薄川滝ノ沢・辺見岳(両神)

MR442 薄川滝ノ沢・辺見岳(両神)

date 2002/6/7 晴
コース 日向大谷口〜腰越滝〜滝ノ沢〜辺見岳〜三笠山〜一位ヶタワ〜清滝小屋〜会所〜日向大谷口
実働 7h00m
概要 日向大谷口基点、渓流足袋忘れ軽登山靴で滝ノ沢溯行、間ノ滝上4段14m滝右岸巻き緊張。
メンバー すうじい(単独)
行程 →:山道、:溯行、\\:藪漕ぎ
日向大谷口6:30→滝ノ沢出合6:406:45腰越滝下7:007:40間ノ滝上4段14m滝8:10
同滝上8:309:10玉簾滝下9:4010:15 8m2条美ナメ滝下10:30左岸スラブ滝枝沢出合
11:20岩壁下11:50\\「会所尾根」上部12:00\\12:15辺見岳北峰12:40\\南峰12:50→
エビヅルノ頭13:40→一位ヶタワ14:05→14:15清滝小屋14:35→15:15会所15:25→15:55
日向大谷口
記録  今回は沢登りなのに渓流足袋を忘れる、という失態をやらかし、暑い中、軽登山靴で苦労して溯行した。無事辺見岳北峰に辿り着いたときには、あまりの暑さに、当初予定していた「会所尾根」下降踏査計画を放棄して、一位ヶタワ経由で下山することになった。

 日向大谷口バス停横の無料駐車場に車を停める。すぐ下に「腰越滝入口」の看板があり、そこから薄川へ下る明瞭な踏跡を辿る。踏跡は滝ノ沢出合まで続いている。すぐ先の腰越滝を見物し撮影する。

 滝ノ沢に入り、左岸の踏跡を辿る。入口のナメ滝を過ぎ、少し行くと下ノ滝4mがある。更に進むと、踏跡は沢に降り、不明瞭になる。655M右岸枝沢はカレ沢で、この出合から右岸に登って行く踏跡らしきものは、間ノ滝を大高巻きする昔の杣道かもしれない。

 ゴーロ状の沢を進むと、間ノ滝の滝場となる。間ノ滝2段5mナメを左から越えると、続いて4段14m滝(下から4m、4m、4m、2m)だが、軽登山靴なので右岸を巻き気味に行く。泥の急斜面トラバースが悪い。渓流足袋を忘れたこともあって、ここで引き返そうかと真剣に悩む。これを過ぎると、再びゴーロ状となり、石小滝や小滝が続く。右岸に炭焼き跡らしき石積みがある。

 795M右岸枝沢もカレ沢で、これを過ぎると本流も伏流となり、左岸の鹿道を辿る。850M左岸カレ枝沢近くまで進むと、炭の匂いがして木炭の破片と炭焼き跡が見られる。再び水流が復活し、石小滝・石滝3mを左から巻くと、玉簾滝30mが現れる。水量は少ないが、スダレ状に降ってくる感じだ。

 玉簾滝は、岩々と倒木のうるさい左のカレ沢を少し登り、リッジ裏の凹角状を登れば、難なく巻くことが出来る。その上には、トヨナメ5mが続いている。3mCS滝2条を左岸から苦労して巻く。2段10mナメ滝は下段は左壁を登り、上段はそのまま右岸を木の根頼りに小さく巻く。渓流足袋なら、こんな苦労はしないで済んだだろうに・・・。

 8m2条美ナメ滝は、撮影した後、左岸から高巻き、そのまま二俣右に入って、4x7m2条の上で沢に降りる。左俣は滑滝の上に、かなりの落差の滝が見えた。

 しばらく伏流ゴーロを行くと、二俣になり右に入る。さらに西南西にゴーロを進むと、左岸から水流のあるスラブ滝の枝沢が入る。これを見送って、ひたすら西南西へ登って行くと、沢形が不明瞭になり、次第に傾斜が増して行く。ガレを避けて右の斜面を登って行くと、岩壁に突き当たる。

 岩根に沿った鹿道を利用して右へ、始めやや下り気味だが、やがて登り気味にトラバースして、辺見岳から北へ延びる尾根(「会所尾根」)上の、薄い踏跡(獣道程度)に達する。灌木の合間から両神山が見えるので、現在位置がハッキリする。この尾根上の踏跡は、昨年倉沢を登った時に利用したもので、安心して辺見岳北峰へ至る。

 眺めの良い北峰で大休止して、撮影をする。辺見尾根に到達し、南峰も踏んでおこう。辺見岳から一位ヶタワまでは、薄いながらも踏跡が続いている。キワダ平の平坦な鞍部は、気持ちの良い所だ。

 青銅の天狗像三体のある1410Mエビヅルノ頭からコルへの下りで、左手に下ることに注意する。次あたりのコルからは、正面の岩峰を避けて、岩根に沿って一旦小森川側を下巻く。次のピークが1418三笠山で、三体の石像が両神山を向いて立っている。一位ヶタワでは、例によって、白井差方面にはロープが張ってある。

 暑くて喉が渇いたので、清滝小屋で水を大量に飲んだ。ここからは、完璧な登山道が利用できるので、楽チンだ。今回は、白藤滝撮影はパスして、会所まで一気に下る。日向大谷口の駐車場まで戻って、ホッとする間もなく、片付けをして車を出す。

溯行概念図

アルバム

滝見亭・北関東の滝」に「薄川腰越滝・滝ノ沢'02-06」(画像7枚)があります

両神山のアルバム」に「アルバム020607薄川滝ノ沢・辺見岳」(画像15枚)があります

薄川本流の腰越滝
日向大谷口から徒歩15分ほどだ
同上
滝ノ沢出合付近の様子
左岸沿いに踏跡が付いている
下ノ滝4m
間ノ滝2段5m
間ノ滝上の4段14m滝
下の2段各4mが見えている
間ノ滝上の4段14m滝
2段目、3段目各4m
玉簾滝30m
左手の枝沢を少し登り
リッジの裏手の凹角を登る
2段10m滑滝
下段は左壁を登り
上段は左手の草付を
ブッシュ頼りで登る
2条8m美滑滝
左岸を高巻く
辺見岳北峰から
両神山
三芳岩方面
天理岳と二子山
辺見尾根の山々
辺見岳北峰の様子
エビヅルノ頭に立つ
天狗トリオ
三笠山付近にて
マイヅルソウ
長尾沢付近から
倉沢源頭と辺見岳北峰

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