立教英国学院辞典Ver. 5.7

 〜振り返れば、いつでもそこに立教スクールはある〜 
立教英国学院辞典編纂委員会 編
Copyright © 2005 - 2011 Rikkyo School in England Dictionary Compilation Committee
ご意見・ご提案:20期生編纂委員会 rikkyo20th@hotmail.co.jp (新項目のアイデアも募集中)
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ハイライト: 立教敷地内マップ(航空写真) 図解・食事の席 オレンジのむき方 ゆで卵の食べ方 朝のパーカッションの音

【はじめに 〜自序〜】
▼はじめての方は『立教英国学院』・『立教生』の項目からお読みください

☆五月雨式に更新中☆
【5.7の更新内容】(2011年5月更新)
・20期生内輪ネタを削除、立教生活について誤解を招く記述を修正

【凡例】
【略語】[語彙範疇] (名)名詞・名詞句、(動)動詞、(形)形容詞、(副)副詞、(接尾辞)接尾辞、(卑)卑語、(感)感動詞、(枕詞)まくらことば、(諺)ことわざ、(駄)ダジャレ、(誇張)誇張表現、(慣)慣、(掛け声)掛け声、(奇声)奇声, (寝言)寝言、(20期)20期生内輪ネタ,(チャ)チャプレン発言、(ウ)元校長発言、(商標)登録商標、(社名)会社名、(地名)地名、(事件)事件 [言語]英:英語、仏:フランス語、ポ:ポルトガル語、梵:サンスクリット語、広:広東語、ペ:ペルシャ語、訛英:訛った英語 [その他] [対]対義語、[類]類義語、[派]派生語
【注意】
・本辞典の記述の多くは1992年〜1997年前後の立教に関するものであり、現在の立教における状況とは著しく異なる可能性があります。
・アダ名および伏字は個人情報のためです(ほとんど無駄な努力だろうけど)。 ご意見・ご提案はrikkyo20th@hotmail.co.jpまで。
あ行
   
語彙・解説
関連リンク
  アールエスエー【RSA】(名)→EFL
   
  アイスをあいす【アイスを愛す】(駄・ウ)前校長の持ちネタのダジャレ。立教では金曜の昼食のデザートに必ずアイスクリームが出るが、すぐ横のお膝元に着席の生徒に微笑みかけて言うことが多い。[参考]マーガリンまわがりんナイフが無いふ遅れないでおくれ
   
  アウティング【英・outing】(名)遠足。スクール・トリップ。学年によって行き先は異なるが、ロンドン、ドーバー、ブライトンなど南イングランドの近隣都市にコーチ(大型バス)を利用して行く。ウェールズのカーディフなどかなり離れた都市に行くこともある。自然に触れる目的ではなく、英国現地の都市での体験をすることが目的。2学期に1回、3学期に1回実施され、滅多に敷地外に出られない立教生のテンションはアウティングで非常に高くなる。クラスごと男女別に4〜5人の班を組まされ、終始班行動が義務付けられる。中3および高3の行き先は必ずロンドンと決まっていて、トロカデロ(Trocadero)のゲームセンターやピカデリーサーカス(Piccadilly Circus)のジャパンセンター(ジャパセン)、カーナビーストリート(Carnaby street)、そして夜はソーホー(Soho)で中華(ワンキーや新世界など)というのが定番のコース。学年が上がるにしたがって多くなるものの小遣いは限定されており、最高の高3で50ポンド。これを計画的に使わずにゲーセンや買い物で使い果たし、夕食を我慢したりおごってもらう者が必ず出る。小遣いが余ると帰路でコーチの運転手にチップとして献上するよう教師から奨励される。制服の着用が義務付けられており、「立教生として恥のない行動」を要求される。なお、アウティング前日に当日のコーチの席順ならびに班のメンバーを決める際、しばしば女子の人間関係の問題が表面化し、廊下で泣く者がたまに出る。
参考【アウティング】(立教公式サイト)
  アコライト【英・acolyte】(名)白黒の専用の衣装を身につけ、十字架やロウソクを持って入退堂の行列を組み、日曜礼拝の手伝いを担当する高校3年の生徒。クロスベアラー(十字架持ち)2名、トーチベアラー(ロウソク持ち)4名からなり、クロスベアラー1名とトーチベアラー2名ずつが毎週交代で手伝いをする。毎年高2の3学期になると、素行が良く姿勢がいい(と教師に思われている)男子生徒が指名されてアコライトとなる。修業礼拝や卒業礼拝などの特別な礼拝では、小学生から男女2名が臨時でこれに加わり、全員で隊列を組むと | | | | | ←このようになって見栄えがいい。なお、アコライトは十字架を磨いたりロウソクを取り替えたりする義務があるため、特権として礼拝後に行われる全校清掃をしなくて良いということがある。
写真【アコライト】(立教公式サイト)
  あさ○せいしょ【浅○聖書】(名)英文法を担当していた浅○教諭による聖書を英語で読む授業。高校1年次から開始され、チャプレンによる聖書の授業と1週ごとに交替で行われる。英語の「主の祈り(Lord's prayer)」を書いた紙を礼拝式文に貼って暗記させられることから始まり、期末前には浅○聖書のコマをつぶして同教諭の担当する「英文法」の予定範囲をカバーするためにも利用される。
参考【Lord's Prayer】(英国ギデオン教会)※習ったのとちょっと違う
NEW あさにっちょく【朝日直】(名)教師に回ってくる当番制の義務で、一番きついものとされている。早朝に起きて、生徒の起床前に学校に来ていなければならない。生徒の当直と共に起床の鐘を鳴らすこと、ラジオ体操に生徒を導くこと、朝食のテーブルマスターをすること等が義務に含まれる。  
  アップルクランブル【英・Apple Crumble】(名)切ったリンゴの上に小麦粉やバターで作った歯ごたえのあるクランブルをのせてオーブンで焼いたものにカスタードクリームをかけて食べる英国の伝統的なデザート。立教では、木曜日の昼食のデザートは必ずアップルクランブルが出る。肯定派と否定派にはっきり分かれる。肯定派は残ったアップルクランブルを午後のブレイク時に走って取りに行く(アップルクランブルダッシュ)ほど好きである。否定派は特に焼きリンゴの強い酸味を嫌う者が多く、テーブルマスターの教師がクランブルをほとんど入れずにリンゴばかりをサービングすると非常に恨む。実際に立教で撮影された、カスタードのかかったアップルクランブルの写真は右記参照。[参考]アップルクランブルダッシュ
  アップルクランブルダッシュ【英・Apple Crumble Dash】(名) @5限終了後のブレイクで木曜日の昼食時に余ったアップルクランブルを手に入れるため、授業終了直後に走って取りに行くこと。A木曜の昼食のテーブルで余ったアップルクランブルを食べるため、急いで始めに盛られたアップルクランブルを食べるという行為。[参考]おかわりダッシュ 
   
  アップルパイ【英・apple pie】(名) 立教だけでなく英国全土の全寮制学校で広く行われている伝統的ないたずら。ベッドの敷きシーツを足側の半分だけはがして毛布頭側から先端が少し出るようにし、掛けシーツの毛布の上に出た部分に重ねる。外から見るとベッドメイクがなされているように見えるが、ベッドに入ると半分までしか体が入らない。(右欄の図解【アップルパイ】参照)。足をつっこんで初めて「あ!誰かアップルパイしたな!」と気づく。被害者は就寝後屈辱的に一人でベッドメイクをする破目になる。いまだに犯人がわからない集団アップルパイ事件もあった。
図解【アップルパイ】(本サイト内部リンク):アップルパイをわかりやすく図で説明
  アドバン(名)正式名称Certificate in Advanced English(CAE)。ケンブリッジ英検で上から二番目。学年に二、三人しか取得者がおらず、かなりの優越感に浸れる。[参考]KETPETファーストプロフィシエンシー
参考【CAE受験要項(英)】(Cambridge ESOLサイト)
  あまってるもの【余ってる物】(名)食事で、テーブル全員(18〜20人)分へのサービングが終わった後もまだ容器の中に余っている食べ物に対する呼称。「余っている」ではなく、「い」抜きで「余ってる」と言う。食事で最初に自分の皿に盛られた分をたいらげて皿をきれいにした生徒には「余ってる物」を食べる権利が発生する。したがって、おかわりをしたい生徒は、皿をきれいにしてから「余ってるものまわしてください」と隣の人に言い、余ってる物が入った容器をまわしてもらう。おかわりダッシュでは、急いで最初に盛られた分をたいらげて、まだ口にものが残ってモグモグしている状態で口を押さえながら隣の人に「余ってるものまわしてください」というのが典型。なお、女子が余ってる物をおかわりをすると、当日中に学校中のうわさになる。したがって女子が空腹感を満たすためにはスクールショップで販売される菓子を食べるか、他の女子とパンを食べるしかない  
NEW あやしいヤツ【怪しいヤツ】(名)某理科教諭がなぜか多用する用語。ことあるたびに生徒に対して「怪しいヤツ。」と、供述・下り口調で言う。同教諭が宿直のとき、生徒が就寝後に立ち歩いているのを見つけても「怪しいヤツだな」と言うだけで怒らず、それが逆に怖い。しかし、陰では「あの教師こそ怪しいヤツだ」とつっこまれており、本人を逆に「怪しいヤツ」と呼ぶ生徒もいた。  
  アルファロメオ【Alpha Romeo】(商標)前校長の愛車。
   
  アンチせん【アンチ戦】(名)スポーツ部に属する生徒と部外の生徒で繰り広げられる対抗試合。放課後に行われる。アンチ戦で負けるのは部員として大恥となるため、部員はプライドをかけて戦う。
   
  アンバサダーしょう【アンバサダー賞】(名)12月の卒業式で現地人との交流に特に貢献した1名の生徒に授与される賞で、95年度から始まった。英語名Ambassador's Prize。賞の授与には市議会議員などの大物が携わる。
   
  アンパッキング【英・unpacking】(名)学期開始時、両親のもとから立教に到着した生徒が各自のスーツケースやかばんから所有物をロッカーや机に戻すこと。親元に帰れるパッキングは好きでも案パッキングを嫌う生徒は多い。[対]パッキング
   
  イーストウエスト【英・East West】(名)イーストハウス・ウエストハウスの略で、小さいほうの女子寮。高学年女子が部屋を割り振られることが多い。校長の住むサウスハウスと隣接している。ちなみに教室から遠いため、イーストウエスト住民がガーデナー男女交際している場合は就寝前に一緒に歩く距離が本館新館住民カップルよりも若干長くなるという特権がある。
  イーエフエル【EFL】(名)English as a Foreign Language(外国語としての英語)の略。英人教師(全員女性)によるイギリス英語の授業で、昔はRSAと呼ばれていた。英会話能力に応じてクラス分けがなされ、英国製のテキストが使われる。かなりの生徒が立教を含む排他的在外純日本人社会に属しているため日常生活における英語の必要性を全く感じておらず、いつ帰国するかもわからないので授業には無関心。また、少数のクラスを除いて授業はきわめて受身的というのが実態。しかし、EFLケンブリッジ英検を取得したり、努力して英語を上達させる者もいる。教師とのうまが合えば、高校卒業時にクラス単位で教師の家に招かれることもある。
写真【EFL授業風景】(立教公式サイト)
  いえきスパゲッティー【胃液スパゲッティー】(名)最も嫌われている夕食メニューの一つ。野菜とパスタがトマトソース(?)でからめてある冷たいサラダスパゲッティーなのだが不自然な酸味が強く、苦味も強烈なため「まるで胃液」と言われたことからこの名がついた。[参考]クレープ春巻き
   
  いきてる!【生きてる!】(慣・チャ)故・○藤チャプレンフィッシュアンドチップスサービングの際に、魚のフライを皿の外に落とすと言う弁明ギャグ。単発ギャグではなく、鉄板ネタと認識した言動である可能性が濃厚。里芋の煮っころがしを箸で取ろうとして、すべると「これ生きてる!」という日本の伝統を踏襲したものと推測される。
   
 

いけ【池】(名)キャンパス上の、イーストウエストに向かう道の右側にある池。キャンパスをはさんで向かい側にはG教室がある。第二次世界大戦中に戦闘機が墜落して出来たという噂があり、そのため「学校の怪談」的な噂が絶えない。最もよく聞かれたのが、ある女子生徒が池の横を友人と夜歩いていたら誰もいないのにフラリとよけて歩き、友人が「どうしたの?」と聞いたら「今軍人の格好した人が前から歩いてきたからよけた」と答えた、というもの。

衛星写真【立教マップ】
  いしぐろ【石黒】(名)@代々木ゼミナール発行・石黒哲三著『石黒の英語構文1000』という小冊子で、様々な構文を理解するための例文が和訳と共に1,000集められている。たとえば、「形式主語 it」という構文であれば、「It occured to me that I left my umbrella in the bus.(バスの中に傘を忘れたことをふと思い出した。)」、「分詞構文」であれば、「Admitting what you say, I still think you are in the wrong. (君の言うことは認めるが、やはり間違っていると思う。)」といった例文が書かれている。著者の石黒氏が熱狂的な巨人ファンであるため、真面目な例文の中にたまに巨人ネタが入っている。現在は廃盤で、オークションでしか手に入れることができない。A浅○教諭の英文法の授業で毎回出された小テスト。生徒は石黒@の中から順番に20文を丸暗記させられ、和訳のみが書かれたテストで一字一句正確に筆記することを要求される。カンマやコロンが抜けていても減点となる。成績にも影響するため、食事の席礼拝で隠れて勉強する者が多かった。
   
  イラクサ【刺草】(名)イラクサ科の多年草で、立教敷地内の森に叢生する。葉はシソに似ているが、細かいとげに蟻酸を含んでおり、触ると痛みが残ってしびれる。新入生向けのオリエンテーションでは、ジップロックに入れた現物を見せられ、「森に行ってもさわらないように」と注意される。係面接でイラクサをにぎって気合を示した生徒が過去にいるらしい。[英]Nettle
参考【イラクサ】(岡山理科大)
参考【Nettle】(Wikipedia)
  いろポロ【色Polo】(名)ポロのフルーツ味のほう。ブラックベリー(紫)、オレンジ(橙)、レモン(黄)、ライム(黄緑)、イチゴ味(赤)がある。白ポロと違って溶けてベトベトになりやすい。 ●参考【Polo(英)】(Nestle UK)
  いんすうぶんかいコンクール【因数分解コンクール】(名)中3以上の生徒全員が因数分解の問題100問を制限時間内に解き点数を競う、年1回の行事。高得点者は毎度の面子で、全校生徒から称賛の眼差しを受ける。中3未満でも希望者は受験でき、しばしば数学の優等生が教師に挑戦をすすめられる。[参考]漢字コンクール
   
  ウィータビックス【英・Weetabix】(名・商標)小麦からとった食物繊維を小判型に固めたシリアルの一種。英国のシリアルメーカーWeetabix社製造。立教の朝食では毎回出され、希望する者のみコーンフレークスにのせて食べた。決して美味ではないが、砂糖を山のようにかけて食べるのがクセになる者も多かった。
参考【Weetabix(英)】(Weetabix社サイト)
  ウィンブルドン【英・Wimbledon】(名)第1学期に全校でウィンブルドン全英テニスオープンを見に行く行事。早朝から4時間ほど並び、中に入っても有名選手の試合は有料。そのため、テニスに興味のない生徒はイチゴやホットドッグを食べたりして過ごす。なお、この日は私服の着用が許されるため、自分のファッションをアピールしたい生徒は気合が入る。
  ウィンブレ(名)立教公式ウィンドブレーカー。青・紺・深緑の3色がある。元は生徒の制服のひとつであるが、これを愛用する教師もいる。オープンデー準備期間中ペンキなどで作業する際、あるいはメイク係がメイクをする際重宝するが、あまりかっこよくない。
   
  ウーテー(名)前校長の俗称「ウー」の「テーブル」の略。校長が指定席としてテーブルマスター席に座るテーブルで、ニューホール北側中央に位置する。このテーブルの男子生徒(とくにお膝元)がしばしば食べ物を山盛りにされることで有名。なお、同校長退職以降も校長が指定席として座るテーブルとなっている。[参考]チャプテー添テー
   
NEW ウェストサセックスしゅう【英・West Sussex・州】(地名)立教が所在するイングランド南東部、イギリス海峡に面する州(正確には、敷地はサリー州との州境にある)。主要産業は農牧業で、小麦、甜菜、ホップ、果樹などの栽培や酪農が行われている(立教敷地周辺は牧場)。州名のつづりに「sex」が ふくまれるため、性に関してナイーブで意識過剰な思春期の立教生の多くは親への手紙で送り元の住所をつづる際、「うちの子はこれを書いたときセックスのことを考えただろうか」などと思われないかな、などと内心動揺する。友人や親戚などに電話で住所のつづりを口頭で伝える際も、相手によっては恥ずかしい。なお、つい最近まで「Yahoo!きっず」であるはずのない「sex」で検索をかけると、この住所のために立教公式サイトだけが唯一引っかかったらしい。  
  うえのなかにわ【上の中庭】(名)ニューホールと旧・新教室にニ方を囲まれたスペースで、94年の新校舎完成前は単に「中庭」と呼ばれていた。新校舎完成以降は、地上より下のレベルにつくられた「下の中庭」と区別するためこう呼ばれるようになった。申し訳程度に花壇やベンチなどが置いてある。
  うたれるぞ!【撃たれるぞ!】(熟)立教敷地内の森の中を進んでで行くと、日本語で「うたれるぞ!」という警告を書いた立看板がある。これは立教の敷地が地元のキジ猟区域と隣接し、一部敷地をシェアしているためで、生徒に警告するのが目的。新入生向けのオリエンテーションでは必ず説明を受ける。
   
  うどん(名)ごくたまに、全校イベントがあった後などに出る夕食のメニュー。1人前サイズでラップにつつんで温めた生うどんが、テーブル全員(18〜20名)分のつゆと一緒に出てくる。テーブルごとに七味唐辛子も配給される。最も安い日本食のひとつなのにもかかわらず生徒は毎回大喜びし、夕方から全校が「今日はうどんだ」という話題で持ち切りになる。おかわりダッシュ競争も必ずある。毎回、七味唐辛子を入れすぎて、底にたまった激辛のつゆをキッチンに捨てに行く生徒が続出する。
   
  うみのシルクロード【海のシルクロード】(名)1980年代に放送されたNHK特集のドキュメンタリーシリーズ。立教にはビデオ全12巻がある。怪我や風邪でフライデースポーツを休んだ者がフライデースポーツの時間中に見せられ、後で感想文の提出を求められる。また、謹慎期間中につきアウティングに参加することが許されず、当日学校に残される生徒が見させられることもある。アウティングから帰ってきた生徒がアウティングの作文を書く時間はこのビデオシリーズの感想文を書かされる。典型的なNHKドキュメンタリーで、特別の興味がない限り楽しいと感じる中高生はほとんどいないと考えられる。
   
  エアロビクス【英・aerobics】(名)フライデースポーツで選択できた種目のひとつ。メンバーは当然女子ばかり。たまに受け狙いや下心で選択する男子がいるが、つまらないしろくに女子とも話せないしきついので必ず後悔する。[参考]フラワーアレンジメント
   
  えいがじょうえいかい【映画上映会】(名)ニューホールに映写機とスクリーンが装備された直後に学期1回程度開かれた全校イベント。『紅の豚』『魔女の宅急便』『ターミネーター2』『トラ!トラ!トラ!』『ブラック・レイン』が上映された。その後はなぜか開催されなくなった。ちなみに立教教師群は宮崎アニメに対して非常に好意的である。また、なぜヤクザ映画である『ブラック・レイン』が上映されたかは不明。
   
  えいじん【英人】(名)英国人に対する俗称。教師はこれを「好ましくない言葉」として「英国人」と修正するが、「外人」と同じく疎外のニュアンスを含んだ俗称であって卑称ではない。ちなみに、立教では非常に排他性の高い日本人社会のため宣伝されているほど英人との交流・コンタクトはなく、英語を一言も話さなくても生活には全く問題が生じない。英人とは近くても限りなく遠い現地英国人の存在を表した用語ともいえよう。
   
 
    ―スタッフルーム【英・staff room】(名)教員室の右側にある、EFLなどの英人教師の使用する一角。英人スタッフがいないときは、生徒が反省文を書かされたりするのに使われる。教員室プレハブの時代は、ほぼ「謹慎ルーム」と同じような意味合いで使われた。
  エイチ【H】 (名)「高等学校」を意味する英語「High School」の頭文字。学年を書き表す際、「高1」「高2」「高3」と書く代わりに「H1(エイチいち)」「H2(エイチに)」「H3(エイチさん)」と書くが、言うときはほとんど日本語で「高1」「高2」「高3」と言う。また、高等学校第1学年1組は「H1−1」のように表記される。[参考]  
  エスきょうしつ【S教室】(名)ステーブルのうちの1軒、ノースステーブルにある4つの教室の名称。Sはステーブルの略。以前、ノースステーブルには2教室あり、93年度は中学部2年1組・2組の教室としても使われたが、新新教室完成後にはそれぞれの教室に区切りができ、4つの小さい教室を持つ建物となった。これらの教室はG教室と同じく一般クラスのサイズよりも小さいため、EFLプラベで使用される。  
  エム【M】 (名)「中学校」を意味するイギリス英語「Middle School」の頭文字。学年を書き表す際、「中1」「中2」「中3」と書く代わりに「M1(エムいち)」「M2(エムに)」「M3(エムさん)」と書くが、言うときはほとんど日本語で「中1」「中2」「中3」と言う。たとえば中学部第1学年2組は、「M1−2」と表記[参考]  
  エムエム【M&M's】(商標)Nestle社製造のM&M's(エムアンドエムズ)チョコレートのこと。現金の所持が「密金」として厳罰の対象となる立教では、菓子が貨幣として流通する現象が毎年見られるが、20期生では中学部前半のTwixに代わり、M&M'sが中3・高等部の闇経済における基軸通貨となった。この経済システム樹立の首謀者は、段ボール単位でM&Mチョコを密輸。また下級生に要らなくなったCDを売りつけるなどしてM&M'sを巻き上げながら私腹を肥やした。やがてM&M'sが超インフレに陥り、高3末期にM&M'sの貨幣価値が急激に下落。首謀者は毎日M&M'sチョコを食べまくるが、結局卒業間際にタダ同然で皆に配ることになり、M&M's本位制経済は崩壊した。[参考]密金トゥイックス
参考【M&M's】(日本公式サイト)
  エロほん【エロ本】(名)狭義には18歳未満お断りの男性向け雑誌、広義には立教の年配教師に「いかがわしい」と判断された雑誌またはその切抜き。校内への持込は反省文などの処罰の対象となる。教師の主張する理由は「タバコや酒に走る前の段階としてポルノがある。だからポルノ所有を罰することでその先を防ぐ」という、いわゆる「割れ窓理論」。しかし思春期の男子がそれで統御できるわけもなく、立教の男子は様々な方法でエロ本を持ち込んで隠し、回し読み(回し使い)した。その方法は(i)トイレのタンク内に大き目の防水ビニール袋をヒモでたらして入れ、その中にエロ本を隠す(ii)天井のタイルを開け、その上に置く(iii)切り抜き(エロ紙)として本などの間に隠すなど隠れキリシタン級の巧妙さである。なお、ドミトリー内でエロ本が教師に発見されると、チャペルにそのドミトリーの男子だけ集められ、誰かが名乗り出るまで帰してもらえない。[参考]Club
参考【割れ窓理論】(ウィキペディア)
 
    −タチヨミーズ【エロ本タチヨミーズ】(名)アウティングの時に、書店でエロ本を立ち読みする事を第一目的として結成された班。
   
  おいだし【追い出し】(名)オープンデー準備期間中の自由企画の時間帯(たいてい午後)に、自分のクラス企画の教室やドミトリー自由企画をサボっている生徒を展示本部が追い出して自由企画に行かせること。強面の展示本部の男子が「オメェら自由企画行けよ。何サボってんだよ。」といった感じで威圧的にせめるやり方と、優等生風の展示本部の女子が「みんなさー、もうすぐオープンデーなんだからさー、行こうよ。ね?」と生徒の罪悪感を利用するやり方がある。  
  おいのり【お祈り】(名)朝食・昼食・夕食を全校が一斉に始める前に生徒会役員がウーテーの横で唱える祈り。高等部役員による祈り文句は「主よ、今供え給えしこの糧(かて)を感謝し奉(たてまつ)る。願わくばこれを祝して我らを養い、御心にかなうよき働きをなさしめたまえ。主イエス・キリストによって希(こいねが)い奉る。アーメン」。これに続いて全校生徒が「アーメン」と言うと、ニューホール全体がざわざわし始め、サービングが始まる。生徒会役員によるお祈りより後に遅れて来た生徒は、自分の席に座るまえにお祈りをしなければならないとされるが、皆頭を2秒ほどうなだれて座るだけである。
   
  オーガニスト【英・organist】(名)朝の礼拝でオルガンを弾く担当者。大抵高3女子2名からなる。礼拝中の聖歌の伴奏だけではなく、入退場の際のBGMとして『主よ、人の望みの喜びよ』『G線上のアリア』などを演奏する。
   

OB・OGのスピーチ(名)立教には、懐かしさのあまり既に卒業したOB・OGが旅行や海外出張のついでに訪問することがある。そのようなOB・OGは教師に暖かく迎えられ、チャプレンテーブルの来客席で食事に参加し、食事後に全校生徒にむけてその場で立って短いスピーチをするのが恒例。その典型は「立教で出会った友達は一生の友達です。今は規則もきびしくて分からないかもしれないけど、立教を卒業してからは今のことを懐かしんで振り返ると思います。立教生活を大いに楽しんでください。」といった内容。立教を訪問するOB・OGはドミトリーの空き部屋やシックルームに宿泊することもある。毎日同じ顔しか見ない立教生にとって、部外者の顔は強い違和感を与えるため、面識のない者は「あの人誰?」という目で見るが、面識がある者は再開を喜んだりする。このようなOB・OGの中でもアルピニストの野口健氏(立教関連著作参照)は例外で、過去の素行は著しく悪かったが有名人のため、教師が礼拝の説教壇でスピーチをする機会を与えた。しかし、前述の典型的な内容ではなく「相変わらずここにはキジがたくさんいますが、昔はよく森で捕まえて焼いて食べましたね。」などという衝撃的な内容で、教師陣は「あまり在校生にそういう話はしないでくれ」と言いたげに苦笑。

 
  オープンデー【英・Open Day】(名)立教の文化祭。以前は英語で「オープンデー」、日本語で「文化祭」と称したが95年に「オープンデー」に統一された。開幕までの10日間ほどの「オープンデー準備期間(ブレイク)」に授業をすべてつぶし、敷地内に出られず若いエネルギーがくすぶる立教生が一日中準備するため、規模と注がれるエネルギーが日本の一般中学・高校の比でない。企画はクラスごとのクラス企画と、学年を縦断した自由企画とよばれる企画に大きく分けられる。また、希望者は任意で合奏企画・合唱企画・ギター企画・ピアノ企画などのステージパフォーマンス系企画に参加できる。毎年立教生の青春の大きな1ページを占めるイベントとなる。当日は生徒の両親・兄弟、現地の英国人など多くが訪れる。
参考【オープンデー】(立教公式サイト)
 
    ―じっこういいん【―実行委員】(名)クラスごとにクラスの生徒によって2人(普通男子1人女子1人)選出される、オープンデーのクラス企画を取りしきる委員。学級委員とは別に、企画の発案者や、リーダーシップのある生徒が通常選ばれる。どうしても選出者が出ない場合は、展示本部が指名することもある。
 
 
    −じゅんびきかん【−準備期間】(名)→ブレイクB
■写真【オープンデー準備期間】1 2 3 4 5 (立教公式サイト)
  オールドサージェリー【英・old surgery】(名)→デンタルサージェリー  
  オールドキッチン【英・old kitchen】(名)本館左端にある、かつて立教が本館だけだった時に使われていた厨房。家庭科の調理実習に使われていた。男子が本館に立ち入ることができるのはオールドキッチンで家庭科の調理実習がある時だけなので、男子のテンションが非常に高くなる。
   
  おかえり【お帰り】(慣)新学期に親元を発ってガトウィック空港、ヒースロー空港、駅、あるいは直接立教に到着した生徒に対して、迎えに行った教師が最初に言う言葉。生徒は教師からそう言われるたび違和感を感じ、「『お帰り』じゃなくて『いらっしゃい』だろ!」と心の中で思う。
   
  おかわりダッシュ(名)食事で好きな食べ物が余っているとき、それをおかわりするために始めに与えられた分を急いで食べること。始めに与えられた分を食べ終わらない限りおかわりを取得する権利は与えられない。「フィッシュアンドチップスダッシュ」「ローストチキンダッシュ」など食べ物の具体的な名前がつくことも多い。[参考]アップルクランブルダッシュ
   
  おくれないでおくれ【遅れないでおくれ】(駄・ウ)元校長の持ちネタのダジャレの一つ。食事開始時に言われることが多い。[参考]アイスを愛すマーガリンまあがりんナイフが無いふ
   
  おちゃ【お茶】(名)立教の食事における紅茶・緑茶の包括的な呼称。朝食日本食の日以外の夕食では毎回英国式の紅茶が出るが、紅茶が欲しいとき「紅茶まわしてください」とは言わず、「お茶まわしてください」という言い方をする。紅茶はほとんどの生徒が何も入れずに飲むが、ミルクを入れる者も多い。砂糖をお茶に入れる者は意外に少ない。夕食時は紅茶にハチミツを入れる者が若干数見られ、たまに、いちごジャムを入れて「ロシアンティー」、パンにつけるチョコレートを入れて「ホットチョコレート」などと言う者もいるが、美味ではないので定着していない。[参考]コップとミルクまわしてください  
 
   

―とうばん【―当番】(名)食事の各テーブルで中央通路側の端に着席する生徒のうち、テーブルマスターに向かって左側の生徒が負うお茶くみの義務。お茶当番はお茶の入ったポットから、左隣の生徒の前に置いてあるコップにお茶をつぐ。

図解【ニューホールの食事の席】(本サイト内部リンク):お茶当番の位置など
  おばけきかく【おばけ企画】(名)オープンデーにおける伝統的な自由企画のひとつで、ハットの内面を改造し、おばけ屋敷をつくる企画。多くの場合黒ビニールを窓に貼り、内部を真っ暗にして、企画の構成員を交代で仕掛け人にして観客を驚かせる。毎年おばけ企画の企画長は、キャラクターの濃い高3男子がなることが多い。  
  おひざもと【お膝元】(名)食事のテーブルの、テーブルマスター席のすぐ横の一般席。お膝元着席時は教師と会話する良い機会となる。因みにウーテーお膝元では余った食べ物を無理やり食べさせられることが多い。
図解【ニューホールの食事の席】(本サイト内部リンク)
  オピニオンボックス【英・opinion box】(名)生徒会ニューホールロビーに設置する、学校運営に関する意見を募集する箱。徳川八代将軍の目安箱のように語られるが、ここに入れた意見が実際反映される可能性はあまりない。定期的に生徒会と各学級委員が集まり、投稿された内容を読み合わせるが、「食事のクレープがまずいので廃止してください」などのレベルの要請が多い。
   
NEW オレンジ【英語・orange】(名)夕食のデザートとして出る果物のひとつ。右欄の図解【オレンジのむき方】にあるような特殊なむき方をして食べねばならない。[参考]女王陛下の前でも恥ずかしくないテーブルマナーゆで卵 図解【オレンジのむき方】(本サイト内部リンク)
  おんきょうがかり【音響係】(名)数名の高1・高2の男女で構成される、オープンデーやコンサートでのBGMや音響を担当する係。伝統的に代々ギター部閥が多い。照明係と劇やステージイベントなどで密接に関わるため連帯感があり、オープンデー終了後には合同で非公式アンダーグラウンド密輸パーティーをする。[参考]オープンデー
   
か行
   
語彙・解説
関連リンク
  ガーデナー【英・Gardener】(名)新館よりも小さい男子寮ガーデンハウスに部屋を割り振られた男子生徒に対する呼称。少数派として特権意識をもって本人達によって使われることが多い。「庭師」の意味ではない。ン
   
  ガーデンハウス【英・garden house】(名)新館の横に位置する、英国風家屋を改造して作られた男子寮で、正式名ガーデンハウス。収容人数は15,6人だったが拡張工事後30人ほどに増えた。
  かいけいほんぶ【会計本部】(名)数名の高1・高2男女で構成される、オープンデーの各企画に必要な物品の申請受け入れ・注文・管理・予算案形成などに携わる生徒機関。オープンデー準備期間中はニューホールロビーにカウンターをもうけ、工具や塗料などの貸し出しをする。各企画の代表者は必要な物品を会計本部に購買してもらうよう交渉せねばならないが「申請削り」と称する予算カット対策で断られるため、しばしば怨みを買う。会計本部メンバーとメンバー所属クラスの癒着は毎年のようにある。[参考]オープンデー申請削り
   
  かいじょうせつえい【会場設営】コンサートなどに備えてニューホールのテーブルを端に寄せ、観客用に椅子を並べること。毎回中学3年生に課されるのがしきたりとなっている。
   
  がいぶ【外部】(名)中学3年をもって立教を卒業し、外部(おもに日本)の高校へ進学すること、またはその生徒。中3では内部生と勉強量が当然異なるがマイノリティーのため、誘惑に負けない強い意志が要求される。[参考]強制外部
   
  ガウン【英・gown】(名)日本ではブルジョアの年配者か成金しか使わないガウンあるいはバスローブ。立教では、ドミトリーの廊下や公共スペースを寝巻き・パジャマあるいは裸で歩くことが禁じられている。起床後や就寝前にガウンを着ないでパジャマで歩いていたり、シャワーの行き帰りにパンツ一丁でドミトリー内を歩いているのを教師に見つかるとガウンを着ろと言われて部屋まで取りに行かされる。ガウンを何らかの理由でなくした生徒は、形式だけでも何かをはおる(ブレザーやジャケットなど)。就寝時には夜中トイレに行く時などに使う可能性があるのでベッドにかけておくことが許されるが、日中はクリババの掃除の邪魔になるという理由で、そのままかけておくと没収される。  
  かかり【係】(名)おもにオープンデーの運営業務に携わる高1・高2の男女。舞台係照明係音響係メイク係掲示男子掲示女子パンフレット係、司会係がある。
   
 
    −めんせつ【−面接】オープンデーの花形で人数制限のある係に入ることを希望する高1男女が、高2の現役係から受ける面接。教師の介入なしに行われていたので、内容がエスカレートした。高2の現役係は高1が必死に係に入りたがるのをいいことに、「係への忠誠心をためすため」として屈辱的なことをさせたり、好きな人の名前を言わせたり、体を張らせたりした。とくに舞台係ではこれが顕著。このことが96年度に教師に知られ、伝統の係面接は禁止となり、筆記試験のみとなった。
   
  ガガンボ(名)立教敷地内に大量に生息する昆虫。見た目は脚が異常に長い蚊のようだが、人間をさしたりはせず、水や草の露を吸って生きている。立教はド田舎に位置するため、夏の夜教室の窓をあけておくと光に寄せられたガガンボと蛾で教室がジャングルのようになる。就寝後電気の消えたドミトリーでガガンボが体に接触するとビックリする。脚をつかんでつかまえると、多くの場合脚がポロっととれる。[英]daddy long-leg(ただし米語ではガガンボでなくメクラグモを指す)
参考【ガガンボ】(Yahoo!きっず図鑑)
  がくいんつうしん【学院通信】(名)→立教英国学院通信
   
  かし【菓子】(名)スクールショップで購入できる英国現地の菓子。学校敷地内への現金の持ち込みは「密金」として禁じられているため、菓子は単なる間食の対象にとどまらず、床屋や男女交際の見張りへの報酬など、生徒間の貨幣としても機能する。トゥイックスM&M'sなどはその好例。
【古くからある菓子】
○キャンディー類: 白ポロ色ポロ、リフレ、ティックタック ○スナック類: クリスプス(チーズ&オニオン、ソルト&ビネガー、バーベキュー)、フラフープ、ニックナック ○チョコレート類: クランチ(ホワイトとブラック)、ライオンバー、トゥイックス、ウィスパ、トフィー・クリスプス(通称トフィクリ)、ミルキー・ウェイ、ミルキー・バー、ダブル・デッカー、M&M's(ピーナッツ入りもあり)、
【生徒の希望で追加された菓子】
○キャンディー類: メントス、チューウィッツ ○スナック類: プリングルス、ペパラミ(レギュラーとスパイシー) ○チョコレート類: ロロ、マルティーサーズ
   
  かたる【語る】(動・五段)ドミトリーで就寝後の暗い中、同じドミトリーの仲間と心を割ってシリアスな会話をすること。たいてい上下のベッド同士、隣のベッド同士、斜め上下のベッド同士の2人〜3人でベッドに入ったまま話をする。内容は、恋愛話から人間関係の相談、家庭事情、生い立ち、悩みの告白、暴露大会など多岐に渡るが、「語る」と言えるのはシリアスな会話をしたときのみである。お互いの顔が見えない暗闇の中で話すため心理的な抑制が軽減し、日中は言えないことでも言えてしまい、秘密を共有することによって友情も深まる。しかし、翌日朝の明るい中顔を合わせると何だか恥ずかしい気分になって、ちょっと暴露しすぎたかな、などという小さな後悔も入り混じる中、ニヤニヤして「よっ!」とか「昨日遅くまで語ったな!」などと挨拶するのが一般的である。
   
  がっきゅうにっし【学級日誌】(名)日本のどんな学校にでもある、クラスごとの日直の生徒が執筆を義務付けられる日誌。記入項目は今日の献立や天気、今日思ったこと等。普段口を交わすことのない異性のクラスメートが日頃何を考えているのかを知るには絶好の機会。男勝りな筆圧を誇る女子や、風貌に似つかわしくない女々しい字を書く男子もこれで他生徒にバレる。20期生には他のクラスの日誌に悪質な落書きをする者が後を絶たず、高3-3担任の奥○がキレる。
   
  がっそうきかく【合奏企画】96年度のオープンデーから始まったマーチングバンドの企画。学年を縦断した吹奏楽器・打楽器の演奏者がオープンデー当日キャンパス内を行進してマーチを演奏する。96年にクライスツホスピタルのマーチングバンドを指導した教官を迎え、合奏企画は同年のクイーンエリザベスホールにも出演。また、オープンデー後夜祭の表彰式におけるバックグラウンドなども演奏した。
   
  かていか【家庭科】(名)おもにオールドキッチンにおける調理実習が目的の科目。担当教師が長い間いなかったためなぜか体育教師が担当していたが、'96年頃オランダ系の地元の主婦(っぽい)ミセス・ショ○キンズが担当し始めた。日本人相手に英語を話し慣れていないため戸惑う生徒が続出する中、オランダ系のためjを発音せず、出席でjunkoという名が呼ばれるたびに恥ずかしい沈黙が訪れた。
   
  ガトウィックくうこう【英・Gatwick-空港】(名)ヒースロー空港に次ぐ英国第2の空港で、立教と同じウエストサセックス州に位置し、クローリー(Crawley)の郊外にある。ヒースローより立教に近いことから、とくにヨーロッパ在住の生徒が頻繁に使用する。
  かんじコンクール【漢字コンクール】(名)正式名称「漢字書き取りコンクール」。生徒全員が漢字の書き取り問題100問を解き点数を競う、年1回の行事。「外国の地名」「中華料理」「スポーツの名前」など普段は漢字で書かない言葉の難解な書き取り問題が「ウルトラC」と称して毎年10問出される。そのため、90点以上を取得した生徒・教師は賞賛の眼差しを向けられる。暇な立教生には2週間ごろ前からかなり真剣に勉強する者も多い。最優秀賞取得者には校長のサイン入り広辞苑(岩波書店)が贈呈される。[参考]因数分解コンクール
   
  かんづめ【缶詰】(名)期末考査で赤点(通常40点以下)をとった中学3年生および高等部の生徒を対象に強制的に実施される特別課題。期末後皆が遊んでいる中、課題が終了するまで専用の特別教室に一日中詰められるためこう呼ばれる。専用の教室は、以前は生物室、現在は31番教室。[派生]ヅメる(自動・五段)
   
 
    ―キング【―英・king】(名)期末考査の赤点取得による缶詰(特別課題)の数が学年で最も多かった男子生徒に対する呼称。
   
 
    ―クイーン【―英・queen】(名) 缶詰の数が学年で最も多かった女子生徒に対する呼称。
   
  ガンボ【英・gumbo】(名)夕食のメニューの一つ。名前はあまり知られていないが、米国ルイジアナ・ケイジャン料理のガンボとはかなり異なる。立教のガンボはトマトをベースにした、野菜と肉が少々入ったスープ。ガンボは小さなスープ皿に入れて出されるが、それと一緒にはパンがひときれ出されるだけ。おかずも副菜もなし。そのため生徒からは「難民の食事」「監獄食」などと散々な評判だった。とくに高学年の男子などはガンボが出た夜の空腹を避けるためにおかわりをし、パンを食べて腹を満たした。実際に立教で撮影された実物の写真は右記を参照されたい。
実物写真(ご提供:16期生HP)
NEW きぃパン【黄ぃパン】(名)学校指定の体操着のひとつで、黄色い校章入り短パン。色が真っ黄色で、しかも短パンである。あまりにもダサすぎて、小学生男子か、受けをねらう中1男子しか着用しない。あざやかな緑色の学校指定の校章入りトレーナー(近年の呼称ではピーマン)と合わせるとダサさが倍増する。
   
  キジ(名)立教の敷地に多い、キジ科キジ目の鳥。さりげに日本の国鳥だが、旧五千円札のキジとは見かけが多少異なる。立教の敷地はキジ猟区域と隣接しており、授業中に散弾銃の音が聞こえてくることも多い。キジは鳥の中でも頭が悪いほうと見えて、授業中突然教室の窓ガラスにキジが激突してくることもある。キャンパスには出没頻度が高い。なお、卒業生の有名登山家は著書でも明らかにしているように、友人と共に投石によってキジを捕獲し、羽根をむしり、なぜか保有していたライター(所持が見つかると謹慎処分)で焚き火をおこし、ポケットに入れていた醤油で堪能したという(警察に見つかれば当然処罰の対象)。[参考]撃たれるぞ!OB・OGのスピーチ
写真【キジ】(Lower Lewdon Wildlife)
  ギターきかく【ギター企画】(名)オープンデーギター部が行うライブ・コンサートの企画。後夜祭のギター企画は内輪だけなので異常な盛り上がりを見せる。以前はステージ前でモッシュをすることができたが、近年は教師の指導により着席が義務付けられている。[参考]オープンデーギター部後夜祭
   
  ギターぶ【ギター部】(名)エレクトリック・ギター、エレクトリック・ベース、ドラムス、キーボード、ボーカルなどのパートでバンドを組んで、音楽を演奏することを目的とした部。軽音部。現役部員による入部審査オーディションがあるため、立教に存在する部の中で唯一自由に入部できない部である。素行の悪い生徒が入部を希望する場合が多く、教師が恣意的に入部資格として成績制限を設ける場合もある。ギタコンオープンデー後夜祭ではロックスターの気分を味わうことができ、部員にあこがれる生徒も多い。たまに、部員に「女子バン」と呼ばれる女子だけのバンドが1つか2つあることもある。ギター部は、「ロックは不良の音楽」という印象を持つ年配教師群の弾圧を最も受けやすい部でもある。「ギター部」という他のパートを無視した名称の由来は、うわさによると第1期生の現役教師○野教諭が創設した当時はロックに限らずギターを演奏する部であったとのこと。
   
  ギタコン(名)@学期に1回、週末の午後に開催されるギター部によるライブコンサート。場所は以前はニューホールステージ前だったが、近年は31番教室。以前は「公開練習」と称した。Aオープンデーおよび後夜祭ニューホールステージにて開催される、ギター部員によるライブコンサート。[参考]ギター企画
   
  キッカー【英・Kicker】(名)球技大会でキックベースを種目として選択した(多くの場合、せざるを得なかった)高等部の男子生徒。サッカー、バスケ、バレーなどの花形種目に参加できない、とくに目だって得意なスポーツのない高等部男子はキッカーとなり、大会当日サッカーフィールドの横のスペースでキックベースをする。花形種目サッカーとの対比が屈辱的で、キッカーには必ず高等部の運動音痴が全員含まれることになる。女子の応援で黄色い声を浴びることはまずないが、サッカーを応援しに行った女子たちがその行きや帰り道に(足を止めず)慈悲で「〜チームがんばれー」などと言ったりはする。[参考]球技大会
   
  キッチン【英・kitchen】(名)ニューホールのある建物内で食堂と隣接している厨房。立教の食事はここでつくられる。調理スタッフは全員英人だが、火曜日と土曜日の夕食は日本食のため、男性教師の妻などが調理スタッフの手助けをする。調理スタッフのシェフ(大変おっかない)はうわさでは以前英国航空(British Airways)のファーストクラスの料理を作っていたらしい。しかしそのわりに立教のメニューには高級感もなくまずいものもあるので、生徒の間では「イギリスではせいぜいこのくらいが最高レベル」と言われていた。生徒がキッチンに入るのは、当番が水やお茶、マヨネーズ、ケチャップ、マーガリンなどを取りに行くときのみ。また、キッチンでは具合の悪い生徒や、メニューにアレルギーのものが含まれる生徒などが食事をしたりもする。[参考]ジミーボーイ
図解【ニューホールの食事の席】(本サイト内部リンク):キッチンの位置など
  きまずいじょうたい【気まずい状態】(慣・20期) @それ程親しいわけではない者と共通の話題がなく、沈黙が続き、どうにかその逆境を乗り越えようとどうでもいい話題を提供したところ、それが余計墓穴を掘るような話題だと直後に気づき、それがいくたびか繰り返され、さらに会話が滞り、完全な悪循環に陥り、いてもたってもいられなくなる状態。とくに軽い対人恐怖症・過剰分析癖を患う者が多用する用語。食事の席が最もこの状態になりやすい。Aあらゆる文脈で@の用法が濫用された結果意味が拡張し、(i)お互いに考えていることがわかっていもそれが言えないとき(ii)自習時間中暖房のファンが止まって急にしーんとするとき(iii)@の状況で開き直って「…気まずくない?」と言ってしまい逆に気まずさが増すときなど、対人関係における精神的な心地悪さを表す一般用語となった。
   
  きまつテストきかん【期末テスト期間】(名)中1以上の期末テスト前の1週間ほどの期間。授業は通常通りだが各学年就寝延長が1時間なされ、図書館などで勉強する者が一気に増える。
   
  きめいけんさ【記名検査】(名)生徒が自分の持ち物に記名しているかどうかを教師がチェックすること。立教では、生徒はすべての持ち物に記名することを要求される。寮生活のため私物が多く紛失・盗難防止のためだと考えられるが、教師はあまり理由などは説明せずにとにかく必死になって生徒に記名をさせようとする。教科書や文房具はもちろんのこと、雑誌やCD(中身も)、ウォークマン、洗面用具、整髪料、靴まで名前を書かされる。あまりに徹底して教師が記名をさせるので、「先生、縫い針にも名前は書くんですか」といった質問は新入生から毎年出る。  
  キャロリング【英・caroling】(名)12月の2学期終了時の一夜に一人一人がロウソクを持って、全校で4パート(ソプラノ・アルト・テナー・バス)に別れてクリスマスキャロルを歌う行事。以前は老人ホームや養護学校を訪れて行ったが現在は下の中庭における校内行事となっている。南イングランドの12月の夜は非常に寒いため、手にロウソクのロウがたれても平気、というかむしろ暖かくて気持ちがよく、生徒がお互いにロウソクをたらし合う光景が毎年見られる。また、暗く寒い中ロウソクをともすというロマンチックな雰囲気に流され、男女交際が開始あるいは他学年に発覚する男女が多い。当日は恒例で、何故か必ずクリスマスとは全く無関係な「お汁粉」が出る。
参考【キャロリング】(立教公式サイト)
写真【キャロリング】(立教公式サイト)
  キャンパス【英・campus】(名)ニューホール前から本館前、新館前を通り、池、イーストウエスト前を通って一周する400mほどの道。運動部ではここをジョギングに使っていた。「キャンパス10周」は運動部におけるきついトレーニングの一例。
  きゅうぎたいかい【球技大会】(名)4月の新学期開始後まもなく行われる立教版運動会だが、種目は球技に限定(しかしなぜか綱引きもある)。全校が赤・青・黒・白の4チームに分かれ、バスケットボール、サッカー、バレーボール、ミニサッカー、ポートボール、キックベース、ドッジボールのうち希望する種目で4チームのトーナメント戦が行われる。希望する種目といっても人数制限があり高学年優先なので、小学生は自動的にドッジボール、スポーツのできない高学年生徒はキックベースでキッカーとなる。種目は中/高、男/女別だがサッカーおよびキックベースは男子のみでドッジボールは混合。当日各チームはチームカラーのユニフォームおよびハチマキを身に着ける。チームのキャプテンは高3がつとめ、チームごとに応援団も結成される。球技大会で能力を発揮して初期インパクトを与える新入生や、スターになって急に女子にもて始める高学年男子も毎年出る。優勝チームにとくに景品はなく、順位が上になるほど立教ノートを多くもらえるというだけ。各種目のMVPは別の賞品をもらう。なお、大会当日の昼食にはコカコーラや7upの小缶が出されるが、普段水とお茶しか飲めない生徒の間では当然争奪戦が起き、「ひとり1本まで!」などと必死に叫んでまわる教師が必ず出る。[参考]キッカー
参考【球技大会】(立教公式サイト)
  きゅう・しんきょうしつ【旧新教室】ニューホールに隣接したレンガの2階建て教室校舎で、教室は8室。新校舎(新・新教室)完成前は単に「新教室」と呼ばれていたが、新校舎完成後は最新の教室校舎と区別するために旧・新教室と呼ばれるようになった。この区別がややこしいため、学校はすべての教室に番号をつけることで混乱を避けた。
  きゅうテニスコート【旧テニスコート】(名)ずっと昔テニスコートだった、ニューホール本館の間にあるコンクリート張りのスペース。新テニスコートができてからはテニスコートとしてではなく朝のラジオ体操場として使われていたが、95年に工事で閉鎖された。テニスコートだったのにもかかわらず平らでなく、1面しかない。「旧テニ」とも呼ばれた。  
ぎゅうにゅういっきのみ【牛乳一気飲み】(名)ブレイク(とくにフライデースポーツ後)で悪のりする男子の集団がたまに行っていたゲーム。ジャンケンなどで負けると牛乳を一気飲みするというルールだが、ニューホール便所に直行して嘔吐した者もいる。  
  きょういんしつ【教員室】(名)「職員室」とは言わず「教員室」と言う。94年度完成の新職員室・図書室棟竣工前まではプレハブ建築であった。94年度以降は下階に図書室を設けた広くクリーンな教員室として生まれ変わった。入って左側にソファー、テレビ、新聞の置いてあるテーブルのある小さなラウンジがあり、その横にはサージェリーがある。その向こう側はよくある普通の職員室方式に教師が机を並べている。この教員室の右端は英人スタッフルーム、右の奥の角には反省文を書かされたり、問題を起こした生徒が面接を受ける一角がある。
 
    ―のトイレ【―のトイレ】(名)教員室の下階の図書館の横にある、教師のみが使用する事を許されているトイレ。
 
  きょうかい【教会】(名)立教に最寄りの村ラジウィック(Rudgwick)にあるイギリス国教会の聖トリニティー教会。ごくたまに、日曜日に、校内の日曜礼拝に参加せず、クラス単位でこの教会に行って礼拝を受けるときがある。敷地外に出られるのは非日常イベントなので少々わくわくするが、礼拝なのでとくに面白いということもない。ただ、高校生にとっては浅○聖書で暗記させられる英語の「主の祈り」が唯一役に立つ機会である。また、牧師の説教で英人の参加者がどっと笑うと、「英語のできない帰国子女」である立教生は「ハハハ…」と笑ったふりをして、英語がわかるふりをする自虐ギャグをする。教会にはGCSE担当の英人教師が家族連れで来ていることがあり、会うと少々気まずい。 参考【Holy Trinity Church】(ラジウィック村公式サイト)
  きょうしつのとしょかん【教室の図書館】(名)生徒が個人の所有する書籍を教室の空きロッカーでクラスに開放すること。図書室の蔵書も少なく娯楽が少ない立教では両親から送られてくる本・雑誌・漫画が貴重な文化財となるため、独占せずにお互いにシェアするという環境が自然発生的にできあがる。紛失を防止する目的で、専用の「貸し出しノート」をロッカーにつけておく者もいた。漫画を全巻そろえて学年でブームを作る者、あるいは誰も読まない事を承知の上で、見栄を張って難解な文学書や哲学書を寄贈する者もいた。
 
  きょうせいがいぶ【強制外部】(名)素行が著しく悪い中学3年の生徒が、立教英国学院高等部への内部進学を禁止されること。広義には、教師からその薦めを受けること。結果として、強制的に外部の高校を受験させられることになる。[参考]外部
   
  きんしん【謹慎】(名)立教における停学処分。起こした問題の重大さに応じた期間一般生徒から隔離され、反省文を書かされ、教師との面接を繰り返される。放課後や夜間だけのものもあれば、授業への出席さえ許されないものもある。なお謹慎期間中の生徒は多くの場合行事参加を許されないか、条件つきの参加となる(教師と一緒にアウティングで行動するなど)。
   
  キンバリー・クラーク【Kimberly-Clark】(社名)立教のトイレのトイレットペーパー入れの表面に書いてあるロゴで、トイレットペーパーやティッシュ、オムツなどを製造する米系製紙・保健衛生大手の社名。立教のトイレットペーパーはロール式でなく、プラスチック製のペーパー入れからパリパリのトイレットペーパーを一枚一枚引き出す方式。
  クイーンエリザベスホール【英・Queen Elizabeth Hall】(名)創立記念の節目となる年(20周年・25周年など)の2学期に開かれる記念コンサートの会場で、ロンドン市内ウォータールーのテムズ川沿いに位置する。サウスバンクセンターとよばれる劇場郡の一部。記念コンサートの出演者は普段からピアノ、オーケストラ、箏、声楽などのレッスン(プラベ)を取っている立教生。クライスツホスピタル校や卒業生などのゲストミュージシャンも参加し、外部からの観客(大体は出演者の親)も多く訪れる。
NEW くつおきば【靴置き場】(名)→新館靴置き場
  くつみがき【靴磨き】(名)土曜昼食後、生徒に課される靴磨きの義務。自分の靴を磨き、毎週替わる担当教師に見せに行き、チェックを受けて名簿にOKをもらわねばならない。女性教師だと「きたないのでやり直し」になる率が高いと言われている。生徒が対等に見ている若手の教師には、「え〜、いいじゃ〜ん!ちゃんとみがいたんだけど!」などと悪あがきする生徒が多数出る。なお、教室やドミトリーなどの室内における靴磨きは床が汚れるおそれがあるため、見つかれば処罰の対象となる。
   
NEW

くびなししゅくちょく【首なし宿直】(名)本館に出没するという噂の幽霊。昔起こったとかいう殺人事件で殺された女性の首が本館の大きい階段から転がって靴置き場へ入っていき、遺体はその靴置き場の下にあるという噂がある。また、本館三階の廊下を全力疾走する事があり、それを注意するため廊下に3回出ると首を持っていかれる。ちなみに、今のところ首をもっていかれた者はいない。

 
  クライスツホスピタル【英・Christ's Hospital】(名)立教近郊のホーシャムにキャンパスを置く、英国切っての名門ボーディング・スクール(全寮制学校)。もとは1552年に設立されたロンドンの浮浪児対象の慈善施設だったが、現在では学者や芸術家を多数輩出する著名校である。紺のロングコートと黄色い靴下という制服がトレードマークで、ロンドン市長のパレードを率いるマーチングバンドを担当する学校としても有名。立教の教師陣はひそかに同校に憧れを持っているが、トイレが汚い事に関しては鬼の首をとったように話す。[参考]トイレは文化のバロメーター
参考【Christ's Hospital(英)】(同公式サイト)
  クラスきかく【クラス企画】(名)オープンデーで、クラスごとに催す企画。オープンデーの中心であり、重要な見どころである。93年度までは、クラス企画を展示企画劇企画のどちらにするか選択できたが、94年度からは、クラス企画は教室を使用した展示企画のみとなった。クラス企画のテーマを何にするかは1学期末頃から学級会で話し合って決め、クラスごとにオープンデー実行委員を2人選出する。2学期には実行委員がクラス企画を主導し、オープンデー後夜祭では、生徒の投票で優秀なクラス企画ベスト3が発表される。  
  クラブ【Club】(商標)紳士の国大英帝国が誇る、立教生支持率ナンバーワンのエロ本。立教男子が最もお世話になった媒体。その被使用率において他のイギリス製エロ本を圧倒、米国系Playboy UKをも遠く引き離し、日本のエロ本は足下にも寄せ付けなかった。堂々の貫禄で立教エロ本人気で万年首位独走態勢を保ち続ける。
[[18禁]]参考【Club Online】(クラブ誌のオンライン版)
  クリーニング・レディース【英・cleaning ladies】(名)→クリババ
   
  クリカ(名)クリスマスカードの略。立教には2学期終了前にクリスマスカードを送りあう習慣がある。食事の席で隣になった人、先生、クラスメートなどにお世話になった感謝の気持ちを書いて送るのが普通。12月になるとあいうえお順の箱が教員室前にずらりと置かれ、そこで自分にカードが来ているか確認する。どうせ来ていないだろうと言い訳しながらも皆やはり気になって見に行く。先輩としての人気度や存在感の差異はクリカの数で浮き彫りとなる。中には告白のチャンスとしてクリカを利用する者もいる。
   
  クリガキ(名・卑)クリーニング・レディース(クリババ)の子供たちに対する卑称。本人たちがクリーニングをするわけではないのにそう呼ばれる。学校が休みの期間になると、クリババが子供たちをドミトリーに連れて来る。盗難事件があった場合はまず彼らが生徒たちに疑われるが、英人に弱い学校側は何もできない。
   
  クリコン(名)クリスマスコンサート
   
  クリスプス【英・crisps】(名)ポテトチップスを表すイギリス英語。スクールショップで購入できたものは、Walkersブランドの青いチーズ&オニオン、緑のソルト&ビネガー、茶色のバーベキュー味だった。
  クリスマスカード【英・christmas card】(名)→クリカ
   
NEW クリスマスコンサート【英・Christmas concert】(名)2学期終了時に開催される、生徒自由参加型のバラエティーコンサート。略称クリコン。ある程度静かなゆっくり目の音楽であれば何を演奏しても良い。卒業ソングを歌って涙ぐむ卒業生、「卒業生に贈る」という名目で実は演奏を披露したいだけの在校生などが出演する。クラシック至上主義の立教で、自分の好きなポピュラー音楽を全校生徒の前で演奏できるので出演希望者の興奮度は非常に高く、生徒の注目度も高い。93年度に若手男性教師2名が高3生による『ツッパリハイスクール・ロックンロール』(横浜銀蝿)の演奏に参加したが、年配教師に根回しが十分行われていなかったためトラブルとなった(らしい)。95年にも教師が1名参加したが、至って真面目(かつクサい)演奏であった。なお、缶詰期間中の生徒は出演が許可されないため、不良ギター少年たちはクリコンに出るためだけに勉強した。
NEW クリスマスツリー【英・Christmas tree】(名)@2学期の後半(11月下旬ごろ)に英人の専属庭師がくれる大きな杉の木のクリスマスツリー。高3が飾り付けをし、ニューホールステージ肩に飾られる。ツリーの大きさは天井までつく位の時もあるが、ここ数年で年々小さくなってきている。また、調味料がおいてある棚の横に設置されている為、当番が接触して、飾りつけが破壊される事が多い。A女子寮本館で同時期にクリババが窓辺等に飾ってくれる小さなツリー。男子寮新館にはないため、同時期に行われるパン作り本館に入った男子はそれを見て驚く。
図解【ニューホールの食事の席】(本サイト内部リンク):ステージの位置など
NEW クリスマスメニュー【英・Christmas menu】(名)2学期の最終日(12月上旬)あたりの昼食に出る、英国で伝統的なクリスマス料理。ターキー(七面鳥)とクランベリーソース、芽キャベツなどを含み、食後のデザートはケーキ。生徒の評判はすこぶる悪い。ターキーはパサパサだがグレイビーソースでなんとかごまかせる。肉に甘いクランベリーソースをつけるのは新入生には驚きだが、英国では一般的だということを皆このときに覚える。芽キャベツはクリスマスメニューに必ず含まれるが、非常に苦く、本当に食べられず半泣きでキッチンに捨てに行く低学年もたまに出るほどである。そのため、マスタードを大量につけて辛さでごまかすなど工夫して苦さをまぎらわす者も多い。ちなみに、英国では日本のようにクリスマスにケーキを食べる習慣はない。  
  クリババ(名・卑)ドミトリーの掃除や生徒の衣服の洗濯をする英人クリーニング・レディース(Cleaning Ladies)に対する卑称。教師はこの用語の使用を戒めるが、使用されなくなる気配はない。[参考]クリガキ
   
  グレイビー【英・gravy】(名)もとは「肉汁」の意味で、ローストビーフやマッシュポテトにかけるための、肉汁を調理してスパイスなどと混ぜたソース。英国や米国の白人家庭であらゆる料理に多用される。日本人社会で育った新入生は、食事の席で「グレイビーまわしてください」と言われても何のことかわからず聞き取れないため、慌てて「ブレンビー」「グリンビー」「グレムリン」などと言ってしまう。
   
  クレープ【仏・crépe】(名)最も嫌われている夕食のメニューの一つ。ホワイトソースをベースとした具のクレープで、ベーコンの入ったものマッシュルームの入ったものがあり、ごくたまにアサリの入ったものがある。非常にまずく、調味料を山ほどつけてごまかす生徒や、涙ぐみながら食べる生徒も多く見られ、おかわりはたらい回しにされた。とくにマッシュルームの入ったものは気持ちが悪く、ほぼ幻のアサリは最悪だった。「どうぞ」の合図の直後にナイフで中身を確認する際はロシアンルーレットのようなスリルがあった。クレープはオピニオンボックスで生徒からの廃止要請が殺到したためメニューから廃止されたが、一度間違いで復帰したことがあった。[参考]春巻き
   
  クロスベアラー【英・cross bearer】(名)日曜礼拝におけるアコライトの1人で、十字架を持つ担当。高3男子の長身の生徒が指名されて選ばれる。フードつきの白いローブをまとい、白い手袋をつけ、日曜礼拝開始時・終了時の聖歌が歌われる中、トーチベアラー2人と共にチャペルの中央通路を独特の歩き方で歩き、教師・チャプレンを先導するのが仕事。このクロスベアラーの持つ十字架(木材製)の中央には変な金属がついており、うわさによると、14期生が振り回して折ったのを無理やり修復したものらしい。
写真【アコライト】(立教公式サイト)
  くろビニ【黒ビニ】(名)黒ビニールの略。教師が没収した物を入れる袋。多くの場合、ドミトリーで床に落ちているものやベッドの上に置いたままになっているものが黒ビニ行きの対象となる。黒ビニの中身を取り返すには、没収した教師に話しに行くか学期末まで待つしかない。[参考]没収白ビニサンタクロース
   
  〜くん【〜君】(接尾辞)立教で先輩男子を呼ぶ際につける敬称。どんなに怖い先輩でも「〜さん」、「〜先輩」とは決して言わず、ジャニーズと同じように「〜君」と言う。
   
  けいじじょし【掲示女子】(名)数名の高1・高2女子で構成される、オープンデーにおける道案内・教室表示などを担当する。ひたすら色紙等を切り貼りする地味なとして知られる。
   
  けいじだんし【掲示男子】(名)数名の高1・高2男子で構成される、オープンデーにおける看板、模造紙立てなどの大道具を担当する。力仕事は多いが、舞台係よりもマッチョ度は低い。絵がうまいメンバーが大体一人はいる。
   
  KET【ケーイーティー】(名)Key English Testの略。幼稚園生・小学校低学年対象のケンブリッジ英検の最低レベル。立教で受験して合格し、表彰されても逆に恥ずかしいだけで嬉しくない。落ちるには逆に積極的な努力が必要。
参考【KET受験要項(英)】(Cambridge ESOLサイト)
  げききかく【劇企画】(名)オープンデーにおける劇の企画。以前はクラス企画でも劇が選択できたが、94年度から自由企画のひとつとなった。通常高等部と中学部の2つに分かれる。劇は必ず英語で演じられる。企画メンバーと劇本部の生徒のみにより企画・脚本・演出が決められ、舞台係音響係照明係メイク係が関わる。後夜祭では観客が立教生のみなので、出演者がアドリブをしたり舞台係が紛れ込んだりしてふざけることが多い。後夜祭後には生徒の投票で男優賞・女優賞が与えられるが、だいたいは高等部劇企画の主人公か準主人公の学生が選ばれる。
写真【劇企画】(立教公式サイト)
 
  げきほん【劇本】(名)→劇本部
   
  げきほんぶ【劇本部】(名)数名の高1・高2男女で構成される、オープンデーにおける劇企画の管理・統率・進行を担当する生徒機関。[参考]オープンデー
   
NEW  けんきゅうび【研究日】(名)教師の休日のこと。立教の教師は一週間に1日の研究日と半日の半研究日を与えられるが、曜日は人によって異なる。単なる休みのことなので「研究」とは名ばかり。教師にとっては苛酷な労働環境である立教の外で羽根をのばせる唯一の機会である。しかし、教師も立教近郊の町クランレー(Cranleigh)などの田舎に在住しているため、あまりやることはない。たまにロンドンなどに繰り出す教師も多いようである。なお、担任が厳しく口うるさい教師である場合、その担任の研究日は問題児たちにとってパラダイスである。文例:「やった!今日(教師名・呼び捨て)研究日じゃん!」
   
  けんきん【献金】(名)日曜礼拝で奉仕として毎週行われる献金。額は毎回一人10ペンス。毎学期始めに一人一人が合計額分のチェックを切らされる。このため「自由意志ではないので献金ではない」という批判が絶えないが、1週間に10ペンスをケチるのもみっともないため今のところ反対運動をする者はいない。10ペンス硬貨は、日曜礼拝前に一度全校で下の中庭に集まって整列する際に一人一枚配られる。この際、10ペンス硬貨を指先で弾き、ブレザーの袖に投げ込んで「ほら!消えた!」とやる手品が微妙に浸透しつつ、失敗する輩もいてコインが落ちる音が絶えなかった。日曜礼拝の半ばで聖歌が歌われる中、「献金袋」と呼ばれる専用の袋が複数まわされ、そこに一人一人が10ペンス硬貨を入れていく。全員が入れ終わると、献金袋は礼拝当番に戻され、チャプレンが持つ銅の皿に載せられる。その後、チャプレンがその銅の皿を頭上にかかげて祈祷を唱えるが、以前のチャプレンは非常に年配だったため、重い献金袋を載せた銅の皿を持つ手がいつもプルプル震えていた。そのため、全校生徒が(そしておそらく教師も)落としやしないかと毎回ハラハラした。献金はその後礼拝当番によって、きちんと人数分が袋に入れられたか数えられる。しかし献金が足りないと、当日の昼食後にアコライトの一人が「本日の礼拝で献金が〜枚足りませんでした。持っている人はチャプレンまで届けてください。」というアナウンスをする。現金の所持は「密金」として取り締まられるため、10ペンスでも油断ならない。
試聴【聖歌第418番】「泉とあふるる命の命よ」(献金をするときに歌う聖歌)
  げんどなく【限度なく】(副)「限度ねー」の副詞形。すべての動詞・形容詞を修飾して程度のきわめて甚だしいことを示す。例)限度なくうまい、限度なく勉強する、限度なくいじめる
   
  げんどねー【限度ねー】(慣・形)行動・言動の度が過ぎ、常識を超えていることを形容する表現で、立教で伝統的に使用されている。肯定的・否定的・または両方の場合で用いることが可能。現代若者言葉の「ヤバい」「ハンパねー」の用法に近い。帰国後この言葉をうっかり日本社会で用い、白い目で見られる立教生は非常に多い。例)おいおいお前まじ限度ねーって、やめろよ、限度ねーことするなよ、限度ねーレベルの高さ [派]限度なく(副)
   
  ケンブリッジえいけん【ケンブリッジ英検】ケンブリッジ大学による英語能力試験Cambridge ESOL Examinationsの日本語の通称。KETPETファーストアドバン、プロフィシエンシーの5つのレベルがある。アメリカのTOEFLは点数制だがケンブリッジ英検は合格・不合格制で、合格しても点数によって良い方からAパス・Bパス・Cパスというレベル分けがある。また対象はもちろんイギリス英語。ケンブリッジ英検の資格があると英国内の大学進学などに有利だが、日本ではまったく知名度がないため、学年で1人か2人を除いて全員が日本の大学に進学する立教生にとってあまり意味がない。EFLの授業ではこのケンブリッジ英検の資格取得のための勉強もする。
参考【Cambridge ESOL(英)】(同公式サイト)
  こうか【校歌】(名)立教英国学院の校歌。作詞は創立者で、日本語に伝統的な七・五調だがメロディーは聖歌風(右の音声ファイル参照)。校歌が歌われるのは始業礼拝・終業礼拝・卒業礼拝のみ。

立教英国学院校歌(作詞・縣康)♪試聴(音が出ます!)
 一.東雲(しののめ)覚むる丘の上 春の光の満つるとき 信(しん)持て集う若人が 呼ぶや希望と愛の歌
 二.マロニエ並木落ち葉して 梢(こずえ)に高き北斗星 真理の門(かど)をたたけやと ささやくごとく瞬(またた)きぬ
 三.ここ南英の学び舎に 愛の教えの帯を締め 諸国人(もろくにびと)を友として 行くべき道をきわめなん
 四.世界の平和ならんとき 栄光永久(とわ)にあれかしと 共にたたえん我が母校 立教英国学院を
試聴【立教英国学院校歌】(立教英国学院辞典編纂委員会編曲・フルオーケストラバージョン)
  こうかいれんしゅう【公開練習】(名)→ギタコン@
   
NEW こうさんきかく【高3企画】 (名)オープンデー(文化祭)で高校3年生の生徒が執り行う企画。カレー屋焼き鳥古本バザー福引(その他年度によって和菓子などの追加企画)があり、どの企画も物を売って金銭をかせぐ営利活動であるのが特徴。高3企画はオープンデー当日2日前から準備が始められる。高3生は大学受験を控えているため、オープンデー前の1週間のブレイク(授業のないオープンデー準備期間)がなく、全校がオープンデーの準備に明け暮れる中通常授業を受け、受験勉強を続ける。この期間中高3生は、教室を上の中庭に面した旧新教室に移動し、もとの教室は下級生のクラス企画に使われる。ガラス扉1枚で隔てられた上の中庭で作業服の下級生がノコギリなどで楽しそうに準備をしている横で勉強を続けるのは少々つらいものがある。当日2日前になると高3生も下級生の仲間入りをし、各自の企画の準備にとりかかる。各企画については下記参照。
NEW
    カレーや【カレー屋】(名)オープンデーの高3企画のひとつ。旧新教室1階でカレーを売るレストラン。メニューはカレーと水のみ。調理は学校のキッチンスタッフが行うが、給仕は企画メンバーの高3生が行う。在校生にとっては、先輩あるいはクラスメートがエプロンと蝶ネクタイというウェイター/ウェイトレスの格好をしてお盆でカレーを運んでくるのでこっけいに映る。レストランの名称は毎年企画メンバーの高3生が考案し、「喫茶南風(15期)」「タージマハール(19期)」などその代の特徴が表れた名称となっている。20期生では名前が「帝京」に決まりかけたが、明らかに毎年オープンデーを訪れる帝京ロンドン学園の生徒を挑発しているという批判から「本日閉店」という受けねらいな名称に決まった。
 
NEW
    やきとり【焼き鳥】(名)オープンデーの高3企画のひとつ。企画メンバーの高3生は青いハッピにウチワという出で立ちで、お祭りの出店よろしく焼き鳥を焼いて客に売る。しかし、95年度のオープンデー後腹痛を訴える生徒・教師が続出、焼き鳥企画がまず矢面に立たされた。焼き鳥を食べたのに腹痛がない者も多数いたため、カレー屋なども疑われたが、同様に平気な者もいたので結局わからずじまいとなった。しかし、素人である生徒に生肉を焼かせ、焼き具合は本人たちの判断で不特定多数の一般客に販売するということの責任性を理由に、95年度を最後に焼き鳥企画は高3企画から消えた。代わりに、専門業者が来て焼き鳥を売ることとなった。
 
NEW
    ふるほん【古本】(名)オープンデーの高3企画のひとつ。生徒の家族などから集めた古本(おもに日本語)を売る企画。高3の担当志望者数が比較的多いのには、販売する前に自分の欲しい本をかすめ取ることが念頭にあるためと考えられる。ほとんどがゴミくず同然の書物だが、中には人気マンガや掘り出し物もあり、大抵人気のものは当日午前中に売り切れる。
 
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    バザー【ペ・bazaar】(名)オープンデーの高3企画のひとつ。生徒の家族などから集めた手作り品などを売る企画。立教生の小遣いで買えるものはほとんどないので、顧客対象は、現地の英人もしくは生徒の家族。
 
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    ふくびき【福引】(名)オープンデーの高3企画のひとつ。テレビも当たる福引のテントを運営する企画。
 
  こうさんネクタイ【高3ネクタイ】 (名)一般生徒の制服である青・水色縞のネクタイに対し、高3生が着用を許される青・赤縞で校章入りのネクタイ。全校写真撮影時、高3生は高3ネクタイの着用を義務づけられる。高3ネクタイをもらう時、誰もが「お兄さん・お姉さん方のネクタイだと思っていたのにもう自分がもらう時代になったか」と実感する。 なお、通常の高3ネクタイとは別に、かつて一度だけ採用された紺地に白の「幻の高3ネクタイ」なるものも存在する。うわさによると、納期が間に合わない等の事情により異なる仕様のものが配給されたらしい。教員室にある過去の全校写真を見ると幻の高3ネクタイをつけた代が確かに1つだけある。幻の高3ネクタイは立教生にとってプレミアである。
   
  こうそくがない【校則がない】 (慣)立教英国学院のセールスポイントとしてしばしば挙げられるポイント。法規を明文化せず、過去の慣例に従うという英国の法体制にならっているとの説明もある。しかし、この「校則がない」というのは「紙に書かれた校則がない」というだけの意味であり、明文化されていない伝統、暗黙の了解、教師の恣意的な判断といった実質的な「規則」は厳然として存在する。ルーズソックスの禁止、立教ジャージ着用の義務、没収ロッ検、懲罰としての反省文など「校則」の形をとらない規律は多くある。
   
  こうやさい【後夜祭】(名)オープンデー(文化祭)の翌日校内だけでオープンデー企画を楽しむイベント。立教生同士で企画をまわったり、夜は全校でコンサートや劇などのステージ企画をすべて観賞する。後夜祭で行われる劇企画は観客が立教の生徒・教師のみのため当日としばしば異なり、俳優がアドリブでふざけたり、舞台係がさりげなく参加していたりする。また、ギター企画は内輪だけのため異常な盛り上がりを見せる。[参考]オープンデー前夜祭
   
  コーチ【英・coach】(名)もとは馬車の意だが、現在はおもに大型バスを意味するイギリス英語。立教ではアウティングフライデースポーツなど生徒の大規模な外出の際ドライバーを雇って使用される。アウティングショッピングで小遣いの小銭が余った場合、教師には毎回「コーチを下りる時に運転手さんにチップとして渡しなさい」と奨励される(つまり、強制ではない)。これはおそらく、余ったわずかの小銭を一人一人の口座にわざわざ振り込むのが面倒だからだと思われる。
   
  コーンフレークス【英・Corn Flakes】(名・商標)代表的な朝食向けシリアル。立教の朝食にはウィータビックスと牛乳と砂糖と一緒に毎日出る。立教生の在学中の摂取カロリーの大部分を占める。ちなみに、日本における一般的な呼称「コーンフレーク」ではなく、原語に忠実に、複数接尾辞をつけて「コーンフレークス」と発音される。「コーンフレーク」と言うと日本っ気がぬけない新入生だと思われる。 ●参考【Corn Flakes(英)】(英国ケロッグ)
    ―とウィータビックスまわしてください(慣)朝食でコーンフレークスを最初に食べ終わった当番が一つ通路側の隣の人に言うフレーズ。コーンフレークスの箱とウィータビックスの残りは、テーブル全員に行き渡った時点ではテーブルの一番通路側にある。そのため、当番が席を立ってコーンフレークスの箱とウィータビックスの残りをステージ前の収納スペースに片付けに行くにはまわしてもらう必要があるために言う。
 
  こくがいせい【国外生】(名)両親が英国国外に在住する生徒。最も多いのがドイツで、その次にタイ・香港・スペイン、次いでフランスなどのヨーロッパ諸国、中東・アフリカと続く。南北アメリカ、中国などはレア。両親が日本に帰国済みの生徒も英国外在住のため国外生に含まれる。
   
  こくないせい【国内生】(名)両親が英国国内に在住する生徒。50%は超えないが、生徒の中では最も多い。[参考]国外生
   
こじんしゃしん【個人写真】(名)毎年2学期に撮影される個人個人の写真。現在は図書館で撮影される。以前は写真のバックがクラシカルなぼやけ模様だったが、94年度から「本棚の絵」になった(しかし、実際撮影された写真だと本物の本棚のように見えないこともない)。授業の時間を使ってクラス単位で並んで、地元の写真業者が"Smile!"などと言って一人一人撮影する。写真は1ヶ月ほどで様々なサイズに現像されて紙のフレームつきで個人個人に返される。皆自分の個人写真を人に見られたり、いやがらせとして掲示板や窓に貼られたりしないために必死で隠す(とくに一番大きいA4サイズ)。中にはAERAのタイトルロゴを切り抜いたものをA4サイズの個人写真に貼り付けられ、見事にAERAの表紙にされてしまった生徒もいた。個人写真は立教生の父母には非常に好評で、生徒の自宅に行くとたいていその年の個人写真が飾ってある。[参考]全校写真  
コップとミルクまわしてください(慣)夕食で熱いお茶でなく冷たい牛乳だけ飲みたい者、あるいはノドが渇いて自分にお茶がまわってくるまで待てない者が、お茶当番のいる側の隣の人に言うフレーズ。夕食では最初にスープが出た直後にお茶当番によってお茶(紅茶)がいれられて各テーブル全体にまわされるため、テーブル全員分のお茶が入れられる前に言わねばならない。なお、このフレーズを言ってコップとミルクを手に入れた生徒は、まわしてもらわない限りティーソーサーとティースプーンなしである。  
  ことーズ【琴ーズ・kotos】(名)高等部の音楽で「箏」を選択した6,7名からなるグループ。全員女子であることが多いが、ここ数年は男子が必ず1名含まれる。着物を着て校外にパフォーマンスしに行くことが多く、日本文化を代表する気分になれる。コンサートにお座敷がかかり夜の授業を欠席できることがあるなど、琴ーズの特権は多い。ちなみに日本の「おこと」を表す正しい漢字は「琴」でなく「箏」。
写真【琴ーズ】(立教公式サイト)   
  このあと、〜は〜にあつまってください【この後、〜は〜に集まってください】(慣)礼拝や食事の後の生徒によるアナウンスで、一定の集団に集合を呼びかける場合の定型句。例)この後、バスケ部の人はステージ前に集まってください。/この後、音響係ニューホールロビーに集まってください。
   
  コルゲート【英・Colgate】(商標)スクールショップで購入できる歯磨き粉。奇をてらって食用とする者もいた。
参考【コルゲート(英)】(同英国法人公式サイト)
NEW こんしゅうのたんじょうび【今週の誕生日】(名)毎週月曜日の礼拝の最後に、その週に誕生日を迎える生徒および教員がチャペル前方の祭壇前に呼ばれてチャプレンの祈りを受けること。長く退屈な礼拝が終わりにさしかかったところでチャプレンンが祈祷を唱え終わり、「さあ、終わりだ」と思ったところに、チャプレンが突然祈祷のトーンから普通の声のトーンに戻って「今週ゥ、誕生日をォ迎える人たちのためにィ、祈ります。」と続けると、生徒は「そうだった、今日は月曜日だった。今週の誕生日があるからまだだ。」と思ってため息をつく。チャプレンはさらに「名前を呼びますので前に来てください」と言って、名前を呼ばれた生徒・教員は前に並ぶ(この際、チャプレンはたまに名前の読み方を間違える)。そしてチャプレンは一人一人に自筆の誕生日カードを渡し、渡し終えると祈りを唱える。ちなみにこのカードには多くの場合誰にでも当てはまる当り障りのない祝いの言葉が書いてあるが、チャプレンに名前を知られている生徒には「君はいつも真面目で…」「君はいつも元気に…」など少々特定性のあるメッセージが書かれる(誤っていることも多い)。「今週の誕生日」の生徒のリストは、日曜礼拝の際に配布される紙にも書いてあり、思わぬ先輩・教師と同じ誕生日だったりすると驚く。また、本人が悪いわけではないのに、気持ち悪がられている教師と同じ誕生日だったりするだけでその生徒がからかわれたりもする。あるいは「○○さんと同じ誕生日」「○○君と同じ誕生日」という何の自慢にもならない自慢をする生徒もいる。休暇中に誕生日を迎える生徒に関しては、学期最後の修業礼拝にリストが配布されるだけで、礼拝で前に呼ばれることはない。カードも各学級でホームルーム時に渡される。
  コンチ(名)コンチネンタル・ブレクファストの略。学期に1,2回ほど日曜の朝ごくたまに実施される、ホテルにあるようなコンチネンタル形式の朝食。ニューホールキッチン側に朝食のメニューが置かれ、生徒は好きなものだけ取って、好きなメンバーと好きな場所に座って食べる。日曜礼拝前までに食べ終われば良いが、来たかどうかは名簿でチェックされる。なお、コンチは自由席なため、学年の派閥・グループが浮き彫りになり、コンチで仲間はずれを実感する者も多い。
   
NEW

コンチけん【コンチ券】(名)教師と在校生が仕掛け人となって新入生を騙すネタの一つで、コンチネンタルブレックファースト形式の朝食(コンチ)を食べるために生徒ごとに1枚必要とされる架空(ウソ)の有料券。比較的最近発生したネタ。コンチの日が近くなると食事の席で在校生が「コンチ券買った〜?」などと仕掛け始める。周りの者はそれに話をあわせなくてはならない。コンチ券はスクールショップで購入でき、一枚5ポンドとされる。しかし、騙された新入生がいざスクールショップで購入しようと物品リストを見ても「コンチ券」などないため、コンチの日は朝食抜きだ!と焦り始める。仕掛け人はここでさらに「応急処置として担任の先生に一筆書いてもらい、それを提出すれば大丈夫。」ととぼける。しかし、担任に申し出ても最初からそんなものは存在しないので軽くあしらわれ、笑いの種にされるのがオチである。このイタズラは某教師と古株の楽しみである。また、低学年にいたっては1年以上在学してもコンチ券を信じている者もいたりする。

   
  コンチダッシュ(名)コンチの出る日曜の朝、起床直後急いでコンチを食べに行き、急いで食べ終わること。日曜は朝食後から日曜礼拝まで自由時間だが、コンチさえ食べ終わっていれば普段はないほどの自由時間が満喫できるため、コンチダッシュを行うものが多数。ただ単に誰よりも早くニューホールに行って1位になるという原始的な喜びのためにこれを行う者もいた。[参考]シャワーダッシュ
   
  コンチネンタル・ブレックファースト【英・continental breakfast】(名)→コンチ
   
さ行
   
語彙・解説
関連リンク
  サージェリー【英・surgery】(名)保健室。教員室入り口にあり、学校専属のナースが常駐している。多くの生徒が、「のど飴」を取りに行くだけのために寄る。
   
 
    ―あいこうか【−愛好家】(名)とくに理由もないのに、サージェリーに頻繁に出入りすることを好む生徒に対する呼称。
   
NEW サーバー【英・server】(名)日曜礼拝における礼拝当番の中で、礼拝の司会をする担当。司会と言っても、礼拝開始・終了時に「聖歌、第〜番」などと言うだけである。しかし、高3生のトーチベアラーと同じく、黒地のローブの上にカッポウ着にそっくりな白い羽織をつけなければならず、教師の一団と共に入堂しなければならない。そのため、大して難しい仕事ではないのにやりたがる生徒は少ない。礼拝当番がまわってきたクラスでは、前の週のホームルームに誰がサーバーをやるかで多少もめるが、結果的に勢力のない人物かギャグになる人物が選出されることが多い。
  サービング【英・serving】(名)テーブルマスターおよびテーブルマスターの向かって左側の2人ないしは3人に課される、食ベ物を皿に盛る義務。サービング担当者は公平で計画的な分配ができなかった場合テーブル中の顰蹙を買うことになるが、逆に特定の人物に対して嫌がらせとして多めに盛るという特権も発生する。また、スプーン2本を片手で操る「帝国ホテル方式」のサービング方法は、卒業後も外部で賞賛を浴びることが多い。
写真【サービング】(立教公式サイト) 
図解【ニューホールの食事の席】(本サイト内部リンク):本当番とサービング担当の位置など
  サティアン【梵・satyam】(名)ロッジに部屋を割り当てられた者が日中着替えなどのために使用する新館2階の部屋。見かけが無機的でみすぼらしいため、オウム真理教の収容施設の名がとられた。
   
  さらならべ【皿並べ】(名)翌日の朝食のために夕方ニューホールの各テーブルに食器などを並べる義務。半月程度ごとに担当クラスが替わる。昼食・夕食のテーブル準備はキッチン英人スタッフが行うが、朝食の小皿、コーンフレークス用のスープ皿、ティーカップ、ナイフ・フォーク類、サービングスプーン、調味料は生徒が皿並べで準備する。調子に乗って皿を回したり、誰が速く並べられるか競争して食器を割ってしまう生徒が必ずいた。男女共同作業なので異性と近寄る良い機会でもあったため、協調性をアピールしたり、皿を並べながら語ったりする者も見られた。
   
  さんじゅういちばんきょうしつ【31番教室】(名)旧校舎の旧チャペル(礼拝堂)を改造して作られた比較的広い教室。教室番号は31。期末考査の赤点取得による缶詰(特別課題)が行われることで知られる。缶詰キングになった畑○が最初に言った自虐ギャグ「君たち、31番教室で、僕と握手。」はあまりにも有名。[参考]缶詰
   
  さんじゅうにんべや【30人部屋】(名)男子寮新館の最上階3階に位置する校内最大の部屋で、30人を収容する。この部屋はもとはチャペルとして使われていた。
   
  サンタクロース【英・Santa Claus】(名)サイズの大きな黒ビニール袋(黒ビニ)に生徒から没収したものを詰め込んで、勝ち誇った顔でドミトリーから出てくる教師の呼称。[参考]黒ビニ
   
  さんびのうた【賛美の歌】(名)平日朝の礼拝で、チャプレンの説教が終わった後に唱えられる祈り。立教が長い者はチャプレンの説教中睡眠し、チャプレンの「賛美の歌!」と言う声で条件反射的に目が覚めて立ち上がることができる。
   
  ジーきょうしつ【G教室】(名)ガーデンハウスの左側に並ぶ壁がピンク塗りの小屋風の教室で、3室ある。Gはガーデンの略。教室が小さく最大収容人数が5,6人なので、EFLの少人数クラスやプラベなどに使われることが多い。 衛星写真【立教マップ】
  GCE【ジーシーイー】(名)General Certificate of Educationの略で、英国の学生が中等教育最終段階で受験する国家統一試験。多くの場合上級レベルであるAレベルを指し、英国の大学進学志望者は数科目を選択して受験する。日本のセンター試験などと異なって論述形式であり難易度は高い。立教では全員がGCEの日本語(Japanese)、高校の理系生徒は純数学(ピュアマス、pure mathematics)を受験させられるが、下記GCSEと同じく合格してもあまり役に立たない。以前は他科目の指導も行われていたようである。 参考【GCE(英)】(Wikipedia)
  GCSE【ジーシーエスイー】(名)General Certificate of Secondary Educationの略で、英国の学生が11年の義務教育課程終了時に任意で受験する国内統一試験。立教生は高校1・2年次に化学、物理あるいは生物、日本語の3科目を受験する義務がある。音楽や外国語などは任意で受験できる。試験結果は英国内での就職や進学の選考基準とはなるが、立教はほぼ全員が日本の大学へ進学を希望しているためあまり意味はない。日本の一般的な中学・高校と差異化をはかるため採りいれられたカリキュラム。[参考]理科棟ハムサンドイッチ
参考【GCSEサイエンスコース】(立教公式サイト)
参考【GCSE(英)】(Wikipedia)
  シーツッペ(名)シーペ
   
  シーツはがし【シーツ剥がし】(名)→シーペ
   
  シーペ(名)2週間に1度、生徒に課されるシーツ替えの義務。起床直後敷きシーツおよび枕カバーをはがして床に置き、掛けシーツを敷きシーツに替える。床に置かれた古い敷きシーツはクリババによって洗濯され、夕方には新しい掛けシーツと共にベッドメイクがなされる。シーツはがし、シーツっぺがし、シーツッペなどとも言うが、「シーペ」は最短形。
   
  ジェットシャワー【英・jet shower】(名)ロッジに寮を割り当てられた小学生・中学1年生がおもに使用する、新館1階の集団用シャワー。恥も尊厳もない。夜になると小学生がここにボディー&ヘアーシャンプーを一本持って現れる。
   
  しけたん【試け単】(名)青春出版社・森一郎著の『試験にでる英単語』。高3の各クラスでテストが毎晩開催され、上位入賞者は称えられた。一般には「でる単」として知られる有名参考書が、なぜか立教では「シケタン」と呼ばれる。
  じしゅうじかん【自習時間】(名)夕食から就寝時間までの間で、授業以外の時間帯。教室に残って自習することが義務付けられているためこう呼ばれる。ドミトリーでは「ドミ勉」として勉強は日中でも禁じられているため、自習は教室でクラス全員がそろって担任あるいは副担任の監督下のもとに行う。中学生以上は夕食後も7限・8限という授業コマがあり、中学生はほぼ毎日7限、高校生になると8限もある日が週に2,3日出てくる(この夜の授業に関しては、外部からはよく『塾みたいだ』と言われる)。この授業がない時は教室で宿題などの自習をしなければならず、音楽を聞いたりマンガを読んだり好きなことはできない(うまく内職すれば別)。もちろん、自習時間中に教室の外に出てはいけないが、そのあたりは徹底しているわけではない。問題を解きあったり教えあったりする場合は他の生徒の迷惑になるので廊下に出ても良く、教員室へ質問に行ったりしても良い。夜のシャワー時間は教室にいなくても教師はわざわざ探しに来ないし、ちょっと抜け出して散歩しても、現場で見つからなければ大丈夫である。  
NEW したうちたい【舌打ち隊】(名)その都度特定のターゲットに対して集団で舌打ちをすることを目的とした集団。由来は男子ドミトリー宿直の教師(の中でも比較的怖がられていない者)に対し、就寝後の見回りで部屋から出る際、生徒があちこちから「チッ」「チッ」「チッ」と舌打ちの砲火を浴びせる行為であった。群集心理と、暗闇の中の集団であるため個人が特定されにくいことを理由に、生徒側もここまでの反抗行為に及ぶことができる。また、教室での授業中、女子などが虫の好かない発言をしたり、教師にしつこく質問したりする際にも舌打ち隊が暗黙のうち、にわかに結成され、攻撃開始に及ぶことがある。  
  したのなかにわ【下の中庭】(名)94年の新校舎完成後にできたコンクリート張りの新しいスペースで標準の地面より低くなっており、新・新教室1階および図書室とレベルを同じくする。校舎完成まで単に「中庭」と呼ばれていた場所は「上の中庭」と呼ばれて区別される。下の中庭は朝の礼拝の並び順替え(週に1回)前や日曜礼拝前、フライデースポーツ前など全校生徒が集合する際に使われる。キャロリングもここでするようになった。
  シックルーム【英・sick room】(名)病気(とくに発熱をともなった風邪)にかかった者が隔離される寝室で、本館および新館にある。他の生徒への感染を防ぐため、病気がなおるまで授業には出られず、自分のドミトリーで就寝することも許されない。好きなだけマンガが読めたり、食事をお盆にのせて持ってきてもらえるので生徒はたいていシックルーム行きを喜ぶ。シックルームで食べるコーンフレークスは非常にまずい。シックルームには夜教師の見回りがあまり来ず同室者と語り明かすことができるため、シックルームで友情がめばえることは多い。風邪が大流行すると、空きのドミトリーが臨時大シックルームになることがある。
   
  しぬまでいきる【死ぬまで生きる】(慣・チャ)チャプレンの持ちネタのジョークのひとつ。無意味な同語反復(トートロジー)。「死ぬまでェー、生きてェー、見せます!」といった形で現れる。そりゃー誰だって死ぬまで生きるよ!
   
  シビー(感)@「渋い」の転訛で、礼拝後のチャペルで全校連絡をする生徒に対し集団ではやし立てるための文句。無声音で発音される。A@の拡張で、ひとりで歩いている者に対し集団がはやしたてるために言う文句。[参考]悲っ惨
   

NEW
じぶんをダンピングするな【自分をダンピングするな/英・Dumping】(諺・ウ)元校長が朝の礼拝終了前にする話の持ちネタのひとつ。自分で自分の能力に対して勝手に限界を設けるなという教え。もっともな考えではあるが、もとは経済・貿易用語である「ダンピング」という言葉の意味があまりよくわからない生徒が大半のため、在校当時はこの意味を理解していない生徒が多い。  
  ジミーボーイ【英・Jimmy Boy】(名)キッチンのあまりガラのよろしくない調理師のオジサン(リーゼントでタトゥー入り)に対する通称。男子なら誰にでも挨拶代わりに「Hey, Jimmy Boy, are you OK?」と言うことからつけられたが、彼自身逆に生徒から「ジミーボーイ」と呼ばれているとは夢にも思っていないであろう。
   
  しゃけ【鮭】(名)火曜日・土曜日の日本食でたまに出る焼き鮭。冷凍のものだが結構人気はある。多くの生徒がウロコがついていて不衛生という理由で皮を残すが、少数の愛好家がいた。そのため、愛好家が鮭の皮をテーブル中から集めて大量に食べ、消化不良で腹をこわすこともあった。
   
  ジャケポテ(名)ジャケットポテト(jacket potato)の略で、英語では普通baked potatoと言う。皮(ジャケット)つきのジャガイモをオーブンで焼いたもの。飽きやすい味で、しかも肉・魚が一緒に出されないためあまり評判はよくない。醤油、マーガリンなどで味付けをして工夫する者もいて、中には蜂蜜をつけて味のバラエティーを増やす者もいた。
   
  シャワー【英・shower】(名)立教の男女ドミトリー各階にある個人用立ち浴びシャワー。シャワーヘッドは固定式。シャワーブースは4つ〜6つほどが集まっていてひとつひとつにカーテンがついている。立教の男子は勢いの強い新館3階のシャワー以外ではふつうカーテンを閉めないため、お互いを隅々まで知り尽くしている。女子はもちろんカーテンを閉める。シャワーの数は生徒数の1/10程度(1997年当時)のみで、しかも出の悪いシャワーと良いシャワーの差が非常に激しい。そのため、シャワーダッシュによる争奪戦は毎日行われる。また同学年・他学年、知り合い・赤の他人関係なしに、裸で浴びている最中も生徒が入ってきて「次空いてる!?」と言われる。こうした過酷なシャワー競争の解決策として学校側が学年ごとに指定のシャワー時間を設けたがそれを破る生徒は当然続出。なお、シャワーブース上部にタオルをかけておくと「予約済み」の印というのは暗黙の了解。それを知らずに先輩の予約したシャワーを使ってトラブルになる新入生は後を絶たない。また、お湯のボイラーが女子寮である本館にあるため、男子寮の新館およびガーデンでは5時を過ぎる頃にシャワーが冷水になる。[参考]シャワー室のキノコ
   
  シャワーしつのキノコ【シャワー室のキノコ】(名)新館2階の一番奥のシャワーブースの壁の木材でできている部分に長い間生息していたキノコ。カビでもコケでもなく、キノコ。クリババに掃除されているはずが、かなり長い間あった。立教の生活環境の質を示す例としてしばしば言及される。
   
  シャワーダッシュ【英・shower Dash】(名)授業終了直後数に限りのあるシャワーを取るため我先にと教室−ドミトリー間を集団で疾走する行為。ほとんどの場合シャワー部の生徒による。[参考]シャワー部コンチダッシュ
   
  シャワーぶ【シャワー部】(名)授業終了後部活動に参加せずドミトリーシャワーを浴びる集団。全寮制の立教には部に無所属のいわゆる「帰宅部」は存在しないためについた名称。[参考]シャワーダッシュ
   
  しゅうえん【就延】(名)→就寝延長
   
  じゆうきかく【自由企画】(名)オープンデーで、各クラスが催すクラス企画に対し、学年を縦断したグループが催す比較的規模の大きい企画。企画長は必ず、に入っていないプーの高校2年生の生徒が務める。全校の各生徒は自由企画をひとつ選択しなければならない。したがって、オープンデーにおいて立教生はクラス企画・自由企画の少なくとも2つの企画に属することになる。毎年恒例の自由企画には、おばけ企画劇企画、チャリティー企画、からくり企画などがある。オープンデー準備期間中はふつう午前中、昼食後2・3時間、夕食後から就寝までがクラス企画、夕食前までの午後数時間が自由企画に当てられる。自由企画に参加しているべき時間にサボって自分のクラス企画の教室やドミトリーにいたりすると、見回りをしている展示本部の人から「お前たち自由企画に行け」と言われる(追い出し)。ちなみに、94年度までは、ほとんどの自由企画はクラス企画と同じような展示企画であったが、学年を縦断した生徒の統率の難しさや時間制限のため、クラス企画よりもクオリティーは著しく低かった。そのため、95年度からは伝統のおばけ企画のみが残り、その他の企画はクラス企画の展示と差異化されたものが発案された。  
  じゅうじぐん【十時軍】(名)授業中の居眠りに対する処罰で、中3または高校生が強制的に10時に就寝されられること、またはその人。
   
  しゅうしんえんちょう【就寝延長】(名)指定の就寝時間が延長されること。期末テスト期間、あるいはオープンデー直前に企画の完成が間に合わない場合に教師の許可を前提に実施される。ごくたまに謹慎中の生徒が、面接が長引いたため就寝延長がなされることもある。就寝延長の時間は基本的に1時間。しかし96年度のオープンデー前日は、高2のクラスで午前3時までの就寝延長の許可が出た。なお、高3は普段から就寝時間が12時なので、就寝延長はない。
   
  しゅうしんじかん【就寝時間】(名)生徒がドミトリーのベッドに入って消灯する時間。原則的に小学生が9時半、中1・中2が10時、中3・高1・高2が11時、高3が12時。全校にカゼが流行ったりすると就寝時間が早められるが、「そんなことをするなら冷水の出るあのシャワーを何とかしろ」という文句が生徒から必ず出る。[参考]十時軍就寝延長
   
  しゅくちょく【宿直】(名)夜を通してドミトリーの番をする教師。男子寮は男性教諭、女子寮は女性教諭が担当する。なめられている教師は新館本館の宿直にはならない。夜ドミトリーでしゃべっているときに宿直が懐中電灯を持って入ってくると皆寝たふりをする。そのときの宿直のお決まりのフレーズは「何時だと思ってんだ」。宿直は宿直室で寝る。
   
  しゅくちょくしつ【宿直室】(名)各ドミトリーに割り振られた当日の宿直の教師が寝る部屋。机と椅子もついていて仕事もできるようになっている。新学期に宿直室に近い部屋に割り振られた生徒は、夜話したり騒いだりできないので嫌がる。
   
 
    −コンコンダッシュ【−コンコンダッシュ】(名・20期)ロッジで中学生によって行われた、宿直室のドアをノックして逃げるといういたずら。
   
  しゅじつれいはい【主日礼拝】(名)→日曜礼拝
   
  じょうきょうせつめいぶん【状況説明文】(名)問題が起こった当時の状況を説明する文。問題を起こした、あるいは問題に関わった疑いの強い生徒が、教員室等教師の監視下で原稿用紙に書かされる。生徒間で内容に矛盾があると教師に激しく追求されるため、しばしば生徒による隠蔽事実がこれによって発覚する。明らかに問題と無関係の生徒が連帯責任で書かされる場合も少なくない。[参考]反省文
   
  しょうえい【頌栄】(名)平日朝の礼拝終了時に必ず歌われる短い聖歌。3曲あり、それが日ごとにローテーションで歌われるので3日に1回同じ歌を歌うことになる。 [参考]聖歌
   
  しょうきゃくろ【焼却炉】(名)ガーデンハウスからキャンパスを隔てて反対側にあるゴミの焼却炉。各クラスの日直は、掃除後クラスの燃えるゴミをここに持ってきて入れなければならない。日直は男女で組になることが多いので、お互いを意識しあう男女にとって、夕方遠くまで一緒に歩くゴミ捨ては願ってもないチャンスである。ゴミが焼却されている時間帯はニオイがくさい。昔はたまに見せしめとして、この焼却炉に生徒から没収したラジカセや靴などを入れる教師もいた。また、期末になると、整髪料のムースの缶が大量に投入されるため、爆発現象が絶えなかった。ときには 火の塊が飛んだりもしていた。 衛星写真【立教マップ】
  じょうせつ【状説】(名)→状況説明文
   
  しょうめいがかり【照明係】(名)数名の高1・高2の男女で構成される、オープンデーやコンサートでの照明を担当する。伝統的に代々バスケットボール部閥が多い。[参考]オープンデー
   
  しょうゆ【醤油】(名)空いたソースの小瓶に入れてある醤油。日本の醤油と味が少し違うが、立教生には全メニュー用の調味料として使われる。立教にはドレッシングがないので、サラダに醤油をかけるのは生徒の90%以上。また、ラザニアやラビオリやホワイトソース系のメニューに醤油をかけるのは生徒のおそらく80%以上。醤油をほぼ全メニューにかける生徒も多い。ジャケポテはもちろん皆マーガリンと醤油で味付けをする。サージェリーの担当者が緻密に計画した健康的な食事は、醤油の塩分のせいでパーになる。
   
  じょおうへいかのまえでもはずかしくないテーブルマナー【女王陛下の前でも恥ずかしくないテーブルマナー】(名)教師上層部がしばしば言及する、立教の食事におけるテーブルマナーの目標基準。日本の総理大臣でも天皇陛下でもなく、「女王陛下」と言うところがまた、英国を手本とする立教らしい。「エリザベス女王」という言い方はしない。立教ではナイフ・フォークの上手な使い方はもちろんのこと、飲み物は右側に置くこと、皿はできるだけきれいにすること、スープを静かに飲むこと、隣の人にお茶や水を入れてあげることなど、卒業後も役に立つようなそれなりの西欧式の良いテーブルマナーが身につく。しかし、女王の前で食事をする機会のあった教員・生徒は今のところ皆無。[参考]ゆで卵オレンジ
参考【エリザベス女王(英)】(英国王室公式サイト)
  しょくじのせき【食事の席】(名)食事のテーブルでの指定席。(1)両隣は必ず他学年(2)男子は最大3人まで横に並ぶことがあるが女子は2人まで(3)新入生・小学生の両隣は模範生などの規則に従って教師が決める。食事の席は日ごとに右方向にひとつずつ席がずれて行く(すれ違う)ため、両隣は常に同じだが、目の前に座る生徒は毎日変わる。2週間から1ヶ月ごとに席替えが行われる。食事の席のシステムの詳細は図解【ニューホールの食事の席】を参照。
  ショッピング【英・shopping】(名)ホーシャム(Horsham)、ギルフォード(Guildford)、クローリー(Crawley)など近場の街に、土曜日午後に生徒が班を組んで買い物に出るイベント。教師や生徒会の気まぐれで行われるため、1年に1回あるかないかで不定期である。しかも、買って良いものは「菓子類」のみに限定されており、学校に帰ると他のものを買っていないかカバンを教師にチェックされる。また、小遣いも10ポンド(約2000円)程度。もともとアウティング以外に校外に出て現地社会に触れる機会が全くないという生徒の不満から生徒会と学校側が相談の上設けたイベントだが、規制が多いためこのイベントを楽しみにする生徒はおそらくあまりいない。
   
  ジョンくん【ジョン君】(名)朝の礼拝チャプレンの説教の中によく出てくる架空の人物の名前。「ジョニー君」という変種もあるが、なぜか日本人ではない。説教の内容はたとえ話であることが多く、壇上に上がるなり「エェ〜ジョン君はァ…」「ある日、ジョン君はァ…」などと突然話を始める。各々の話に登場する「ジョン君」は世の中のことに疑問を持っていたり、悪いことをしてしまったりした、キリストを必要とする悩める少年として語られることが多いが、同一人物ではない。チャプレンの説教はこの他にも「オジイチャン、あれなぁに?」など唐突な始まり方をすることで知られる。
   
  しろビニ【白ビニ】(名)白ビニール袋の略。休暇(ハーフターム・夏休み・冬休み・春休み)の際、学校に置いていくものを入れる袋。休み中使わない立教ジャージや教科書などを入れ、表面にクラスと名前を書いて倉庫にしまう。[参考]黒ビニ
   
  しろポロ【白Polo】(名)ポロの白い方。Nestlé社製造のミント味のキャンディーで、スクールショップで買える一番安い菓子。「ポロ」とだけ言ったら大体はこちらを指す。[参考]色ポロ ●参考【Polo(英)】(Nestle UK)
  しんかん【新館】(名)本館の隣に位置する最大の男子寮。本館のように既存の屋敷を改造して作られたのではなく、はじめから寮として建てられたため審美性に乏しく殺伐としている。3階建てで、3階には昔チャペルとして使われていた30人部屋がある。
写真【新館】(立教公式サイトより)
衛星写真【立教マップ】    
 
    ―オールド【―英・old】(名)新館1階にある古いほうのシャワー。トイレ・洗面所もある。新館1階入ってすぐ左側の角の、向かって左側にある。シャワーブースは4つで、脱衣所は木材でできている。シャワーヘッドが金属製でお湯の出がよく、生徒に一番人気のシャワーである。そのためシャワーダッシュで一番最初に取られるのは新館オールドである。
   
NEW
    ―くつおきば【―靴置き場】(名)新館裏(新館の左側)から階段を少し降りたところにある、サッカースパイクなど泥のついた靴を入れるためのスペース。靴箱が多数置いてあり、サッカー部員などスパイクシューズを所有している者はここに入れる。泥のついた靴は、ここに入れないでドミトリーの床などに置いておくと、間違いなく没収される。
   
 
    ―ニュー【―英・new】(名)新館1階にある新しくできたほうのシャワー。トイレ・洗面所もある。新館1階入ってすぐ左側の角の、向かって右側にある。シャワーブースは5つで、脱衣所はタイル張り。右手前の1つを除いてシャワーヘッドがすべて白いプラスチック製でお湯の出る穴が小さいため、お湯の勢いが弱い。そのため、新館オールドより生徒の人気がない。 なお、新館2階の全く同じドアの位置(つまり新館ニューの真上)は普通のドミトリーである。そのため、ドミ替え新館1階から2階に引越した生徒が、夜中や朝に寝ぼけて、新館ニューのトイレだと思ってそのドミトリーに入ってしまうことが多くある。
   
  しん・しんきょうしつ【新・新教室】1994年に完成した新教室校舎。下の中庭と同じレベルの1階、地上階の2階とその上の3階があり、教室総数は18。この新・新教室と教員室の完成で、プレハブ校舎の必要がなくなった。それ以前からあったニューホール隣接の旧・新教室と区別される。
  しんせいけずり【申請削り】(名)オープンデーの各企画が申請した材料・道具などの物品を会計本部が審査し減らせたり注文項目から削除すること。オープンデー準備期間開始直後に各企画の代表者(クラス企画オープンデー実行委員など)は申請削りをなるべくされないため、会計本部と交渉しなければならない。また、会計本部員のいるクラスが優先的に物品を確保でき申請削りをあまりされないという腐敗も毎年のようにある。
   
  しんテニスコート【新テニスコート】(名)テニスコートに同じ。まだ旧テニスコートがあった時代、旧テニスコートと区別するためこう呼ばれた。「新テニ」とも呼ばれた。 衛星写真【立教マップ】
NEW しんにゅうせい【新入生】(名)立教に既に在籍していた生徒の、新しく入学してきた生徒に対する呼称。「転校生」と意味・用法が似ているが、小5・中1・高1の始めに入学した生徒も「新入生」と呼ばれる。新入生に話しかけ、最初に仲良くなる人物は大抵決まっている。また、新入生は名前を知られていない古株に「新入生君」などと呼ばれると腹が立つ。
   
  しんぶん【新聞】(名)立教内で読める各紙。教員室の入り口に入ってすぐ左側のコーヒーテーブルに朝日、読売、毎日の衛星新聞が数日遅れで置かれる。産経、日経、東京はない。他にも英語の新聞やNewsweek、Aeraも置いてある。ここに新聞を読みに来る面子は少人数で、だいたい決まっている。新聞を読みに来る生徒はほとんどいない。たまに小論文の授業で何かを読む宿題を課された生徒や、気まぐれの格好付けで読む生徒もいる。また、スポーツ記事目当てで最新の新聞を独占している生徒は、社会情勢を知るために新聞を読みたがっている生徒の顰蹙を買い、その逆もまた同様である。
 
  スープリーム【英・Supreme】(商標)立教のトイレのハンドドライヤー。[参考]SOLO
   
  スクールショップ【英・school shop】(名) 生徒だけで構成されるスクールショップ委員会が運営・管理する購買部で、毎週土曜日午後に教員室棟3階の倉庫で開かれる。94年以前はプレハブ教室で開かれた。文房具や洗面具などの生活必需品の他、現地の菓子も購入できる。たまに、販売物に生徒の希望が反映されることがある。プリングルスなどはその例。なお、「電池」は何度も販売が生徒側から要請されたが、ウォークマンを毛嫌いする年配教師陣の圧力で「学校生活に関係ないため不可」とされた。スクールショップで買い物をした分の金額は、その次の週に生徒がチェックを切って支払う。[参考]菓子
   
スクランブルエッグ【英・scrambled eggs】(名)朝食コーンフレークスの後に出るサイドメニューの一つ。いり卵。しかし、実際に卵を割ってかきまぜて焼いたものではなく、粉末にお湯を加えて作ったインスタント。そのため、しばしば水っぽくてとても卵とは呼びがたい薄黄色のゲル状物体となって出される。調味料は、使う生徒が多い順に醤油、塩コショウ。  
  ステージ【英・stage】ニューホール内部の東側にある舞台。日本の学校の体育館にあるようなものに近く、ひととおりの音響・証明装置や緞帳などの道具もそろっている。
   
  ステーブル【英・stable】(名)馬小屋(stable)を改造して作られた教室で2軒あり、サウスステーブルとノースステーブルがある。現在はサウスステーブルは音楽室となっており、ノースステーブルはS教室と呼ばれている。ステーブル裏は見晴らしが良く、野生のウサギもいる。
  スパニッシュライス【英・Spanish rice】(名)夕食に出るスペイン料理(?)のひとつで、トマトをベースにしたソース、鶏肉、野菜を米とからめて作る。パエーリャにしては米がベタベタしていて鶏肉の骨もよく入っているが、生徒の評判は悪くない。
   
  スピーカー【英・speaker】(名)おもにヘッドフォンステレオに接続可能の、携帯型ステレオスピーカーのこと。所有者にはドミトリーや教室など公共の場所で好みの音楽を優先的にかける権利が発生する。特にオープンデー準備期間中、教室で手作業をするクラスメートたちに音楽的価値観の強要ができる。
   
  すめし【酢飯】(名)寿司のように酢であえた白米に野菜やハム、チーズ(!)などが入ったメニュー。ビネガーライス(vinegar rice)とも呼ばれる。生徒の間で好き派・嫌い派にはっきり分かれた。
   
  すれちが・う【すれ違う】(自動・五段)毎日ひとつずつずれて行く食事の席で、誰かと目の前、あるいは斜め向いの席になること。食事の対面する列は逆方向にずれて行くために「すれ違う」という表現が使われる。食事の席で誰とすれ違うかは立教生の少ない楽しみのひとつで、憧れの先輩や思いを寄せる同学年とすれ違うときは緊張感とわくわく感が交差する。また、怖い先輩や気まずい間柄の生徒とすれ違うときは食事に行くのが憂鬱になる。[参考]食事の席
図解【ニューホールの食事の席】(本サイト内部リンク):食事の席のずれ方など
  せいか【聖歌】(名)礼拝の始めと終わりに歌われるキリスト教の賛美歌。通常学校指定の聖歌集に含まれるものをさす。教師は「朝聖歌を大きい声で歌うと一日中気持ちよくすごせる」という極めて非宗教的な正当化のもとに聖歌斉唱を奨励した。
外部リンク礼拝でよく歌われる聖歌の歌詞とMIDI (曲が聴けます。音が出るので注意!
    412番「立てよいざ立て」…日曜礼拝の入場時によく歌われた。歌詞はかなりキリスト教原理主義。
300番「みよや十字の旗高し」…同じく日曜礼拝入場時よく歌われた。これも実は歌詞が過激。
301番「前に前にひたすらに」(MIDIのみ)…日曜礼拝入場時。
410番「静けき祈りの時」…元校長のお気に入りの歌。
362番「あめなるよろこび」…3ちゃん(20期)のお気に入り。いつもこの聖歌だと声が一層でかかった。
497番「神ともにいまして」…またおーう日までー。帰国する生徒のために歌われた。
303番「栄えに満ちたる神の都は」…聖歌だがドイツの国歌でもある。
333番「喜べや讃えよや」(MIDIのみ)…表彰式の曲と同じ。
518番「聞けや愛の言葉を」…20期生聖歌指導のお気に入りだった。勇ましい。
486番「いつくしみ深き」…宗派をまたがって有名な賛美歌。
418番「泉とあふるる命の命よ」…献金をするときの聖歌。
448番
「父御子御霊の」(MIDIのみ)…頌栄

449番「雨にも土にも」(MIDIのみ)…頌栄
450番「みつかいも人も」(MIDIのみ)…頌栄
参考【古今聖歌集全曲MIDI収録サイト】(他のマイナーな曲はこちらを参照)
  せいかしどう【聖歌指導】(名)日曜礼拝終了後引き続きチャペルで聖歌指導メンバーのもとに、次週歌われる聖歌のうち2,3曲を練習すること。日曜礼拝終了後に聖歌指導のメンバーが出てくると、早くドミトリーに帰りたい生徒からはため息がもれる。A高3のソプラノの女子、アルトの女子、テナーの男子、バスの男子の4人で構成される、日曜礼拝終了後の聖歌指導を担当するメンバー。おもに音楽活動に積極的な生徒やギター部出身者などが指名される。キャロリング準備期間では全校生徒にパート別の指導をする。その日に帰国する生徒に全校で歌を贈る際にも出てくる。
   
  せいかしゅう【聖歌集】(名)日本聖公会発行の『古今聖歌集』。礼拝前にチャペル入り口で配られる、聖歌が数百曲載った本。着席直前に隣の生徒の椅子中央に聖歌集を立てて置いておくという伝統的ないたずらもある。
  せいとかい【生徒会】(名)朝のラジオ体操を全校の前ですること、食事前のお祈りオープンデー本部としてのオープンデー統率がおもな業務内容の、いささか形骸化した生徒の代表グループ。毎年3学期の生徒会選挙で、高等部から会長1名、副会長2名、中学部から副会長1名、小学部から副会長1名が立候補者の中から生徒会演説を経て全校生徒の投票で選ばれる。名誉にはなるし両親は喜ぶが、実質の権力はない(むしろラジオ体操や食事に遅れられないなど余計な義務があって肩身がせまい)ため、生徒会選挙では時期生徒会役員候補者への辛辣な質問で怒りを発散させる。
   
 
    −せんきょ【−選挙】(名)毎年3学期に行われる新生徒会役員の選挙。立候補者は大体が模範生か名誉欲の高い生徒。立候補者は2人の応援演説者(多くの場合先輩)を選び、選挙当日が近くなると夕食前のニューホールなどで「清き一票を!」などと運動を始める。選挙当日はニューホールにて各候補者および応援演説者の演説が行われるが、言われる内容はだいたい同じである。最も多いのが「オピニオンボックスをもっと使う」「ブレイクに新しいメニューを加える」など。演説後は現生徒会役員から候補者に質問が浴びせられるが、その内容はしばしば辛辣。
写真【生徒会演説】(立教公式サイト)   
  せきがえ【席替え】(名)新しい食事の指定席順が2週間〜1ヶ月ごとにニューホール掲示板にて発表されること。変化の少ない立教生活では超重大イベント。休み時間中ニューホール隣の中庭から教室校舎の窓に向かって「席替えだ!」と叫ぶ者があれば皆が一目散に掲示板に駆けつける。そんなことでは興奮しないよと冷静を装う捻くれ者もいる。隣が楽しい人や好きな人であったり、思いを寄せる人や仲の良い友達とすれ違う直前だとショックだが、全く話の合わない後輩や怖い先輩の隣から開放される場合は嬉しい。いずれにしてもこの大興奮イベントには全校が一喜一憂する。[参考]食事の席すれ違う
図解【ニューホールの食事の席】(本サイト内部リンク):食事の席のシステムなど
  ぜんこうしゃしん【全校写真】(名)全校生徒およびEFL教師、チャプレンを含む全教師が写った巨大な写真で、年1回撮影される。以前はキャンパス、現在はラジオ体操場にて業者が組んだ矢倉の上に全員が立って、専門の英人カメラマンによって撮影された。「前の列の人の頭と頭の間に立て」と拡声器で言われる。背の低い小学生などは最前列より前にあぐらを書いて地べたに座らされる。教師は皆黒いローブを着るが、チャプレンだけは紅白のド派手な司教の衣装を着てしかも中央最前列に立つ。なお、数人の生徒が目立とうとして腕を組んだりカメラにガンをつけたりしたため、すべてやり直しになったケースもある。該当生徒は当然反省文。全校写真は生徒全員がフレームつき・フレームなしのオプションで購入できるが、なにしろ巨大でスーツケースには入らないため、帰宅時は手に持って帰ることになる。その結果、空港の税関で「この大きな板は何だね」とか「君はこの写真のどこにいるのかな」などと言われてセキュリティーチェックが滞る。
写真【全校写真】(立教公式サイト)  
  ぜんこうせいそう【全校清掃】(名)毎週日曜日の午前中、日曜礼拝終了後に行われる、生徒による敷地の清掃。日曜礼拝チャペルでのアナウンスで、美化委員会の長が「本日〜時より全校清掃を行いますので下の中庭に集まってください」ということを言う。その後全校生徒が下の中庭に集まると、美化委員会が「高1・1組、男子・キャンパス、女子・教室!」などとそれぞれのクラスの担当箇所(毎週変わる)を読み上げる。全校生徒は各自ホウキを持ち掃除にかかるが、「きれいになった」という教師の承認を得なければ終了できない。清掃終了後は、ホウキをステーブルの置き場まで持っていかねばならないが、美化委員会の怖い先輩がきれいにホウキを並べないと怒るので緊張して並べたりする。  
  センター(名)英語センター試験。前年度の大学入試センター試験の「英語」を高3だけでなく全校生徒が受けて点数を競う年1回の行事。英語圏現地校・アメリカンスクール出身者の多い立教では低学年でも毎年のように満点取得者が出る。
参考【過去問と解答】(大学入試センター)
  せんたくばんごう【洗濯番号】(名)洗濯物をクリババが識別する目的で生徒一人一人につけられた3桁ないしは4桁の番号。囚人番号ではない。生徒は自分のローマ字の名前と洗濯番号を刺繍したタグをすべての衣服に装着しなければならない。
   
  せんたくび【洗濯日】(名)週1回、クリババが生徒の衣服を洗濯する日。ドミトリーの部屋ごとに違う日が割り当てられる。洗濯日の前日夜は、ドミトリーに置かれたプラスチック製の洗濯かごの中に、洗濯袋から使用した衣服を出して下着・色物・シャツなど種類別にして入れる。しかし、14期生の洗濯物が誤って某先輩の真っ赤なビキニパンツと共に洗われ、すべて「ピンク色」になったということもあった。「アイツの下着とは一緒に洗って欲しくない」などとも言っていられない。
   
  せんたくぶくろ【洗濯袋】(名)1週間に1回の洗濯日に出す洗濯物を入れておく布の袋。ベッドの足にしばりつける。たいていの場合母親に作ってもらう。
   
  ぜんやさい【前夜祭】(名)オープンデー(文化祭)の前夜にニューホールで行われる企画紹介・開催式を兼ねたイベント。オープンデー当日の各企画の準備ができている場合のみ開催される。企画紹介では各企画のメンバーがステージで宣伝として3分ほどのパフォーマンスをする。見事に笑いをとる者から見事に外す者、下品すぎて教師の怒りを買う者などが出る。[参考]オープンデー後夜祭
   
  そえテー【添テー】(名)「添○テーブル」の略。かつてニューホール窓側にサイドテーブルがあった時代、社会科の添○教諭が指定席でないにもかかわらずほぼ常にテーブルマスター席に座っていたテーブル。新年度開始時には、新任がこの暗黙の了解を知らずにテーブルマスター席に座ることがたまにあった。[参考]ウーテーチャプテー
図解【ニューホールの食事の席】(本サイト内部リンク):添テーの位置など
  ソース【英・sauce】(名)英国の元祖ウスターソースLea & Perrinsの小瓶。必ずテーブルに置かれるが使う者はほとんどいない。空き瓶はラベルをはがして醤油・酢を入れる瓶として使われる。
   
  ソーセージ【英・sausage】(名)朝食コーンフレークスの後に出るサイドメニューのひとつ。一人ひとつ大きな皿の真ん中にひとつ置いて出される。生徒のほぼ100%が、マスタードと醤油をつけて食べる。95年ごろまでは人気があるメニューだったが、その後スパイスや炭水化物がやたらと多く入った不味いソーセージが頻繁に出されるようになり、人気が落ちた。半分に切り、トーストにはさんで食べる者もいた。
   
そつぎょうれいはい【卒業礼拝】(名)2学期終了時12月に行われる、礼拝の形式をとった卒業式典。立教は日本人学校でありながら、講堂・舞台というセッティングの伝統的な卒業式は行わない。その代わりに、チャペルで礼拝として卒業式典が行われる。つまり、卒業生一人一人の名前が呼ばれて証書の授与は行われるが、チャプレンによる祈祷や校歌聖歌斉唱(国家斉唱はない)も式次第に含まれる。また、ポラード賞、メンデルスゾーン賞、アンバサダー賞などの授与も行われる。式が3月でなく12月に行われるのは、高校3年生が1・2・3月には日本に滞在して大学受験をしなければならないからである。したがって、立教では卒業・別れの季節は、気温が零下に達する南イングランドのクリスマス前の冬である(後輩に別れを告げる『礼拝式文にサイン』の儀式はこの時期行われる)。卒業礼拝は卒業生の家族などの賓客も出席のもとに行われるが、朝10時ごろから午後1時近くまでと大変長い。そのため、朝コーンフレークスと小さいサイドメニューしか食べていない生徒は式典中空腹に苦しみ、毎年沈黙の中「グゥ〜」と腹時計を鳴らす生徒が一人は出る。卒業礼拝後はニューホールにてランチョン形式で昼食が出されが賓客優先のため、賓客が昼食を終えるまで生徒は退堂できない。そのため生徒はさらに空腹に苦しむ。
   
  ソロ【SOLO】(社名)立教のトイレのハンドドライヤーのメーカー。[参考]Supreme
   
た行
   
語彙・解説
関連リンク
  たいいくかん【体育館】(名)94年度に竣工したバスケットコート2面、バレーコート1面の新体育館。床はプラスチックで滑りにくく、天井も高く、照明など設備の質はかなり高い。倉庫にも新品のボールやネット、マットなどがある。体育館はドミトリーから少し離れたところにあるので、早く着替えて急がないと体育の授業に遅れてしまう。体育館はオープンデー準備期間中にはビニールシートが敷かれ、、看板や展示物に塗料を塗ったりするスペースとしても使われる。 写真【体育館(外観)】(立教公式サイト)
写真【体育館(内部)】(立教公式サイト)
衛星写真【立教マップ】
■写真【オープンデー準備期間】1 2 3 (立教公式サイト)
 
    ―ばき【―履き】(名)体育館の床を傷つけたり汚したりしないために着用が義務付けられた運動靴。学校が準備する白い靴もあるが、底が平らなものであれば自分で用意しても構わない。体育館の入り口の靴箱で履き替える。体育の授業に体育館履きを忘れると、取りに行かされるか靴下で体育に出ることになる。導入された最初の年は、紛らわしい白い靴と区別するために体育教師がかかとの部分に黒マジックで印をつけた。
 
  タイプ【英・type】(名)高1生のみに週1回課される、放課後〜夕食の時間のタイプライティングの授業。指導教師は英人のミセス・ヴォ○ー。修了時にタイピングの資格を取ることができる。放課後がつぶされる上授業時間が長いため、この授業を嫌う生徒は多い。また、ひまつぶしにヴォ○ーの若干耳障りな甲高い声を「Left margin!」などとマネしてからかい、処罰された者もいる。情報化社会となった今、あの時真面目にタイプの授業を受けていればよかったと思う者は多い。
  タオルキープ【英・Towel Keep】(名)生徒数よりも少なく数に限りのある校内共用のタオルをシャワー時間に使えるようにするため、1枚あるいは複数枚個人のロッカー等に入れてキープする行為。公正なタオル獲得競争が妨げられるため、処罰の対象となる。
   
  ださい【駄才?】(名)「好ましくないもの・行為」を示す元校長の造語だが、造語として自覚していない可能性が高い。つまり、生徒たちがしばしば使用していた「洗練されていないさま」を表す若者言葉の形容詞「ダサい」を誤学習し、「好ましくないもの・行為」を表す名詞として勝手に解釈して、勝手に使っていたという分析が最有力説。 発音は「ダサい」のように「サ」にアクセントはなく、「野菜」「下剤」などと同じアクセントで発音されることに注意。元校長は朝の礼拝後の説教で色々と好ましくない、自分の美学にそわない行為の例を挙げ、「そういうことが、ダサイであるというわけだ。」「つまり、その点がダサイだと思うんだな。」などと発言。生徒、および教師は文脈から校長の「ダサイ」の意味を判断せねばならず、おとなしく聞いて納得しているふりをした。  
  たてわり【縦割り】(名)ドミトリーの部屋割りが学年を縦断していること。就寝時間の異なる学年同士が同じ部屋になるので、就寝時間の遅い高学年生徒は懐中電灯を用いて就寝準備をした。先輩や後輩がいるため好きなように話ができず、就寝後も自分のいびきが先輩達に迷惑をかけないかなどと緊張する。[参考]横割り
   
  だんじょこうさい【男女交際】(名)@誰もいないところ(教室裏の階段・チャペル前・森など)で思いを確かめ合った男女が2人きりで会うこと。いまどき珍しく立教では処罰の対象となり、謹慎反省文も免れない。校内の誰かの親密な交際が発覚すると、朝の礼拝で校長が「外部からこの学校を見に来た人が、階段の暗がりで2人きりで話す男女生徒を見て、『この学校はいい学校だな』と思うかァ!!」という意味のことを怒鳴る。しかし当然共学・思春期という2条件が重なっている立教生には恋に落ちる者が出てくる。しかも、「ロミオとジュリエット効果」でますます燃え上がる。いつも結局学校側には「誰もいないところで会うのは極力避けろ」と言われる。A処罰の対象となる@を避けるため、次の形をとった交際。(i)就寝前ドミトリーまで歩く際、他生徒が集団で帰る中2人きりで話しながら帰る。手などはつながず、微妙な距離をあけて歩く。大部分の交際はこれのみ。(ii)見張りを立てて(多くの場合菓子で雇う)、誰もいない教室やチャペルなどで2人きりで話す。
   
  チェック【英・cheque】(名)生徒が一人一人持たされた小切手。校内における現金所持は禁止されているため、たとえ10ペンスでも使用した場合はチェックを切った。これで英語の数字のつづりを学んだ者は多い。
   
  ちかしつ【地下室】(名)ニューホールステージの下にあるギター部室。ドラムセットやアンプが置いてあり、ギター部員が予約して使用する。ギター部員にとっては青春の舞台。オープンデー前にはメイク係室として、おもに劇企画出演者のメイクアップなどに使用される。
   
  チップス【英・chips】(名)@フライドポテト(フレンチフライ)を意味するイギリス英語。A→クリスプス
   
  チャプげ【チャプ毛】(名)ほおひげのこと。○藤チャプレンがモミアゲとつながった立派なほおひげを生やしていたことから。
   
  ちゃぷすい【チャプ推】(名)宗教行事に積極的に関わった生徒(多くの場合オーガニスト)がチャプレンの後押しで立教大学に推薦入学(立教推薦)すること。
   
  チャプテー(名)「チャプレンテーブル」の略。ニューホール北東の端の、チャプレンが指定席としてテーブルマスター席に座るテーブル。このテーブルには外部からの訪問客が座ることが多く、学校イメージを良くするため模範生が席を割り当てられることが多い。また、模範生と見られてチャプテーに配置されても、チャプレンの悪口をチャプテーでチャプレンに向かって言うと、二度とチャプテーに行けなくなる(実証済み)。[参考]ウーテー添テー
図解【ニューホールの食事の席】(本サイト内部リンク):チャプテーの位置など
  チャプレン【英・chaplain】(名)学校専属の司教。立教は英国国教会(聖公会)に属するため、シンボルとしては頂点の人物(ただし権力はなし)。朝の礼拝をとりしきり、各行事で祈祷をささげ、聖書の授業を教える仕事をする。20期生がチャプレンと言うときは、98年度で定年退職した○藤チャプレンを指す。かなりのご高齢で周りの状況を把握しているのか?というような動き・表情と独特の声とチャプ毛が特徴で耳が遠く、当然ながら生徒からは常にマネされたり笑いの種にされたりしていた。ジャンプのところで足が地面から離れていないもののラジオ体操にもたまに参加しており、元気ではあった。また、毎朝の礼拝終了時は、チャペルの出口にチャプレンが立って、退堂する生徒の側を向いている。生徒はチャプレンの前を通るときお辞儀をしなければならない。チャプレンは「毎日ィ〜みんなのォ〜元気なァ〜顔をォ〜」といった理由を挙げるが、このときに「あまり頭を下げない」「立ち止まるだけ」「大げさにお辞儀して受けをねらう」「完全無視」といった方法で小さな反抗を試みる思春期の立教生は多い。
   
  チャペル【英・chapel】(名)朝の礼拝やオリエンテーションに使用される礼拝堂。歴史的には、本館新館3階→旧新教室棟の現31番教室新新教室棟最上階(4階)の現チャペルと移動したため、できた当時は「新チャペル」と呼ばれていた。現チャペルの十字架は体育教師が自作したらしい(何てありがたみのない…)。
写真【チャペル】(立教公式サイト)
  ちょうしょく【朝食】(名)起床、ラジオ体操の後に出される朝の食事。毎日(文字どおり毎日)コーンフレークスウィータビックスが出て、その後はサイドメニューとしてソーセージベーコンゆで卵スクランブルエッグフィッシュフィンガー(毎週土曜日)、パンケーキのどれかと紅茶(パンケーキのときはコーヒー)が出る。朝食開始のお祈りがすむと、まずテーブルマスターが、コーンフレークスの入ったプラスチック製の箱からコーンフレークスを好きな量だけ自分のスープ皿に入れ、そして隣にまわして行く。ウィータビックスも同じようにまわされるが、とらなくても良い。次に砂糖、ミルクの順にまわされ、一番通路側(内側)の席の生徒が最後に自分の分を取る。コーンフレークスを食べ終わった最初の当番は「コーンフレークスとウィータビックスまわして下さい」と言い、席を立ってまわってきたコーンフレークスの箱とウィータビックスをステージ前の収納スペースに戻す。そしてキッチンからサイドメニューや調味料、紅茶を取って来る。その後はサイドメニューと紅茶が配られる。また、朝食開始のお祈りが済んだ瞬間トースト当番がテーブル全員(20人)に向かって「トースト食べる人」と聞いて人数を数える。[参考]皿並べ 図解【ニューホールの食事の席】(本サイト内部リンク):トースト当番やキッチンの位置など
  チンけん【チン検】(名)新入生に義務付けられた健康診断の一部で、男子生徒が陰嚢を英国人医師に触診あるいは視診されること。英国ではこの検査が義務付けられており、目的は睾丸が2つあることを確認することらしい(しかし通称は『キン検』でなく『チン検』である)。多くの場合新入生は在校生のチン検に関する警告をウソと思って笑い飛ばすが、本当に行われるため入学早々度肝を抜かれる。医師が女性の場合もある。ちなみに女子に同種の検査はない。
   
  ついせき【『追跡』】(名)1994年に終了した、日本テレビ系の青島幸男と高見知佳による情報番組。1988年に『人気殺到!立教英国学院』というタイトルで立教のことが放送された。VTRが終わったあとの青島幸男のコメントは、「なんだかのびのびとしてていいですなあ〜」。「今日の数字」は、日本と立教の教師一人あたり生徒数との比較だった。テレビで立教の特集が組まれたのは、これが最初で最後と思われる。
参考【追跡(テレビ番組)】(ウィキペディア)
  つくえみがき【机磨き】(名)全校生徒で机を紙ヤスリでみがき、ワックスがけをすること(立教の机はすべてレトロな木製)。めったに行われない。机の落書きがあまりにも多いため、連帯責任として一休日の午後をこれでつぶされたこともあった。
   
  ヅメ・る(自動・五段)期末で赤点をとると課される特別課題(缶詰)に引っかかること。「カンヅメ」の派生語。[参考]缶詰
   
  ていきょう【帝京】(名)ロンドン郊外にあるもうひとつの全寮制日本人学校、帝京ロンドン学園。学力・生徒のガラは立教よりも低いという見解が一般的。毎年オープンデーには帝京生が訪れる。ちなみに、立教内で個人あるいは集団が問題を起こすと、帝京の入学募集パンフレットがニューホール掲示板に意味ありげに貼られる。
   
  ティペックス【英・Tippex】(商標)スクールショップで購入できる英国Ryman社製の修正液。
  テーブルマスター【英・table master】(名)食事のテーブルの外側の端に座り、サービング、着席生徒の管理、食事開始の合図(「どうぞ」)などを行うテーブルの最高権力者・責任者。通常教師が務めるが、朝食時は多くのテーブルで高3のボランティアが務める。
図解【ニューホールの食事の席】(本サイト内部リンク):テーブルマスターの位置など
  では、いただきましょう(慣)→どうぞ
   
  では、どうぞ(慣)→どうぞ
   
  テニスコート【英・tennis court】(名)敷地内にある9面のテニスコートで、バスケットボールコートも1面ある。以前は旧テニスコートと区別するため「新テニスコート」と呼ばれていた。サッカーフィールドと体育館の間に位置しており、まわりを金網に囲まれている。入学パンフレットなどにはこの写真が必ず載っており、入学希望者は「この学校には大自然の中にこんな大きいテニスコートもあるのかー」と胸を躍らせる。
  てんじきかく【展示企画】オープンデーで、一定のテーマに基づいて普段授業に展示物を置く企画。しばしば内装も施される。テーマはクラスの学級会等で決めるが、毎年多いのは日本の文化や世界の諸問題、科学や考古学を紹介するもの。内装が手の込んだものである場合が多く、「ここが教室だなんて信じられない」と言われるクラスが毎年ある。オープンデー準備期間で授業をつぶして(しかも全寮制なので泊り込み体制で)各クラスで準備されるため規模が大きい。
   
  てんじほんぶ【展示本部】(名)数名の高1・高2の男女で構成される、オープンデーにおける全校の展示企画を管理・統率する生徒機関。伝統的に代々バスケットボール部閥が多く、平均成績が非常に高いことでも知られるエリート集団。[参考]オープンデー
   
  てんほん【展本】(名)→展示本部
   
デンタルサージェリー【英・dental surgery】(名)男子寮新館2階のシックルーム向かい側でドミトリー32手前の、簡易式歯科用ユニットが1台置いてある部屋。93年度に歯科用ユニットが導入されるまでは、単に「昔サージェリーだった場所」として、オールドサージェリーと呼ばれていた。歯科用ユニットは全校歯科検診の際、歯磨き検査の際、あるいは歯列矯正をしている生徒が専門医の定期的な調整を受ける際にのみ使用される。女子生徒が新館に入れるのは基本的にこの3つの場合だけで、新館2階にドミトリーがある男子生徒はデンタルサージェリー付近を通る場合、とくに着替え・シャワーの際注意を要する。
   
NEW でんわ【電話】(名)外の世界から完全にシャットアウトされている立教だが、一定の条件下であれば電話をかけ、受けることが可能である。(1)電話をかける場合:教員室から図書室へと通じる階段の前にカード式の公衆電話が3台あり、そこから外部へ電話をかけることが可能である。生徒一人一人はテレホンカードを1度に1枚所有することが認められているが、テレホンカードは普段教師が預かっている。そのため、電話をかける際には、誰になぜ電話をかけるのかを担任の教師に伝え、教員室で自分のテレホンカードを受け取らねばならない。しかし、電話する際のプライバシーは保証されているので、親に電話すると言いつつ友人に電話することも可能である。公衆電話のある場所は非常に静かで、他に電話を使っている生徒などに会話を聞かれるのには気恥ずかしいものがある。(2)電話を受ける場合:生徒の両親などが在校中の生徒に電話をかける必要がある際は、まず立教の代表番号に電話をかけ、そこで出た教師・スタッフにクラスと生徒名を告げる。代表番号は教員室につながるため、教員室のその場に該当生徒がいない場合は、時間を特定してかけなおさねばならない。時間を指定した後は、電話を受けた教師が教室かドミトリーの本人のところへ行き、「○○さん/○○君、〜時にお父さんから電話が来ます」などと伝える。該当生徒は時間までに教員室入り口のラウンジで待機し、時間通りに電話がかかってくると、電話を受けた教師が受話器を押さえて「○○!○○いるかぁ!?」などと叫び、生徒がいた場合はラウンジにある電話に転送してもらう。生徒にとって、「〜時に電話があります」という通告は、「一体何があったんだろう」と思わせられる緊張のイベントである。
  トイレはぶんかのバロメーター【トイレは文化のバロメーター】(諺・ウ)ある集団の文化的レベルはトイレの清潔度によって計量することができるという意味。しばしば英国の名門校クライスツホスピタルの便所が実は汚かったという元校長の嬉しそうな経験談とともに語られる。[参考]立教丸レンガを積み上げよ
   
  トゥイックス【英・Twix】(商標)スクールショップで購入できるチョコレートバーの一種。現金所持が許可されていないため、中学部ではこれが立教闇社会の通貨となって出回ったことがある。Twixで買収されるものの典型は、「誰が誰を好きか」などの機密情報。通貨となった菓子はTwixだけでなくM&M'sなどもある。
   
  どうぞ(慣)テーブルマスターサービングを終えた後に、テーブル全員に対して言う食事開始の合図。目の前に食べものがあっても、テーブルマスターが「どうぞ」と言うまで食べ始めてはいけない。「では、どうぞ」「では、いただきましょう」などの変種があり、人によってさまざまである。チャプレンの「どうぞ」の言い方には非常に特徴があり、よくモノマネの対象にされる。
   
  とうばん【当番】(名)食事でテーブルマスター側の端の4人に課される義務。テーブル着席者が必要な食器・調味料・飲み物等を、食事中でも席を立って取りに行かねばならない。そのため、何かを取ってきてもらいたい場合は当番が怖い先輩でないかを確認してから頼むことが多い。[参考]〜とってきてください。他の当番の種類についてはお茶当番、トースト当番本当番礼拝当番
図解【ニューホールの食事の席】(本サイト内部リンク):当番の位置など
  トースト【英・toast】(名)朝食コーンフレークスの後に、希望者の生徒だけが任意で食べるトースト。朝食開始のお祈りが済むと、トースト当番@が、テーブル全員に「トースト食べる人」と聞いて、手を挙げている人の数を数え、テーブルの上に置いてあるトースターで人数分のトーストを焼いてかごに入れる。手を挙げた者はコーンフレークスを食べ終わったら自分のトーストを取る。各テーブルにトースターが導入された93年度以前は、テーブルマスターお膝元に座る生徒がトースト希望者の数を数えたら席を立ってキッチンに行き、トースト当番Aに注文して焼いてもらわねばならなかった。また、当時は、高3だけが一枚丸々食え、それ以外は対角線に切られた半分(三角形)のトーストしか食べることが許されなかった。しかし、各テーブルにトースターが導入されてからはそれが廃止され、全員1枚単位で食べられることになった。トーストを食べるのは大体男子で、女子が(特に一人で)トーストを注文するには勇気がいる。そのため、隣同士の女子が「トーストたのんじゃおっか。」「うん!」と2人で注文する光景がよく見られる。 写真【食事の様子(白いのがトースター)】(立教公式サイト)
 
    ―とうばん【―当番】(名)@各テーブルに1人いる、朝食でトーストを焼く担当の生徒。93年度にトースターが各テーブルに導入されて以降は、トースターの置いてある中央通路側から2人目の生徒がトースト当番となる。Aトースターが各テーブルに導入された93年度以前、キッチンで毎朝全校生徒のトーストを焼く係をしていた高校2年生の数名の生徒。サラマンダーという大型のオーブングリルを使い、網にパンを載せ、ムラのある焼き加減を調整しながら焼く。このトースト当番には(a)トースト焼きが終わると4人なのに1テーブル分のソーセージなどが食べられる。(b)朝食の時間がゆっくり取れ、牛乳等が使いまくれる(c)調味料も自由自在で、ジミーボーイの相棒のキッチンおばさん(巨漢)がとてもやさしくしてくれるなどの特権がある。 この頃のトースト当番しか知らない、落ちたトーストを拾って再び焼くという「消毒」なる裏技もある。
図解【ニューホールの食事の席】(本サイト内部リンク):トースト当番の位置など
NEW ドーソン・アンド・メイ【(英)Dawson & May】(社名)タイプの授業でビジネスレターの練習用に使うレターヘッドに書いてある架空の会社の名前。この社名と住所などが書いた部分をトップマージンとし、その下から"Dear Sir/Madam,"あるいは"To whom it may concern"で文面を書き始めるよう指導される。  
  トーチベアラー【英・torch bearer】(名)日曜礼拝におけるアコライトの1人で、ロウソクを持つ担当。高3男子の生徒が4名指名され、2名ずつ毎週交代で務める。黒の下地に白いかっぽう着にそっくりな装束をまとい(礼拝当番と同じ)、日曜礼拝開始時・終了時の聖歌が歌われる中、クロスベアラーの両側をロウソクを持って独特の歩き方で歩き、教師・チャプレンを先導するのが仕事。日曜礼拝で教師・チャプレンが退堂した後、トーチベアラーのうち1人がチャペルに入ってきてロウソク消しでロウソクを消す。
写真【アコライト】(立教公式サイト)
  ドーム【英・dome】(名)テニスコート脇に昔あった体育用のドーム。入り口は回転扉で冷暖房設備がないため夏は非常に暑い。体育館が建設された後撤去された。体育館建設前はオープンデーのペンキ塗りに使われもした。
 
 
    ―あとち【―跡地】(名)94年度の体育館竣工まで。ドームがあった場所。ドームの外壁が取り払われたため、線の引いてあるコンクリートのコートが今も露出している。現在では球技大会でのドッジボール等以外あまり使われない。
  とこや【床屋】(名)学年に1人か2人はいる、非公式に生徒の散髪を担当する生徒。立教では学期中理髪店や美容院に行けないので、自然発生的に散髪担当の床屋が学年の中から出てくる。はじめは散髪の経験がないため多数の実験台・犠牲者を出すが、ある程度の人数を切ったところで「あいつは何人髪を切った経験がある」という評判が広がり、週末には予約が入るようになる。評判が良ければ同学年だけでなく先輩や、ごくまれに若手教師などの散髪をすることもある。床屋本人は週末午後をつぶされるため、報酬は菓子などで支払われることが多い。また、散髪はドミトリーの洗面所で行われることが多く、切った髪の毛を掃除するのは床屋と客の仕事。汚いままだと全校およびクリババのヒンシュクを買う。96年頃学校側が現地の理髪屋を学期に1回ほど呼びはじめたが、民間の生徒床屋を使う生徒のほうが依然として多い。
   
  としょしつ【図書室】(名)教員室の下階にある図書室。普段使用する生徒は皆無に近いが、期末テスト期間になると教室に代わる静かな自習空間として、机がほぼ満席となる。しゃべると睨まれる。あまりの静けさに睡眠しイビキをかいたり寝言を言ったりする者もいたが、夜の食事の席で全校の笑いのネタにされた。奥向かって右端が高3の指定特等席だというのは暗黙の了解で、知らずに座る下級生は毎年後を絶たない。図書室はとくに授業中、謹慎中に反省文を書かされる場所としても使われているが、ガラス窓張りで教室から丸見えなので、誰が謹慎になっているかは丸見え。蔵書は少ないが、一通り「世界の名著」、「世界の歴史」、「日本の歴史」、「世界の思想」などが揃っている。
   
  〜とってきてください(慣)食事のテーブルで飲み物や調味料などがテーブルにない場合、当番のいる側の隣の人に向かって言うフレーズ。当番は、この伝言がまわって来たら食事中でも席を立ち、要望されたものをキッチン等まで取りに行かねばならない。お茶は重いので「とってきてください」と言われたくないものの代表。食べている途中に「お茶とってきてください」がまわってきた当番には、ふてくされ顔で席を立ち、モグモグしながら「誰だよ!?」という表情で発言者をにらみつけて立ち上がる者も少なくない。例)ケチャップとってきてください、水とってきてください[参考]〜まわしてください
図解【ニューホールの食事の席】(本サイト内部リンク) 
  ドミがえ【ドミ替え】(名)@学期中にドミトリーの部屋割りが男子のみ・女子のみあるいは全校単位で変更されること。生徒たちは自分の持ち物を持って引越ししなければならない。ケンカや大規模な密金密輸事件等ドミトリー内における問題があるたびに実施されるため、その原因となった生徒は全校の顰蹙を買う。A毎学期開始時に行われるドミトリーの部屋割り変更。立教のドミトリーの部屋割りは基本的に学期ごとに変わる。新学期に、休暇気分から抜けきれないまま親元から立教に戻ってきた立教生は、スーツケースをかかえて、まず自分の部屋割りを見に行く。男子は新館1階、女子は本館1階に貼ってある新しいドミトリーの部屋割り表を見て、「縦割りかよ〜!」とか「あ!○○と一緒だ!やった!」などと一喜一憂して新しいドミトリーにおもむき、アンパッキングをする。ドミトリーの部屋割りは就寝後に語る相手や朝のラジオ体操に一緒に行くメンバー等、人間関係の基盤となるので、ドミ替えは食事の席替えと並んで校内の最重要イベントである。
   
  ドミしん【ドミ侵】(名)自分のドミトリーの部屋以外の部屋に入ることで、「ドミトリー侵入」の略。教師に見つかった場合は処罰の対象となる。学校側による根拠はおもに「プライバシーの保護」「物がなくなった場合面倒なことになる」の2つ。ちなみに教師およびクリババには入室可能なドミトリーの制限はない。
   
  ドミトリー【英・dormitory】(名)立教の寮。寄宿舎。または、寄宿舎内の個々の部屋。「寮」でなく「ドミトリー」と英語で称する。男子ドミトリーは大きい順に新館ガーデンロッジがあり、女子ドミトリーには本館イーストウエストがある。立教には個人部屋は存在せず、たいていが12人程度の部屋。最も小さいドミトリーはガーデンハウスの2人部屋、最も大きいものは新館30人部屋ドミトリー内にはベッド、ロッカー、タオルかけ、ゴミ箱しかない。
   
  ドミトリー32(名)男子寮新館の2階で、女子寮本館と面する部分にある16人部屋のドミトリー。32とはこのドミトリーに割り当てられた番号。本館と面する壁の中央にドアがあるが、本館側で個人のロッカーになっているので開かない。このドミトリーでは就寝後、隣接する本館の女子のドミトリーの声が聞こえる。少し声を上げれば壁の両側で会話することさえでき、思春期の男子生徒にはこれが刺激的であった。そのため、就寝後ここで本館側とコミュニケーションを試みて宿直に見つかる者や、歯磨き用のコップで盗聴を試みる者もいた。なお、ドミトリー32は、3学期に高3生が帰国し全校生徒数が少なくなると、一般ドミトリーとしてではなくシックルームとして使われた。  
  ドミべん【ドミ勉】(名)おもに期末テスト期間の就寝後ドミトリー内で懐中電灯を用いて勉強するという行為。「ドミトリーは勉強の場でなく生活する場である」という原則に反するため、見つかれば処罰の対象となる。[参考]便勉
   
  ドライクリーニング【英・dry cleaning】(名)おもに制服のブレザーを地元のクリーニング業者に出すこと。胸ポケットに氏名や洗濯番号などを書いた紙を入れてドミトリーの指定の場所に置いておくと、1〜2週間で戻ってくる。クリーニング代は、生徒本人がチェックを切らなければならない。なお、ブレザーにうっかりバッジをつけたままドライクリーニングに出すと、バッジがボロボロになる。
   
  ドラクリ(名)→ドライクリーニング
   
  トランクあげ【トランク上げ】(名)学期開始時、生徒のトランクを倉庫に上げること。[対]トランク下げ
   
  トランクさげ【トランク下げ】(名)学期終了時、生徒のトランクを倉庫から下げること。この際トランクの中身を抜き打ちでチェックされる場合があり、エロ本その他恥ずかしい発見をされた者もいる。[対]トランク上げ
   
  トローリー【英・trolley】(名)食べ物や食器を運ぶための、ステンレス製で2段の手押し車。食事の時間になると、ニューホール食堂のキッチン前の両側に3,4台のトローリーが置かれ、そこに当番が食器やナイフ・フォーク類などをさげる。食事終了後、テーブルの本当番は使用済みの食器や空のトレイなどが載ったトローリーを、キッチンの中まで押して入れなければならない。
図解【ニューホールの食事の席】(本サイト内部リンク):トローリーが普段ある位置など
  トンカツ(名)日本食のメニューのひとつ。ごはんとキャベツと、トンカツソースと一緒に出される。しかしキッチンのスタッフは全員分を一口サイズに切るほどヒマではないので、箸とあわせてナイフとフォークもくばられる。立教のトンカツはトンカツには変わりないのだが大きくて異常に脂っこく、とくにサービングで下のほうに残っているものなどは脂を吸ってテラテラ光っている。そのため、小食の生徒にはトンカツの日は地獄で、大食いの生徒もまた、おかわりを脂で吐きそうになりながら食べさせられるので地獄である。
   
な行
   
語彙・解説
関連リンク
  ないしょく【内職】(名)授業中あるいは礼拝中に他科目の勉強やマンガ読みなど無関係のことをすること。多くの場合教師に見つからないようこっそり行われる。チャプレンの聖書の時間は内職率がおそらく70%を超える。
   
  ナイフがないふ【ナイフが無いふ】(駄・ウ)元校長の持ちネタのダジャレ。食事でテーブルにナイフが置かれていない時、毎回嬉しそうに言う。[参考]アイスを愛すマーガリンまわがりん遅れないでおくれ
   
ないぶしんがくめんせつ【内部進学面接】(名)中学部から高等部に内部進学する中学3年生の生徒(内部生)が、教室で教師5、6人に囲まれ、 大した意味もない質問を色々と聞かれる儀式的な面接。2学期終了後の補習期間中に行われる。教師が弧を描くように座り、中心に当たる部分に生徒が向かい合って座らされるため、非常に緊張する。教師は中心が幹部の年配教師で、端に行くほど格が下がる。端のほうの教師は人数で生徒にプレッシャーをかけるだけのために座らされているだけで、生徒に対して発言することはない。あくまでもうわさだが、昔は、問題児扱いされている生徒は腕立て伏せをやらされたり、屈辱的な事をさせられたらしい。  
  なかにわ【中庭】(名)@95年度の新校舎完成までの上の中庭の呼称 A下の中庭
   
  にちようれいはい【日曜礼拝】(名)日曜朝に行われる長めの礼拝。生徒はまずチャペル内で待機し、礼拝当番の司会の「聖歌第〜番」という合図とともに入堂の聖歌が歌われ、アコライトを先頭として、黒いローブをまとった教員たちとチャプレンの入堂が始まる。その後は礼拝式文記載の祈りをほぼすべて読まされ、献金も行われる。聖書朗読は礼拝当番の生徒がする。チャプレンの説教も長め。終了時も聖歌が歌われ、アコライトと教員群、チャプレンが退場する。その直後ローブを脱いだ教師群がチャペルに戻ってくるが、いつも先頭はブッキー。また、教員の退場・入場の際聖歌を歌う声がでかい教師が横を通ると不快。ごくたまに、日曜礼拝としてクラス単位で学校付近のラジウィック(Rudgwick)という村の教会に行くこともある。
   
NEW にっちょく【日直】(名)生徒によるクラスの日直のことでなく、教師の義務の一つ。教師一人一人が毎日順番に担当する。日直の教師は食事と朝の礼拝で司会をする。日直は食事でウーテーの向い側のテーブルのテーブルマスター席に着席し、食事の終了時「何か連絡のある者はいますか」「それではおわります。ごちそうさまでした。」と言う。また、校内施設のカギの管理も義務のひとつで、生徒が楽器の練習などで特別に校内施設を使用する場合などは日直にカギを借りに行かねばならない。なお、当番製の教師の義務にはほかに朝日直宿直がある。  
  にほんしょく【日本食】(名)火曜日と土曜日の夕食に出る和食のメニュー。米と味噌汁がそれぞれ皿とスープ皿に入って出される(96年度ごろから味噌汁はお椀になった)。皿の上には米と一緒におかずも盛られる。おかずは豚肉しょうが焼き、シャケ、ツナ缶(!)など。付け合せはヒジキ、わかめの酢の物、きゅうりの漬物などが多い。1994年度から電気釜がテーブル数分購入されるまでは、英国製の蒸し器で作ったベトベトの米飯がブロックのように盛られて出されていた。日本食はもちろん箸で食べる。
   
  〜にまわしてください(慣)食事のテーブルで、名指しでおかわりを食べさせたいとき、おかわりの入った容器を持って隣の人に言うフレーズ。多くの場合皆が嫌いなメニューが対象。名指しされた者は発言者を怨む。怖い先輩から別の怖い先輩への名指しの場合、間に座っている生徒たちはどちらにも逆らえないためジレンマに立たされる。こうした場合、自分からすすんで食べるのが最高の安全策となる。[参考]〜まわしてください
   
  ニューホール【英・new hall】(名)全校生徒が1日三回食事をとる食堂。ステージとギャラリーがあり、キッチンもその一部。普段は内部に全校生徒用のテーブルがいくつも置かれている状態だが、コンサートがある時などは会場設営がなされ、コンサートホールに一変する。
 
    A,B(名)ニューホールステージ上の両側にある小さな部屋で、向かって右がA、左がBとよばれる。ステージイベントでは出演者控え室や楽器置き場として使われているが、普段はピアノのプラベに使われる。A,B共に最高級ピアノブランドSteinway & Sonsのグランドピアノが置いてある。
 
 
    ―北側【―きたがわ】(名)ニューホールの建物の北側のスペース。教員室棟および下の中庭竣工前は、プレハブ校舎が4軒並んでいた。また、現在の下の中庭のように、全校生徒が礼拝前・フライデースポーツ前・全校清掃前などに集合するスペースであった。現在は何もなく、駐車場としてたまに使う人がいる程度である。
    ―みぎおく【―右奥】(名)ニューホールの食堂奥のキッチンに面した壁の右すみにある、2メートル四方ほどのスペース。暖房がある。ここは毎年、高2男子の中でも最も勢力のある集団が、ブレイクの際たむろする特等席的なスペースとしても知られる。周囲を威圧する雰囲気を放ち、恐れられる。
図解【ニューホールの食事の席】(本サイト内部リンク):ニューホール右奥の位置
 
    ―ロビー【―英・lobby】(名)ニューホールの入り口となるスペース。男女トイレとウォータークーラー2台があり、パーカッションのための太鼓もここに置いてあるが、ニューホールロビーの最も重要な機能は掲示板である。掲示板には席替えの際に張り出される食事の席、大学合格者の名前・大学名・学部名などが張り出される。また、ニューホールの食堂入り口のホワイトボードには当日の各ドミトリーの宿直の教師の名前が書かれる。
は行
   
語彙・解説
関連リンク
  パーカッション【英・percussion】(名)毎朝のラジオ体操後、朝食のためニューホール(食堂)に向かう際に演奏される大太鼓・小太鼓による行進のリズム。英国の伝統らしい。パーカッション部と称するこれだけが部活動の生徒によって演奏される。パーカッションが鳴る中、本当に兵隊のように手足を動かして行進する生徒は皆無なのでリズムに全く意味がない。リズムには数種類あるが、最もよく演奏されるものに関してはMIDIファイル(音が出るファイル)を参照されたい。
試聴【パーカッション】(バリエーション1)
試聴【パーカッション】(バリエーション2)
  ハーフターム【英・half term】(名)第1学期5月下旬にもうけられた1週間ほどの中期休暇。生徒の校内残留は普通許可されていない。そのため、欧州など自宅が近い生徒は一時帰宅し、自宅が遠い生徒は英人家庭にホームステイをする。ちなみにハーフタームのことを「ハーフタイム」と言うのは、新入生が1度はおかす間違い。
   
  ハイブリッド【英・hybrid】(名)校内のスクールショップで購入できる唯一のボールペン。
参考【hybrid】(ぺんてる)
  バカをせんでんするな【バカを宣伝するな】(諺・ウ)「バカであることは仕方がない、それは親の責任だ。しかし、バカであることを自分から宣伝するべきではない。」という元校長の教え。礼拝後に突然始まる話で言及されることが多い。また、生徒を叱り付ける際にも頻繁に使用されていた。言われたほうは、自分がバカであることを前提にされている上に行動をたしなめられているため屈辱である。[参考]立教丸レンガを積み上げよ
   
  パッキング【英・packing】学期終了前、両親のもとへ戻る生徒が各自のスーツケースやかばんに荷造りをすること。語頭の「パ」の部分を確信犯的に摩擦音化させて女子の反応を楽しむ欲求不満な男子が必ずいる。[対]アンパッキング
   
  バッジ【英・badge】(名)立教の校章の刺繍された8〜9cm程度のバッジで、在校生である限り生徒全員がブレザーの胸ポケット上につけていなければならない。立教大学の校章と同じく、ラテン語で「Pro Deo et Patria (神と祖国のために」)と書いてあり、創立年を表す「1972」も刺繍してある。バッジがパキスタン製であることは、新年度の校長の話に必ず出てくる。入学したらまずこれを自分でブレザーに縫い付ける。このバッジは、ブレザーにつけたままドライクリーニングに出すとボロボロになるため、母親に手伝ってもらってマジックテープやハメコミ式ボタンなどで取り外し可能にしておく生徒が多い。素行の悪い生徒は、たまに校長にバッジをはがしとられる。[参考]ハロッズ
参考【校章】(立教公式サイト)    
  ハット【英・hut】(名)ニューホールロビー入り口向かいのキャンパス上にある白塗りの小屋。カタカナだとわかりづらいが、帽子(hat)のことでなく小屋(hut)を意味する英語である。中には机が並べられていて白板もあり一応教室として使われることもたまにあるが、なにしろボロいのでブラス(金管楽器)やバイオリンのプラベくらいにしか使用されない。また、オープンデーではおばけ企画が毎年恒例で使用する。既に取り壊された。
   
  パテ【仏・pate】(名)夕食のメニューのひとつ。ミンチにした肉やレバーにスパイスを加え、それをかためて焼いたもの。ほとんどの生徒が「レバーだ」などと言って嫌っていたが、生徒に熱狂的な愛好家がごく少数いた。そのため、テーブル全体から愛好家にパテがプレゼントされたこともあった。
   
NEW バナナ【英・banana】(名)夕食後に出される果物の1つ。たまにブレイクにも出ていたりする。食べ方は普通にむいて食べる者もいるが、人それぞれ。多いのが、真っ二つにポキンとへし折って食べるという、「女王陛下の前でも恥ずかしくないテーブルマナー」への抵触が危惧されるもの(同様にりんごも無意味に割る者が多い)。特に力がなくとも割れるが、失敗すると悲惨な事になるので練習が必要。帰国後にこの食べ方をすると、奇妙な者を見る目で見られるため、外部で食する時は注意が必要。他の食べ方には、「ティースプーンの背で一部分の皮をむき、そこから身をティースプーンですくって食べ、食べ終えたら皮を元の形に戻す(吉○君の食べ方)」という過剰に上品なものから、「両手で勢いよくもんで中身をペースト状にし、上部に穴をあけてそこから吸い出す(○田の食べ方)」という過剰に下品なものまで様々である。
  はみがき【歯磨き】(名)起床時・朝食後・昼食後・夕食後・就寝前と立教生の一日の歯磨き回数は5回である。なぜ5回も歯磨きをするかは伝統であるというのと、5回歯磨きをしないと汚いように語られるというのもまた理由である。実際は唾液による口内phの調整が必要なため、これほど頻繁に歯を磨くのはよくないらしい。  
  はみがきけんさ【歯磨き検査】(名)サージェリーの実施する歯磨き検査。放課後もしくは授業をつぶしてクラスごとに男女共に男子寮である新館2階に集まり、赤い歯垢染め出し液を口に含んで歯を磨き、デンタルサージェリーで検査を受ける。磨き残しには赤い色が残るので、その部分丁寧に磨く様に指導される。普段女人禁制の新館で実施されるため、順番待ちをしている女子生徒のいるところへ、他学年男子がシャワーに入るため知らずにガウン姿で女子の前に堂々と登場してしまうことは多い。そうした場合多くの男子は「なんでここに女子がいるんだよ…」などと言って隠れる。
 
 

バルブ【英・bubble'泡'の音位転換、おそらく英・bulb'球根'と混同】(名)経済学の心得がある元校長がバブル経済の「バブル」を不覚にも音位転換し、気づかずに何度も繰り返した発音。礼拝後の説教で「バルブ経済で…」「バルブがはじけて…」等言い間違え続け、教師達もそれを指摘することができず黙って聞き、生徒も同様に校長が「バルブ」と言うたびに心の中で「バルブじゃねーよバブルだよ!」と叫んでイライラした。校長は裸の王様のように、無自覚な恥をかいた。ちなみに日本のバルブ経済の崩壊のせいで海外の日系企業が業務の縮小を余儀なくされ、立教の生徒数は激減した。

 
  はるまき【春巻き】(名)最も嫌われている夕食メニューの一つ。春巻きには変わりないが、明らかに冷凍で、中身は水っぽく古いモヤシなどの野菜にカレー粉がまぶしてあり、客観的に言ってもまずい。春巻きのおかわり(余ってるもの)を先輩に食えと言われて拒否したためトラブルになった例など多数。[参考]クレープ
   
  ハロッズ【英・Harrods】(社名)言わずと知れたロンドンの高級デパート。立教の指定制服は、一応ハロッズ製作のものとなっている。ちょっとファッションやイギリス事情に詳しい人にこれを言うと驚く。しかし、現状では日本のアオヤマ等で適当な紺のブレザーを買う生徒が大多数。[参考]立教ジャージ
   
  パン【ポ・pão】(名)イギリスで一般的な安物の食パン。出されたメニューがテーブルに余っている場合生徒はそれを平らげなければならないが、余ってるものがもうない場合まだお腹がすいている人はパンを食べても良い。まだテーブルに余っているものがあるのに「パンまわしてください」と言うと、テーブル中からにらまれるか、余っているものがまわって来る。パンにつけるものは、マーガリン、はちみつ(濁っているものとクリアなもの)、ピーナッツバター、ジャム、チョコレート(1993年度より導入)。
   
  パンケーキ【英・pan cake】(名)朝食コーンフレークスの後に出されるサイドメニューの一つ。めったに出ないが、「朝なのにこんなスカスカしたものばかり食べられない」という理由であまり人気はない。大体メイプルシロップが一緒にまわされるが、ないときもある。パンケーキが出るときはなぜか紅茶ではなくコーヒーが出る。  
  はんせいぶん【反省文】(名)問題を起こした生徒が懲罰として原稿用紙に書かされる文。ささいなことでも運が悪ければ書かされる。内容はいかに自分が反省しているかという意思表示。問題の重大さに応じて枚数が決まり、百枚以上に達することもある。また、休暇中も自宅から反省文の定期的な郵送を命じられる場合もある。最初の4,5枚は問題そのものと自分の犯した間違いについて何とか書くことができるものの、枚数が増えるにしたがってネタが尽き、自分の生い立ちや家族関係、友人関係、自己分析まで書く破目になり、これで悟りを開いた生徒も少なくない。[参考]状況説明文
   
NEW パンづくり【パン作り】(名)中学3年の2学期頃、GCSEの生物(Biology)で、酵素について学ぶために行われる実験。女子寮本館オールドキッチンで行われる。男子が妄想対象にしている本館に入れる事はないに等しいので、この時の男子のテンションは異常な程高い。しかし、本館には女子と同伴で入らなければならない為、本館内を自由に見て回る事はできない。
   
  パンフレットがかり【パンフレット係】(名)数名の高1・高2の男女で構成される、オープンデーにおけるパンフレット作成を担当する掲示女子などと同じく、レタリング・レイアウト・紙の切り貼りなどをする地味なとして知られる。[参考]オープンデー
   
  ピー【P】 (名)「小学校」を意味するイギリス英語「Primary School」の頭文字。学年を書き表す際、「小5」「小6」と書く代わりに「P5(ピーご)」「P6(ピーろく)」と書くが、言うときは日本語で「小5」「小6」と言う。立教には小学校5,6年しかいないので「P4」以下は存在しない。[参考]  
  ピーイーティー【PET】 (名)Preliminary English Testの略。ケンブリッジ英検の下から2番目。受験者は中学生がほとんど。
  ピーエル【PL】(名)Practice Lessonの略。EFL(外国語としての英語)の授業で出された宿題やワークブックの問題をする、英語に限った自習の時間。自習監督はEFL英人教師。もちろん宿題などそっちのけで他のことをする生徒が半分ほど。
   
  ビービーエイチ【BBH】(名)立教付近にある町Broadbridge Heathのスポーツセンター。フライデースポーツのテニス、バドミントン、陸上選択者などが使用する。
   
NEW

ピーマン【仏・piment】(名)学校指定の体操着に含まれる緑の校章入りトレーナーの通称。基本的に着用したいとは思わない色とデザインだが、フライデースポーツや体育の授業時に男子生徒が受け狙いで着用することがある。女子で着る者は少ないが、寒い冬の就寝時に寝巻きとして着用している。また、肌触りがいい為、素肌の上から着用する生徒も少なくない。

 
  びじゅつぶ【美術部】おもに絵を描くことを活動内容とした部だが、部員も少なく活動もあまりしておらず、自然消滅寸前だった。部員は女子ばかりだったが、20期生男子二名が受け狙いで入部して大混乱を招いた。この2名は女子と美術を通じて仲良くなれるという下心が丸出しで美術に対する興味は全くゼロだった為、長続きせずに大迷惑をもたらしたのみだった。[参考]フラワーアレンジメント、エアロビクス
   
  ひじょうベル【非常ベル】(名)教室棟およびドミトリーに備え付けられた火災報知器の非常ベル。鳴った場合、生徒はどんな場合でも避難して下の中庭にクラス男女ごとに整列し、人数確認を行わねばならない。今のところ火災による避難が必要だったことはない。しかし、20期生在学中、夜中に技術的故障で非常ベルが鳴り、生徒が寝ている間起こされてガウンで外に集合させられたことが2、3度あった。教師の発表した原因はいつも、「お湯のボイラー室に蒸気がたちこめた」とかその他意味のわからないものだった。単に故障したこともある。起床が7時なのに夜中4時ごろけたたましいベルで起こされてかなりの迷惑だったが、先輩・後輩含め女子の寝起きのガウン姿が拝めたことを喜ぶ男子もいた。95年頃から週に1回、試験的に10秒間非常ベルを鳴らして動作を確認するという非常ベルテストが始まり、何も知らないEFL英人教師などは生徒が平然とする中うろたえたりした。ちなみに、夜中に「故障」で非常ベルが止まらなくなったときが一度あったが、それはその非常ベルテストが行われた翌日であった。ベルが鳴っている間中生徒は眠れず、やっと止まった頃には目が覚めていたのは言うまでもない。  
  ビ○ョップ【英・Bi○op】(名)@EFL(外国語としての英語)の最下級クラスで、一昔前の日本語を話す日系英国人の担当教師の名。Aビ○ョップ@のクラス。
   
 
    ―とゆかいななかまたち【−と愉快な仲間たち】(名)英語が上達せずEFLの最下級クラスからなかなか上がれない生徒たちが自虐的に自称するクラス名。
   
  ひっさん!【悲っ惨!】(感)礼拝後元校長に個人的にチャペル前方に呼ばれていかに前方から生徒がよく見渡せるかを見せつけられる生徒に対して、集団で無声音で発音される文句。ほとんどの場合「っさ」の音しか聞こえない。[参考]シビー
   
  ビデオかんしょう【ビデオ鑑賞】(名)体調不良やケガなどでフライデースポーツに参加できない生徒に課される義務。おもにNHKドキュメンタリー番組のビデオを見せられ、当日中にその感想文の提出が義務付けられる。担当は毎回浅○教諭。「感想文の提出が遅れたら反省文」と警告される。
   
  ビネガーライス【英・vinegar rice】酢飯(すめし)
   
  ひふびょうアトラス【皮膚病アトラス】(名)文光堂から出ている写真・解説付きの皮膚科の医学書。なぜか学校のサージェリーに置いてある。蕁麻疹・痒疹、紅斑・紅皮症、紫斑、循環障害、膠原病とその類症、肉芽腫等、あまりにも痛々しい皮膚病の症例がそのまま何の修正も施さずカラー写真で掲載されており、一般人は度肝を抜かれる。中には梅毒など性病を患った無惨なケロイド状の性器が男性、女性ともに露骨に掲載されている。これらの写真は性に多感な思春期にはあまりにも衝撃的で、怖いもの見たさで写真を見た生徒たちはトラウマによりその後も残像に悩まされ続けた。
  ピュアマス【英・Pure Math】(名)高等部の理系の生徒が受けさせられるGCEの科目。英語による数学だが、Aレベルとよばれる上級資格のため難易度が高い。直接進学などのメリットになることはほとんどないが、合格者は賞賛の眼差しを向けられる。  
  ピングリッシュ【造語・Pinglish】(名)前校長による独特の英語を揶揄して指す語。発音をイギリス英語に近づけるためか鼻にかけて発音されるせいで、かえって本物から遠い英語の発音となっている。
   
  ファースト【英・First】(名)正式名称First Certificate of English(FCE)。ケンブリッジ英検PETの上、アドバンの下。ファースト以上を取っていれば日本の大学への推薦入学などに有利となる。多少偉い気分になれる。
  フィールド【英・field】(名)体育館とロッジの間にあるサッカー用の芝生フィールド。ゴールも2基ある。生徒がほぼ毎日使う上芝生の管理もされていなかったので中央部は芝生が禿げ上がって泥が露出していたが、最近は芝生が植えられたようだ。雨の日はぬかるみ状態になり、ミミズの糞のにおいまでするが、広いスペースとしては重宝である。 衛星写真【立教マップ】
  フィッシュアンドチップス【英・fish and chips】英国の大衆料理/労働者階級料理/ジャンクフードの代表で、タラの身に衣をつけて揚げたものにチップス(フライドポテト)を合わせたもの。女王陛下の前でも恥ずかしくないテーブルマナーで食事をすることが要求されている立教でも、英国の上流・中流階級が蔑視するこのメニューが2週間に1度ほど出る。ケチャップやマヨネーズで味付けするとなかなか美味しく、生徒の人気は高くおかわりダッシュは必ず見られた。
   
  フィッシュフィンガー【英・fish finger】(名)土曜日の朝食に出る、魚の身を棒状の形に揚げた料理。冷凍のもの。一人3本サービングされる。決して「魚の指」の意味ではなく、指のように棒状の魚という意味である。調味料は使用生徒数が多いものからケチャップ、醤油、マーガリン、ソース
   
  フィニッシャー【英・finisher】(名)場が白ける発言をして会話を終わらせてしまう人間。複数人で会話をしていて、ある者の発言で会話が終了して突然シーンとしたり、気まずい状態になるとその者にはフィニッシャーという肩書きがつく。自己認知してすかさず「今フィニッシャーでしたね、すみません」と謝る者も多い。
   
  プー(名)オープンデーで、に属さない高校1年生および高校2年生のこと。大まかに言って、係面接に合格せずに入れなかった生徒と、始めからオープンデーに背を向けている生徒、高1の2学期以降に転校してきて係面接を逃した生徒の3種からなる。自由企画の企画長にはいつもプーがなる。  
  ふきん【布巾】(名)白い木綿で湿っているテーブル用ふきん。食事の各テーブルに一枚ずつあり、通常4つ折りの状態のままでテーブル上、あるいは手をふくのに使う。立教の食事では個人用のナプキンが用意されないため、公共物のふきんで口をふくことはできない。そのため、口のまわりを汚さないような食べ方が身につく。食事が終わって皿などがすべて当番によってテーブルから下げられると、中央通路側に着席する生徒から順番にふきんで自分のテーブルをふいて行く。中央通路側の端に着席する生徒(どちら側でも先に気づいた方)は、テーブルに常に置いてある塩・コショウの入れ物の底をふく。テーブルマスター側から2番目に着席する生徒(どちら側でも先に気づいた方)は、「お盆」とも呼ばれるナベ敷きをふく。本当番は、解散後ふきんをキッチンまで持って行かねばならない。 図解【ニューホールの食事の席】(本サイト内部リンク):テーブルの並び方・本当番の位置など
  ぶたいがかり【舞台係】(名)数名の高1・高2男子で構成される、オープンデーやコンサートでの舞台設営や大道具などの力仕事に携わる係。伝統的に代々サッカー部閥が多く、マッチョ的文化が特徴。
   
  フライデースポーツ【英・Friday sports】(名)金曜日午後の立教は通常授業がなく、夕方まで選択したスポーツを行う。種目は学期ごとに変更でき、一般球技はもちろんのこと乗馬、陸上、エアロビクス、トランポリン、タップダンスまである。フライデースポーツが行われる場所は種目によって異なり、立教敷地内のものもあればバスでBBHのスポーツセンターに行くものもある。
参考【フライデースポーツ】(立教公式サイト)
  フラスポ(名)フライデースポーツ(Friday Sports)の略。生徒間の口語ではこちらのほうが一般的。
  ブラッキー【英・Blacky】(名)立教敷地内で放し飼いにされている黒ネコ。敷地は広く自然が多いので半ば野生化しており、狩った鳥をくわえて出現することも多い。
   
  プラベ(名)プライベート・レッスン(private lesson)の略。おもに放課後・夕食後に行われる英国人教師による器楽または語学のレッスンで、任意で選択が可能。器楽はピアノ、バイオリン、チェロ、ブラス、サクソフォン/クラリネット、声楽、パーカッション、バグパイプが選択でき、語学も英独仏伊西露すべてをカバーする。ただし有料。
参考【音楽教育】(立教公式サイト)
  フラワーアレンジメント【英・flower arrangement】(名)西洋風の生け花、またはそれを活動内容とする立教の部。オープンデーやコンサートなどの行事の際生け花をしたり、ニューホール等に飾ってある花の管理をしたりする。部員は女子ばかり。[参考]エアロビクス、美術部
   
  ブルーベルけんがく【ブルーベル見学】(名)立教敷地内の森に生息する花ブルーベルを全校で見に行く行事。毎年新年度開始時に、制服にスニーカーという姿で全校で並んで森を歩く。終了後は当日必ず感想として作文を書かされるが、ただ花を見に行くだけなので1枚半という最低ラインになかなか達しない。とくに毎年ブルーベル見学に行っている古株の生徒はネタがほとんどない。そのため、この行事直後発行の立教英国学院通信には新入生の作文ばかりが載る。この作文で、「青いじゅうたん」「一面に咲き乱れる青いベル」などという表現は常套文句である。
参考【ブルーベル見学】(立教公式サイト)
【ブルーベルの花咲く丘】(青弓社)(本まで出ちゃってるよオイ!)
  ブルータック【英・Blu-Tack】(商標)「ねり消し」に非常に似ているが、練ってちぎり、紙を壁に貼り付けるのに使う粘着ゴム。粘着性はあっても、はがした後壁や紙に残るほどではない。色は青だが、商品名のスペルはBlu-Tackであることに注意されたい。英国では学校などでよく使われている。画ビョウ(tack)のように穴をあけずに済み、安全で、はがして何度でも使えるため大変便利。立教でもポスター、壁新聞、教室表示、密金を隠すためなど色々な用途で使われている。
参考【日本のブル・タック販売代理店】(オンラインで購入可能)
  ブレイク【英・Break】(名)@2限終了後、5限終了後、午後8時(7限終了後)の1日三回、ニューホールキッチン前で安い市販のビスケットや粉末のオレンジジュースなどが出され、生徒が任意で立ち食いできる15分間の休み。食事で余ったデザートが出されることもあり、週に1,2回100%ジュースが出ることもある。ほとんどの生徒は行かない。A木曜日の午後、授業がすべて休みになること。「今日の午後はブレイクだ」という噂は前もって流れ始め、昼食時教師の発表によって確認される。B2学期のオープンデー前の授業がすべて休みになる10日間ほどの期間。この間生徒はオープンデー準備のみに集中するため、「オープンデー準備期間」とも呼ばれる。この期間は男女共同で様々な業務を行うため、恋が芽生え男女交際が始まる確率が一気に上昇する。ちなみに高校3年生は受験生のため準備には参加せず、毎日ギター企画の楽しそうな練習の音が聞こえてきたり、ペンキのにおいがしてきたり、ノコギリで作業する音が聞こえてきたり、作業着で楽しそうに歩く男女生徒が歩く中、旧新教室の1階を貸しきって勉強する。
■写真【オープンデー準備期間】1 2 3 4 5 (立教公式サイト)
  プレハブ【英・prefab】93年度の新校舎および新教員室完成までに使用されていた、プレハブ式の臨時教室および教員室。ニューホール北側に3軒、本館隣に1軒のプレハブ教室と、キャンパスにプレハブ教員室があった。プレハブ教室は外見も仮設住宅のようでみすぼらしく、プレハブに教室を割り振られたクラスの生徒は旧・新教室の生徒たちをうらやんだ。
   
  プレリュード【Prelude】(名・商標)元校長が96年頃購入したホンダの赤いスポーツカー。
参考【ホンダ英国法人】(同公式サイト)
  プロフィシエンシー【英・Proficiency】(名)正式名称Certificate of Proficiency in English (CPE)。ケンブリッジ英検の最上級。非英語話者に英語を教える資格も付随する。取得者は学年にいるかいないかで、崇拝される。一般生徒はこの名称を正しく発音できないくらい縁がない。
  ぶんかさい【文化祭】(名)→オープンデー  
 
    ―じっこういいん【―実行委員】(名)→オープンデー実行委員
 
NEW べいぐんに・ちょうへいされて・ベトナムせんそうで・せんししていたかもしれない・という・はなし【米軍に徴兵されてベトナム戦争で戦死していたかもしれないという話】(名)日系米国人である教諭が、卒業礼拝等でごくたまに持ちネタとして出す話。結局徴兵はされなかったらしい。
   
ベーコン【英・bacon】(名)朝食コーンフレークスの後に出るサイドメニューの一つ。一般的なベーコンとは異なり、明らかにばら肉の部分ではなく、ぶ厚くて4cm×5cm程度の長方形。焼いたものではなく、茹でたか蒸したかである。朝のメニューの中では人気があり、これをトーストにはさんで食べる者もいた。体重が気になる女子の中には、脂の部分を残す生徒も多かった。余ったベーコンは朝食後トレイに載せられてキッチンに運ばれるが、食堂の外へなだれ込む全校生徒のどさくさに紛れてつまみ食いする一部生徒がおり、それを発見したキッチンスタッフのジミーボーイが激怒。「余ったベーコンは鳥の貴重な餌である」という理由でその行為は禁止された。
 
  ベッドおとし【ベッド落とし】(名)二段ベッドの上のベッドのマットレスを毛布ごと落とすこと。生徒が中で寝ている場合もある。生徒間の嫌がらせだけではなく、昔は教師が朝なかなか起きない生徒を起こす手段として採用していたらしい。[参考]アップルパイ
   
  べんべん【便勉】(名)懐中電灯を用いる「ドミ勉」で宿直に発見されるリスクを回避するため、おもに期末テスト期間の就寝後便所でプライバシーが保障される中勉強すること。当然見つかれば処罰の対象となる。[参考]ドミ勉
   
  ホイッチ【訛英・which】(名)英文法担当浅○教諭による英語の「which」の発音。日本の立教高校での勤務中も、あだ名は「ホイッチ浅○」だったらしい。
   
  ホーシャム・ダイレクト・サービス【Horsham Direct Service】(社名)立教のゴミを集める廃物管理業者。キッチンの裏に巨大な緑のゴミ入れがあり、そこに大きく名前が書いてあるので生徒にその名を知られている。
   
  ホームステイ【英・home stay】(名)五月下旬のハーフタームに、両親の所在が比較的遠方かアクセスの悪いところ(おもに欧州外)にある国外生が立教近郊の一般家庭に一週間程度滞在すること。低学年はクローリーやギルフォード等立教に近い田舎に、高学年はハンプトンコートやウィンブルドン等、郊外あるいは都市部に振り分けられる。素行のよい生徒ほど上流家庭の家に割り当てられる確立が高い。ベジタリアンのホームステイ先などもまれにある。ハーフターム前にホームステイの班を決めるときほど立教生活で仲間はずれになる事を恐れる瞬間はない。ある意味最も楽しみかつ残酷な行事である。ホームステイ中は基本的に自由で門限を守る以外、ホームステイ先の家族と映画を見たり、密金したお金で好きなもの(男子はエロ本も)を買いあさったり、やりたい放題の三日天下である。
参考【ホームステイ】(立教公式サイト)
  ホームルーム【英・home room】(名)毎日夕食後7時にクラスの生徒と担任・副担任で教室に集まること。朝にはホームルームはない。担任からクラスに向けて連絡(あるいは説教)がある場合はホームルーム中に行われる。中学生・高校1年生は漢字の小テスト、高2・3生は「試け単」などの小テストが行われるのが普通。また、該当生徒が必要なチェックを切ったり、翌日医者にかかる者の名を確認したり、返却物を返したりする。中学生は、担任・副担任に毎日提出の義務がある日記を書く。  
  ほおんき【保温器】(名)@食べ物を暖かい状態で保つためのキャスター付きでステンレス製の電気保温器。キッチンの中あるいは食堂内の端のスペースに置いてあり、中には食べ物の入ったステンレス製の容器が入っている。食事に早く着いた者、あるいは当番ポットホルダーを手につけ、その容器ごと食べ物を取り出して自分のテーブルまで持っていく。この際、ごくたまに低学年などが容器ごとひっくり返してしまうことがあり、そうした場合は1テーブル分の食べ物がなくなるので、同じ食べ物を他のテーブルから少しずつ調達しなければいけなくなる。これがローストチキンなど人気のあるメニューだと、他のテーブルは余ってる物をすべてめぐんであげねばならないため、大顰蹙を買う。A皿を乾燥・殺菌するための電気保温器。中に皿が1テーブル分(20人)単位で積み重ねて置いてある。食事が始まる頃には素手でさわれる程の温度に下がっているが、たまにポットホルダーを使わないとヤケドしてしまうほど熱くなっている。そうした場合、皿をテーブルに運んだ後、テーブルマスターとその周辺に着席する生徒で「アチッ!アチッ!」などと言いながら皿を指でつまんで(あるいはセーターの袖をはさんで)テーブル中に広げて冷ます。サービングの時までに皿が十分に冷めていないこともあり、「こんなに熱くするなんてエネルギーの無駄だ」などという批判がよく出る。 図解【ニューホールの食事の席】(本サイト内部リンク):保温器が普段ある位置など
  ほしゅう【補習】(名)2学期終了後生徒が帰宅した後、中3の内部進学を希望する生徒だけが1週間ほど学校に残って高校進学のため特別に設けられた授業を受けること。補習最終日には形式だけだが、内部生も高等部の入学試験を受ける。補習期間中はなにしろ学校に自分の学年しかいないので、他学年の目を気にすることなく皆大いにはしゃぐ。シャワーも余裕があるため使いたい放題で、朝のパーカッション当直などの係も自分達でやる。とくに食事の席では両隣どころかテーブル全員が同学年のため、ついつい盛り上がりすぎてテーブルマスターの教師に注意される者も多い。補習期間の最終3日ほどは、外部から立教の高等部を受験する受験生が来て、体験入学を兼ねて入学試験を受ける。彼らは食事は在校生と共にとるが、ドミトリーは受験生同士で臨時に割り当てられる。彼らが在校生と話す機会は食事の席だけだが、その際立教がどんなところかしっかり学ぶ者が多い。中にはうまが合って友達になる者もよくいて、最終日には「受かったらまた会おうな」と言って別れる。  
  ぼっしゅう【没収】(名)ドミトリー内で床やベッドに置いたままになっているものや持込が許されていないものなどを、教師が黒ビニに入れて没収すること。体操着・泥のついた靴・ラジカセなどがおもな対象となる。没収された物は謝るか、それでだめなら学期末まで待たないと返してもらえない。物によっては二度と返してもらえない。[参考]黒ビニ
   
  ポットホルダー【英・pot holder】(名)保温器から熱いステンレス製のトレイに入った食べ物や、熱くてさわれない皿などを運ぶ際に使われる白い木綿製のナベ持ち。両手を入れる部分が一本につながっていて長いタオルのような外見である。ポットホルダーは保温器の取っ手に掛けてあり、使い終わった者はまたその取っ手に掛ける。しかし、ポットホルダーを保温器のあるところへ戻しに行く際、これからポットホルダーを使おうとする別の生徒とすれ違った場合は直接渡すのが暗黙の了解である。そこで立ち止まらず、スムーズに手渡し連係プレーが成功すると、ちょっとした感動を覚える。
   
  ポロ【英・Polo】(商標)スクールショップで購入できる菓子のひとつ。Nestlé社製。ミント味の白ポロ(Polo Mints)と、数種類のフルーツ味の色ポロ(Polo Fruits)がある。白ポロは菓子の中で一番安い。したがって貨幣としての価値は最も低い。日曜礼拝中にポロを友人に配って食べていた生徒に元校長がキレたことがあった。[参考]リフレ
●参考【Polo(英)】(Nestle UK)
  ほんかん【本館】(名)@築100年以上の領主官屋敷を改造して作られた最大の女子寮の名称。立教開校時は、この建物だけだったと言う。ステンドグラスつきの趣のある南イングランド風建築なので、学校パンフレットやウェブサイトには集中的に載せられているが、殺伐とした男子寮はほとんど載せられない。
(接頭辞) Aフライデースポーツで、立教敷地内の施設を使用するグループを、学校外のスポーツセンター等の施設を使用する同種目のグループと区別するためにつける接頭辞。例えばテニスには「本館テニス」「BBHテニス」「ホーシャムテニス」の3つがある。べつに女子寮の本館の建物内でスポーツをするわけではないのだが、なぜ「本館」が「敷地内」の意味で使われるかは不明。
  ほんとうばん【本当番】(名)食事の各テーブルの当番のうち、端のキッチン側に着席する1名の生徒に課される義務。各テーブルの本当番は、食後にふきんキッチンまで持っていって洗濯用のカゴに入れねばならない。また、本当番は使用済みの皿などが載ったトローリーを食後にキッチンまで押さねばならない。本当番はその後一人でドミトリーなり教室なりに戻るのが普通だが、他の本当番で同学年がいた場合は一緒に戻れるので嬉しい。
図解【ニューホールの食事の席】(本サイト内部リンク):本当番の席の位置など
ま行
   
語彙・解説
関連リンク
  マーガリン、まわがりん(駄・ウ)元校長の持ちネタのダジャレ。「マーガリンまわしてください」の意味らしいが「マーガリン」と「マワシテクダサイ」の間には「ま」の音しか共通点はないため、客観的基準からはとてもダジャレとは言えない。[参考]アイスを愛すナイフが無いふ遅れないでおくれ
   
  枕ファイト【まくらファイト】(名)枕でお互いをボコボコにたたき合う遊び。勝ち負けはなく、ただお互いをボコボコたたくのが目的。英国のボーディングスクール(全寮制学校)でもPillow Fightとして知られ、寄宿舎のある学校では一般的な娯楽である。音が派手でスカっとするわりに怪我をしにくいため、ドミトリーにおけるストレス発散に最適だが、低学年だとムキになりすぎて泣く奴などがよく出る。2人だけで行うこともあれば、集団で無差別に殴りまくることもある。就寝後の暗闇の中、ドミトリーの部屋内で枕ファイトをする者たちがたまにいるが、宿直に見つかれば当然トラブルになる。時には、宿直に見つかる危険を冒してまで枕を持って他のドミトリーの部屋まで走って遠征し、ベッドに横たわる生徒(寝ている場合もある)を突然枕で思い切り「ボコッ!」と殴って一目散に逃げる者もいる。殴られたほうは不意をつかれて唖然とするが、報復を決意する場合もある。集団で攻撃に行くと宿直に見つかりやすくなるため、単独で刺客を送りこみ、 ドミトリー間で静かな枕戦争が行われることもある。
   
NEW

マスタード【英・mustard】(名)ガラスの小ビンに入った英国Colman'sブランドのマスタード。日本のマヨネーズがキューピーなら、英国のマスタードはColman's English Mustard。鼻につんとくる辛さである。マスタードがよく使われるのは、朝のソーセージローストチキンローストビーフローストポークトンカツ。たまに夜食などでトーストにマスタードと醤油をぬる者もいる。

参考【Colman's Mustard】(米国法人公式サイト)♪注意!音が出ます!♪
  〜まわしてください(慣)食事のテーブルで、ふきん、飲み物、調味料などが必要な際に隣の人に言うフレーズ。これが伝言ゲーム方式でまわされていき、希望の物がまわされて来る。夕食を食べている真っ最中に「お茶まわしてください」と言われると、重いお茶を持たねばならないので気分が悪い。例)ふきんまわしてください、塩まわしてください[参考]〜にまわしてください
   
NEW  ミートローフ【英・meat loaf】(名)牛のひき肉、卵、タマネギ・ニンニクのみじん切りを混ぜ合わせ、オーブンで長方形に焼いた料理。英国だけでなく米国南部でも一般的なアングロ系の家庭料理である。マッシュポテトと合わせて出されるのが一般的で、立教もその慣習にならっている。しかし、立教ではなぜかケチャップをつける生徒が多い。味に関して生徒の評判は悪くない。しかし、のどにつまりやすい上ニンニクを使用しているので、ミートローフのゲップは異常にくさい。とくに、女子から明らかにミートローフのゲップだというニオイがしたときはかなりのイメージダウンである。
   
  みっきん【密金】(名)生徒が学期中敷地内に秘密で現金を持ち込むこと。学期中校内における現金の所持は禁止されているため、見つかれば謹慎反省文などの厳罰に処される。隠し方は服に縫い付ける、ブルータックで包む、ティッシュの間に入れるなどさまざま。根拠は平等性の確保と盗難の防止。ほとんどの場合密金する側の動機は、アウティングで与えられた小遣い以上の買い物をするため。[参考]密輸
   
  みつゆ【密輸】(名)生徒が学期中敷地内に秘密で食べ物(多くの場合菓子類)を外部から持ち込むこと。禁止行為であり、見つかれば密金に次ぐ厳罰に処される。根拠は平等性の確保と健康維持。しかし生徒はそのリスクを犯してまで、天井裏やスクールショップで購買が可能な菓子の箱の中などに密輸品を隠してこっそり食べ、スリルを味わう。[参考]密金
   
  ミニバス【英・mini bus】(名)コンサートや対外試合など少人数を校外に移動させる際に使用されるバン。1台に10人程度の収容が可能。
   
NEW みまわり【見回り】(名)誰かの男女交際が教師に発覚した際に、他の男女交際現行犯を押さえることを目的として教師が実施する捜査。放課後、夜のブレイク等にチャペルの上から外の森の辺りまでの広範囲を教師数人が当番制で見回り、密会の現場を押さえる。某教師にいたっては、わざわざミニバスにのり、森の奥まで車のライトで照らしてカップルを徹底捜索する。一組でも発覚したら全校単位で実施される為、他のカップルに顰蹙を買う。
  メイクがかり【メイク係】(名)数名の高1・高2の男女で構成される、オープンデーにおける劇出演者のメイクアップを担当する。伝統的にメイク係の女子は男子に人気のある者が多い。
   
  もりぶ【森部】(名・20期)放課後や土日の午後、学校敷地内の森に出かけることを目的とした非公式の部。元シャワー部員が多い。
   
や行
   
語彙・解説
関連リンク
  やしょく【夜食】(名)期末テスト期間中の夜、就寝延長の対象となる中1以上の希望者のみに出される軽食。96年頃廃止になった。夜食では基本的にトーストが一人1,2枚出される。全校単位で同時開始・同時終了の普段の食事と異なり、学年ごとに違う時間帯にニューホールの1、2台のテーブルに座って食べる(8:30から中1、9:00から中2という要領)。他学年がいない中、同学年で同じテーブルに座って食べるのでちょっとした宴会気分になる。夜食独特のトーストの食べ方は、マスタードと醤油を塗った「せんべいのような味のするトースト」。砂糖を薄くかけてざら目せんべいっぽくするなど、普段の食事ではできない工夫ができる。ほとんどの場合、夜食の最後の日には(今考えると大した味ではない)ラーメンが出た。うどんが出たこともある。期末テスト期間中夜食を希望する者は、毎日必ず夜食に出ねばならず、希望しなかった者は一度も夜食に出ることは許されない。ごくたまに、成績の悪い生徒が教師から夜食選択を禁止されることもあった。希望者の数の減少と多くの教師の主張した不要論で95年度ついに夜食が廃止になり、長い間夜食をとりつづけていた常連ファンは落胆した。
   
  ゆうびんきょく【郵便局】(名) 生徒だけで構成される郵便局委員会が運営・管理する郵便切手のみを扱う購買部で、毎週土曜日午後にニューホールロビーで開かれる。「郵便局」とは言っても書簡を届けたりするわけではなく、切手を売るだけ。  
NEW ゆでたまご【茹で卵】(名)朝食コーンフレークスの後に出るサイドメニューのひとつ。一般人がするように、適当なところで殻を割ってむいて手で持ってかぶりつくことは許されない。専用のエッグスタンドにのせ、右欄の図解【ゆで卵のむき方】にあるような手順で食べねばならない。調味料は、生徒の半分半分が塩派と醤油派に分かれる。ゆで卵は通路側の席の生徒から順にとって行くため、反対側に座る当番の生徒には殻がバリバリに割れている残り物しかなくなる。質素な割に意外と人気があり、余ってトレイにさげられた残りものをかっさらって、ドミトリーや便所でこっそり食べる者もいた。[参考]女王陛下の前でも恥ずかしくないテーブルマナー 図解【ゆで卵の食べ方】(本サイト内部リンク)
  よこわり【横割り】(名)ドミトリーの部屋割りが同学年同士に限定されること。伝統的な部屋割り。高校3年生は就寝時間が12時なため、必ず横割りとなる。夜更かしして長時間語り合う者、他人の睡眠を妨害する者がいたりして刺激が多い。[参考]縦割り
   
  よびもう【予備毛】(名)「予備毛布」の略。各ベッドに1枚ずつ置かれた白い毛布で、寒い日に用いる。立教の寮の暖房は効きすぎかまったく効かないかのどちらかで、予備毛はおもに後者の場合使用された。
   
  よんひゃくメートルトラック【400mトラック(英・metre track)】(名)サッカーフィールドからマロニエ並木の道の反対側にある陸上用のトラック。98年度に完成した。なお、20期生は卒業ギリギリでこの400mトラックをお目にかかることができなかったが、「体育で走らされる授業が多くなりそうだ」という理由で胸をなでおろした者も多い。
ら行
   
語彙・解説
関連リンク
  ラジオたいそう【ラジオ体操】(名)日本人ならおそらく誰もが知るNHKのラジオ体操第一。立教では生徒の統制と鍛錬のため非常に重きが置かれ、日曜・雨天を除き、零下に達する暗い冬の朝も毎朝必ず全校で行われる。立教では毎朝起床後20分以内に全校生徒がラジオ体操場に集合して整列しなければならない(遅れれば正門まで往復走らされる)。気を抜いてラジオ体操をしていると体育教師が寄ってきてプレッシャーをかけられることもある。また、体育の授業開始時には必ず行われ、だらけて体操をしている生徒がひとりでもいれば体育教師(おもにツ教諭)が無言でテープを止め、巻き戻しして全員最初からやり直しさせられる。体育の授業が最後までこれでつぶれたこともあった。
参考【正しくラジオ体操】(簡保)
参考【ラジオ体操gif動画】(簡保)(動きが見られます)
試聴【ラジオ体操第一】(Toru Ash's Music)(音が出ます)
 
    ―じょう【―場】(名)朝のラジオ体操を行うためだけにつくられたアスファルト張りのスペース。新校舎建設前は旧テニスコートが使用されていた。
  ランチョン【英・luncheon】(名)年に一回、卒業礼拝後に出される昼食の形式。4人がけの正方形テーブル(実はいつも使われているテーブルを2つ合わせたもの)に白いテーブルクロスがかけられたものが20ほど置かれる。レストラン風で、普段長いテーブルがずらっと置かれた食堂とは見違う見かけになる。それもそのはず、卒業礼拝には賓客が多数出席して昼食をとるためである。食べ物は、キッチンの入り口前にずらっと並べられた食べ物を英人の女性キッチンスタッフが直接皿によそう形式である。ランチョンに必ず出るメニューは卒業祝いのための赤飯(それをよそう英人スタッフはこれが何かも知らない)と、ニンニクと醤油で調理した鶏肉。ランチョン後の席では、必ず卒業生から礼拝式文にサインをもらったり、写真を撮ったりする在校生の姿が見られる。  
  りかとう【理科棟】GCSEサイエンスの授業のため旧生物室(理科棟完成とともに取り壊し)前に建てられたレンガの建物。1階に化学(Chemistry)室、2階に生物(Biology)室、3階に物理(Physics)室という3階建てで、かなり高度な設備がそろっている。生徒の中からは「GCSEのような意味のない対外パフォーマンスのためにあんな金のムダをして」という声も聞かれたが、多くの理系生徒にとっては受験対策にプラスに働く。
写真【理科棟】(立教公式サイト)
参考【GCSEサイエンス】(立教公式サイト)
  りっきょう【立教】(名)立教英国学院在学生および卒業生による立教英国学院の呼称。立教英国学院在学生および卒業生が無標で「立教」と言うときは、東京・池袋の立教ではなく、立教英国学院を指す。本辞典でも「立教」というときはすべて英国のほうを示している。  
  りっきょうえいこくがくいん【立教英国学院】(名)英国南部、ロンドンから車で1時間半ほど南のウェストサセックス州とサリー州の境に位置する全寮制の日本人学校。1972年開校。生徒は全員が保護者が日本以外の国に滞在する日系子女で、小学5年〜高校3年までを受け入れている。文部省では「在外教育施設」扱いなので日本で「帰国子女枠」を利用して大学受験ができないにもかかわらず、毎年名門大学に多くの生徒を送り込んでいる。その反面、イギリスにありながら徹底してほとんど日本語のみの生活と日本式の教育・学習をさせられるため、海外に住むメリットは比較的少ない。寮(りょう)に個室はなく、ドミトリーとよばれる寝室を複数でシェアし、食事も全校で同じメニューを食べ、全校一斉に開始・終了する。また、特別な場合を除いて学校の敷地から一切外には出られず、外部から食べ物や現金を持ち込むことが禁じられているため、他には類を見ない独特の閉鎖的な社会を形成している。そのため社会学的・人類学的実験の場としても貴重で、生活の期待水準の低下や菓子の貨幣化など興味深い現象が見られる。厳しい体制でありながら娯楽イベントもあり、日常生活でも制限された生活ゆえの独自な楽しみ・喜びがある。立教英国学院がどんな場所・社会であるかは、本辞典の諸項目から浮かび上がるイメージをつなぎ合わせてある程度想像することができよう。 参考【立教英国学院】(同公式サイト)
衛星写真【立教マップ】 Google Earthの衛星イメージから作成した案内図)
  りっきょうえいこくがくいんこうか【立教英国学院校歌】(名)→校歌  
  りっきょうえいこくがくいんつうしん【立教英国学院通信】(名)学校が不定期に発行する校内新聞で、内容は生徒の作文がほとんど。当然だが学校側に対し反抗的な内容を作文に書くとまず載せられない。載せられることが決定しても教師の検閲を通過せねばならない。卒業生にも郵送される。
   
  りっきょうジャージ【立教ジャージ】(名)1993年度から体育の授業において着用が義務付けられた学校指定の体操着の中の紺色ジャージ、または広義に体操着全体。某国語科教諭がデザインしたためセンスがなく、審美性に著しく欠ける。通常「立教ジャージ」と呼ばれるのは紺の上下ジャージで、緑と赤の細い線が横に入っている。どう着こなしてもダサい。広義の立教ジャージには学校指定の体操着である白または紺の長袖シャツ、白の半そでポロシャツ、黄色の短パン(黄ぃパン)、緑のトレーナー(ピーマン)も含む。体育の授業でこのいずれかを着用していないとラジオ体操後体育教師に一人一人必ず理由を聞かれるが、誰もが大体「洗濯日だからです」と答える。
   
  りっきょうせい【立教生】(名)立教英国学院に送り込まれた小学5年〜高校3年までの在学中の生徒。しばしば広義に、卒業生・OB/OGを含める。基本的に全員が在学中父母が日本以外の国に駐在する日系の子女で、在学の目的は日本に帰国しても勉強について行けること、日本の子どもたちと社会的に溶け込めること、そして日本の大学に行くことなど。多くの生徒の父親が高学歴・大企業出身で立教生はそのプレッシャーを背負い続ける。「この中でオヤジよりビッグになるの誰だろうね」という話題はよく出される。上述の目的にもかかわらず、日本に帰国した後は浦島太郎状態となり、大学のクラスやサークル等の華やかな世界に溶け込めず、社会に適応出来ない生徒も多い。逆に立教で培った社会的能力を生かして人生を謳歌する者も多い。立教はイギリスにあるにもかかわらず英語を一言も話さなくても生活できる環境なので、多くの立教生はいわゆる「英語のできない帰国子女」である。帰国後皆が言われて一番つらいのは「へえ、イギリスにいたの?じゃあ英語ペラペラじゃん」。こう言われるのを避けるため、あるいは「海外にいたのに日本人社会にいた」という面倒な説明を避けるためにあえて出身校を言わないこともある。また出身地はどこと聞かれて言葉に窮する事も多い。立教生は現代に生きる根無し草でありノマド(流浪の民)である。卒業後、立教生と連絡を完全に絶つ者や、消息不明になる者も多い一方、いつまでも少数の立教生と親友であり続ける者も多い。立教が排出した著名人には『徹子の部屋』にも出た登山家、石原ファミリーの一人の妻、元Luna SeaのInoranとユニットを組んでいたミュージシャンなど(立教英国学院卒業生/元教員 著名人・文化人・研究者サイトリンク参照 )。
   
  りっきょうすいせん【立教推薦】立教英国学院は名前こそ立教だが、エスカレーター式に全員が立教大学に入学出来るわけではない(実際立教英国学院は学校法人立教学院に含まれていない)。98年当時は一定の成績を収めた内申書優秀者が最大で学年10人まで入学内定するという決まりだった。現在でも推薦入学の人数は大変限られている。推薦入学決定者は、周りの受験勉強に励む生徒や推薦を取れなかった志望者に対して負い目を感じる事となる。
   
NEW りっきょうたてのかい【立教盾の会】(名) 1990年頃、三島由紀夫に傾倒した生徒が校内で組織した右翼組織。実際に三島由紀夫が生前結成した民間防衛組織の名からとられた。メンバーは日の丸を教室で掲げたり、三島由紀夫の文章を壁に貼ったりした。また三島由紀夫を真似て新館のバルコニーに立って演説もしたという。野口健氏の『百万回のコンチクショー』(下記関連著作参照)で言及されている。
   
  りっきょうノート【立教ノート】(名)いかにも再生紙で作ったB5より少し小さめの無地表紙のノートで、「賞」と書いたスタンプが押してある。立教の住所のスタンプが入ったものもあり、球技大会漢字コンクールの賞品として生徒に与えられるが市販の可能性大。[参考]立教ペン
   
NEW りっきょうのひじ【立教の肘】(名)手首から正規の意味のヒジにかけての部分。腕およびヒジを指す総括名称として立教の教師によって再定義された「ヒジ」。通常この用語は「食事中テーブルのふちにもたれかけてはいけない部分」として使用される。「女王陛下の前でも恥ずかしくないテーブルマナー」を定着させる試みの一環として教師が「食事中ヒジをつくな」という指導をした結果、正規の意味でのヒジをつく生徒はいなくなったものの、多数の生徒が腕をテーブルのふちにもたれかけて食事をとっていたことが背景にある。これをある教師がついつい「ヒジをつくな!」と注意したのに対し、生徒が「え、『ヒジ』はついてませんよ。」などと口答えし、それに立腹した教師が「うるさい!立教のヒジはここからここまでだ!」などと言ったことが始まりだと推測される。単に「腕」と言えばいいものを、「立教のヒジ」という新用語を強引に定義してまで注意するところが立教らしい。現在でも、腕をもたれかけて食事している生徒が多いと気づいた教師が食事中立ち上がって「食事中はヒジをつかない!立教のヒジはここからここまで!」などと言ったりする。なお、「『立教のヒジ』をつかないようにするためには、皿を手前に引くといい」という有用なアドバイスもつけくわえられることが多い。
   
NEW りっきょうバッグ【りっきょうバッグ/英・Bag】(名)ASICS製のロゴ入りバッグに、ASICSのロゴと同じような白抜きパクリ書体で「RIKKYO SCHOOL」と印刷されているバッグ。ASICSのロゴが巨大で、その下に小さく「RIKKYO SCHOOL」とあるので、どちらがメインなのかわからない。色は、黒と、なぜかショッキングピンクの2種。球技大会でチームが優勝したときのみもらえる景品で、実はかなりの激レアアイテムである。  
  りっきょうバッジ【立教バッジ】(名)→バッジ
参考【校章】(立教公式サイト) 
  りっきょうファイ!ファイ!ファイ!りっきょうファイ!【立教ファイ!ファイ!ファイ!立教ファイ!】(掛け声)運動部がキャンパスを走りながら交代で一人ずつ言う掛け声で、「ファイ(ファイト)」の後には残り全員の「オウ!」が入る。対外試合などの応援でも使われる。
   
  りっきょうペン【立教ペン】(名)漢字コンクールや因数分解コンクールで景品としてもらえる、立教の校名が刻まれたボールペン。円柱形でなく四角柱形で、色は青・黒・エンジの3種。クオリティーが悪く、メッキがすぐはがれるしすぐ壊れる。[参考]立教ノート
   
  りっきょうまる【立教丸】(名・ウ)元校長による、運命共同体としての立教のメタファー。おもに朝の礼拝後、学校の公序良俗を乱す生徒を「立教の皆が同じ船で安全な航海をしようとしているのに、船底で穴を開けている奴がいる」とたとえて非難する。話の最後に「船は、沈むぞ!」と一喝して終了することが多い。立教の教育方針が「個人=全体」という日本的な考え方に基づいていることを表している。[参考]トイレは文化のバロメーターレンガを積み上げよ
   
  リフレ(名)リフレッシャーズの略称。スクールショップで購入できる菓子のひとつ。ラムネにしては硬い、丸い粒状のキャンディーで、口に入れるとシュワーっと発砲するのが特徴。何種類かの味がある。しかし、94年ごろリフレは名前はそのままで、平たい棒状のアメに変わった。駄菓子っぽく、食べるのに時間がかかるし発泡もしないただのアメ・新リフレの評判は悪く、生徒の間には旧リフレを懐かしむ声が絶えなかった。
   
  リフレッシャーズ【英・Refreshers】(商標)→リフレ
   
NEW リンゴ【林檎】(名)夕食後に出される果物の1つ。たまにブレイクにも出ていたりする。ほとんどが青リンゴだが、赤リンゴはジャリっとしていて評判が悪い。食べ方は様々で、多いほうから:(1)皮をむかずにナイフで4つに切り分け、芯をナイフで切り落とす;(2)皮をむいて(どれだけ長くむけるか競争する者もいる)あとは(1)と同様;(2)そのままかぶりつく;(3)素手で割って食べる(力よりもコツが必要、女子でもできる);(4)芯の部分が直方体状に残るようタテにナイフを4回入れて残りの部分を食べる;(5)(1)〜(4)の後受けをねらって、種と柄以外すべてを食べる。
  ルーズソックス【和製英語・loose socks】90年代後半に日本の女子中高生の間で流行した、丈が高く分厚い、ゆるめて履く靴下。立教にも海を渡ってそのトレンドが押し寄せたが、「ここは渋谷の一角ではない」と憤慨する教師陣の反ギャル主義的反発が凄まじく、徹底的な弾圧を受けた。ついに学校側はルーズソックスが「洗濯機にからまる」ため、「クリーニングレディースから苦情があった」という理由で全面禁止した。
   
  れいはい【礼拝】(名)毎日朝食後にチャペルで行われる礼拝。全校生徒の参加が義務付けられている。平日の礼拝と、長めの日曜礼拝がある。平日の礼拝では、まず聖歌から始まり、祈りに入る。祈りの部分では、英国国教会(聖公会)の形式にのっとり、チャプレンと残り全員が交互に礼拝式文を読みあげるという形式がとられる。教師による聖書朗読が入り、その後はチャプレンが説教をする。次に賛美の歌とよばれる祈りを唱え、最後にはその時その時の出来事や行事に合わせた特祷(とくとう)と呼ばれる祈りをチャプレンが読み上げ、最後に全員が「アーメン」とだけ言う。そして、頌栄聖歌を歌って終わる。チャプレンは火・金曜日に休むので、火曜日は一般教師、金曜日は高3生がチャプレンの代わりをする(金曜の聖書朗読も高3生)。礼拝の席順は毎週変わる指定席で、最前列は低学年であることが多い。立教の礼拝の宗教的な部分は形式的で、むしろ日本的な「朝礼」の機能を持つ。礼拝終了後は全校連絡などが行われ、校長が説教を始めることもある。[参考]聖歌聖歌集悲っ惨シビートイレは文化のバロメーターレンガを積み上げよ立教丸ジョン君
写真【チャペル】(立教公式サイト)   
 
    ―しきぶん【―式文】(名)(名)毎朝の礼拝で唱える祈りの文句が書いてある冊子。表紙の色は紺色で、内ポケットに入るサイズで薄い。入学すると一人一人に渡され、立教生である限り携帯が義務付けられる。英国国教会では決まった祈り文句を式文を見ながら読み上げることが重視されるので、立教の礼拝でもこの形式に従う。これを毛沢東語録にたとえる生徒も多い。立教が長いベテラン生徒は毎朝礼拝式文を手で持って使用するので、各ページの見開きの中央部分が手垢で黒くなっている。ポストイットに石黒等を書き写したものを礼拝式文に貼り、礼拝内職する者もいる。また、両側の表紙の裏は空白になっているため、学校を卒業・転出する生徒や退職する教師のサインやコメントをそこにもらうのが長い伝統となっている。二学期終了時に高3生が後輩から式文へのサインを求められる度合いで、どれだけ後輩に人気があるかがわかる。
    ―とうばん【―当番】(名)サーバー1名・聖書朗読1名・献金当番2名の4名からなる、日曜礼拝の手伝いをする義務。クラスごとに毎週当番がまわってきて、4人とも同じクラスから選ばれる。礼拝当番のうちサーバーと聖書朗読は高3生のトーチベアラーと同じく、黒地のローブの上にカッポウ着にそっくりな白い羽織をつける。献金当番は2名で、献金の袋を生徒の席に渡し、全員が10ペンス硬貨を1枚ずつ入れ終わったら集めてチャプレンに渡す。日曜礼拝後には献金がきちんと人数分集まっているかを数える。礼拝当番の名前は日曜礼拝当日全校生徒に配られる式次第に載る。なお、礼拝当番4名は後片付けや反省のため、日曜礼拝後の全校清掃をしなくてもよい。
  レフトマージン【英・left margin】(名)タイプライティングで「左側の余白」を意味する英語。タイプの授業で、担当教師のミセス・ヴォ○ーが甲高い声でこの用語を連発したところ生徒の耳に焼きつき、以来ヴォ○ーのマネをするときの決まり文句となった。中にはヴォ○ー本人を「レフトマージン」と呼ぶ生徒もいる。
   
  レンガをつみあげよ【レンガを積み上げよ】(諺・ウ)元校長が礼拝後1年に必ずする話の中の、基本がいかに大事かを示すたとえ。レンガがひとつでも抜けていると壁はくずれるため、日々勉学に励み基礎を築くべきとする。この応用でレンガ一つ一つを生徒にたとえ、「一人でも抜けると全体が崩れる」という「立教丸」のたとえに似た日本的集団主義を語る場合もある。[参考]トイレは文化のバロメーター立教丸
   
ローストチキン【英・roast chicken】(名)皮付きの鶏の脚の部分に塩を振ってオーブンで焼いたシンプルな料理で、最も人気のある昼食のメニューの一つ。必ずおかわりダッシュをする男子生徒が同テーブルに複数名おり、「ローストチキンダッシュ」という名前までついている。  
ローストビーフ【英・roast beef】(名)立教の典型的な昼食。ローストビーフと言うと日本ではご馳走のようだが、イギリスでは安くて当たり前のパサパサの牛肉に、申し訳程度にグレイビーソースをかけて食べる家庭料理である。揚げたジャガイモとグリーンピース・ニンジンをゆでたものが一緒に出される。毎週のように出ていたが、96年度の狂牛病騒動である日からピタリと出なくなり、ローストポークに替わった。以来、立教生の間では、自分たちが一番危ない時に牛肉を食べまくっていたということへの不安が広まっている。その後日本に帰国した立教生は、厚生労働省から「イギリスもしくはフランスに1980〜96年に通算6ヵ月以上滞在した者は日本国内で献血禁止」という発表を聞いてさらにおびえることとなり、献血を拒否されて肩身の狭い思いをすることとなった。  
ローストポーク【英・roast pork】(名)ローストビーフに替わった、立教の典型的な昼食。同じように揚げたジャガイモとグリーンピース・ニンジンをゆでたものが一緒に出され、グレイビーソースをかけて食べる。立教で実際に撮影された実物写真(右記)があるので参照されたい。
実物写真(ご提供:16期生HP)
  ロッカーけんさ【ロッカー検査】授業中など生徒のドミトリー不在時に教師が抜き打ちでドミトリー内の個人のロッカーの中身を点検すること。しばしば密金密輸の発見のきっかけとなる。生徒からは「プライバシーの侵害」として批判が常にある(lockerなのにlockがない、など)が、教師は「治安・秩序維持」を根拠としてその意義を説明する。
   
  ロッけん【ロッ検】(名)→ロッカー検査
   
  ロッジ【英・lodge】(名)正門のすぐ前にある門番の家を改造した小さな男子寮で、教室から徒歩で10分ほどかかる。多くの場合小学生が寮を割り当てられる。ロッジは日中施錠されているため、ロッジに寮を割り当てられた生徒は着替え・シャワー時を含め、就寝時以外ドミトリーに戻れない。夜のロッジへの帰り道は胆試しになる。
  ロンにち【ロン日】ロンドン日本人学校の略。立教の国内生にはロン日出身者が多く、出身日本人学校では最も人数が多かった。
わ行
   
語彙・解説
関連リンク
  ワンキー【広・Wong Kei】(名)ロンドンのSOHO近辺のチャイナタウンにあるジャンクな激安中華料理店。正しくはウォン・ケイ。予算が厳しい立教生はアウティングでここに行く者が多かった。サービスは受け狙いかと思うほど最悪で、店に入った時点で店員が既にキレており、「Upstairs!」と怒鳴られ箸も投げて渡される。世界の学生と同じく、ここの通称「輪ゴム」あるいは「ゴム麺」とよばれるワンタンヌードルの小碗の熱狂的な愛好家である立教生は多い。
参考【ロンドン中華街】(倫敦最新情報)
付録
立教英国学院卒業生/元教員 著名人・文化人・研究者サイトリンク (敬称略)
  青盛のぼる(卒業生/ソプラノ歌手)
石川明人(14期生/北海道大学大学院文学研究科助手、宗教学・インド哲学講座)
石原里紗(4期生/元女優、石原伸晃衆議院議員夫人)
岩永照子(元教員/EJEF代表取締役社長:名誉大英勲章受章)
おぎわら隆宏(10期生/民主党神奈川県第2区総本部副幹事長)
谷川至孝(元教員/帝塚山大学非常勤講師)
西上紀江子(元教員/NPO法人国際ボランティアセンター山形(IVY)代表)
野口健(14期生/アルピニスト)
村勢功一郎(27期生/東大野球部投手)
御手洗大祐(13期生/株式会社日本技芸代表取締役社長)
宮脇樹里(16期生/英国在住シェフ)
ケン・ロイド(Ken Lloyd)(16期生/ミュージシャン)
立教英国学院の創設者?(アガタ先生じゃなかったっけ?)
立教英国学院関連著作
■一志治夫 (2002) 『僕の名前は。―アルピニスト野口健の青春』 講談社 [言わずと知れた立教出身登山家(14期生)に関する初の著作]
■岡野透、今多学、Steer,M (1998) 『立教英国学院におけるGCSE Science』 第3回日英サイエンス会議 [上記GCSE参照]
■宮脇樹里 (2001) 『コルドン・ブルーの青い空―女ひとり、ロンドンシェフ修業』 講談社文庫 [立教出身で現在も英国在住のシェフ]
■野口健(原作) 井上美樹(画) 曽谷弘幸(シナリオ) (2002) 『戦うアルピニスト』 白泉社 [最初で最後の立教生マンガ]
■野口健 (2003) 『落ちこぼれてエベレスト』 集英社 [立教に関する記述多し]
■野口健 (2004) 『100万回のコンチクショー』 集英社 [立教に関する記述多し]
■野口健・白石康次郎 (2000) 『大冒険術―ぼくらはなぜ世界に挑むのか』 文藝春秋 [対談]
■半田淳子 (1995) 『ブルーベルの花咲く丘―私の立教英国学院通信』 青弓社 [元国語教師が執筆]
その他リンク
【コミュニティーサイト】
mixi(立教英国学院コミュあります、ただしメンバーの紹介が必要)
ゆびとま(立教英国学院同窓会あります。ただしメンバー登録が必要)
【同窓生サイト】

立教英国学院16期生のホームページ
立教英国学院第22期生HOMEPAGE!!
立教英国学院19期生ホームページ
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