拙著を改訂する機会があるならば,織り込むつもりの内容の概略を記載していきます.

参考文献

佐野彰一,「操安性の評価」自動車技術Vol.34, No.3, 1980 pp.211-219

この文献は,重要なことが体系的に記載されています.特に実験や解析をする方にはぜひご一読をお勧めします.例えば官能評価には,計測器の代わりとしての官能評価(佐野先生の命名では「客観的主観評価」)と商品性の判断としての官能評価(同「主観的主観評価」)の2つがあるとか,いわゆる「手放し安定性」は,路面タイヤ間の情報のドライバへのフィードバックの評価が目的であって,「手放し安定の評価項目ではない」など,知られていない,あるいは忘れがちの事柄が記載されております.この二つの例については,拙著第7章と第8章で引用すべきでした.(2016/11/17)

 

参考文献

堀口奈美,毛利 宏,久保田正博,古性裕之,「操舵系の特性が人間-自動車系に及ぼす影響 -第二報:操舵系の減衰振動特性について-」自動車技術会学術講演会前刷集, No.4-06, 2006,pp.27-30

この文献は,フォースコントロール固有振動数と減衰比の適値を感応評価の観点から実験的に指摘しています.タスクはレーンチェンジです.固有振動数と減衰比が共に大きい方が良かったとのことです.(2016/11/25)