前武尊スキー登山(上州武尊)

MR155 前武尊スキー登山(上州武尊)

date 1983/1/16 
コース 前武尊スキー場下〜1498P〜前武尊〜前武尊スキー場最終リフト上〜前武尊スキー場〜オリンピアスキー場
実働 4h55m
メンバー すうじい、Yk君、カニ
概要 前武尊スキー場から往復、快晴の新雪深雪滑降。
行程 →:ツボ足、:シール、**:アイゼン、:スキー
【1月16日】 快晴一時ガス
前武尊スキー場6:307:05林道7:258:05 1510リフト終点8:159:10休9:2010:50前武尊11:4512:15 1655コル12:2512:45 1560地点13:1513:25前武尊スキー場下13:3513:50オリンピアスキー場下・・・ピステスキー・・・オリンピアスキー場下16:25=沼田
記録 【1月16日】 快晴一時ガス
 2207上野発長岡行に乗り込む。比較的空いている。沼田では、群北タクシーの事務所で仮眠させて貰う。4時過ぎに、タクシーで前武尊スキー場(国設武尊スキー場)まで入る。レストハウスの軒下で、紅茶を沸かし、テルモスに入れ、朝食を摂る。

 右手のリフト沿いに登ろうとすると、すぐに膝上までのラッセルとなり、ますます深くなりそうなので、早くもシール登高に切り替える。30分程で林道に出、最初の休憩。林道に沿って東へ進み、鉄条網越えなどをして、1498Pの東尾根(緩い)に取り付く。1498Pから少し行くと、なんとここまで、前武尊スキー場のリフトが伸びている。Yk君のジルブレッタ金具の調子が、良くないようだ。

 ピステを見下ろしつつ、シールで行けば、空は真っ青で、小鳥が歌う。枯れ木立の合間から、中ノ岳・沖武尊の白き峰が、碧空に聳えている。ところで、前武尊はどれだ?。どうやら、手前に見える丸いバカ山みたいなのがそうらしい。1665Pから1655コルまで、少しのシール滑り。

 ここから、だだっ広い尾根の右手を、大きな木立の間をぬって、登って行く。少し登って休んでいると、山スキーヤーが二人、新雪を駆って下って来る。朝の雪は快適そうだ。我々が下る頃には、雪が腐っているかも知れない。登るに連れ、雪は深くなり、傾斜も強くなってきて、苦しい登高となる(平均斜度26°)。途中で、Ykは沢沿いに、すうじいとカニは尾根筋に、と分かれてしまう。双方とも大いに苦労して、尾根上で合流すると、南側斜面を、トラバース気味に登る。すると今度は、スキーとワカンの二人組に出会う。ハテハテになりつつ、暑い暑いを我慢して、やっと前武尊山頂に辿り着いた。

 振り返れば、独特の形状をした皇海山、早く行きたい奥白根山を頂く、帝釈・日光・足尾山塊が連なる。前方には、急な壁を見せる剣ヶ峰、その右手には家ノ串山が姿を見せるが、ガスりがちである。新雪の状態を見て、上州武尊核心部の縦走を、早々と断念する。それにしても、一月とは思えない陽気である。

 行動食を腹に入れ、大タルミした後、いよいよ、お楽しみの滑降に移る。最初のターンで、すうじいのジルブレッタ締具が外れてしまい、調節に手間取る。その後、ほぼ登りのコース通りに下るが、登りで大いに苦労した、沢沿い深雪急斜面が快適だ。あまりの快適さに、いつしか、すうじい、他の二人とはぐれ、先に滑降してしまう。互いにコールし合ったのだが、聞こえなかったようだ。木々を縫っての新雪滑降は、もう快適そのものだ。あっと言う間に、1655コルに至る。ピステが眼下に見下ろせて、リフトに並ぶ人々が見える。5-6分待つと、コールの声が聞こえ、やがて二人が滑り降りてきた。

 1655コルからは、1665Pまで登り返すのが、かったるいので、南側の谷筋への下降を試みる。だが、下部が岩々ガケとなっており、左手へのトラバースを余儀なくされる。苦しいラッセルトラバースの後、再び尾根に乗る。1560地点まで来ると、眼下に涎の出ちゃうスロープが展開し、ピステへと続いている。ここで休憩して、Ykは、折れたストックの、応急修理をする。

 さて、最後の新雪滑降だ。ダイナミックな(決して美しいとは言わないが)シュプールを描いて下る。ピステに入ると、雪質はガクッと落ちる。ピステは、ヒュンと下ってしまい、オリンピアスキー場下まで下って、バスダイヤを確認後、オリンピアのピステでスキーの練習をする。

 最後に、第三リフト終点から、△1389.3越えで前武尊スキー場に入る。ここでカニと別れ、すうじいとYkは、オリンピアスキー場まで下り、ビールを飲んで、バスで沼田に出た。

スキールート図・アルバム
ブログにスキールート図と写真があります
前武尊スキー登山(上州武尊)'83-01

のホームページの館へ
の表紙へ
本館トップページへ