8月22日

すっかり朝になり、一緒に祝杯をあげたアテネ在住のチリ人の方の家に行きシャワーを浴び、しばし仮眠。その後ビーチで昼寝しようということになりビーチに行く羽目に、いやーみんなタフだなぁ。結局ビーチではほとんど寝れないまま再びシャワーを浴びに家に戻りいざスタジアムへ。

今日のチケットも完売、しかし昨日の経験から絶対定価より安く買えるとふんでいた私たちはスタジアム前で早速交渉。何人か当たったがみんな何枚もテニスのチケットもっていたのでこちらも強気で交渉、結局一枚90ユーロのチケットを50ユーロで購入しました(ちなみに試合開始後ではなんと20ユーロで買えたそうです)。

今日も昨日以上にチリ人の姿が目立つ、まず女子ダブルスの決勝だが興味ないというか体力温存の為センターコートの外で休憩。近くに座っていたチリ人と話をしていたらビールおごってくれた、グラシアス。

女子ダブルスが終わりいよいよ男子シングルス決勝だ。チケットは当然全席指定なのだがばらばらで応援しても面白くないのでもうすっかり顔なじみになったチリ人応援団が固まっている所へ移動、どうやらそこは90ユーロの席ではなく140ユーロの席だったようだがまあ何も言われなかったので良しとしよう。

今日の相手はアメリカのフィッシュ、ランキングではマスウの方が上だがおとといの準決勝でゴンザレスに勝っているしコンディション的にはマスウより格段良いはずである。一方のマスウは試合前だというのに見るからに疲れている、今までトーナメントでシングルス、ダブルスを戦ってきてしかも昨夜のダブルス決勝の激闘を考えると止むを得ないところか。我々応援団も昨日の疲れを引きずりやや元気がない。客席はほぼ満員、そしてついにシングルス決勝が始まった。

第1セットは実力で勝るマスウが先取、このまま今日はストレート勝ちかなと思いきや第2セットを奪われる。このころから明らかにマスウの足が言う事をきかずマスウが苛立つシーンが増えてきた。我々応援団も必死の応援、しかしこちらも既にのどがつぶれていて声がでない。そして第3セットもフィッシュが取り1−2の劣勢、このまま負けてしまうのかしかし、昨夜の例もあるのでここからの奮起を期待し精一杯の応援を続けるチリ人応援団。

第4セット、休憩中にマッサージを受けたのが良かったのかマスウが息を吹き返す、最初にブレイクを取りブレイクを取り返されても再度取り返す。動かない足に鞭打ってまさに勝利への執念だけでボールを追っている。要所要所で神がかり的なショットを連発したマスウが第4セットを取り勝負は最終セットへ。

まさに昨夜のダブルスと同じ展開、追い詰められたマスウが息を吹き返し追いつきそして勝負を決めに行っている。最終セットも最初のブレイクを奪ったのはマスウ、その後一度ブレイクされるも再度ブレイク、ここでも何度か神がかり的なショットを決めマスウのペースで試合は進む。そして迎えたマッチポイント、フィッシュのリターンがアウトになった瞬間コートに倒れこみ大の字のマスウ、昨夜に続いて大騒ぎのチリ人応援団。会場からはマスウの勝利を祝福する割れんばかりの歓声が上がっていました。







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