【指標生物一覧表】 

        【色表示】:青色名はきれいな海の生物、黒色名は中間の生物、茶色名は汚れた海の生物です


 

【指標生物20種の見分け方】

ケガキ(20)

アオガイ(19)

ムラサキインコ(18)

イロロ(17)

イワヒゲ(16)

クロフジツボ(15)

カメノテ(14)

イシゲ(13)

マツバガイ(12)

ウミトラノオ(11)

ヒジキ(10)

オオヘビガイ(9)

イボニシ(8)

ヒザラガイ(7)

アナアオサ(6)

マガキ(5)

ムラサキイガイ(4)

シロスジフジツボ(3)

ツノマタ(2)

タテジマフジツボ(1)

 

平成16年4月/広島県環境保全アドバイザー(芳之)

点数

生 物 名


20

ケガキ  

       (4cm)

岩に硬質の殻で付着している。殻の表面に黒いパイプ状の棘が多数あり直立する。一時瀬戸内海から姿を消しつつあったが海が綺麗になり若干増えてきた。《マガキ》


19

アオガイ

     (3cm)

磯の岩場や石の下に棲む。殻に顆粒や細い棘からなる放射状の隆起がある。殻の内側は青く、殻は薄く、尖っている所より後ろが高い。《コウダカアオガイ》棘がない


18

ムラサキインコ

    (4cm)

岩の隙間に糸で付着し、密集している事が多い。殻は厚く縁は黒色をし、内側は黒紫色で光沢がある。
《イガイ》《ムラサキイガイ》
共に殻は薄い。


17

イロロ

 (5〜20cm)

潮間帯中部の岩上に帯状の群落を作る。干潮時には乾いて黒く干からびる。体は薄いが硬くて皮のような手触り、2又に次々と分かれる。《ツノマタ》体は膜状


16

イワヒゲ

 (5〜15cm)

潮間帯中部の岩上に生育する。体は糸状で硬い。直立して数体が束のように集まってよじれて生える。先端は分枝しない。
《マフノリ》,《イシゲ》
平たく分枝する、


15

クロフジツボ

    (4cm)

濃い灰色をした大型のフジツボ。殻表は隆起線が密に縦走し、外洋に面した潮間帯の岩礁で特に波が良く当る所に群生する。
《タテジマフジツボ》《オオアカフジツボ》


14

カメノテ

    (5cm)

潮間帯上部の岩の割れ目に群がって付着する。体は頭部と柄部に分かれている。形が「亀の手」に似ている事から名付けられた。食べるとエビのような味がする。


13

イシゲ

   (10cm)

潮間帯中部の岩礁に付着する。体は多少平たい円柱状で分枝する。乾燥すると真っ黒になる。太目の「石の毛」と言う意味。
《イワヒゲ》
分枝しない。


12

マツバガイ

    (7cm)

潮間帯上部の岩にくっ付いている。殻の表面に「松葉」のような模様がある。「牛の爪」と呼ばれ、食用になる。
《カラマツガイ》
笠の形をしている表面に放射肋がある。


11

ウミトラノオ

 (30〜100cm)

潮間帯下部の岩上に大群落を作る。根は小判状で茎は細かく数十本の主枝に分かれる。主枝は羽状に分枝する。海に生える「虎の尾」の意味。《ノコギリモク》笹状の葉


10

ヒジキ

 (20〜100cm)

潮間線付近の岩の上に生育する。枝は交互に分枝して長く伸びる。体は円柱状で、葉は紡錐形で中空。中にガスが含まれている。長時間煮て干した物が売っている。


 9

オオヘビガイ

    (4cm)

磯の岩や石に殻ごと付着している。巻き方は不規則で蓋はない。ヘビがとぐろを巻いたような形から名付けられた。クモの糸のような粘液を水中に出して餌をとる。

イボニシ

    (3cm)

潮間帯の岩場に多く棲息している。殻の表面は黒っぽくイボ列がある。殻口は黒褐色で蓋は薄い。環境ホルモンの影響でオス化が問題。《レイシガイ》殻口は黄色

ヒザラガイ

    (7cm)

磯の岩の窪みに棲む。殻にはハの字の模様がある。ヒザラガイの仲間は多いが最も普通に見られる種類である。《ケハダヒザラ》《ヤスリヒザラ》《ババガセ》

アナアオサ

(20〜30cm)

岩や石の上にも生える。春から初夏に掛けてよく成長し、ちぎれた物が干潟にも堆積する。膜状で、成長すると大小の穴が沢山出来る。《ヒラアオノリ》体は管状

マガキ

    (9cm)

岩に石灰質の殻で付着している。殻には葉状の薄い突起が重なっている。幼貝の殻には黄色と紫の突起がある。
《ケガキ》、《ナミマガシワガイ》
岩などに足糸で付着

ムラサキイガイ

    (9cm)

岩や防波堤に足糸を出して密集して付着。殻は薄く、内側は青白色。ヨーロッパから船舶に付着して運ばれ繁殖した(ムール貝)。《イガイ》《ムラサキインコ》

シロスジフジツボ

    (2cm)

岩場や防波堤、桟橋に群がって付着している。青紫色で白色の強い隆起がある。殻口は五角形をしている。
《タテジマフジツボ》《イワフジツボ》《クロフジツボ》

ツノマタ

(  4〜15cm)

潮間帯の下の岩に生える。膜状で規則正しく2分枝し、全体では扇状になる。胞子を入れる部分は全面に作られる。《イロロ》表面が硬くて革のような手触り

タテジマフジツボ

    (2cm)

殻面は滑らかな白色で、暗紫色の縦縞がある。内湾性で桟橋や船底などに付着する。原産地は熱帯・亜熱帯地方である。
《シロスジフジツボ》《イワフジツボ》

*名前の下の(  )内はサイズを表し、間違えやすい類似生物は《  》で表示しました


皆様のご要望により
この度、小学生向けの解説書を作成致しました

【指標生物20種の見分け方】

                                                               2005,5 環境省・環境カウンセラー(Y.Kanayama)

・きれいな海の岩の上に
ふちゃくする(4cmくらい)
大柿や山口県大島など

・えんとつのような穴が
あいたとげがある

・マガキの子どもとまちがう

・きれいな海の岩の上に
ふちゃくする(3cmくらい)

・とがっている所より後ろが
高くなっている

・よく見かけるコウダカアオ
ガイに似ている

・きれいな海の岩のすきまにふちゃく(4cmくらい)

・からはあつくむらさき色で、ふちは黒い

・むれになって岩について
いることが多い

・きれいな海の岩の上にはえている(5〜20cm)

・先が2またに分かれ、うすくてかたい感じがする

・かわくと黒くなり立ちあがっている

ケガキ(20)

アオガイ(19)

ムラサキインコ(18)

イロロ(17)

・きれいな海の岩の上にはえている(5〜20cm)

・集まってはえてせんたんは枝わかれしない

・かわくと黒くなり、岩にはえたヒゲのように見える

・きれいな海の岩の上に
ふちゃくする(4cmくらい)

・大がたで黒っぽい灰色を
している

・波がよくあたる岩の高い所につく

・きれいな海で岩のすきまにふちゃくする(5cmくらい)

・かたちがカメの手に似て
いるので名前がついた

・食料にされ、食べるとエビのような味がする

・きれいな海の岩の上に
はえている(10cmくらい)

・イロロやイワヒゲといっしょにはえることが多い

・石からはえた毛のようで
 かわくと黒くなる

イワヒゲ(16)

クロフジツボ(15)

カメノテ(14)

イシゲ(13)

・潮が引いたとき岩の上に
ふちゃく(7cm)

・からの表面が松の葉の形に似ているのでこの名前

・大きいものは10cmくらいになり食用にされる

・潮が引いたとき立ち上がって見える(50cm)

・名前は海にはえたトラの
しっぽに似ている意味

・夏になるとちぎれて見られなくなる

・春にかけて岩の上で
せいちょうする(80cm)

・潮が引いた場所にむらがってはえている

・昔から食料にされ、ほした
ものが売られている

・岩の上や石の上につき、
かたい感じがする(4cm)

・かたちがヘビのようだからついた名前

・クモの糸のようなもので
エサをとる

マツバガイ(12)

ウミトラノオ(11)

ヒジキ(10)

オオヘビガイ(9)

・石のまわりにふちゃくして
いる(3cm)

・背中にイボがあり、口の所が黒っぽい

・夏になると黄色の卵を
たくさんうむ

・岩や石のくぼみにはり
ついている(7cm)

・背中はハの字のもようが
 8本ある

・岩からはがすと人間の
ヒザのかたちになる

・岩や石の上にたくさん
はえている(20〜30cm)

・大きくなると穴があくので
ついた名前

・春から初夏にかけて大きく
なりちぎれる

・岩にたくさんついて生活
している(9cm)

・からにはうすいとっきが
重なっている

・広島県はカキ生産高が
日本一です

イボニシ(8)

ヒザラガイ‘(7)

アナアオサ(6)

マガキ(5)

・岩や防波提にふちゃくして
いる(9cm)

・体はむらさき色でうちがわは白い

・ヨーロッパから来た貝で
ムール貝とも言う

・岩場や防波提にむらがってついている(2cm)

・青白色で白色のたての線がとびだしている

・口の部分は五角形で、タテジマフジツボににている

・よごれた海の岩や石の上にはえる(4〜15cm)

・先が2またに分かれ、ぬる
ぬるした感じがする

・よく似たイロイロとまちがえやすいので要注意

・よごれた海の岩や船底に
ふちゃくする(2cm)

・シロスジフジツボとちがい
白い線がとび出ない

・熱帯や亜熱帯地方の
フジツボです

ムラサキイガイ(4)

シロスジフジツボ(3)

ツノマタ(2)

タテジマフジツボ(1)

【名前の表示】青色はきれいな海のいきもの、黒色は中間のいきもの、茶色はよごれた海のいきものの名前です


 

            
                             生物調査記録用紙(磯編)

                                                  
                                                
      調査団体名:                                                                        名:                 

調

 市  町・村  番地

海 岸 や 周 り の 様 子

調

年 月 日  : 〜 :

河川の流入

有  ・  無

天候・干潮

 時  分

潮位    cm

有  ・  無

 

周囲の様子

山林、護岸・道路、田畑

 

住宅地、工場(   )

指 標 生 物 名

点数

<指標生物以外に採集した生き物>

貝の仲間

 

カニの仲間

   

海藻の仲間

  

その他の生物 

ケガキ

20

 

アオガイ

19

 

ムラサキインコガイ

18

 

イロロ

17

 

イワヒゲ

16

 

クロフジツボ

15

 

カメノテ

14

 

イシゲ

13

 

マツバガイ

12

 

ウミトラノオ

11

 

ヒジキ

10

 

オオヘビガイ

 

イボニシ

 

ヒザラガイ

 

アナアオサ

 

マガキ

 

ムラサキイガイ

 

シロスジフジツボ

 

ツノマタ(褐色タイプ)

 

タテジマフジツボ

 

 ○の数(N)

 

< 評 価 >  
T:きれいな海(
76100点)

 
    →自然景観の残された場所が多く水質も良
    好で,水に親しめる場所として非常に重要
    です。    
 
U:少しよごれた海(
5175点)
     →潮干狩り、魚釣り等が楽しめます      が生物観 察, 一部で海水浴も楽しめ      ます。
V:よごれた海(
2650点)
   →潮干狩り、魚釣りなどが楽しめますが、 
      海水浴には適していません。
 
W:大変よごれた海(
025点)
  
    →赤潮が良く発生する海で、水に親しむ場     としてはあまり適しません。

 ○印の点数の合計(T)

 

 平均点(T÷N

 

  評価点(平均点X8)

 

 

評    価