1980年製 Tokai LS-200 CS "No. 7" #0010007

1980年製Tokai LS-200,シリアルナンバーは”7",この番号がシリアルナンバーの名の通り製造順に打たれたのかどうかは確認しようがないが,7という番号は何気に嬉しい。ちなみに7という数字が幸運と結びついているのは基本的に英語圏だけのようである。
大切に扱われていたようで傷も少なく,特にヘッドストックの艶は新品のよう,裏には"200"のデカールもしっかりと残っている。
他のLS-200同様にこのギターの材も見事なものである。フレックが出るほどの良質なハードメイプルなのにソフトメイプル並みの美しい杢を表出している。こんな材は今後もう手に入らないのではないだろうか。
当時Tokaiのレスポールがガロのトミーのバーストから三次元データを得て作られたというのは有名な話である。私は本物のバーストを身近で見たことはないが,形状はこのTokaiと同じ筈である。本家のバーストの完璧なプロポーションには驚く以外にない。
ご存知のとおり私は色々と多メーカーの国産のレスポールを所有しているが,コピーと呼ばれているギターなのに実際にはコピーと呼べないものも多いのである。GrecoのSuper Realシリーズ(とはいっても私が所有しているのはEGF-850だけだが)フェルナンデスのSuper Gradeシリーズ,一見するとよくコピーできているように見えるが実はTokaiのレスポールとはアーチの形状が微妙に違う,特にボディーのウエストのアーチ形状は全くといって良いほど違う。Tokaiのレスポールのウエストラインの断面はトップに向かって比較的急峻に盛り上がっていて,陳腐な表現だがセクシーなのである。7つめの写真でウエストラインくアーチ形状がよく分かるでしょう。バーストを完璧にコピーしているのはTokaiだけで,その形状の完璧さを表出できるのもTokaiだけということ。
ピックアップはフロントがDiMarzio PAF,リアがSuperDistortion,この組み合わせはなかなかイケる。(2010.12.22)