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 SYM Fighter150Trike(ファイター150トライク)のページです。

*写真をクリックすると大きな画像が別窓でPOPします*


カスタム!SYM Fighter150Trike

ずばり、カスタムコンセプトは、実用快適コンパクトオープンカー!

(↑3度目の正直!?)


【ノーマル】

どうしてこうなった・・・(^ω^;)

まだまだカスタム途中です。カスタム過程は随時このページにアップしていきます。

さて、前回のPiaggioMP3では完全ノーマルに戻せる事を前提に控えめ(?)なカスタムをしていましたが、今回はお構いなしで行きます。自分の「理想」に近づけるため、なんでもします。ちゅうちょ無く切ります!穴空けます!「ガンガンいこうぜ!」に作戦変更ですw

  

C-3POやR2-D2のような、機能を追及したダサカッコ良いデザイン!(苦しい?)

  

⇔車幅1m以下のこだわり⇔

  

今回は(今回も)、車幅が1m以下に拘りました。車幅が1m以下ですと、バイク駐輪場に駐輪できたり、走行中のすり抜けができたり、スーパーの車止めの柵をすり抜けできたりと、トライクなのにバイクの利便性を実現できるのです。

  
これが!!! 本来の!!! 「トライク」の姿だ!!!

しかしトライクといえばデカい車体にデカいタイヤ!実用性無視の不便さをワイルドに楽しむものであり、車幅1mの小型トライクなんて、50ccのアメリカンみたいにコンセプトがちぐはぐではあるのですが、ここはあえて便利で快適な実用性トライクを目指してみました。ズバリ、実用快適コンパクトオープンカー!

↓以下、カスタム詳細(新しい順)↓


■シート改造

シートの座り心地がイマイチで、長時間乗るとお尻が痛くなるので改造してみました。

  

わざわざノーマルシートを手に入れてみたり、PGO・TR3で使用していたバックレストを付けてみたり、座面クッションを追加してみたり、いろいろやってみましたがどうにもこうにもしっくりこない。

そこで、思い切ってシートそのものを取り払って、市販のバケットタイプのイスと交換してみました。座面にはゲルパッドを装備。なかなかいい具合です。シート高が下がった事によって重心も下がって走行安定性もちょっとは向上したカモ?

 


■GPSナビ&iPod取付け

以前Piaggio・MP3に取り付けていたGPSナビソニーのナブ・ユー(NV-U3C)と、iPodコントローラを取り付けてみました。詳しくはPiaggio・MP3のページにて。

 

べんとう箱(防水ケースとして優秀デス)を改造した防水仕様。特大フードで日中の視認性もアップ!

ハンドル部分には振動対策で厚さ1cmのスポンジゴムシートを巻いあります。

  


■LEDハイマウントストップランプ&LEDウィンカーランプ増設

屋根の支柱部分に、LEDウィンカーランプとLEDハイマウントストップランプを増設しました。目立つ屋根部分に増設したので視認性アップ!

LEDウィンカー増設@前
LEDウィンカー増設@前 
 LEDウィンカー増設@後
LEDウィンカー増設@後
 LEDハイマウントストップランプ増設
LEDハイマウントストップランプ増設

使用したLEDはネット通販で買った防水仕様の30cmLEDテープ。高輝度3LEDタイプなので、1ライン12個のように見えて、実は36個ものLEDが使われてます。かなーり明るいです!

しかも、3LEDタイプなのに980円というお手ごろ価格!さすがネット通販は安いなぁ。いまだに街の車用品店に行くと普通の1LED仕様で3千円とかしますし、5倍くらい値段違う・・・

 


■GIVIリアボックスE470装備

GIVIのモノロックケースE470を装備しました。ワイズギアブランドのセール品を購入したので、バッジはワイズギアになってますが・・・

最初から装備していたE350だと、週末まとめ買いの時買物袋が全部入りきらなかったのですが、E470だとすっぽり飲み込みます!さすが47ℓの大容量!

LEDテール&ストップランプ装備 
LEDテール&ストップランプ装備
47ℓの大容量!
47ℓの大容量!
 バックレストはリア支柱に
バックレストはリア支柱に

標準でついてきたバックレストは、屋根のリア支柱に設置しました。ますますソロ特化に・・・

ボックスのLEDランプは自作しました。純正のLEDキットは5千円もするけど、自分でやれば千円で済みます。しかも、純正だと1LED仕様だけど、自作のは3LED仕様で、しかもテールランプとストップランプの2段構えにしてみました。

 


■ヤマハGEAR用ルーフキット装備

屋根、取り付けてみました。
実は今回トライクを購入する時点で屋根をつけようとは思っていたのですが、マイナーなSYMファイター150用の後付屋根なんてものは存在するハズも無く・・・代替品になるものをネットで情報漁っていたらヤマハGEAR用ルーフキットを発見!これだー! と思ったのですが・・・

ヤマハGEAR用ルーフキットのパンフレット  ヤマハGEAR用ルーフキットのパンフレット
ヤマハGEAR用ルーフキットのパンフレット

このルーフキット、なんとお値段15万円もするのだ・・・ちと高すぎる~(´A`) でもZORO屋根も同じくらいするし、MP3用なんてアッパールーフやワイパーも無いフロントルーフだけで10万もするし、こんなもんなんだろうけど・・・うーむ・・・

どうしようかな~ZORO屋根の中古でも探すかな~と、ヤフオクを眺めていたら新品未使用のGEARルーフキットが5万円で出品されていました!なんというタイムリー!迷う事無く5万で落札!良い買物したなぁ~

・・・と、買ったはいいけど、いざブツが届いて箱のデカさにビックリ!箱が部屋に入らなかった・・・箱を開けてさらにビックリ!部品数がハンパ無いです。200個近い部品数です。たかが屋根と思って油断してました・・・

このどこから手をつけていいのか途方に暮れる感は、初めて組立てラジコンを買ってもらった時に似てるかも。そういえば最近のラジコンは完成品ばかりですよねぇ、あれは、自分で苦労して組み上げて走らせてギアやシャフト吹っ飛ばしてこそ面白いと思うのですが・・・って、道がそれましたスミマセン・・・

そんなこんなで、屋根取り付け開始!

 
部品の多さに目が眩む

強引にフレーム取り付け!
 
ワイパーの車速回路をショート

まずはフロントをバラして前方フレームの取り付け。当然このキットはギア用であってファイター用では無いため、取り付け穴が合うハズも無く、汎用ステーを駆使してかなり強引に取り付けました。

ワイパーは車速反応タイプだったのですが、これも当然対応できるワケも無く、その辺りのリレーなどはショートして取り付けました。車速に反応しない(スイッチ入れたら動きっぱなし)だけで特に害は無しです。

 
白いタンクはワイパー液用

このすき間をどうするか・・・
 
スポンジシートですき間埋め

前方フレームを付けたはいいけど、すき間アリアリです。ルーフキットのインナーカバーを取り付けてもすき間が目立つので、スポンジシートを貼って誤魔化してみる・・・ものの、かなりカッコ悪い・・・

 
救世主!サイドバイザーカウル

すき間は誤魔化せた!?
 
見た目の違和感減少

そのすき間埋めの目隠しに使用したのが、最初から装備してあったサイドバイザーカウル。これを装備したらすき間がほぼ目立たなくなりました。スポンジシートは上から見た時にしか分からないほど。それでもかなり違和感はありますけれど、これ以上はカウルの自作でもしないと無理そうなので妥協。

 
リア支柱の付け根部分

リア支柱の中間部分
 
リア支柱の屋根取り付け部分

フロントはどうにかなりましたが、もう一つの問題はリアの支柱をどうするか?です。付属の支柱はギア用設計なので当然ポン付けはできず、強引な取り付けも試みましたが無理でした・・・ そこで代用したのが水道管のパイプです。

水道管のパイプを繋ぎ合わせて、H型のリア支柱にしてみました。リア支柱製作はかなり苦労しました。一番苦労したのは振動対策で、付け根部分の三点支点の組み合わせや、中間部分の連結ステーなどは何度も作り直して今の形になりました。

 
フロント側

リア側
 
上から見た所

フロントステーとリア支柱が取り付けできれば勝ったも同然!後は屋根を乗せてカウルとワイパーとミラーを取り付ければ完成です!

 
ヘッドライトはPIAAの汎用品

ミラー下に後輪確認ミラー
 
ホンダジャイロ用バイクカバー

屋根、取り付けたはいいですが、思えば雨の日には乗らないのであんまり意味無かったカモw でも防風効果はバツグンで、冬の防寒対策にもなります。

重量がアップして風の抵抗も増えたので最高速度がガクンと落ちました。メーター読みで80km/h(GPS計測70km/h)くらいしかでませんw 燃費もガタ落ちでリッター15キロ程度に。さらに屋根にメカノイズの騒音が反射して、ただでさえうるさい騒音がさらに増幅。うーん、これは想像以上のデメリットの嵐だ・・・

 


■標準装備パーツ&小物パーツ

このファイター150トライクは中古購入のため、いろんなパーツが装備されていました。モーターサイクルショーに出展したためか派手目なパーツ揃いです。

  

最近ビッグスクーターカスタムでも人気のエアロパーツのサイドバイザーカウル。ノーマルはスッキリとしたフロントデザインですが、このサイドバイザーカウルを取り付けるとワイルドに変身!防風効果も少しだけアップ!

  

派手派手なカスタムシート。左写真のノーマルと比べるとその派手さが際立ってますw フカフカで座り心地良さそうに見えますが、座面のスポンジが薄くてお尻が痛いです(それはノーマルも一緒)。しかも中央のボタン部分から雨水が沁み込んでトランク内に浸水しますw ホントただ「見た目」だけのシート。

  

左写真はスモークショートスクリーン。写真中央はフリーホイールさんオリジナル製作のアルミリアキャリア。右写真はオマケで付けてくれたGIVIのリアボックスE350。

  

これは自分で購入したアスミステップです。ただ見た目が変わるだけですw なにかファイター150用カスタムパーツ無いかなぁとネットで探していたら見つけました。というか、コレくらいしか無かった・・・ファイター150ってマイナー機種なのかしら?(走ってるトコ見た事無いし)

 


■初期トラブル

最初のトラブルはビリビリビリという金属が振動する異音です。特に発進時や上り坂で異音が酷く、納車時にも鳴っていたのですが、「ボックスが鳴ってるのかも?」とか適当なお返事で・・・いや、明らかに金属的な音なんすけど・・・

  

どうしても気になるので、もう一度お店に乗って行って調べてもらったら、「あ、マフラーの振動ですね」と30秒もしないで原因判明・・・いやいやいや、これ絶対納車時にも分かってたでしょ!www

そういうワケで、マフラーに固定ステーを追加して見事異音は解消しました。マフラーは変更改良してもらったところなので不具合はあって当たり前と思っているし、納車時に直して欲しかったのが正直なところ。(家とお店の往復面倒くさいし)

  

次のトラブルはバックギアレバーの赤いノブが走行中にどこかに吹っ飛んでしまいましたw このトライクは振動が酷いのでそのせいだと思います。社外品のノブが取り付けできたので、振動で外れないようにネジとボンドでガッチリ固定しました。

 

 

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*初めてこのページに来られた方はこのコーナーからどうぞ。

SYM Fighter150Trikeとは?

ベース車両のFighter150は、台湾のスクーターメーカーSYM(サンヤン)の150ccスクーターです。(残念ながらロボには変形しません)


そのFighter150に、トライクキットを取り付けたのがFighter150Trike(ファイター150トライク)です。以前のPGO・TR3のように、最初から3輪(トライク)状態で売ってはいません。トライクキットは、神奈川県のトライクショップFreeWheel(フリーホイール)さんのオリジナルトライクキットです。

*トライクとはなんぞ?という方は Wiki をご覧下さい。

*以前所有していたトライク PGO・TR3 のページもよろしければ先にご覧下さい。

⇔車幅1m以下の選択⇔

■トライク選考条件

  • 車幅1m以内 (最重要)
  • 非スイング (通常の前1輪、後2輪トライク)
  • 非オール中華 (少なくともバイク本体は国産)
  • オートマ (スクータータイプ)
  • 150cc以上の排気量 (できれば250ccが良い)
  • 丈夫である事 (安全1番楽しい2番)
  • 後付屋根・ルーフキットが取り付け可能 (ZOROとかが対応してる車種がいいかも)

さて今回、新たにトライクを購入するにあたって、1番目の条件に決めたのは「車幅が1m以下である事」です。

  

車幅が1m以下ですと、バイク駐輪場に駐輪できたり、走行中のすり抜けができたり、スーパーの車止めの柵をすり抜けできたりと、トライクなのにバイクの利便性を実現できるのです。

殆どのトライクの車幅は130cm前後なのですが、車幅1mを超えると、上記の利便性は得られません。このたった30cmの違いで大きく利便性が変わるのです。たかが30cm、されど30cmなのです。

2番目の条件は「固定式の非スイングトライクである事」です。以前にPiaggio・MP3に乗っていたのですがフロントのダブルホイールがスイングする方式で、3輪トライクなのに乗り味はバイクそのものでした。(そのせいでトライク扱いでな無くなってしまった)

スイング式のトライクだと、固定式のトライクにはある完全な安定感が皆無なのです。固定式トライクでボケーッとまったり走りたかったので、スイング式は避けました。

3番目の条件は「オール中華製は避ける」です。故障の事を考えると、どうしてもベース車からトライクユニットまで全て中華製では不安があります。(PGO・TR3も壊れまくったし) 最低でもベース車だけは日本車にしたいです。

しかし車幅1m以下の条件のトライクとなると、ヤフオク等にあるオール中華製トライクくらいしかなく、この条件を加えると当てはまるトライクが殆ど無くなります。

 
車幅1m以下の条件だと、中華製のクインキートライクや、偽ズーマートライクくらいしか無い・・・

オール中華製以外でいろいろ探した結果、ジェネシス目白さんのトライクしか探し当てられませんでした。(2009年時点)

ジェネシス目白さんのトライクは、ヤマハ製の125ccスクーターに台湾製のトライクユニットを取り付けたもので、排気量も150ccにボアアップされてます。かなり自分の理想に近いトライクで、実際にお店まで見に行ったりしたのですが、とても気になる事が1つ・・・

トライクユニットが、TR3と同じ!?フェンダーの形も一緒だよ~ヽ(;´д`)ノ

  

左写真がジェネシス目白さんのトライク。中央はファイター150との比較。右はPGO・TR3

お話を聞くと、TR3とは別物のトライクキットで、フェンダーだけPGOから取り寄せてるとの事。たしかに、TR3のトライク後輪はドラムブレーキだったのに、ジェネシス目白さんのはディスクブレーキになってるし、別物である事には違いないのだろうけど、でも・・・PGO・TR3の悪夢が蘇る・・・デフユニットが壊れまくって何度も死にかけた悪夢が・・・(´A`)・・・あ、詳しくはPGO・TR3のページ参照で・・・

ジェネシス目白さんのトライクは、ベース車両が日本車で車幅1m以下と、自分の理想に最も近いカタチだったのですが、PGO・TR3の事もあり今回はパスしました・・・

しかし後でオーナーさんとお話した時に、故障も無く問題ないとの事だったので、私の心配は杞憂だったのですが、それでも・・・あのTR3のトラブルはトラウマとなって拭い切れません・・・

ジェネシス目白さんのトライクをパスすると、私の条件に合ったトライクが無くなります・・・日本車ベースのトライクなら他にもあるのですが、車幅1m以下という条件で詰んでしまうのです。ヤフオクとかに出てる小型トライクは、全部オール中華製だし・・・どないしょ・・・

・・・と、詰んだかに思えて実は1台、条件に近いトライクがあったのです。それがフリーホイールさんのファイター150トライク。でも車幅が1m以上あり、半ば諦めていたのですが、お店で相談した所、車幅1m以下にはならないけど、1mピッタリくらいにはなるとのお返事が!おぉ、希望が見えてきたー!


ファイター150トライク(参考出品車版)

このファイター150トライクは、フリーホイールさんのオリジナルトライクキットが取り付けてあって、モーターサイクルショーのSYMブースに参考出品されていました。

トライクキットは台湾製で、 Shine-far Metal Industory社製の「Three Wheeler Conversion Kit」です。

なので、ベース車体もトライクキットもオール台湾製となってしまいました。購入条件のオール中華製避けは微妙にできなかったですが、他に選択肢が無いのでどこかで妥協しないと何も買えません。この選択肢の無さっぷりは、まだまだトライクというジャンルがマイナーって事ですかね・・・(車幅1mに拘らなければいっぱいあるケド・・・)

このファイター150トライクはワイドタイヤ化されていて、車幅が1m超えて15cmほどオーバーしていたのですが、このワイドタイヤを標準タイヤに戻す事によって、第一条件である車幅1mを実現できました!

  

ちなみにこのトライクキットは、もともとは荷物運搬用トライクとして売っていた物で、そのトライクの後輪部分とデフユニット、それらを支えるフレームを切り離して、強引に?トライクキット化したものです。

  

50ccから150ccまで、さまざまなスクーターに取り付け可能で、独立懸架サスペンションやデフユニットを備え、さらにはバックギアまで装備しています。ホーシングだけの通常のトライクキットとは内容が大きく違います。


↑トライクキット図面↑

左右独立懸架サスペンション、デフユニット、バックギアと、充実した内容なのですが、欠点もあります。それはズバリ重量!このトライクキットの特徴として、独立懸架部分を構成する巨大なフレームがあるのですが、これがまた見事に鉄の塊で、そのせいでこのトライクキットだけでなんと重量80キロもあるのです・・・

  

それにタイヤやらフェンダーやらを含めると重量90キロオーバーになるでしょうか?常に巨漢の大人1人分の負荷がかかってます・・・

とまぁ無駄に重い分、とても堅牢な作りで丈夫ではあるのですが、ここまで重量があると駆動系の負担が気になります。後輪タイヤ1個と引き換えに90キロのトライクユニットがくっつくのですから負担が無いワケ無い・・・トライクキットは壊れないけど、スクーター本体が壊れた!ではせっかくの「丈夫」さも無意味ですからねえ・・・

  

ちなみに、フリーホイールさんには250cc用の独立懸架トライクキットもあります。ファイター150トライクのキットとはまた構造が違っていて面白い。フュージョンにとても似合っていて魅力的だったのですが、車幅が130cmもあったので諦めました・・・


ファイター150トライクは新規製作はしていなくて、参考出品車両ただ1台きり。当然中古購入です。なぜ新規製作はしないかと聞くと、いろいろ危ないからとの事。危ない?トライクの特性の事・・・?

トライクは危険な乗り物。ってのは以前のPGO・TR3で経験済みです。まっすぐ走らなくて、曲がるのに一苦労する。この辺のトライクの「クセ」は、もう慣れていたつもりだったので、「危ない」という言葉の意味も軽く捉えていたのですが・・・

ちょっとお店の周辺を試乗してみて、すぐに「危ない」の正体が分かりました。ともかくハンドルがブレる!ブレまくるのです!!そのおかげでまっすぐ走るのさえ難しいのですw これと似た恐怖を、PGO・TR3の初走行時にも体験しましたが、コレはアレ以上の恐怖です。ウィンカーを出そうとちょっと手を動かしただけでハンドルがブレて暴れる始末。

舗装路でコレですから、未舗装路(デコボコ道)なんぞ走ったらもう命がけです。暴れるハンドルを押さえ込むのに必死で腕がパンパンになるほどです。例えるなら、ロデオの暴れ牛?(乗った事無いケド)

PGO・TR3の時も最初はまっすぐ走らず苦労しましたが、それは初トライクだったからという事もあってそのうちに慣れてラクラクと片手運転できるほどの安定感はありました。でもこのファイター150トライクのハンドルのブレっぷりは慣れの問題とかそういうレベルではありませんw片手運転なんてしたら確実に事故るレベルです・・・

なぜこんなにPGO・TR3と安定感が違うのでしょうか?見た目はそう大きく違わないのに。タイヤの大きさ?ホイールベース?重量バランス?素人の私には分かりませんが、ともかくたしかに危ないトライクですw新規製作を辞めた理由もよく分かる・・・

なんだかマイナス面しか書いてない気がするけども、固定式トライクはPGO・TR3で経験してしまったので特にこれといった感動も無く、逆に比較してしまって悪い事しか出てこないのカモ・・・

やっぱり、固定式のトライクは安定感バッチリでまったり運転できて良いです。・・・と書こうにもその安定感が悪いので良く書きようが無いという・・・

ともあれ、いろいろ不安点はあるにせよ、私の希望条件のトライクはジェネシス目白さんのトライクを除くと、オール中華製トライクか、このファイター150トライクだけでしたので、え?コレ買うの?って顔をされつつも、譲っていただきました。お値段はタイヤやマフラーなど手直し料含めて70万円也。


以下、ファイター150トライクの写真を交えて、各部ツッコミを入れていきます。

     

ファイター150トライクのフロントです。
サイドバイザーカウル、ショートスクリーン、カスタムシートなどは中古購入のため最初から装備済みです。右写真は比較用のPGO・TR3です。TR3の時にも思いましたが、最近の台湾車はデザインのクオリティ高いですね。ファイターのデザインはちょっとエッジ効き過ぎな気もしますが・・・

     

ファイター150トライクのリアです。
ワイドタイヤ化していたのを、標準タイヤに戻す事で車幅1mを実現できました。ちなみに、マフラーも爆音カスタムマフラーだったものをホンダのマグナ250のマフラーに変更しています。私は爆音マフラーは嫌いなので・・・(うるさいだけだし、深夜コンビニにも行けないし)
右写真はPGO・TR3です。TR3の車幅は88cmと余裕で1m以下でした。

   

ファイター150トライクのトライクユニットです。
独立懸架サスペンション構造のため、通常のホーシングでは無くCVジョイントを介して後輪を駆動しています。左側の車輪のCVジョイントが斜めに傾いてるのは正常なのか異常なのかは分かりませんw
右写真のPGO・TR3のホーシングだけのトライクユニットとは構造が大きく違います。

  
↑CVジョイントとホーシングの違い↑ *右の図はTR3の時描いた改良案

PGO・TR3のページでも書きましたが、ホーシングだけのトライクユニットは路面の衝撃が直接バイクやデフの駆動ユニットにいってしまうのが難点です。

ファイター150トライクはTR3の時に自分が思い描いていた改良案そのままの独立懸架サスペンションを装備していて、リアタイヤがリアサスペンションとCVジョイントによって上下に動く事により、路面からの衝撃を緩和してくれます。

ただこのユニットの欠点は、先にも言いましたがともかく重い事です。鉄の塊のフレームが重さの原因ですが、トライクユニット全体で90キロもの重量があります。さらに独立懸架で乗り心地は良さそうに見えて実はとてもゴツゴツしてます。

ぶっちゃけ、ホーシングだけのTR3の方が乗り心地は良かったくらいですw 普通なら独立懸架サスペンションの方が乗り心地は良くなると思いますよね?でも実際は、サスペンションのスプリングが凄く固くてベース車体も小型ためサスペンションが動く前に車体自体が傾いてしまうんです・・・

正直な所、250cc以下の小型車体に独立懸架サスペンションは無意味だと思いました。ゴールドウィング級の大きな車体じゃないと、独立懸架の意味は無いと思います。TR3の時は、独立懸架サスペンションに憧れてましたが、実際はホーシングだけの単純構造で正解だったのです・・・(壊れなければw)

乗り心地も良くない、ただ無駄に重いだけのこのトライクユニットの利点はもはや「丈夫である」という1つだけです。

しかし、丈夫であるのは一番重要な事だと思います。トライクにしろバイクにしろ車にしろ、自分の命を預けて走る相棒です。人間が健康第一であると同じように、乗り物は安全が第一だと思っています。いつ故障するか?とビクビクしながら乗るのもつまらないですしね。

  

安全第一といいつつも、このトライクユニットの欠点がもう1つ(まだあるのか!w)

それは左写真の車体下部フレームの「でっぱり」です。この部分はバイクのフレームとトライクユニットのフレームをドッキングさせる重要なフレーム連結部品なのですが、このでっぱりのせいで最低地上高が殆ど無くなってスーパーなどの入り口縁石(車乗り入れ用に低くなってる部分)の段差でもガツンガツンぶつかるのです。

フレーム自体はけっこう丈夫なので、この程度では壊れないだろうとは思うのですが、駐車場入り口にいる誘導のおじさんにはガッツンガッツンぶつかる音を毎回聞かれちゃうので申し訳ないやら、恥ずかしいやら・・・

1度だけガソリンスタンドに進入する時に速度を緩み忘れてズガン!と急停止するほど縁石にぶつかった事もありましたが、それでも壊れない所を見ると丈夫さだけは信用できそうですw

この構造のせいでもう一つ欠点があります。(これで何個目だ・・・)
バイクのフレーム、トライクユニットのフレーム、エンジン、デフユニット、マフラーなど、振動が発生する部品全てがガッチガチに固定されているので、そりゃもう凄まじい振動が発生します。

*通常のホーシングだけのトライクですと、エンジンや駆動ユニットやマフラーの振動はリアサスペンションやゴムブッシュなどで殆ど吸収されます。

その振動は見事にハンドルを伝わり両手を襲います。手袋してようが何してようが30分も走れば手どころか肘どころか腕全体が痺れて感覚が無くなって来ます。さらに走るとアゴの下あたりまで痺れてくるw

さらに言えば、このトライクは安定感に欠けていてブルブルとハンドルがブレまくるので、ガッチリハンドルを押さえて走らなければならず、その分振動もガッチリ伝わるという欠点のダブルパンチで最悪ですw

・・・閑話休題・・・

中央写真、独立懸架サスペンションのスプリングは固めです。ショックを吸収する前に車体が傾くのであんまりサスペンションの意味を成してない。こんなに固いのは元々が荷物運搬用トライクだったためでしょうか?(300キロくらいの荷物までOKらしい代物だったようなので)

右写真、リアタイヤはKENDAの10インチ(元はワイドタイヤが装備されていました)。後輪両輪にディスクブレーキが装備されています。

  

左写真、カマキリの目のようなヘッドライトは35w縦目2灯で標準でLEDラインも仕込んであります。

中央写真、ハンドル部分のウィンカーはLEDです。右写真、オプションのショートスクリーンを装備。

  

左写真、スポーティなリアテールランプ。内部のレンズは立体的で凝ってます。中央写真、フロントタイヤは12インチ。

右写真、マフラーは爆音カスタムマフラーが装備されていたのですが、爆音嫌いなのでホンダのマグナ250のマフラーに変更してもらいました。(なぜマグナ用かといえば、たまたま部品があったからってだけです)

  

左写真、コンパクトなハンドル周り。中央写真、メーターはなにげにフルデジタル液晶です。右写真はメーターのライトアップ。台湾車特有のハッピースピードメーター(実際の速度より割増の速度表示)と、燃料計の残量表示がいい加減なのが欠点(3メモリからいきなり1メモリ点滅したりする)

  

左写真、足元フロアは便利なフラットフロア。外側のトライクフレームにも足置きスペースがあるので広々としてます。中央写真、シート下トランクはフルフェイス+α入る大きさ。右写真、フリーホイールさんオリジナルアルミキャリア(リアボックス付き)を装備。

  

左写真、パーキングレバーはPGO・TR3と同じくリアブレーキレバーを引っ掛けて固定する方式(ただのハリガネw)でもTR3はドラムブレーキだったので長時間のパーキングもOKでしたが、ファイターは油圧なので本当に一時的なパーキング用です。長時間止める場合は車止めが必要になります。

中央写真、シートは派手なカスタムシート。右写真、シート&トランクを外すと駆動部へアクセスできます。

  

シート&トランクを取り外して、駆動部を上から見たところです。トライクのデフユニットはバイクの駆動ユニットに直付けされてます。フレーム、エンジン、駆動ユニット、デフユニット、マフラー全てがガッチガチに固定されているので、振動の酷さは過去経験したことのないレベルですw

振動の他にも、速度を上げていくと走行分解するんじゃないかと不安になってくる程の「ンンガガァァァァー」という大きなメカノイズも発生します・・・


ファイター150トライクの感想まとめ。

■良い所
 ・車幅1mで利便性が高い。
 ・丈夫で壊れない(と期待)

■悪い所
 ・90キロオーバーの重すぎるトライクユニット。
 ・まっすぐ走ることさえ困難な不安定ブレブレハンドル。
 ・独立懸架サスペンションの意味が薄い固すぎリアサスペンション。
 ・スーパーなどのなんでもない入り口縁石にガツガツぶつかるフレーム下部のでっぱりトラップ。
 ・フレーム、エンジン、駆動ユニット、全てがガチガチ固定のため発生する最悪な振動とメカノイズ。

100点満点中、30点くらいでしょうか・・・正直なところ、ジェネシス目白さんのトライクにしとけば良かったカモ・・・(PGO・TR3のトラウマさえ無ければっ!)

・・・とプチ後悔しつつも、やはりトライクは楽しい乗り物です。バイクやスイング式トライクにはない、完全な安定性(・・・ハンドルブレるけど)があるのが一番の魅力です。

バイクに乗っていると、転ばないようにバランスを取る必要がありますが(当たり前ですが)、トライクはその必要が無いのです。ボケーっとダラーっと力を抜いて、信号待ちでも足をつく必要も無く、まさに自動車感覚で乗れるのが魅力なのです。

この魅力はPGO・TR3で初めて経験して、とても×2感動しました。コレだ!私が求めていた乗り物はコレなのだ!と。その後にPiaggio・MP3に乗って、トライクの完全な安定性から離れてから、ますますトライクこそ私の求めていた乗り物だったのだと確信しました。

自動車なら何時間乗っていても疲れないけど、バイクは無理!って人にはトライクが合っているのではないでしょうか?

でも、普通そーいう人はトライクじゃなくて自動車乗りますよね。自動車が置ける駐車場が確保できるなら、トライクなんかよりオープンカーでも買ったほうが何倍も幸せになれる気がします。

かく言う私も、駐車場があるなら自動車欲しいです。ダイハツのコペンが乗りたいです。でも駐車場が無いのです。駐車場に月3万近くを出費するくらいなら、もっと別の事したいですし。

そんな私のように、自動車を置ける駐車場は無いけど、バイク(原付2台分くらいのスペース)なら置ける。でもバイクより自動車的な乗り物に乗りたいって人には、今回のテーマ(?)でもある「車幅1m以下のトライク」って需要があると思うのです。

・・・需要はあると思うのですが、イマイチ数が少ないジャンルなんですよね。中華トライクか、ジェネシス目白さんのトライクくらいしか選択肢が無い。

全国のトライクショップさん!!是非とも車幅1m以下のトライクの開発をお願いします!絶対需要あります!!主に私に!!!

独立懸架サスペンションなんていりません!バックギアもいりません!デフさえあればいいんです!

「丈夫さ」を求めてこのファイター150トライクを選びましたが、複雑な構造で丈夫な事より単純な構造で丈夫である事が最善なのだと思います。機構が増えるほど、重量も増すし故障の可能性も増えてしまうので。

 

追記:こんな車幅1m以下のトライクが登場しました。ちょっと期待!・・・でも高そう。。。

  

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