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  多摩十三仏霊場・早見ページ


○はじめに
○十三仏一覧表


○はじめに

 多摩市にある十三の小さな像のある場所を示しました。
 詳細は、多摩市の寺院(多摩十三仏霊場の詳細を含む)をご覧ください。


○十三仏一覧表

番号 御姿 御名 寺院名 場所 説明
1番 不動明王 観蔵院 多摩市東寺方277 大日如来の命を受けて、魔軍を撃退する。災害や悪毒を除き、煩悩を断ち切る。さらに、行者を守って諸願を満足させる。右手には利剣、左手には縄を持つ。岩上に座して、火炎に包まれた姿。
怒りの形相を表している。両眼を開いたものと、左眼だけを開いたタイプがある。牙をむき出している。制迦童子(せいたかどうじ)と矜羯羅童子(こんがらどうじ)を従えたものが多い。
「不動尊」「無動尊」などとも言う。
2番 釈迦如来 延命寺 多摩市関戸894 釈迦如来は、釈迦牟尼の尊称。釈迦族の聖者という意味。
仏教の開祖であり、世界三大聖者の一人。紀元前5世紀ごろ、インドの釈迦族の王子として誕生した。29歳で宗教生活に入り、35歳で成道をした。45年間の布教ののち、80歳で入滅。
3番 文殊菩薩 宝泉院 多摩市東寺方495 「文殊」とは、梵語の「文殊師利」。「妙吉祥」「妙徳」などと訳される。智慧を象徴する菩薩である。
4番の普賢菩薩と対をなして釈迦如来の脇侍となる。僧形は、童子形の場合が多い。ふつう、宝冠を頂く姿などに表される。獅子に乗って、剣を持ち、眷属を従える場合もある。
「般若経典」とは、関係深い。
4番 普賢菩薩 東福寺 多摩市落合二丁目1−15 釈迦如来の右側に立つ脇侍。「理知」「慈悲」をつかさどる。さらに、「延命」の徳。
3番の文殊菩薩とともに、諸菩薩の首位に置かれる。白象に乗って、結跏趺坐(けっかふざ)し、合掌(がっしょう)の姿をとることもある。
5番 地蔵菩薩 観音寺 多摩市関戸915 釈迦如来の入滅後から、弥勒菩薩が世に現れるまでの間、ピンチヒッターとなる菩薩。無仏の世に住んで、六道の衆生を教え導く。像は慈愛に満ちた円満柔和なタイプが多い。右手には錫杖(しゃくじょう)、左手には宝珠を持つ。
6番 弥勒菩薩 大福寺 多摩市貝取一丁目55−1 兜率天(とそつてん)の内院に住んでいる。釈迦入滅から、56億7000万年後の未来の世に仏となってこの世に下る。そして、衆生を救済するという菩薩。「弥勒仏」とも言う。
なお、兜率天は仏語。六欲天の第四天を言う。そこには、内院と外院がある。内院には将来仏となる弥勒菩薩住む。外院には天衆が住んでいる。
7番 薬師如来 高蔵院 多摩市和田728 東方浄瑠璃国の教主。人々の病気を救うとともに、悟りに導く。古くから、医薬の仏として信仰される。右手は施無畏印(せむいいん)を結んで、左手には薬壺(やっこ)を持っている。脇侍(きょうじ)として、日光菩薩と月光菩薩。さらに、眷属として十二神将。「薬師仏」とも言われる。
8番 観音菩薩 高西寺 多摩市連光寺二丁目24−1 「観世音菩薩」の略。人々の音声を観じて、苦悩から救済してくださる菩薩。祈る人の姿に応じて、大慈悲を行ずる。したがって、千変万化の相となる。その姿は「六観音」「三十三観音」など。また、勢至菩薩とともに阿弥陀仏の脇侍となる。
「観音菩薩」というほかに、「観自在菩薩」「観世音」とも言う。(鳩摩羅什による旧訳、玄奘による新訳では「観自在菩薩」となっている。)
9番 勢至菩薩 永山阿弥陀堂 多摩市永山一丁目9−8 「大勢至菩薩」の略で、智慧の光をもってあまねくいっさいを照らす。そして、無上の力を与えてくれる菩薩。阿弥陀三尊の一つで、阿弥陀仏の右の脇侍となる。宝冠の中には、宝瓶(ほうびょう)を載せている。手には、蓮華を持つこともある。
10番 阿弥陀如来 真明寺 多摩市一の宮848 阿弥陀仏の尊称。梵語から音写された「無量光仏」「無量寿仏」のこと。西方浄土の教主である。すべての衆生を救おうとして、四十八の誓いを立てる。浄土宗・浄土真宗では本尊とし、念仏による極楽往生を説く。
単に、「弥陀」「阿弥陀」などとも言う。
11番 阿しゅく如来 吉祥院 多摩市豊ヶ丘一丁目51−2 「しゅく」は門構えの中に「人」が三つ。
梵語では「不動」とか「無動」の意味。瞋(いか)らないこと。大日如来のもとで発願・修行して成仏。現在も説法をしている。密教では、金剛界の五仏の一つ。東方に住んでいる。「阿如来」「あしく」「あしくば」とも言われる。
12番 大日如来 寿徳時 多摩市桜ヶ丘四丁目26−3 「摩訶毘盧遮那(まかびるしゃな)と音写されることもある。また、「光明遍照」とも訳される。
真言密教の教主であり、宇宙の実相を仏格化している。曼荼羅では、中心となる。智(金剛界)としては智拳印(ちけんいん)、理(胎蔵界)としては法界定印(ほっかいじょういん)を結ぶ。
「遍照如来」「毘盧遮那」(びるしゃな)などとも言われる。
13番 虚空蔵菩薩 妙桜寺 多摩市南野一丁目3−1 「虚空」は、無限に一切のものを蔵する。つまり、そのように智慧と功徳が広大無辺である菩薩。
胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)の虚空蔵院の主尊。蓮華座に座し、右手には「智慧の宝剣」、左手には「福徳の如意宝珠」を持つ。虚空蔵とも言われる。



Kuroda Kouta (2007.10.05/2007.12.31)