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Q1.ジンバブエの政治状況はどんなふう?
A.イギリスから正式に独立し、現在の政治体制になったのは1980年。行政区は8州2都市。18歳以上の男女に投票権がある。大統領(6年任期)が選挙で選ばれ、内閣は大統領に指名される。国会は一院制で、150議席。120名の議員(5年任期)が一般投票で選ばれる。22名は大統領の指名を通して選ばれ、残り8名は地域で選出された首長。2005年の国会議員選挙の結果は、与党(ZANU−PF)78議席、野党(MDC)41議席、独立1議員。政治政党は他にもあるが、議席を獲得できるほどまで現在の影響力は強くない。
近年ジンバブエ与党の政策が国際的な非難を浴びているが、その焦点は土地改革、独裁政治、人権迫害、経済問題などである。2000年に与党が導入した急速な土地改革の前後、与党は不法占拠を制さず、騒動の中で占拠者に殺害される白人住民が出た。政府は憲法改正を行い、多くの白人所有の土地が強制徴収を受けたが、多くの農場で徴収の基準・補償問題がまだ解決されていない。選挙時には反与党勢力住民を、与党は暴力で応じた。土地改革で農業生産が減少し、それに多くを負っていた製造業も低迷、外貨収入が減り、経済が低迷。貧困層に陥る国民の数が増加すると同時に貧富の差がはげしくなった。以上の問題に付け加え、大統領が反イギリス、反アメリカ主義であるため、欧米からますます非難の声が上がっている
。2000年までは多かった海外からの援助、IMF(国際通貨基金)からの貸与も激減または停止した。
国内では、政治暴力の被害者、また経済難民(よい経済状況を求めて国外へ出る移民)が国外へ出稼ぎに出るようになった。残った者も、何かと不便なジンバブエを出たいという者は多い。特に都市住民の間では、与党への不満が大きい。農村地域では、与党政治については、与党や土地改革の恩恵を受けたかどうか、地域によって意見が異なる。ここ数年のうちにテレビ局は一局となり、海外とくに欧米の番組放映がストップした。ラジオ放送も国立のものだけ。品物不足、物価上昇が慢性化し、生活が苦しくなった。インフラ設備が整備されず、下水や電気、ビル設備の故障が目立ってきた。外貨不足に伴う電気、燃料不足も深刻化している。何週間もガソリン供給がないスタンドもある。野党MDCは、設立当初は住民もよく支持したが、近年は政党としては力不足とされている。
ジンバブエ政府をめぐって、賛否両論の意見が叫ばれているが、欧米のジンバブエへの意見は毎日のようにニュースに出ているので、BBCやCNNをチェックしてみるといいかも。いずれにせよ、
現在のジンバブエで生活するのは、世界中のどの国よりも難しいのは確かだ。。。
Zimbabwe
Government Online ジンバブエ政府オンライン。全ての省庁ウェブサイトにアクセスできて、あまり知られていないようだが、意外と便利なサイト。外国人の出入国については、Ministry
of Home Affairをチェックしてみましょう。
Q2.ジンバブエ与党は?
A.
ZANU-PF=Zimbabwe African National Unit Patriotic Front。もとZANUとして独立戦争時にゲリラ軍ZANLAを指揮。マショナランド地域における支持が高い。のち、ライバル政党のZAPUと合体して現在のZANU−PFに。現在の大統領ムガベを党首として、独立以来
一党独裁の地位を占めている。白人支配・独立戦争のつらい経験を強調し、現在は
主に農村地域で支持が高い。が、2000年以来の不景気のため、農村地域でも与党への疑惑は上昇中。国内状況を全く改善できない、汚職や賄賂が多い、ダメな政府なのだが、軍警察を統括し、与党要員は経済不況の中でも汚職で利益を受けているため、長く与党に居座り続ける政府である。
ZANU-PF公式ホームページ
Q3.ジンバブエ野党は?
A. MDC=Movement for Democratic Change。90年代の経済不況に対する住民の不満と労働組合組織を背景に生まれた。都市住民ほか、白人住民、欧米諸国の支持も受ける。
が、2000年代初期は与党をしのぐほどの人気があったが、与党の投票工作で中々投票率が上がらず、さらに、ポリシーをめぐって2006年に内部分裂の兆しが。。。最近は、見ていて「大丈夫なんだろうか、、、」と不安になる政党である。
MDC公式ホームページ
Q4.ジンバブエの国旗は?

A.
黄色の鳥はグレート・ジンバブエ遺跡から出土した石の鳥で、バックの赤い星と共に平和を意味する。緑の線は農業、黄色は鉱物、赤は独立達成のために流された血、黒は住民をあらわす。。。私が小学生だった頃、「日本の国旗を描いてみましょう♪」という時間が学校であったような気がするが、ジンバブエの国旗は、鳥とか、描くのがちょっと難しそうだな、、、と思う。 |