プラーガ・ヘッツァー

ベルゲ ヘッツァー  ↓
ミリキャスト社
手前に突き出すのは駐鋤(スペード)。
駐鋤は回収作業で、回収対象の戦車をワイヤーで引っ張る際に地面に打ち込む道具とのこと。例えば、くぼ地や川に落ちた車両を引っ張り上げる際は、これで車体を踏ん張らせて、引っ張る際にずり落ちない為に用います。ところで、タイガー1型戦車回収車にはこの駐鋤が無く、自重のある車体では不要なのかもしれません。
実感をどうやって出そうかと思い、磨くと実感の出るアイアンを塗って軽く磨き、錆び色も適当になすりつけてみました。制作は特に手を加えず、キットのままで行ないました。
ベルゲ ヘッツァー  ↓
特に手を加えず、キットのまま製作。車体横の支柱は折りたたみ式のクレーンです。クレーンを展開した状態のパーツも入っていたので、今度、展開状態で作ってみたいと思います。
木材は、茶色にオレンジのドライブラシ、そして帆船模型用の塗料でしあげてあります。ちょっといいかも。
ウィンチから延びるワイヤーは、帆船模型用を使用してみた。ケバもそれほどたっていなくて、幸いです。ワイヤーで最も優れるのは、ミニスケール用に発売されている金属製だと思いますが、10センチ程度で800円もする為か、インターネットの作例でも見かけたことは無いですね。
グリレ15cm自走榴弾砲、プラーガ給弾車 ↓
グリレはミリキャスト社製。プラガはフジミ社製。
グリレはキットのままストレートに作りました。完成度も高い、良いキットです。
プラガ給弾車の実車の外観は、砲塔を外した以外は幌が追加された程度という印象でした。作例ではジェリ缶ラックを作り、あとキャタピラや車輪を積み込んでみました。
ヘッツァー偵察型 対空機銃搭載  ↓
ミリキャスト社製。対空機関銃は旧ニットー(フジミ社)と交換。
ミリキャスト社パーツは違うデザインの対空機関銃です。が、精巧な出来であったので勿体無くなりました。そこでニットーと交換し、機銃は機銃で別途作ることにしています。
プラーガ偵察型  ↓
ミリキャスト社。機銃をニットーから移植した以外は、そのまま製作しています。 
マーダー  ↓
ミリキャスト社。
複雑な多面体が巧く再現され、戦闘室内まで再現された好キットです。
実車はソ連軍の大砲を奪って乗せたものですが、この模型制作にあたって大砲の表現を今ひとつ良くしたいと思い、ベラルーシ社から発売のこの大砲キットを買って交換(つまり模型でも鹵獲?)をしてみたいと思っていました。が、田舎の悲しさから手に入りませんでした。後にキットをみる機会があったのですが、やはり載せておけばと悔やまれます。
ヘッツァー 偵察型 ↓
ミリキャスト社製に、大砲をハセガワ社ハーフトラックから移植。この型に搭載されている榴弾は、兵士の信頼のある使いよいものだったそうです。
ヘッツアーのコンパクトさとオープントップで周囲を見渡せることから、この型式の偵察型は有用であったろうと想像しますが、1台の試作のみだそうです。 20ミリ機銃よりも有用にも思えるので不思議に思いますが、単に間に合わなかっただけですかね。
本来、この型の実車は、車体前面の左右に窓、そして車体側面に四角い箱状の突起があるが、キットではいずれも再現されておらず、平らでした。さらに大砲パーツが梱包されておらず、やむなくハセガワから移植しています。
後に店頭で見た製品の車体は上記の通りに再現されていた。どうやらメーカーが車体の梱包から間違えていた欠陥品を入手してしまったようです。
ケッチェン ↓
ファインキャスト社。
プラーガの足回りを流用した兵員輸送車。
本格的な装甲兵員輸送車(APC)の最初とする資料もあるが、残念ながら実用化されず、モックアップのみです。確かにAPCは第二次大戦から使用されていますが、本格的に実用化できたのはドイツ軍ではなくカナダ軍で、旧式戦車(Ram M4A5)を流用したRamカンガルーです。
模型は車体の下に湯を廻した大きな出っ張りがあり、これの削り落としに苦労しました。また、足回りはメタルパーツの車輪にレジンキャタピラで、作業が面倒でした。そこでミリキャスト社をまるまる流用、さらにスカートをフジミ社ヘッツァーから移植しました。 
ケッチェン ↓
戦闘室内も椅子まで細かく再現されている好キット。
ケッチェンのモックアップはソ連軍の撮影と思われる写真が残っています(ソ連将校が並んで写っていました)。模型は車内までこのモックアップを正確に再現しています。
ハーフトラックにも似たデザインであることから、実用化されれば、ハーフトラックと同じバリエーションがあったかもしれませんね。グランドスツーカや、アンテナ+通信機、また工兵隊車両といったあたりが似合いそうです。模型でも作ってみたいですね。
さて、この室内配置、つまりエンジンがオリジナルのプラーガよりも小さめに見える事や、それが車体右に寄っている特徴も、モックアップの通りです。私は自家用車を運転する際に片方に太った人が乗ったためにハンドルの具合が換わった経験があります。この事から考えると、車体の中で最も重いエンジンが片方に寄っている車両は、さぞかし運転が難しいのでは、と想像できます。
まあ、私が知る範囲でも大砲を真ん中からオフセットした例はありますが、エンジンをオフセットした例は聞いたことがありません。恐らくケッチェンは実用化にあたってエンジン位置を移動したかも、なんて考えています。
ヘッツァー  ↓
フジミ社
古いキットですが、今日に於いても組みやすいものです。量産されたタイプの特徴を良く捉えています。
ヘッツァー コマンド ↓
フジミ社
車体左にアンテナを追加しました。アンテナはSMA社メタルパーツです。
ヘッツァー 初期型 ↓
フジミ社をベースに、排気管と後ろ転輪を初期型の特徴に変換しています。
ヘッツァー (後期型/シュタール) ↓
ミリキャスト社をベースに改造。
後退器を省略し、車体で衝撃を吸収する”シュタール”で作ってみました。さらに後期生産型の特徴である、後ろ転輪を4穴としています。4穴のヘッツァーは最後期生産型の特徴とされ、いくつか写真が残っています。
尚、シュタールは試作のみで実現していません。79
ヘッツァー 火炎放射 ↓
ミリキャスト社
アルディンヌの戦闘にも参加した火炎放射タイプです。
ヘッツアー 10.5cm榴弾砲 ↓
歩兵砲として成功した10.5cm砲を搭載したもの。計画車両とされていますが、1両ほど作られたとする資料もあります。
3号突撃戦車も75mm砲と10.5cm砲の両方がありました。ヘッツァーも同じラインナップが実現するところだったんですね。
ヘッツァー 15cm榴弾砲 ↓
主砲を15センチ歩兵砲に変換したもの。
同じく15cm歩兵砲を搭載したものではオープントップにしたものがあります(アタック社より発売)。
この位置に装着したものは計画のみです。多分、発射のたびに舞い上がる土ぼこりで前が見えなくなったでしょうね。
ヘッツァー偵察タイプ ↓
計画車両です。
ヘッツァーの天井に機銃砲塔を搭載したもの。計画のみで実現しなかったそうですが、そりゃそうだろうな、、、。

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