疏水訪ね小関こぜき越え  2006年12月16日

♣ AZハイキング第68回例会“小関越え” ♣

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琵琶湖疏水は明治23年に竣工した日本土木界の金字塔。若い土木技師・田辺朔郎がすべて手がけ、はじめて日本人が設計施工したものとして名高い。
 小関は大関(逢坂の関)に対する「小関」で湖国近江と京都を結ぶ重要な道路の一つであった。この工事はそのほぼ真下を2.4kmにわたって掘り抜いたのだ。
 今回のハイキングはその功績をしのびながら旧街道約8kmのコースを12人で歩いた。高低差約100m。

第一(長等山)隧道東口の威容。

三保ヶ崎にある「琵琶湖周航の歌」の碑。カブスカウトで琵琶湖舎営のときこれを教えた記憶。
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すぐ近くにある三高端艇部の艇庫。古い校章がくっきり。

鹿関橋から琵琶湖疎水の第一隧道東口望見。春は桜の名所。

紅葉を背負った第一隧道東口。洞門の石額は「気象万千」とあり、伊藤博文の揮毫。
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園城寺の鎮守・長等(ながら)神社。9世紀長等山に建てられ、11世紀現在地に鎮座したという。

♪さざなみや志賀の都は荒れにしを 昔ながらの山桜かな♪  平清盛の弟、平薩摩守忠度の歌碑。背後の長等山頂の碑を模したもの。
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小関越道標。義人として知られる堅田源兵衛の首を祀る等正寺の表示も。右へ
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峠の地蔵として知られる地蔵堂前で。クリックで拡大。このコースの最高所(約200m)。下へ

峠へ向かう静寂な道。車さえ通らなければこのとおり。
森閑とした雰囲気がなかなかよろしい。左へ

下りは小関越え旧道。車の通らない快適な道・・・といいたいが、廃棄物がそこかしこに。

疏水工事に使われた竪坑(シャフト)。直径5.5m。@地質試験A光線取り入れB通風C工期短縮D掘削費低減などが目的という。
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普門寺のところでR161の高架橋と出会う。右が小関越え旧道。

第一隧道西口も紅葉に彩られていた。洞門石額は「廓其有容」とあり、山縣有朋揮毫。
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東海道線(左下)と湖西線(高架・右上)の出会い。

小関越道標。下が隠れているが「三井寺観音道」とあった。ここは山科ではなく大津市。

このあと京阪四宮駅まで歩き、電車で三条京阪まで出、鴨川河原で水鳥を見ながら二条がんこまで。ここで参加できなかった人を加えて賑やかに打上げた。

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