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四女野家は、その島に入ることを唯一許された一族だった。

tobugeki-union さかな公団 003号室

スカーレット悲島

目隠ししているほうがよっぽど自由。

彼らは朱ノ島(しゅのしま)周辺、二つの小島と陸に棲家を分け、
東島の春の宮、西島の秋の宮、
それらを見渡す陸地に配された夏の宮にそれぞれ神官として仕えていた。
朱ノ島に人は住んでいない。
神の使いと崇められる
朱色の嘴(くちばし)を持った鳥と、
森の奥深くひとつの社があるだけだ。
そこには
両目を失った姫女神が古くから祀られている。


これは、四女野家が朱ノ島で取り仕切る、年に一度の祭での出来事。
兄弟、いとこ同士で毎夜繰り返す
目隠しの儀式。
その単調を破るように、二日目の朝、
ひとりが遺体で発見される。

殺人かもしれない。
誰もが血縁の犯行を頭によぎらせ、
次には忘れる努力をした。
できれば
事故で。
できれば
自殺で。
できれば
他人で。
最悪、
従兄弟なら。

キャスト 内田ゆみ 内山ナオミ 木村健二 寺田剛史 宗像秀幸
     藤尾加代子 葉山太司 大畑佳子 桑島寿彦

スタッフ
作・演出 / 鵜飼秋子 照明 / 岩田 守((有)SAM) 音響 / 杉山 聡
美術・衣装/ 内山ナオミ 舞台監督 / 有門正太郎((梶jエフジーエス)

情宣写真 / 鶴留一彦(KAZ TSURUDOME Photography)
情宣美術 / 内山美和(デザインオフィスMOMO)

企画・制作 さかな公団

公演日時 9月13日(土)14時/18時 9月14日13時/17時
  
北九州芸術劇場小劇場

裏切り、猜疑心、恐怖、嫉妬。
近しいからこそ抱いてしまう負の感情をストーリーに織り込み、
人間ドラマを微細に描く孤島ミステリー。
人間のダークサイドを小気味良いロック音楽のリズムに乗せて紡ぎだす、
さかな公団の新境地サスペンス。