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掲載は発売された順です。

■伝説のオウガバトル(SFC) 合計32点
●浜村通信(10点)演出がすばらしい。とくにグラフィック関係。デザイナーのセンスの良さが光るね。自由度の高いシステム。新鮮なフィーチャー。この辺、近頃の親切RPGに慣れた人にはとっつきにくいかも。もちろん、くどいほどの親切設計で、フォローはいれてるけどね。好みが別れるかも。
●田原誠山(8点)『ファイヤーエムブレム』を詰め将棋的なシミュレーションゲームとすれば、こちらははるかに自由度の高い囲碁的シミュレーションといった趣。1回エンディングを見るだけでもかなり苦労しそうだけど、何通りもの遊び方ができそうで、2〜3年は遊べそうな1本。
●渡辺美紀(8点)戦闘シーン、アニメーション、グラフィック、キャラクターなどなど、どれをとってもすごくムードを持ったゲームです。内容も自由度は高いけど、とても親切に説明してくれるから大丈夫。序盤はラクショーだけど、そのうち手ごたえがでてくる。敵との駆け引きが楽しくなるね。
●ジョルジョ中治(8点)アライメントやカリスマといったパラメータがあるため、むやみに戦闘を繰り返すとゲーム進行が不利になったりする。そのへんで賛否がわかれそうな気配。ま、それだけ世界観がしっかりしてるってことで。シミュレーションRPGファンは心が揺らぐはずだ。迷わずオウガバトレ。

■タクティクスオウガ(SFC) 合計34点
●サワディ・ノダ(10点)約2年、本当に待っていたかいのある1作です。グラフィック、シナリオ、システム、どれをとっても超一級のできばえでしょう。難易度は決して低くはなく、戦い抜くのは容易ではないけれど、いつまでもこの世界にこの身を委ねていたい、そんな気持ちにさせてくれるゲームです。
●水ピン(8点)非常に丁寧に作られていて好感度高し。キャラを成長させたり、仲間を増やしたりといった、"育てる"部分は秀逸。ただ、す速い順に行動するので作戦を立てにくいなど、戦闘部分は楽しめるとは言いがたい。頻繁にトレーニングモードでレベルアップに励まなければならないのは苦痛。
●イザベラ永野(8点)これだけたくさんの要素を、プレーヤーがうんざりしないようにわかりやすく、システマチックに盛り込んだ努力に感心した。育てたキャラが(たとえ使いすて要員として雇ったはずの兵士でさえ)死んだら、リセットしたくなる気持ちにさせるところは「ファイアーエムブレム」的だね。
●忍者増田(8点)シミュレーションRPGとしてのデキももちろんだが、拙者はこのゲームの親切設計にも関心した。登場人物やアイテム、能力値まで、ゲーム中の様々な事柄についての解説を聞くことが可能。ゲーム進行に関してのチュートリアルもあるし、とにかくこのこだわりようはすごい!

■伝説のオウガバトル(PS) 合計32点
●本田慈庵(8点)スーパーファミコン版が出てからもう何年も経つし、続編まで出てるソフトだけど、世界観や演出、盛り上げかたなどはいま見てもいいよね。とにかく濃いんだけど、だからといって敷居が高いわけじゃない。じっくりと楽しめるというか、長く遊びたい人にはうってつけなのだ。
●水ピン(9点)ほぼそのままの移植だが細かな改良が◎。とくに各章の途中でセーブできたり、移動の経路を設定できたり、ユニットの編成がラクになったのはかなりうれしいポイント。読み込み時間は許容範囲。敵の思考がスーパーファミコン版と異なり、おバカな感じがするのは気になるとこ。
●ゲーム小杉(7点)スーファミ版とはそれほど変わってないなと思いきや、ユニット編成に便利なアイコンが増えてやりやすくなってました。戦闘シーンのグラフィックもキレイにアニメーションしてるしね。戦闘に入るまでの読み込みの長さが若干気になる。敵より隠しアイテム捜しのほうが燃えるネ。
●羽田隆之(8点)他機種で体験したことがなかったので、新鮮な気持ちを味わえた。目に見えて変わっているところはフィールドでの移動で、コンピューターで自動的にフォローしてくれない代わりに、プレーヤーの指示に対して忠実になったみたい。ヘックスなしのリアルタイム制の意味を理解。

■オウガバトル64(N64) 合計33点
●浜村通信(9点)いちばん最初の『オウガ』に近い。ストーリーの大きな流れ、その深い味わいに、心地よく酔ってしまいそうになる。軍団という概念でキャラを動かし、戦闘に一喜一憂する。新鮮さにかげりはない。育てていき、説得をし、抜擢をし、宝物を捜す。全ての行為に悦びがあった。買いだ。
●水ピン(8点)初代のシステムを継承しつつ、さまざまな改良が加えられてパワーアップ。高い戦略性と簡便な操作性が魅力。ユニットの構成や育成の計画で悩むのがまた楽しい。見えない部分で影響のあるパラメーターが増えたため、奥深さは増したが攻略するのはたいへん。じっくり味わう1本。
●奥村キスコ(8点)ひとつのステージを攻略するのに、かなりの時間がかかるのは必至。でも、この心地よさ、現在の戦闘やのちのシナリオに自分が選択した結果の全てが緻密に作用してくるという重さが快感。やめどころが見つからず、つい深みにハマっちゃう。期待を裏切らなかった作品です。
●羽田隆之(7点)まずはキャラクターの顔イラストに違和感を感じた。カオスフレームもなくなったんスか?ただ見た目は違っていても、中身はバージョンアップされた戦闘システムで多大な安心感はある。プレイヤーの小さなこだわりを受け止めつつ、乱雑なプレイにも対応する懐の深さがある。

■伝説のオウガバトル外伝〜ゼノビアの皇子〜(NGP) 合計28点
●浜村通信(8点)システムに若干のアレンジはあるものの、しっかりあの『オウガ』。あまりにしっかり『オウガ』なので、ストーリー変更のみ(しかもタイニー)な印象も受けがちなんだけど。そこは評価の分かれるところ。携帯機で、どこでも『オウガ』が楽しめるんならいんじゃない派は買いかな。
●水ピン(7点)小さいながら、紛れもなく『オウガバトル』。チクチク育てる楽しさ。リアルタイムで進行する中、状況確認や指示出しの操作性に問題なし。さすがにユニットやアイテムの管理は煩雑でやや面倒だが許容できるレベル。あとは重厚なこのゲームを携帯機でプレイする欲求があるかどうか。
●戦闘員まるこ(7点)あのシステムを、うまい具合に携帯ゲーム機に再現。『オウガバトル』の世界観をちゃんと受け継いでいるし、新しい職業もあるしね。おまけに通信で自慢のキャラどうし、対戦できるのもうれしい。『外伝』だけに無難な作りだけど、ファンなら納得いく出来なのでは。いい感じだよ。
●カミカゼ長田(6点)システムはスーパーファミコン版とほぼ同じ。いまさら感はあるけど、ストーリーが違うし、新しいユニットも登場するからね。ユニットの位置関係などを広範囲で確認できないのは気になるところ。シミュレーションRPGファンが、息抜きとしてやるにはちょうどいいレベルだね。

■タクティクスオウガ外伝 The Knight of Lodis(GBA) 合計34点
●バカタール加藤(9点)丁寧な2Dグラフィック、キャラクターの個性、物語を進める楽しさと結果への怖れ、シミュレーション的要素の多さや複雑さと、明快な遊びやすさ。それらが絶妙なレベルで実現された職人芸。勲章集めも楽しい。イベントシーンでメッセージが自動送りなのが不満といえば不満。
●プロアクション藤谷(8点)魅力的なストーリーや戦略性の豊かさは、まさに『オウガ』。一連のシリーズ作品にくらべた、難易度は若干低め。1マップにかかる時間も短いので、気軽にプレイできるのがうれしい。上級者はボリューム不足と感じるかもしれないが、財宝や勲章収集など、やり込める要素は満載。
●モリガン長田(9点)勲章集めや財宝捜しなど、やり込める要素がたくさん。手探り状態でプレイして発見する楽しさがある。マップも小さめで、敵も1ユニットを集中攻撃する行動パターンなので詰め将棋状態にはならず。心に染みる物語にグイグイ引き込まれた。これは中毒性がかなり高いです。
●石井宏之(8点)このアドバンス版もご多分に漏れず、これまでのシリーズと同様にシステムやシナリオなど、総合的に見て完成度が高い。携帯ゲーム機向けに適度にシェイプされたシステム面など、遊びやすくなっている。戦闘中に、特定の条件をクリアーすると手に入る、勲章集めがおもしろい。

■タクティクスオウガ運命の輪(PSP) 合計36点
●レオナ海老原(9点)成長システムの変更により、バラつきのない軍団を作れるようになったのはいいですね。もちろん難度や物語は相変わらず骨太。また、時を遡れる新システムが秀逸で、50ターンという制限付きながら、いつでも巻き戻しができるのが画期的かつ便利。視点の変更が可能なのもうれしい。
●ウワーマン(9点)リメイクにあたって追加されたシステムが非常におもしろく、しかも便利。ターンを巻き戻せるだけでなく、分岐ルートや詳細な行動の記録も残してくれる点がスゴイ。難しいゲームなだけに、攻略に役立つこと必至です。ユニット育成は楽しいけど、覚えるまで少々複雑に感じるかも。
●本間ウララ(9点)50手まで遡れて、やり直しができるシステムは斬新。1手ずつ動きが再現されるのもうれしい。重厚なストーリーと雰囲気があるグラフィックもたまらない。新キャラも物語にうまく溶け込んでいる。チーム編成では項目が多岐にわたるため、インターフェースが細かすぎるのが惜しい。
●ババダイチ(9点)いまでこそシステム的な目新しさは少ないですが、歯ごたえのある内容は色褪せていません。グラフィックも懐かしさを残しつつ現代風にアレンジされ、物語は古さを感じさせない。やり直しや、くり返し遊ぶ際のストレスを軽減する新システムは、初心者の敷居もうまく下げています。