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NPO法人 歴史的建造物とまちづくりの会
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過去の活動
セミナー 開催履歴
文化財と古楽コンサート 開催履歴
写真展 開催履歴
出版物 出版履歴
調査・報告等履歴
おしらせ
            歴史・文化のまちづくり研究会の活動

 歴史・文化のまちづくり研究会は、平成9年(1997)に大河直躬千葉大学名誉教授の編集による
 「歴史的遺産の保存・活用とまちづくり」(学芸出版社)の出版記念講演会として、歴史・文化
 のまちづくりセミナーを開催したことが契機となって誕生した会です。
その時のセミナーには約130名の方が参加し、終了後の懇親会には約70名が集まり熱気のある会に
なりました。その場ではセミナーの開催の継続を希望される方が多く、その後セミナーを重ねなが
ら会費制の会とし、歴史的建造物の保存・活用及びそれに伴うまちづくりを推進することを目的と
した会になりました。
 その後、登録有形文化財についての勉強会など多くのセミナーや見学会も開催してきました。
そして、都内に残されている近代建築を調査しようと、昭和55年(1980)に日本建築学会が「近代
建築総覧」で明治、大正、戦前の昭和期の近代建築をリストアップして以来、20年後に都内23区の
近代建築を調査し、解体・消失の傾向を分析しました。このような調査は全国で初めてでした。
その結果は平成12年(2000)の日本建築学会大会で発表し、地人書館より、残されている近代建築
のリストを掲載した「東京の近代建築」を刊行させていただきました。そしてさらに、平成22年
(2010)には追跡調査を行い、日本建築学会大会で発表させていただきました。
その間、都内を中心に、登録有形文化財として建物の保存を希望される方々の相談を受け、登録有
形文化財へとコーディネート活動を行うようになり、平成24年(2012)まで約40か所、90件の登録
有形文化財を誕生させることが出来ました。
徐々に数が増えてきたので、近くにあるお互いの登録有形文化財を繋ぎ、それぞれの地区でまち歩
きのコースをつくり、まち歩きも実践してきました。
 そして、登録した建物の活用のため、教会を中心に「文化財と古楽コンサート」として、建物に
 相応しいコンサートを開催し、また朗読会や登録有形文化財での食事会の開催など、積極的に登
 録有形文化財を公開活用する活動を推進してきました。
さらに、登録するばかりではなく、立場を同じくし、同じ悩みを持つ方々をサポートしようと、登
録有形文化財所有者の会をつくり支援活動を行うようにもなりました。
 マスコミで時々取り上げられる、解体されそうな建物の保存運動はあまりしてきませんでしたが、
 目黒区の第一勧業銀行のクラブハウス及び別棟の保存問題には半年以上取組みました。
そして、千代田区神田にある「やぶそば」「いせ源本館」「神田まつや」「ぼたん」「竹むら」の
木造建築の保存に取り組みました。しかし平成25年(2013)、志半ばで「やぶそば」が火災になっ
てしまい、都内のような防火地域での木造建築の保存の難しさに直面しました。
一方で、景観問題にも取組み、平成17年(2005)には迎賓館赤坂離宮の眺望保全問題から、国会議
事堂と絵画館を加えた首都の眺望保全問題に取り組みました。そして活動は実を結び、翌年度に東
京都は国会議事堂、迎賓館赤坂離宮、絵画館の中央部の眺望保全を策定しました。現在はこれに東
京駅が加わっています
また、平成22年(2010)からは、東京都と共催で、歴史的建造物の写真展を毎年開催し、歴史的建
造物の保存・活用及び歴史的景観保全の啓蒙活動に努めています。
以上、見てきたように、活動は多岐にわたっていますが、魅力ある東京づくりそして豊かな東京づ
くりのために、歴史的建造物の好きな方々が集まり、保存と活用につなげることが出来るように見
学会等の啓蒙活動を開催しています。

                                  平成25年5月
                                  代表  三舩 康道