和歌山県和田川
(畝畑 県道橋〜砂防堰堤上 約7.0km)

人跡の無い、深い渓谷を行く

      川の評価(評価の解説は ココ をクリックしてください)

出撃時期 水量 川のキレイ度 難易度
1995年5月 大雨後2、3日目。水量増 4.3 3.8
2011年5月 降雨翌日。水量若干増 4.3 3.0



畝畑の出発地点。県道の橋が小さく見える。

ここから下流は谷がどんどん深くなって行くので、車道からエントリーする場所が限られてくる。

多くの川は大雨後に流れが泥色になるが、この川では降雨後水量が多い時、川が透明度の高い水色になる。(1995年5月)





県道橋から下流約2、3キロの出発地点。
トンネル前が広場になっていて車が停めやすい。
川へは数メートルの落差が有るが、アクセスは良い。(2011年5月)




浅く速い流れと深さ2m程の淵、石の露出した瀬がひとつのパターンとなって現れる。

浅い瀬はライン選びとチューブを浮かせる足の運び方で引っ掛かり方が大きく違う。

流れで水底の地形が判り辛くコケで滑るので、ダイビングシューズの上からフェルトを貼った大き目のサンダルを履く。(2011年5月)





たまにこのぐらいの瀬が現れる。全て十分な下見や迂回が可能。

動画: IKE苺の「いえい!」(2011年5月)





上が1996年、下が2011年の同じ大岩の瀬の画像。

岩の場所が大きく変わり、流れを遮るような箇所が増えてより引っ掛かるようになった。
減水時に下るのは難しい。

大きい島のような岩が現れたらその先が瀬なので分かりやすく、下見は容易。

2011年5月の時点では瀬尻の左岸に石門があり、水量によってはチューブに乗ったままくぐって向こう側に行くことが出来る。


動画: ”大岩の瀬を流れるIKE苺”(2011年5月)
停滞してしまうとより水流を受けやすく、ひっくり返されることが多い。
この後、瀬の中に取り残されたチューブを回収したが、ベルトが水中の岩にしっかり噛みこんでいた。
同じ水流を受け続けていると、水中の岩間に金具やベルトなどを引っ掛けてしまう事がある。


動画: ”大岩の瀬-瀬尻の石門”(2011年5月)
→チューブが引っ掛かった際に、すぐムリヤリでも岩を越えて行くのがわかる。そして石門をくぐると…。






大岩の瀬の直後の落ち込み。(左:1995年5月  右:1996年5月)

ほぼ同じ場所から撮影しているが、水量が異なり岩の露出度がまるで違うのが判る。

右のような状況でも下って行く事は出来るが、本来はヘルメットがあったほうがいい。




無改造のチューブは着座位置が安定しないので、ひっくり返ったりすっぽ抜けたりする。

2人沈して、2人共チューブを流す。

岩の上で写真を撮る僕は静かにシャッターを切り、2つと二人が目の前を流れ行くのを暖かく見送った。(1995年5月)




川が一旦車道に近付いた後、この瀬が現れる。
(左上:1995年5月  右上:2000年5月  左下:2011年5月)

左上、右上画像において、水量が全く違うが下っているラインは同じで、どちらも中型トラック用のチューブを使用している。
中型トラック用のチューブは水量が多い場合に浮力と安定感に欠ける。

左下では岩の配置が変わっており、流れて行くラインの裾が空洞になっているように見える。
その上水量に乏しかったので、迂回することにした。




ロケハンの為、砂防ダム上の上陸地点より下流へと足を伸ばす。(上:1998年5月  下:2001年10月)

エントリーは砂防ダムより数百メートル上流に車の退避できる広い場所があり、そこから川に下りれる道が有る。

下はシュノーケリングで行った時の画像。

ここから先の上陸地点は険しく、場所が限られてくる。
この区間を遊ぶなら、上陸地点をしっかり確認してから下った方が無難だ。


適当に下っていったら谷が深くなり、沢登りと山登りをさせられることになった。





昔使っていたと思われる砂防ダム。水中の排水溝がトンネルのようになっていて、スリムな人ならその中を通って行くことが出来るが、入り口で少し引っ掛かるようだったら、中に入るのは絶対に止めるべきである。

このダムからも、車道へ上がる事が出来るが、道は険しい。
そのすぐ下に新しい砂防ダムがあるが、魚道は壊れ、流木が詰ったままになっていた。


最初からエントリーした場所へ戻るつもりで下っているので、チューブはダム上に置いておき、カラミでダム下の地形をつぶさに確認して行く。


ダムのさらに下流には深さ8mを超える直線の流れがあった。

その両側は岩盤が切り立っている上に流れが速く、泳いで遡上出来ない為、帰り道は岩の上を歩く。(1998年5月)