“Tales of Prehistorica”
─ 前2333年〜前108年





エヴェリーナ・ミュンスター「では、李氏朝鮮の歴史に入る前段階として、李氏朝鮮が成立する以前の歴史というものを確認していくわ。とりあえず、順番としては先史時代から入るわね」
アークス・アルクスト「先史時代……勉強するのが一番難しいところだなあ……」
カオス・コントン「そうっすよねえ。古代遺跡とか穴の名前とかを山ほど覚えさせられるんですから。この時期の勉強で歴史が嫌いになった人間がいたとしても不思議じゃないでしょうねぃ」
エヴェリーナ・ミュンスター「その懸念は私も持ってるわ。だから、この授業では物凄く大雑把なことしか教えないわよ」
奈津嬉「お願いしま〜す」


  〜1〜 先史時代

エヴェリーナ・ミュンスター「韓国の歴史教科書でも、石器文明に続いて青銅器文明鉄器文明についての説明が載っているわ。両方とも、朝鮮半島で青銅器・鉄器が出土されていることから、文明の存在は確認されているわね」
グレイシア・ネウ・カーネリアス「成立年代はどのくらいかしら?」
エヴェリーナ・ミュンスター「韓国の国定教科書の説明によると、青銅器文明は紀元前10世紀頃鉄器文明は紀元前4世紀頃ということになっているわ。ただ、韓国観光公社公式サイトで青銅器文明を紀元前500年頃に記述していることからも推測できると思うけど、朝鮮半島で青銅器文明が始まったのが何時なのかを正確に特定できているわけではないようね」
奈津嬉「そうなんですか」【メモを取っている】
エヴェリーナ・ミュンスター「だから、ここのテキストでは、朝鮮半島の青銅器文明の開始時期を、便宜的に早く見積もって紀元前10世紀、遅く見積もって紀元前6世紀末と考えて、今後の論議を進めていくわ。紀元前5世紀以降に朝鮮に青銅器が存在している点については、今のところ異論を聞いたことが無いしね」
ヴェルナ・H・エイザー「遅くて紀元前6世紀だとすると、日本に青銅器と鉄器が伝わるよりも早いですぅ。これは朝鮮半島が中国と陸続きだからなんでしょうねぇ」
鞍馬彰吾「そうだと思います」
エヴェリーナ・ミュンスター「あと、ポイントとして支石墓という形式の墓が朝鮮で作られていたという点は押さえておいたほうがいいわね。これは朝鮮史だけでなく、日本史でも触れられる個所だからね」
カオス・コントン「うぃ」
エヴェリーナ・ミュンスター「じゃあ、これで考古学的に検証可能な朝鮮の先史時代は終了よ」
ヴェルナ・H・エイザー「へ?」
フィアーテ・V・S・B「もう終わりか?」
エヴェリーナ・ミュンスター「いえ、先史時代の授業にはまだ続きがあるわ。今度は朝鮮の建国神話のお話よ」
空有紗「こっちのほうが歴史の授業としては面白いんですけどねぇ」
奈津嬉「そうなんですか?」
エヴェリーナ・ミュンスター「実際に古朝鮮の建国神話を引っ張り出してみれば分かるわよ。それじゃ、レキリスさん、お願いね〜」
レキリス・キャソル「はい、かしこまりました〜」

 むかしむかし、天帝の桓因(ファンイン)という神様と、その息子の桓雄(ファヌン)という神様がおったそうな。
 2人の神様は平和な生活を送っていたじゃが、桓雄はいつも地上の人間界のことが気になってたそうな。
 そこで、桓因は桓雄に天符印を3個与え、天から降って人間界を治めさせることにしたのじゃ。
 桓雄がお供を連れて降り立ったのは太白山という場所じゃ。
 その時、太白山の洞窟の中に住んでおった熊と虎が、桓雄に対してこう申したのじゃ。「自分達を人間の姿にして下さいませんか」と。
 そこで、桓雄はモグサ1束とニンニク20個を与えて、「これを食べながら100日間日光を避けて過ごせ」と仰った。
 それから21日経った日のこと、熊は女の姿になったそうじゃ。
 女の姿になった熊女(ウンニョ)は、その後「子供が欲しい」と桓雄に願い出たのじゃ。
 そこで桓雄は熊女と一晩を共にした。すると、熊女は男の子を産んだではないか。
 2人の間に生まれた子供は「檀君王倹」と名付けられたのじゃ。
ヴェルナ・H・エイザー「あれ? 虎さんはどうなったんですかぁ?」
レキリス・キャソル『やってられっかゴルァ(# ゜д゜)』と言ったかどうか分かりませんが、途中で投げ出しています」
グレイシア・ネウ・カーネリアス「森のクマさん……『FINAL FANTASY TACTICS』を思い出すわね」
ボルジア家の端役「? いきなりゲームの話か?」
フィアーテ・V・S・B「どこの誰なんだ? 『FFT』本編には登場していなかったぞ」
グレイシア・ネウ・カーネリアス「あ、その人はサウンドモードを出さないと登場しないのよ」

森のクマさん(『FINAL FANTASY TACTICS』より)

 “New Game”選択後、名前に「BGMききたい」と入力すると出現するサウンドモードで、はじめて顔を出す隠しキャラ。『FFT』のサウンドモードは、曲名・コメント共にぶっ飛んだ内容が多い(『アジョラさん大回転』など)が、この『森のクマさん』シリーズはその中でも傑作との呼び声があり、一部の熱狂的なマニアの中には、「森のクマさんを見なければ『FFT』は終われない」と言う人もいるとかいないとか。

奈津嬉「森のクマさんを見なければ『FFT』は終われないって言っているのって、このテキストの作者だけではないのですか?」
刀和祥子「それよりも前に1つツッコませて頂きたいのですが、『FFT』の森のクマさんは確かオスだったんじゃありませんか? 古朝鮮の建国神話に登場しているクマさんはどうもメスらしいですけど?」
グレイシア・ネウ・カーネリアス「……………………え……ええと、何のことかしら……?」
ボルジア家の端役「……では、そろそろ本筋に戻るとするか」
エヴェリーナ・ミュンスター「そうね。ちなみに、この建国神話に登場した檀君王倹が古朝鮮の建国者にして、朝鮮族の始祖と言われている伝説上の人物よ。後世の人間によって描かれた絵も存在するわ」
ヴェルナ・H・エイザー「このひげの量は見事ですねぇ」
エヴェリーナ・ミュンスター「あと、この檀君王倹が建国したとされる古朝鮮の名前を、特別に檀氏朝鮮と表現することもあるわ」
カオス・コントン「ふむふむ……ちなみに、この人がお生まれになったのはいつなんでょー?」
エヴェリーナ・ミュンスター「正確な生誕年は忘れたわね。でも、古朝鮮の成立年代については、韓国の国定歴史教科書でははっきりとした年代が書かれているわ」
鞍馬彰吾「何時なのですか?」
エヴェリーナ・ミュンスター「高麗時代に書かれた『三国遺事』という歴史書によると、紀元前2333年ということになっているわね」
カオス・コントン「へ?」
フィアーテ・V・S・B「そいつは思いっ切り古いな」
ヴェルナ・H・エイザー「紀元前2333年? どう考えても、神話の上での数字ですよねぇ」
空有紗「エジプトだと第6王朝の時期でしたねぇ」
刀和祥子「ええ。ただ、神話上の建国年代を、歴史上の建国年代よりも前に設定することは良くあることですよ。日本の神話も、国の成立時期が紀元前661年ということになってましたからね。それに、神話が神話ということで歴史とは別に扱われているんだったら、紀元前2333年という年代も気にならないんです
フィアーテ・V・S・B「つまり、そこに問題があるということか?」
エヴェリーナ・ミュンスター「この問題はちょっと複雑なのよ。とりあえず、資料をお願いするわね」
レキリス・キャソル「はい。それでは、こちらを御覧下さい。韓国高校の国定国史教科書からの抜粋でございます」

檀君と古朝鮮

 青銅器文明の発達とともに君長が支配する社会が成立した。このなかで勢力が強い君長は周辺の諸社会を統合して、次第に権力を強化していった。
 最も早く国家として発展したのが古朝鮮である。古朝鮮は檀君王倹によって建国されたと言う(B.C.2333)。檀君王権は当時の支配者の称号であった。
 古朝鮮は遼嶺地方を中心に成長し、次第に隣接した君長社会を統合して、韓半島まで発展したと見られるが、このような事実は琵琶型銅剣の分布によって知ることができる。古朝鮮の勢力範囲は、青銅器時代を特徴づける遺物の一つである琵琶型銅剣が出た範囲とほとんど一致している。
 古朝鮮の建国事実を伝える檀君説話は、わが民族の始祖神話として広く知られている。檀君説話は長年月にわたって伝承され、記録として残されたものである。この間に何らかの要素が後代になって新しく添加されたもしたし、ときにはなくなりもした。このことはすべての神話に共通する属性の一つとして、神話はその時代の人の関心を反映しているために歴史的な意味を持っている。檀君の記録は、青銅器文明を背景にした古朝鮮の成立という歴史的な事実を反映している。

出典:国定韓国高等学校歴史教科書(和訳)41ページ

カオス・コントンフィアーテ・V・S・Bグレイシア・ネウ・カーネリアス奈津嬉「…………」
アークス・アルクスト「……つまり、どういうことなんだ?」
鞍馬彰吾「青銅器文明の開始時期と比べて1300年以上の開きがあるじゃないですか」
ヴェルナ・H・エイザー神話と史実の境界が故意にぼかされているような気がしますけどぉ……」
グレイシア・ネウ・カーネリアス「普通の日本人が今までの話を聞いたら、多分こんな感じに考えるんじゃないかしら?」

  ●青銅器文明の流入(または成立)は紀元前10世紀以降であると考えて良い
  ●古朝鮮という部族連合(または国家)の成立も青銅器文明時代に入った紀元前10世紀前後またはそれ以降と考えるのが自然
  ●部族連合(または国家)の中心にいた部族や当時の民衆が、クマを神として崇拝していた可能性がある
  ●紀元前2333年という年代は神話や伝承の中で生まれたもので、歴史学的にはあまり信用できない

エヴェリーナ・ミュンスター「そうね。私も大体こんな結論を出すと思うわ」
刀和祥子「でも、世の中そんな良心的に歴史を解釈してくれる人ばかりじゃないんですよ」
グレイシア・ネウ・カーネリアス「どういう意味?」
刀和祥子「レキリスさん、2002年ワールドカップの開会宣言文ってありますか?」
レキリス・キャソル【ごそごそ】「……はい、こちらでございますね」

 親愛なる地球村家族の皆さま、ブラッター国際サッカー連盟(FIFA)会長、世界各国の来賓、そして32カ国の代表チームの皆さま。お会いできたことを心よりうれしく思い、皆さまを心より歓迎いたします。

 きょう、これまでわれわれ皆が待ち焦がれていた21世紀初の「2002韓日FIFAワールドカップ」が開幕に至ったことを心からお祝い申し上げます。

 この会場にいらっしゃった皆さまと、世界60億の人類はきょうから1カ月間、世界最高レベルの迫力あふれるサッカー競技をごらんになります。このサッカー競技を通じ、全世界の人々は人種と文化、理念と宗教を超越し、一つになることでしょう。全世界の人々が21世紀の世界の平和と安定、そして人類共栄の貴重な価値をあらためて確認することができることを期待いたします。

 親愛なる皆さま。皆さまはここ大韓民国で、5000年の歴史に輝くわが伝統文化と、21世紀のあすの繁栄を約束するIT、科学技術が調和した韓国の真の姿を発見されることでしょう。また、至るところで韓国人の温かい笑顔と親切に触れることになるでしょう。あすの国運隆盛と人類の共栄のため最善を尽くし続ける「ダイナミックコリア」も体験してください。

 平和とサッカーを愛する地球村家族の皆さま。

 今回の大会を通じ、世界平和と人類の和合の新たな時代が、韓日両国間の友好親善の21世紀が開かれることを祈願しながら、ここに「2002韓日FIFAワールドカップ」の開幕を宣言いたします。

出典:2002年5月31日に金大中大統領が行ったFIFAワールドカップの開幕宣言文
http://members.at.infoseek.co.jp/tk1250/news020601.html#020531001


奈津嬉「5000年って言っていますね……」
グレイシア・ネウ・カーネリアス「……幻聴ではなさそうね」
鞍馬彰吾「年代以外にもツッコミどころが山ほどありそうですけど……」
アークス・アルクスト「開会宣言文の『5000年の歴史』という部分、600年以上サバ読んでるじゃないですか」
鞍馬彰吾「そちらはツッコミどころにはならないと思いますが……」
刀和祥子「韓国政府の日本における出先機関では、こんな資料も作ってありましたよ」

正式国名 : 大韓民国
建 国 日 : 紀元前 2333年 10月 3日

出典:KOTRAホームページ(http://www.kotra.or.jp/home/information/information.html

エヴェリーナ・ミュンスター「……私も頭がクラクラするわね」
刀和祥子「大韓民国の建国は、一応紀元後1948年8月15日なんですけどね〜」
フィアーテ・V・S・B「自国の建国日を間違えるとは、政府機関としてはかなり度胸のあることだな」
ボルジア家の端役「韓国側の出す古朝鮮の資料については、他にも楽しいものがあるって聞いたぞ」
刀和祥子「はい、こんな地図もあるんです。韓国の国定歴史教科書で、古朝鮮の領土を示した地図を模写したものなんですけど……」

韓国の国定歴史教科書による古朝鮮(檀氏朝鮮)の領土

グレイシア・ネウ・カーネリアス奈津嬉ヴェルナ・H・エイザーフィアーテ・V・S・Bアークス・アルクスト鞍馬彰吾カオス・コントン「……………………」
刀和祥子「で、この韓国の国史教科書を真に受けた人間が、こんな地図を描くことになるんですよね〜。ちなみに、本の中身のほうがもっと凄いようですけど
グレイシア・ネウ・カーネリアス奈津嬉ヴェルナ・H・エイザーフィアーテ・V・S・Bアークス・アルクスト鞍馬彰吾「……………………」
カオス・コントン「せんせー、頭痛薬が欲しいんですけどー」
エヴェリーナ・ミュンスター「はいはい、もう少しの辛抱だからね〜」
カオス・コントン「うにゃー……」
グレイシア・ネウ・カーネリアス「罪作りな教科書ね……」
空有紗「でも、韓国のほうはまだマシですよ。北朝鮮は檀君王倹の墓を『建設』しているらしいんですけどねぇ
フィアーテ・V・S・B「後世になって建設していたら意味が無いだろうが」

奈津嬉「その後、この国はどうなったんですか?」
エヴェリーナ・ミュンスター「建国後、檀君王倹は平壌に遷都し、この国を1500年間統治し後に引退したということになってるわね」
カオス・コントン「1500年も?」
エヴェリーナ・ミュンスター神話時代の王様の統治年数を大きく水増しすることは決して珍しくないから、目くじらを立てるほどのことではないわよ。日本の天皇家だって、第16代の仁徳天皇以前は、在位年数や生没年のデータが人間離れしていて、書かれていることをそのまま史実として飲み込むことはできないからね」
アークス・アルクスト「なるほど……」
エヴェリーナ・ミュンスター「そんな1500年なんて数字よりも、遷都先が平壌と書かれている点のほうが重要よ。神話の中に出ている話とはいえ、平壌の周辺は昔から朝鮮にとって重要な場所だったということを暗に示していると言えるからね」


  〜2〜 箕氏朝鮮

エヴェリーナ・ミュンスター「伝説上の国家としては、この他にも箕氏朝鮮という存在があるわ。こちらは殷滅亡後の建国と言われているわ」
鞍馬彰吾「現地の朝鮮人が作った国なのですか?」
エヴェリーナ・ミュンスター「いえ、この国を作ったのは、殷の紂王に仕えていた箕氏。この人が周の武王によって朝鮮に封じられたという話が『史記』に記されているのよ。この時、箕氏が支配していた朝鮮半島内の勢力を『箕氏朝鮮』と呼んでいるわけね」
空有紗「でも、韓国の教科書での扱いは物凄くなおざりでしたねぇ。注釈に書かれているだけですし、教科書では箕氏朝鮮のことを『朝鮮の発展過程で社会の内部に登場した新しい支配勢力』とか『東夷族の移動過程で箕氏に成長したある部族が古朝鮮の辺境で政治勢力をつかんだもの』と書いてました」
フィアーテ・V・S・B「韓国の人間にとっては、檀氏朝鮮が正統政権ということになるのだろうな」
奈津嬉「うーん……」
エヴェリーナ・ミュンスター「東夷族の移動の結果というのはあるかもしれないけど、箕氏朝鮮についてはこれ以上詳しく触れないことにするわ。分からないことが多過ぎて伝説上の国と考えざるを得ないからね」
カオス・コントン「せんせー、どうしてなんですか?」
エヴェリーナ・ミュンスター箕氏朝鮮の遺跡が1個も無い上に、箕氏朝鮮の記述は『史記』にしか見当たらないからよ」
フィアーテ・V・S・B「なるほど……」
エヴェリーナ・ミュンスター「だから、檀氏朝鮮と箕氏朝鮮の2つについては、今のところ存在を正式に証明されていない国家と見なして話を続けるわね。次からが、歴史的にも存在が認められている国の話になるわよ」


  〜3〜 衛氏朝鮮

アークス・アルクスト「箕氏朝鮮の後に続く国が、朝鮮で最初の国家ということになるわけですか」
エヴェリーナ・ミュンスター「そうね。その国の名前は衛氏朝鮮。紀元前195年の建国で、建国者は衛満。中国北部に位置していた国の一族が逃れてきて作られた国ね」
奈津嬉「『燕』?」
刀和祥子「中国の春秋戦国時代を通じて存続した由緒ある国で、戦国7カ国の中では最北に位置しています。秦による中国統一の際に滅ぼされました」
エヴェリーナ・ミュンスター「この衛氏朝鮮からが、歴史書等によって存在が確かであると国家の歴史になるわね。それでも、日本の『漢倭奴国王』と比べれば200年も先なんだから、それだけでも日本に対する自尊心は十分満たせると思うんだけど……」
刀和祥子「あの国は色々と分からないところがありますから、気にしないで先に進みましょう」
エヴェリーナ・ミュンスター「そうね……最初のほうからこれじゃやってられないわよね。じゃあ、簡単な説明に移るけど、朝鮮の歴史では、衛満は檀氏朝鮮の最後の王だった準王を追い出して、自分が王になったというように言われているわね。彼が朝鮮で権力を掌握するようになった経緯はともかく、彼が現時点の史実で『朝鮮最初の王』を名乗るのに相応しい人物であることは確かよ。中国人だけどね」



エヴェリーナ・ミュンスター「さて……丁度いい具合に時間切れとなったわね」
フィアーテ・V・S・B「となると、次は衛氏朝鮮が滅亡するところから入るわけだな」
エヴェリーナ・ミュンスター「そうね。朝鮮半島に成立した国々が合従連衡を繰り返し、日本や中国も巻き込んで統一へ邁進するという、なかなかエキサイティングな時代を扱うわ。考えようによっては、李氏朝鮮時代の歴史よりも面白いかもしれないわよ」
ボルジア家の端役「いいのか、そんなこと言って?」
エヴェリーナ・ミュンスター「先に新羅の統一までを書き上げた作者によると、『結構面白かった』と言ってたわよ。ただ、資料が不足していたから、書くのには苦労していたみたいだけど」
カオス・コントン「じゃあ、今日はこの辺でお開きっすか?」
エヴェリーナ・ミュンスター「ええ。それじゃ、また明日の授業で会いましょうね♪」




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