天空の館の想い出・・・・一人静か



一人静か・・・・この言葉は静御前と静御前の亡霊とで舞を舞う「二人静」という
能の演目から借用?したもので言葉の使い方の意味合いは大きく違っている。
夫との関係に於いては地獄のような苦しみを味わってた場所ではあるけれど、
一人でいるときはその豊かな自然の恵みに大いに感謝して、自分で育てた花を愛で
小鳥のさえずりや、風の音、動植物との共存、四季の移り変わり、天空との関わり、
大自然の中でその恩恵に充分に感謝して、夫が仕事に出かけている間は
その空間を充分に満喫していた。
苦しみの中でなんとかそう言う風に気持ちを切り替えて幸せ探しをしながら
過ごしてきた。
心からの気持ちを表すのにこの言葉を作った・・・・そしてそれが一人静か・・・







7月27日(土)

私の家からは下のほうに湖が見えていた。
夕日は毎日美しく夜空の星は手を伸ばせば届くかのように美しく輝いていた。

去年日本から遊びに来てくれたお友達は眼下に見える
広大な自然の美しさに喜びの声をあげた。

そう誰もがその自然の景観の美しさに酔いしれるようなロケーションの中の
私の苦しかった生活・・・・・

今まで長い事誰にも話さないで来たことをこうして匿名とは言え
書き出したことがよかったのだろうか・・・・


確かに普通の生活ではなかったし、未だに後遺症に私自身が苦しんでいる。
周りの誰もが私が悪かった訳ではないと言って社会復帰できるように
一生懸命応援してくれている・・・・・

私がどうしてもっと早く夫から離れる事をしなかったかといえば・・・・
それは「私さえ我慢すれば・・・・」「もしかしたら夫の言うとおりで
私が間違えているのかもしれない・・・・」・・・・などという
相手を責める事より自分を責める事でしか解決を見ようとしなかったから・・・

でもこうして私の心を公のものにしたら・・・・・まだ離婚も成立していない
夫に迷惑をかけていることになるのだろうか・・・・

夫は勿論私の所在やこのHPの存在さえ知らないのだけど・・・
たとえこのHPの事を知ったとしても日本語を全く知らない夫には
読めることも無い・・・・

これが私の独り善がりな自分勝手な行動だったら・・・・・

今日は少し鬱なのかもしれない・・・・

今日はお友達とコンサートに行く事になっている。
少しでも普通に近づけるようにと周りの人々がいろいろと気を使ってくれている。

2月にシェルターに保護された後6月に始めてコンサートに行った。
最初のコンサートの時は会場の中でパニック障害が現れ
大変な事になってしまった。

その次のコンサートの時は無事に過ごせた。今日は大丈夫だろうか・・・・・
少し心配!!







2001年11月上旬
お友達に出したメールより。


私のペットの話です「奇跡の日」

長いことご無沙汰しました。
少し体調をくずしていたのと、
雑事に追われる日々とが重なりました。
朝晩寒くなりましたね。
日中は暖かいけど夜は暖炉を先週から焚き出しました。

アメリカの報復は続いているし・・・・・
小泉首相のアメリカ支援もなんだかな〜って感じで
あまりピントこないし・・・・・・・・
「日本国憲法前文」というのを(何故だか英文)
読んでみたら小泉首相が、アメリカのために自衛隊を出すこと
について、憲法前文のうちの「国というものは自国のこ
とだけ考えていてはいけない」という部分を引用して、
テロでたくさんの犠牲者を出したアメリカのことも
考えてあげなければいけない。一緒になってテロリスト
を撲滅しなければならない・・・・って!!
それはそうかも知れないけど・・・・その、前文にはその直前に
「世界中のすべての人々が、平和で自由な社会で恐怖や
困窮に悩まされることなく生きるべきだ」とも書いてあるし・・・・・

 アフガニスタンの普通の人々に「恐怖や困窮」を押し
付けるアメリカの空爆は、それを支援することは、憲法
のこの部分に抵触するのではないかな〜・・・・

などなど、私がいくら考えても仕方のないことだとは思うのですけど、
アメリカに住んでいる日本人として、
それと私個人として、もう一つ、I君のお友達の
家族の方々のように犠牲になった人々の命の重さなど・・・・
思いめぐらせて・・・・います。

難しい社会、厳しい社会に生きている事を実感しています。
でも日本の社会を思ったとき、いくら不況の風は相変わらず、
厳しいとは言っても、日本人全体を考えると、やっぱり
幸せな国民だと思います。
厳しいといいながら本当に、
生きれるかどうかの切羽詰った人は他国からすると
はるかに安全だと思います。

私のお友達の日本人からのメールに
「日本は、本当にのんきな国だ。
一度、テポドンでも落とされたらいいのだ。と、
おそろしいことを言っている人がいる」と書いてきていました。
(オット、チョットややこしい文??)

やっぱり、わたくしも、日本にあっては、世界の情勢も、
けっこう他人事という感じのような・・・・気が・・・するような・・・
しないような・・・・・

それはそうと、
  今日は私の事ではなく私にとって大変な事件があった話!!

こちらの話は、もう過ぎてしまって無事解決したんだけど
反省したり嬉しかったりと、いろいろあったから書きます。

社会がテロだ不況だと騒いでいる時に不謹慎かもしれないけど
私には嬉しい出来事だったから・・・書きますね。

なんとデッキに吊るしていた小鳥のドアが何故だか開いてしまって、
2羽飛び出していなくなってしまいました。

お外で日向ぼっこをさせる時には外に吊るしてあるのです。
小鳥はいつも私のお部屋の中を自由に飛びまわっているの。
でもたまには日光浴も必要だと思って吊るしてあげたのね。
4個つるしてあって、そのうちの一つがあいてしまいました。

その日、久しぶりに外出したのよ。
近所のおばあさんと仲良くなってね。
その人これから骨盤と膝の外科手術を受ける人で
一人で病院にはいけないの。
それで病院と、必要なものの買い物に一緒に行く事になったの。
おばあさん歩くのがやっとだから、入院の準備のお買い物を
持っていると身動きできなくなるから、私が一緒だと少しは
役にたつでしょう?
そんなことでお出かけした時だったのだけどね。

その間に事が起きたようで・・・・
めったに出かけることもないのに、そんな時に限って
こんな事が怒るなんてねェ〜
もし居る時だったら、ドアが開いても、小鳥はその辺で
うろうろしていたと思うのだけど、
猫は5匹もデッキでゴロゴロしているから、
きっと追いかけられたりして、びっくりして
飛び立ってしまったのだと思うのよ。

ケージのドアは木製の洗濯バサミで止めるなどして、
結構気を付けてはいたのだけど、
本当に何が起こるか判らないものです。
前にお話したと思うけど、自然そのままで
美しいのだけど、その分過酷な状況でもあるわけで、
うまく生きて行ってくれればいいと、とても心配しました。
なんと言っても、マウンテンライオンや、コヨーテがいるのだから。

でも、うちの敷地内にいる限りは、ほとんど被害に
合う事はないと思うのだけど、でも小鳥にとっては
猫だって危険な動物に違いないからね。

それに食べるもに困るのではないかと、
自分の責任を痛感して、辛い思いをしてしまった。
あ〜ぁ今ごろどこかの木に止まって震えてるのではないかしら・・・
ごめんなさ〜い!!って。

本当にかわいそうなことをしたと反省の夜を過ごしました。

近所にもいろいろ連絡をして見かけたらしらせてねって、
泣きながら一晩過ごしてしまったわよ。
一緒にお出かけしたおばあさんもあっちこっち電話して
「もし見かけたらRubyに電話してあげて!!」って
でも誰もがもう、見つかって電話を掛ける事など無いと
思っていたみたい。
夜は探しているうちに暗くなって、無理だったから。

次の日、朝7時半頃スタートしてあっちこっちみても見つからないし、
朝からお茶も飲んでなかったから家のなかに戻って、
9時ごろ声がしたような気がしてね。
でもお外に出るとどこから聞こえているのか判らないの。
そこらじゅうで小鳥はさえずっているのだもの。
男のこの方は鳴くけど、女の子は鳴かないから・・。
彼の得意な鳴き方を口笛でしながら探したのよ。
私のうぐいすの鳴き方の「ホ〜ホケキョウ」って言うのを
口笛で教えていたの。
それと彼の得意な鳴き方があるのだけど、それを口笛吹きながら
自分のうちの敷地の中歩き回ったのよ。
そうしているうちにね、鳴き声が帰ってきたの。
ホ〜ホケキョウ、ホ〜ホケキョウ、チチ〜チ〜チ〜チチってね。
その鳴き声を頼りに、ずっと歩いていった。
口笛を吹きながらね。
タローもずっと鳴いているの・・・・
9時半頃にタローを見つけました。
良かった〜!う・れ・し〜っい!

タローは木の枝に隠れるように止まっていて、
手を出すと黙って止まってきたのョ。
夜はもう寒いし、良く獲物にもされないで生きていてくれたと
嬉しかった。

ケージに入れてもしばらく鳴く事もしないし、ボーっとしていた。
家から10分くらいの所に木に止まっていてね。
それから近くの木を丁寧に見ていったの。もう1羽を探すのに!
でもハナは見つからない。お昼になったからまた家に上がって
ランチを食べてまた外の作業を始めたの。お花のみずやり等をね。
なんだかまた声を聞いた気がしたの。
空耳かとも思ったけど、声のするほうの木を探してね。
はっきりした鳴き声ではないのだけど、野鳥とは違う
聞きなれたような鳴き声がしたの。
そしたらいたよハナが!彼女も手を出すと黙って乗ってきた。
2羽は全然違う所にいたの

一晩中怖い思いをしたと思う。もう野生ではないから。
前の日の昼から餌もないし、お水も飲んでなかっただろうしね。
野鳥は、プールの水を飲んだり、噴水の水を飲んだり、
私が餌場を作っているから
どこに餌があるかなど知っているけど、家の中は飛び回っていても、
お外の餌場までは知らないからね。
午後1時半くらいだった。2羽目が見つかったのは。

夫も近所の人たちも信じられなくて驚いていた。
誰も帰って来るとは思っていなかったみたい。
信じていたのは私だけ。

でも自分でも本当は信じられないと思うほうが大きかったわよ。
大きな奇跡ではないけど、それに近いと思う。
広大な自然の中で、小鳥が帰ってくることなどほとんどありえない。
(帰って来た訳ではなくわたくしが見つけたのだけど、見つかる事も難しい)

夫が自分だったら見つけられなかったと言っていた。
小鳥が逃げ出したその夜に仕事から帰ってきて一緒に探しては
くれたけど「逃げたら一晩なんてこの自然の中では生きてはいない」
といわれてしまったの。
その言葉には反論できなかった・・・・

でもね。きっと帰ってくる。きっと私が見つけるって思っていた。
確かに半分は現実味はなかったけどね。

でも見つかった。本当に良かった。
私も自分だから探し当てたと思っている。
いくら自分の家の敷地にいたとは言っても20エーカーという広さなのと、
羽も切っていない鳥は自由にどこへでもいけるものね。
数日は生き延びても襲われるか、餌が食べれなくて死んでいくかの
どちらかしか考えられない。
多分誰もが私の悲しむ結果を想像していたみたいよ。
自分のうちの周りしか(お花を植えてある所くらいまで)みた事なかったけど、
「これでもか」ッて言うくらい広くてね。
普段はパティオに下りて歩く距離はせいぜい5〜6分。
お花や、夕陽の写真を撮ったり、お花を摘んだりね。
それをさらに超えた所まで探しに行ったの。

今になってしまえばもう、いくら自分の家でも歩く事はないだろうと思う。
とりあえず良かった良かったで、みんなで喜んでいます。
いろんな意味でいい兆しを感じている。
どんな小さな幸せでもとても感謝しています。
私の小さな事件は無事解決。ありがとう!!天が味方してくれた!

と、こんなことで騒いでいました。

それからは昼ももうお外には出していません。
私の部屋は10羽の小鳥の鳴き声で、一日中春のようです。
今も背中と指のところで遊んでいるのが2羽います。
邪魔するな〜!!って払いながら書きました。
膝ではセブン君(猫)が眠っています。

彼も先週1泊入院で去勢手術をしたのだけど、
たまたま急患が多かったそうで2日目に電話をして
引き取りに行こうとしたら、まだ手術が出来ていないから、
明日迎えにきてくれと言われてしまって・・・・
たった1日でも寂しかったのに〜って思ったけど、
それは仕方がないわよね。
3日目に連れて帰ってきてからのセブンは
私から離れないで、犬?のようについて回ってね・・・・
ケージの中で泣きっぱなし(鳴きっぱなし?)だったと思う。
多分泣きながら鳴いていた?と思う??

ペットがいるから元気でいられる?・・・・
でも小鳥事件は本当に良かった嬉しいことでした!!

ちなみに送った件名の
「奇跡の日?」はこの事です!!

でも本当に奇跡と言う言葉が大きすぎるかもしれないけど、
ほとんど不可能に近いことが起こったと思っているの。
それくらい嬉しかったもの。心から!!

風邪ひかない様にね!!
ごきげんよう

Ruby







ずっと幸せ探しをしながら暮らしていた・・・・
そんな中で見つけた小さな幸せ・・・・
四季折々に楽しませてくれる小さな草花や
小鳥のさえずり・・・・・

そんなしあわせも綴っていきたい










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