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 論語ホームページ作成

剛毅朴訥、仁に近し

子曰、剛毅朴訥近仁。

子曰わく、剛毅朴訥、仁に近し。

 訳

「剛毅」は意志が強く屈しないこと、「朴訥」は素朴で口数が少ないことです。以下の様に訳します。

孔子は言った。
しっかりした主張があり、しかも飾らない簡潔なホームページは、最高のものに近い。

 解説

 剛毅朴訥

この文章は、既出の「巧言令色、鮮なし仁」とまるで対をなしているかのようです。私が卒業した高校は、旧制中学からの伝統校です。たしか「剛毅朴訥」だったか「剛健質朴」と書かれた立派な額がありました。しかし今の世は、「剛毅木訥」より「巧言令色」がもてはやされるようですね。

さて、時折、塾長は次のような疑問をいだきます。

  • 文字サイズやカラーを指定したり、背景に色をつけたり、テーブル等でレイアウトすることが本当に必要なのだろうか。
  • gifアニメやflushのような動く画像が何の役に立つというのか。
  • 文章も背景もデフォルトのまま、主張すべきことや発信したい情報だけを質素にまとめたら、どれだけすっきりしたサイトになるだろうか。

 仁に近し

ところで、論語では剛毅朴訥は仁に近いが「仁なり」とは述べていません。孔子は、剛毅木訥は仁ではないと考えています。これは、巧言令色は仁ではないと全否定していない点と似ています。

ここまで来れば、賢明な塾生諸君は、前述の私の疑問に対する解答がわかりましたね。儒教では礼を尊重します。見るべきコンテンツもない巧言令色など論外ですが、私の考えでは剛毅朴訥に足りないもの、それは礼です。「文質彬彬として然る後に君子なり」で紹介したように、剛毅木訥では野暮で訪問者にちょっと失礼かもしれません。充実した内容と装飾が釣り合ってこそ最高のウェッブサイトなのです。