★ 父親重婚!母親激怒!ボクちゃんいったいどーなるの!?
  〜 大国主神と八上比売の子・木俣神の涙誘う境遇!!

ホーム>バックナンバー2012>二股(ふたまた)俳優・塩谷瞬(しおやしゅん)vs二股首相・野田佳彦(のだよしひこ)

二股俳優vs二股首相
★ 木俣神の憂鬱
「時事・川柳・風刺チップス」二股記事
http://blogs.yahoo.co.jp/mohenzi/4613266.html
http://blogs.yahoo.co.jp/matupi_tyu/5001949.html

 道というものは一つではない。
 いくつも分かれ道があるものである。
 時にはわき道にそれることもあるであろう。
 どちらに行くか迷って立ち止まることもあるであろう。
 中には両方に歩いて行ってしまう人もいるであろう。

 日本人は一徹にあこがれる。
 正義一方に賭
(か)ける男に拍手したり、貞操を守り通す女に喝采(かっさい)したりしてきた。
 が、本当はそんな男女は少ない。
 貴重だからこそ、美談として歴史に残っているのであろう。
 実際には、多くの日本人はあいまいである。
 優柔不断で八方美人で他人任せで無責任な人が大半なのである。
 成功しているときは黙っているが、失敗はみんなで分かち合う、言い換えれば、責任をなすりつけ合うのである。
「失敗した人もいるけど、みんなでがんばろうよ!」
「責任者は処罰しないけど、みんなで電気代払おうよ!」
「責任者は処罰しないけど、財政再建のためにみんなで税金払おうよ!」
 そして、それこそが「絆
(きずな・きづな)」の正体なのかもしれない。

 平成二十四年(2012)四月、二つの「二股(ふたまた)」が話題になった。
 きっかけは二股俳優・塩谷瞬
(しおやしゅん)
 モデル・富永愛
(とみながあい)と料理研究家・園山真希絵(そのやままきえ)の谷間で大いに揺れ動いた。

 三者それぞれ知名度を上げた頃、今度は野田佳彦(のだよしひこ)首相が二股を始めた。
 こちらは二股愛ではなく、いわゆる「二股膏薬
(ごうやく・こうやく。内股膏薬)」。
 民主党の実力者・小沢一郎
(おざわいちろう)と、自民党総裁・谷垣禎一(たにがきさだかず)との狭間(はざま)で右往左往した。

 しかし、野田の腹は初めから決まっていたであろう。
「不退転の決意で消費税増税を進める」
 それ以外の選択肢はなかったのである。
 野田には問題がある。
「本当に消費税増税をしてもいいのか?」
 一方、小沢にも問題がある。
「今やらねばいつやるのか?」
 道は一つではない。
 これから二人が進む道はいくつも枝分かれてしている。
 正しい道を選ぶかどうかは、未来の歴史が教えてくれるであろう。

 二股膏薬は立派な政治戦略である。
 歴史上、とくに生死がかかった合戦では、多くの武将が生き残るためにこれを行ってきた。
 弊サイトでも、小早川秀秋
(こばやかわひであき。「変節味」参照)、津軽為信(つがるためのぶ。「友愛味」参照)、山名義理(やまなよしまさ・よしただ。「無念味」参照)、太田修理亮(おおたしゅりのすけ。「虐殺味」参照)らがこの手を使っている。

 というわけで今回は日本最古とみられる二股話を紹介したい。
 今年
(平成二十四年)、撰上(せんじょう)千三百周年という『古事記』にある、かわいそうなお話である。

[2012年5月末日執筆]
参考文献はコチラ

「木俣神」登場人物

【木俣神・木股神(ボクちゃん)】きのまたのかみ・きまたのかみ。大国主神と八上比売の子。

【大国主神(父ちゃん)】
おおくにぬしのかみ。木俣神の父。イズモの神。

【八上比売(母ちゃん)】
やかみひめ・やがみひめ。木俣神の母。イナバの神。

【須勢理毘売】
すせりびめ。木俣神の継母。大国主神の新妻。