「逃がした魚は」

自由にしてあげたつもりだったのに
金魚は川じゃ生きられないって
誰かから責められた あの日。

思い出の所々に 小さい命のシミ跡が へばり付いている。
おまえには いつか 罰が下されよう。
時は近ずきつつある。


------故郷の川を思い出して描いてみました------

想い出すのは中学校への通学路
脳内でビートルズが鳴り続けてた あの頃、

川の端から端まで紐を伸ばし染物を干してる店があった。
晴れた日に見ると、地味な万国旗の様だった。

川原に鉄骨を突き刺し、柱にしてるアクロバティックな家があった。

その床下(川原)に陣取り秘密基地にしてる子供たちがいた。

フナムシを餌に橋の上からボラ吊りしてた小学生。
直接、三又の針でボラを引っ掛けたりもしてた。

夏の夜は、川原の大きな一枚岩の上で親子連れが花火してた、、、

上の道沿いでは柳の枝が揺れていた。
皆、この川と岸辺の町並みを愛していました。


今じゃ護岸工事で のっぺらぼうになってるそうです。

(2007年作成〜2011年改変)