up-to-date:Thursday, November 19, 2009

県民性・地域性−石川県

近世国名・藩名:加賀(かが),能登(のと)











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 石川県は北陸地方の中部に位置する。東は富山県と岐阜県に,南は福井県に接し,北は能登半島となって日本海に突出している。地形は,西南から東北に向かって細長く,東西100.4km,南北198.5km,海岸線は約581.5kmの延長を有し,現在金沢市ほか7市27町6村から成る。廃藩置県の際,加賀一国が金沢県に,能登および越中の一部をあわせた地域が七尾県となり,その後,分離合併を経て現在の行政区域となった。

●県庁所在地−金沢市-百万石の城下町

 県都の金沢の面積 467.77ku ,人口455,486人,世帯数 184,004(06年12月1日現在)。そのイメージは,「謡が空から降ってくる町」。金沢の町の起こりは,農民を中心とした信者が「金沢御坊」として建立,以来,寺のまわりに,後町,南町などの町がつくられたことがはじまりと言われている。
 金沢は江戸時代,多くの文学者,芸術家を輩出し「天下の書府」と呼ばれた。
 
 金沢は文化都市・観光都市だとみられがちであるが,経済を支えてきたのは,観光や伝統工芸ではなく,工業の自律的な発展が,明治期半ば以降の金沢の発展の原動力であった。
 金沢市は人口1人当たりの所得水準が全国平均を10%程度上回る,生活力準の高い都市である。人口規模の近い大分市と比べると,人口1人当たり年間所得で大分125万円に対して金沢154万円と実に30万円近い差がある。工業出荷額では,鉄鋼・石油化学などの事業所が立地する大分のほうが金沢の倍以上大きいが,工業の従業員数では逆転する。卸売業年間商品販売額では,大分1兆600億円に対して金沢2兆3500億円と,金沢が大分を圧倒する。銀行貸出残高でも金沢のほうが大きい。

  時代の変化は伝統工芸に影を落とし,徐々に需要が減っている。そこで「もう一度金沢の工芸を盛り上げようと,金沢市は04年に「金沢ファッション都市宣言」を謳い,05年1月にはその実践機関である「金沢ファッション産業創造機構」を設立。

・兼六園

 金沢市の中心部にあり,四季折々の美しさを楽しめる庭園として,多くの人に親しまれている金沢・兼六園。 水戸・偕楽園(かいらくえん),岡山・後楽園(こうらくえん)とならぶ日本三名園の一つ。。兼六園は江戸時代の代表的な大名庭園として,加賀歴代藩主により,長い歳月をかけて形づくられてきた。



●県民性

 「加賀百万石」という言葉に象徴されるように,石川県には長い歴史に育まれ蓄積された伝統文化がある。そして, 「富山,福井と一緒にしないで」といった,加賀100万石のプライドが今も根付く。

 石川県は加賀(金沢市・小松市)と能登(七尾市・玖珠市)の二つの地方から成り,県民性も若干相違する。能登地方は,金沢を中心とする南部に比べて保守的であり,開発が遅れていて消極的だが,人柄は誠実で信義に厚い。
 
 これは江戸時代以後の発展の差によるものだが,古代では能登のほうが先にひらけた。
 奈良朝以前から能登は大陸文化や仏教文化の門戸としての役目を果たし,奈良時代にはいってからも,しばしば渤海国の使者がここに渡来している。

 なお,江戸時代,加賀に独自の文化が生まれ育たなかったのは,加賀藩の町人や農民に対する圧政によるとの見方もある。また,前田家の上下関係の厳しさ,秩序を重視する姿勢が,「保守的」「控え目」「忍耐強い」という県民性を作り上げたとも言われている。 

  石川県には圧倒的に中小企業が多い。ある調査では全国のシェアトップを誇る中小企業が40社リストアップされており,その数は東京、大阪に次いで3番目である。。藩政期時代から九谷焼や輪島塗などの伝統産業が盛んであったという歴史と匠の技の集積は県の大きな財産となり,ベンチャー企業が輩出してくるような土壌づくりさらに進めている。

 


能登半島地震

 07年3月25日,石川県の能登でマグニチュード6.9,震度6強,新潟や富山県では震度5弱の強い地震が発生した。石川県輪島市や穴水町などで家屋倒壊などの被害がでた。

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●石川県の方言

 言葉は関西,イントネーションは名古屋の影響を強く受けている。
 「ダラ」 ⇒バカ
『きんかなまなま』⇒アイスバーン状態の事。
『いんぎらぁ〜っとしまっし』⇒ゆっくりしていきなさいな。
『しましまにしまっし〜』⇒しましまにしたら・・・。
『だらんねえけ』⇒ばかじゃないの。
『いじっかしい』⇒うざったい,しつこい。

●ランキング−ベスト&ワースト

 
 また、県内には高等教育機関(大学・短大・高専)が18校あり、人口比で全国3番目です。江戸時代、新井白石に「加賀は天下の書府なり」と言わしめたほど学問の盛んな土地柄で、学問を奨励する気風は今も受け継がれています。そしてもう一つ、石川県は豊かな自然に恵まれた地で、新鮮な食材の宝庫です。こうした多彩な財産や資源にさらに磨きをかけていく取り組みを一つずつ進めていこうと考えています。

・輪島塗の歴史

 輪島塗の歴史は,縄文人によって作られた約6800年前の漆器にさかのぼるという。長い年月を経ながら,沈金(ちんきん),蒔絵(まきえ)などの技術をとりいれ六職と呼ばれる各職人による分業体制を確立した。124の工程を,専門性の高い職人が分業で仕上げていくという独特の体制が輪島塗の質を向上させ,名声を高めた。
 椀(わん)一個1万円からという高級品ではあるが,質の高さからその後も着実に生産額を伸ばし91年には180億円まで規模を拡大した。だが,バブル経済崩壊により高級品であることがネックとなり,生産額は減少の一途にある。04年の生産額はピーク時の半分にも満たない73億円である。


・日本酒トップは「鶴乃里」 英国選出会で受賞−−07年9月
 
 石川県の酒造メーカー,菊姫合資会社(同県白山市)の純米酒「鶴乃里(つるのさと)」が,英国で開かれた世界最大規模のワインコンテスト「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」の日本酒部門で最優秀賞を獲得した。■  最近,海外でも日本食人気に伴い,日本酒への関心が高まっており,今年から日本酒部門が設けられた。吟醸酒,純米酒など5部門で計228銘柄が出品され,鶴乃里が頂点に立った。
 同社では,「酸味がしっかりと効いた日本酒らしい味がコンテストで評価されたのではないか」としている。中華料理などの味の濃い料理にも合うという。


 


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