SAMBO)の語源とは、「武器」を「持たない」「自己防衛」という3つのロシア語の頭文字をとって組み合わせた合成語と言われていますが、
最近では「自己防衛」という理解が正しいとされています。 格闘技は言うまでもなく闘争術の一つではありますが、サンボの語源が「自己防衛」にあると言われるのは、野蛮な闘争ではなく、自己の生命を保護するための手段であるとの考えが強いからだと言われています。 この自己防衛という発想は、攻撃を仕掛ける闘争術の色彩よりも、相手の技を受けて、相手の関節を殺して動けなくするという護身の思想が多く含まれています。 |
| ■ 起源となった主な格闘技 | |||||||||||||||||||||||||||
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サンボの起源となった主な旧ソ連の民族格闘技は次の通り。
サンボの起源となった主な他国の格闘技は次の通り。
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| サンボの試合 |
| ■ サンボの試合と試合会場 |
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試合会場は、世界各国のサンボ連盟共通で、直径10mです。
それを取り巻く同じ厚さの補助部分が幅1.2m〜1.5mのものを世界選手権大会、ワールドカップ、大陸大会等の全試合で義務付けられています。
直径10mの円の内側の全円周に幅1mの帯を縁取りしたものの上で試合を行います。日本ではアマチュアレスリングマットで行われる事が多いです。 (右の図はアマチュアレスリングマット) 試合はレフェリー(主審)の他にマットチェアマンが1名とジャッジ1名の3人で運営されています。 |
| ■ サンボの階級 | ||||||||
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● 男子
● 女子
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| ■ サンボの服装 |
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サンボ着は柔道着とよく似ていますが、両側に穴があいていて帯を通して巻くようになっています。
これは柔道着のように簡単に乱れないようにするためであると共に、帯をつかんでの攻撃を効率良くするためでもあります。
肩の部分には、簡単につかめるような細工がしてあります。
袖は細くて長く、着物というよりは洋服の趣が感じられます。また、袖口に指を入れてつかむことは禁止されており、これはつかまれた手を切ることが困難であることと、サンボ着が破れるのを防止するためです。サンボ着の繊維は、柔道着と同じように純綿製が好まれています。純綿製は衛生的にも優れているからです。 サンボ着の繊維に関しての規定はありませんが、試合中に使用できなくなると交換しなくてはなりません。 色は青と赤の2種類があります。柔道着のように白のものは練習着としてしか使うことができません。 試合には赤か青のサンボ着を着用しなくては出場することができません。競技者番号が若い方が赤のサンボ着を着用し、赤コーナーを占めます。 帯は柔道で使用するものと同じような感じですが、色が段位を示すということはありません。帯の色はサンボ着と同じ色で、結び方は柔道着と同じです。 サンボ着の下は素肌でなければなりません(女性はTシャツ可)。 パンツは短パンであれば何でも構いませんが、コーナー色と同じ色であると共に、原則として足に密着していなければなりません。
靴は足首まで覆うもので、金属が使用されていないものと決められています。靴底にカカトがあってはならず、平らでなければなりません。
皮革製、ゴム製は問われていません。
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