創設の経緯

 昭和38年、関西大学国文学科主催による、秋期国文学会の一環として、国文学科と国文学研究会(学研)の共催による「落語大学」が開催されました。その後、出演者であった桂米朝、桂小米(後の桂枝雀)両師を囲んでの上方古典落語についての雑談会があり、その終了間際に先生から「誰か落語を研究するクラブを作らないか」と勧められ、その場にいた林省之介(浪漫亭呂蘭)氏ら数人が中心となって、同好会として結成されたのが落語大学のはじまりです。

 学生課に届け出を提出したのは昭和38年12月18日。クラブ名も当初の呼称を受け継いで「落語大学」とし、当時の関西大学が5学部であった事から、観賞、実技、音響、創作などの5学部を設けました。 そして昭和39年の新学期、新入生の勧誘を行ない、まっ先に入ってきた当時2年生の河村静也(浪漫亭ちっく・桂三枝)氏をはじめ数人の新入部員を獲得し、「落語大学」の活動が本格的に始まっていきます。

創設時の記録を見ることができます。


平成14年、創設40周年記念公演「喜六会寄席」を開催しました。その模様はこちら。





学部案内

落語大学は二つの学部をもつ総合大学です。
実技学部
 
実際に落語を演じる学部です。力だけが自慢の関大亭、一応男前とされている浪漫亭、一見クールな爪田家、いちびり専門の千里家、
女の子ばかりの花の家・・・と五つの家に別れています。そして、各自の個性にあった家に入り、名前をもらいます。
 
最初に必修科目の「つる」の修得に努め、昼休みの全体練習、発声練習、マンツーマンの個人練習などを行い、晴れ舞台を目指します。道の途中にあっては、ぶち当たる壁も多いですが、若さだけを武器に突き進んでいます。 

その成果は「すねかじり寄席」「千里寄席」など年数回の公演の他、養老院訪問や、様々な場所に出向いての賛助出演などで発表しています。
研究学部

落語やコント・漫才に興味はあるけど実際に演じるのはちょっと、という人にお薦めなのが研究学部です。落語・コント・漫才など「お笑い」について深く考察していきます。例えば、落語の舞台となっている土地を訪れたり、様々な資料から「お笑い」を研究していきます。年数回の研究発表を行い、笑いの持つ可能性を更に深く探求していきます。


ゼミナール紹介

 落語大学では、「お囃子ゼミ」と「寄席文字ゼミ」の二つのゼミナールを開講しています。
お囃子ゼミナール

落語になくてはならないのがお囃子です。特に上方落語では、噺の中に音響効果としてはめものが入ります。このはめもの及び出囃子(演者が出てくる時の音楽)を研究し、演奏するのがお囃子ゼミです。このゼミは三味線と太鼓の2パートに分かれており、好きな方を選んで練習します。

俗に「出囃子3年、はめもの10年」と言われるほど修練を必要とし、大事な役目を担うこのゼミには、まだまだ多くの課題があります。三味線隊も太鼓隊も、先輩にどやされながら成長していきます。
寄席文字ゼミナール

墨にまみれ、めくり、まねき、看板などに書く独特の文字を練習します。余白無く右肩上がり、筆太にすわりよく書くのが特徴で、そこには、寄席がお客さんの頭で黒く埋まり、興行がしり上がりに成功するようにと言う願いが込められています。

一年次に1人しか育たぬと言われているこのゼミで、職人と呼ばれるその日まで、部員全員で上手な人も下手な人も一生懸命に筆を握っています。

 
新入生の募集に関してはこちらをご覧下さい。



落語大学は文化系団体により組織されている「文化会」に所属している、 関西大学公認のクラブです。

関西大学学生部HPもご覧下さい。(クラブ紹介・行事日程などが載っています)
(↑ちょっと情報が古いです。部員数とか。↑)

トップページに戻る