作品『Fins』(フィンズ)
佐藤潤 2011年制作
3種類のイルカたち(カマイルカ、ハナジロカマイルカ、スジイルカ)を描きました。
多くの方がイルカをモティーフに作品をつくられていますが
イルカの魅力は”知的な生態”と”アスリートのような肉感的な身体”だと僕は思います。
海で実際に野生のイルカたちが群れで泳いでいる様子を見ると、
彼らが魚ではなく哺乳類なんだな、と思います。
イルカたちの様子は魚の群れのように記号的、反射的ではありません。
”心のある生き物”という感じがするのです。
それゆえに物議をかもすのでしょう。
イルカは人の心を癒す能力がある、とも言われますが
確かに大海原を生き生きと泳ぐイルカたちに、
人は憧れと、安らぎを感じるのかもしれません。
3種類のイルカたち(カマイルカ、ハナジロカマイルカ、スジイルカ)を選んだのは
身体の模様が大変美しいからです。
自然が創りだす色や形には不思議な魅力があって、普遍的な美しさを感じます。
イルカ以外の生き物たちは日本近海のものを描きました。
2012年1月
佐藤潤
Three kinds of dolphins are drawn on this original art.
( Pacific White-sided Dolphin , White-beaked Dolphin , Striped Dolphin )
The dolphin has a very beautiful streamline.
The pattern of their body is very beautiful.
Their body seems to be an athlete.
And there is a mind in a dolphin.
They are the same mammals as us.
I looked at the dolphin of the wildness which swims in the sea.
I was impressed seeing a sailing dolphin.
JUN SATO
作画方法
絵具はアクリルをベースに日本画水干顔料を混ぜた混合技法で描いています。
アクリルに顔料を 混ぜる事により、独特の発色とザラリとした質感を出せているのではと思っています。
作画行程の半分近くを背景色作りに費やしています。
アクリル・顔料・金粉等を10数回重ねて自然なグラデーション・色斑作りを心掛けています。
背景には必ず仕上げに金粉・銀粉・ブロンズ粉等の鉱石粉を使用しているので、
光源の角度によって光って見える角度があります。
Painting materials
Mixing technique(Acrylic color, Gold dust, Japanese style painting materials(Pigments))
佐藤潤の作品紹介 Original Work by JUN SATO
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