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1980年製 Tokai LS-150 finished with cathew lacquer #0010048


 

1980年製のLS-150であることがヘッドストックで確認できる。

今まで1980年代初頭のTokai LS-200を何本か手に入れてみて,その殆どがカシューラッカーで仕上げられていて,それによってヘッドストックのロゴが金色に輝いていることを以前このサイトで述べた。Tokai LSの上位機種と思しきギターが出品されるとオークションの質問欄に「ロゴはゴールドですか」という質問を見ることがあり,ゴールドロゴはLS-200の証であるという認識がある程度広まっていることは確かで,その責任は少なくとも一部は私にあるだろう。

その責任において今回その認識を訂正させて頂くことにする。結論をいえば「ゴールドロゴはLS-200の証ではなく,LS-150であることもあり得る」ということである。

写真をご覧になれば一目瞭然,カシュー塗装が施されたゴールドロゴのLS-150である。カタログ外の設定ということになるが,家内手工業的な小規模ギター工場ならではの取り回しなのだろう。

入手時ヘッドストックにヒビがあり親元であるTokai楽器製造で修理してもらった。

トップはそれなりに杢が表出されているが,LS-200に相応しいかと問われれば,確かに「否」と言わざるをえない。LS-200には天衣無縫の完璧さが求めらる。バックのマホガニーもリボン杢が表出されていない地味なもので,ハイエンド機種的な派手さに乏しく,やはり木材のグレードから見る限り高くともLS-150相当までだろうと納得できる。PUはフロントにDiMarzio PAF,リアに同SuperDistortion,これはカタログ通りということになる。ペグは入手時にGibson製のゴールドに交換されていたが,1980年代初頭の機種に搭載されていたTokai製クルーソンペグ(Gold)に交換した。

さて,問題の音はどうかというと,これが感動的といえるほど素晴らしい。音に関していうと少なくとも私が所有する1980〜1983年製造のLS-150/200には本当にハズレがないように思うが,その中にあってもこのギターの音の良さではトップクラスである。傷物と呼ばれるギターの中にこのような素性のよい品を見つけたときには本当に嬉しいものである。



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