ヤーパンとしての、日本。


日本のことを、ドイツ語で「ヤーパン」と言います。

高校生の頃に見た『民族の祭典』(レニ・リーフェンシュタール監督)で、
日本人選手が登場すると「ヤーパン!」とナレーションされていたのが、
私の初めて聞いた「ヤーパン」でした。
「何だかヘン・・・滑稽・・・」と思ったものです。

ベルリン(ドイツ)では、今、「ヤーパン」な日本テイストがちょっとした人気・・・
かどうかはわかりませんが(笑)、
イロイロな場所で、イロイロな日本に遭遇しました。

そんなヤーパンな日本、大集合!の巻。






↑ オラニエンブルガー・シュトラーセ駅の壁画。

ベルリンの駅構内の壁画は、こんな感じで、
ストリート系・グラフィティ系なものをよく見かけました。

左下に、「東京」とわざわざ書いてあります。
これは、東京シティ、なのでしょうか?
東京の信号は、立て三つじゃなくて、横三つ、ですけどね・・・。





↑ クァトゥァ・フェスティヴァル(文化祭り)にて。

これは、6月8日に開催された、Kurturfestival(文化祭り)のひとコマ。
売店のテントに、「隣」。
「隣」って、カッコイイ形していますね、確かに。
ドイツ人が「テントに貼ろう!」と思うのも無理はありません。
これは日本というより、中国なのかもしれませんが。

クァトゥァ・フェスティヴァル も、やはりヨーロッパのお祭りの伝統的スタイルにのっとって、
メインストリートを山車がパレードし、
その後ろを人々が踊りながらパレードします。
このお祭りの特徴は、国別で山車が出ること。
各国の特徴を出した飾りをつけた山車は、見ているだけで楽しいものでした。

ちなみに、この日友達になった日本人の女の子と大騒ぎしていたら、
近くにいたドイツ人が、「日本人があんなにしゃべってるのは初めて見た」
と言っていたそう・・・。
やはり、日本人はおとなしくて静か、というイメエジがあるようですね。。



↑お祭りに来ていたドイツ少年の、中国ふうアロハ。
なかなかシュミがよろしいようで・・・。





↑カイザー・ウィルヘルム記念教会近くの広場。

戦争で破壊されたままに残っている、
カイザー・ウィルヘルム記念教会。
その横の広場にある、憩いの噴水。

その噴水の石に彫られた、漢字と、エジプト象形文字(?)と、アルファベット。
そして、右にいるのは、人間じゃなくて彫刻。
何か金色のヘルメットをかぶせられています。



非常に滑稽な風景で、私はかなり気に入っていました。

ちなみに、この噴水の目の前にあるオープンカフェ、
メチャクチャ不味かったので、気をつけてください。。





↑とある駅にて。

女性の背中に、「活力」。
ドリンク剤の広告ではありません。

ベルリンではタトゥーが流行していて、
しかも、漢字を入れるのがとてもクールとされているようでした。

私のお友達の、ベルリン在住イタリア人の女の子も、
手首の近くに漢字 「安」というタトゥーを入れていました。
「安心・安定という意味で入れたのに、日本人は皆なチープの意味だって言う・・・」
と嘆いていましたが。

ほんとにベルリン(ドイツ?)では、漢字が流行っているようで。
街中で、漢字を見ることが多かったように思います。
私が住んでいたアパートの近くには、オシャレなブティックやショップ
なんかも多かったのですが、
あるインテリアショップでは、キレイなパステルカラーのオーガンジィで作られたクッションに、
なぜか「拉馬」、と一言書かれていました。
・・・どういう意味なんでしょうか・・・。





↑電車の中の窓に貼ってあった、広告。

「新医薬品と治療可能性の開発のためにご協力ください。
あなたも治療に参加しませんか。
その価値はあります!」

とのことです。
新薬人体実験バイト・・・ですかね。

なぜベルリンの車内広告に?
と思いましたが、
日本人留学生で資金調達のために、
こういうバイトをしている人もいるみたいです。大変です。

そういえば、大学のときにそういうバイトしてる人、いましたね・・・。





↑電車の中の窓に貼ってあった注意書き。

「Attention pickpockets」「すりにご用心!」とのこと。
わざわざ日本語で書いてあるなんて、
日本人はやはり、すりに狙われやすいのでしょうか。
私は一度もそういう危機にあいませんでしたが・・・。

しかしこの大きな錠前付きのバッグ、ステキ。





↑ドレスデンのマーケットにて。

「CHINA FUJI APFEL 」
あっ。
日本の誇る青森リンゴ「ふじ」を、CHINAって・・・。

「りんごは何にも言わないけれど
りんごの気持ちはよくわかる」
という歌の意味が初めてわかりました。





↑ドイツ版、クー!

ドイツはエコの国なので、ペットボトル飲料がほとんど無いのです。

しかし、ある暑い日のこと。
持ち歩きできるペットボトルが欲しい・・・と流れ着いたスーパーで、
ドイツ版 クー!を大発見!
このときの嬉しさ懐かしさと言ったら。

日本にいるときは、「あの可愛さがわざとらしくてイヤ」
なんて言っていた過去はスッキリと忘れて、
「なんて可愛いクーちゃん♪」とばかりにクーをレジに持っていきました。

ちなみに、東京に戻ってからは、
またもや見向きもしていない恩知らずな私です。。





↑ベルリンのマンガ喫茶!

私が住んでいたアパートの近くのカフェで、
月に1回、マンガ喫茶が開催されていました。

開催者は、ベルリン在住の日本人アーティストの女の子。
コーヒー1杯2ユーロ(300円くらい)で、読み放題!!
この日は私は1日中、ずーーっとマンガを読んでいたのでした・・・。

ちなみに、岡崎京子の『リバーズ・エッジ』『ヘルタースケルター』
浦沢直樹の『Monster』1〜8巻 を読んでしまったため、
その日一日中、重く暗い気分だったことは言うまでもありません・・・(笑)。

 
↑カフェ店内は、こんな感じでした。
左側の本棚に、ぎっしりマンガが。
そして、マンガに没頭する日本の人々。


そういえば、日本のマンガはドイツでもかなり浸透していて、
どの本屋さんに行っても、キオスクみたいな本屋に行っても、
日本マンガのドイツ語訳版がおいてありました。
『AKIRA』『ドラゴン・ボール』『セーラームーン』『アップル・シード』
『エヴァンゲリオン』『ラブひな』『Monster』などなど、
おなじみのコミックがズラッと並んでいました。

たぶん、ドイツではまだマンガは「子供用」というイメエジが強いと思われますが、
今後『ドラゴン・ボール』で育った子供たちが
その影響力から完全に逃れることはできないと思われるので、
さらに日本マンガはメジャーになっていくのではないでしょうか。

そうそう、「看板、という名の元に。」ペエジでも、チラっと書いたように、
宮崎アニメ・ジブリアニメもかなり浸透しているようですし。

ガンバレ、ヤーパン!







 
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